2014/8/27

高知 古満目 イトヨリ 釣行記  投げ釣り

高知・古満目 イトヨリ 釣行記 7月24日 中潮

 仕事はバタバタでも、この時期、これだけははずせないと梅雨明け後の晴天に期待して、高知県の奈半利釣行を計画。もちろん、昨年食らった完全無欠のOOHAZUREのリベンジです。
 ところがこの前後から、例年にないことですが、何故か日本付近を台風がうろうろし始めます。それでも、天気予報を見ながら、まさかこんな遠方にある台風の影響を受けるはずが!?などと思っていると・・・結果は、しっかりとうねりが残って、釣行直前で危険回避行動をとらざるを得なくなります。ということで、奈半利一文字を断念。
 今回ご指南いただく半世紀中年さんと色々と相談の結果、うねりが出たときの逃げ場ということで、半世紀中年さんお勧めの古満目に、急遽、釣行場所を変更。過去の実績では、コトヒキ、コロダイ、フエフキ、マダイ、イトヨリなど、逆に外海が荒れたときは、結構色々な大物のお魚が釣れるとのこと。いつでもそうですが、初めての釣り場は、訳もなくわくわく、大物が口を開けて待っているような気になります。(笑

 当日は、いつものごとく堺で半世紀中年さんと合流し、これまたいつもの半世紀中年さんの釣仕様のランクル(ランドクルーザー)にお世話になり、大阪を出発。途中エサを仕入れて、山陽道瀬戸大橋経由で四国に入り、現地大月町古満目に着いたのが、午後4時過ぎ。
 ゆうたろうにとって人生2度目の大月町ですが、一度目は、30数年前。職場の高知研修旅行を活用してハンシマンノンさんと大月町一切に入って、40と37のコトヒキを釣ったのですが、その時も、「地の果て」・・・とにかく、遠かったと言う印象だけが残っています。もちろん、今は、高速道路もずいぶん整備され、当時とは格段に道路事情がよくなっているのですが、それでも、走行距離500km、大方8時間の距離は、さすがにといいますか、今でも、やっ・・・ぱり、遠い!!

 古満目に着くと目指す波止では、既に地元の青年が、エギでイカを釣っていましたが、暗くなる前には帰るということで、了解を得て波止で釣らせていただくことになり、早速準備を始めます。
 釣り座は、半世紀中年さんの配慮で、メインの波止の上にゆうたろう、一段下がった左側に半世紀中年さんという配置で、三脚を立て、全ての竿をセット。いつでもエサを付けて投げられるように準備し終えると日が傾くのを待ちます。
 釣れるかなと言いながらいろいろと話をしていると夕間詰狙いの地元の方が、磯竿一本抱えて、半世紀中年さんの向こう側、漁船の係留されている際で釣りを始めます。見ていると数投する内に何か釣ったようで、半世紀中年さんの動きに釣られるように見に行くと45cmほどのクチ太グレ・・・しかも、紀東で見るものとは別物のように見えるほど体高が高くぶっとい体型をしています。更に、この直後、この地元の釣り人は、50cmクラスのハタを手前でばらしています。ゆうたろうの常識からするとどちらもそれが、湾内の地方の波止で、ぶらっとやって来て釣れる魚ではありませんので、とにかくびっくり・・・下手したらどんな大物が釣れるかわからん所やなと驚きと期待の気持ちで満たされます。

 ビックリするような、波止釣りの釣果を見てわいわい言っている間に、いよいよ、日が傾き始め、期待と妄想に後押しされるように第1投。まだ明るさが残っていますので、あまり期待はできませんが、それでも竿先を見ていると小さなアタリが出ます。期待を込めて大きく合わせますが、何故か乗りません。そうこうするうちに、同じく小さなあたりを拾って半世紀中年さんが、手の平サイズの小さなイトヨリを釣り上げます。この後、続けて何匹か小さなイトヨリを釣り上げた半世紀中年さんは、苦笑いですが・・・ゆうたろうは、小さいとはいえイトヨリが釣れるということでテンションUP・・・
 しばらく投げ返していると、ゆうたろうにも小さなあたりが出て、やっと手のひらサイズのイトヨリが釣れてきます。

クリックすると元のサイズで表示します

 お魚屋さんでしか見たことのないイトヨリの初釣果に、ゆうたろうは興味津々、まじまじと見つめてしまいました。ほんときれいなお魚で、しかもとても美味しそう。小さいとはいえ、現物を目の当たりにして、テンションUP!!よし!大きいのを釣るぞ〜と気合が入ります。
 まもなくアタリが暗くなって、穂先ライトが本格的に仕事を始めるといよいよ本番スタート。真剣に穂先ライトを見つめますが、相変わらず穂先ライトに出るのは小さなあたりのみで、しかも、乗りません。

クリックすると元のサイズで表示します

 針の大きさを変えてみたり、あわせ方を変えてみたりと色々工夫して投げ続けますが、結局、大きな変化のないままに1時間、2時間、3時間と時間だけが経過すると、う〜ん、なんで・・・こんなはずではとグチの一つも出てきます。それでもまだまだ、体力的には元気ですので、いつドカ〜ンと大アタリが・・・と信じて更に1時間2時間と元気に打ち返しているとやっと少し大きめのまともなアタリが出て上がってきたのは・・・ちょっとましな大きさのイトヨリ。
 気楽にゴボウ抜きで確保し、「ホントちょっとましなだけやな〜」と期待せずに一応計測すると・・・ん?・・・あれれ!?・・・30cm・・・ある!
 ヤッター!イトヨリの初大物で、一魚種追加、まさにラッキー!!です。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 ぎりぎりとはいえ、遂に狙いのお魚が来た!ということで、一気にテンションが上がります。時合到来、さあ次はいったい何が登場してくれるのかなと期待を込めて投げ返していきますが・・・そこからまたアタリがピタッと止まります。投げても投げてもうんともすんとも反応なし!結局、その後一睡もせず完全に夜が明けるまで、延々と投げ返しを続けましたが・・・訪れたチャンスは、わずかに2度。

 1度目は、夜中の1時過ぎ、眠いのを我慢して穂先ライトを見つめていると真ん中遠投の竿に目の覚めるようなアタリが・・・激しく竿先がたたかれグイッと入った瞬間竿尻が浮きかけます。あわてて竿を抑えてやり取りを始めるとグイグイと結構な手応えが・・・ひょっとして赤の大きな奴などと思いながら、逃すものかと必死でやり取りをして強引に浮かすと・・・現れたのは、なんとヘダイの大物。お前か〜と一瞬肩の力が抜けて、ガックリ。そのことを見透かされたのか、一気に抜きあげ勝負を付けようと持ち上げた瞬間・・・ピッと音がして、ドサッとテトラの上に・・・そして、次の瞬間そのままバタバタドボンと元の海へ・・・あわわわわ・・・と言葉にならない声を出して呆然と立ち尽くすゆうたろうを尻目に、大きなヘダイが悠然と暗い海の中へ去っていきました。ガックリ!

 そして、2度目は、明け方の時合。暗い夜空が、徐々に群青色に染まり始める夜明け前。最後のチャンスとばかりに、エサを変え投げるポイントを変えて必死で投げ返していると養殖筏の際ぎりぎりに投げ込んでいたユムシ一匹掛けの竿にアタリが出ます。
 丁度ゆうたろうは、エサの付け替えで、後ろを向いていましたので、あたった瞬間は、見ておりませんでしたが、半世紀中年さんに聞いたところによると突然、ガンガングイグイと竿が踊り出してすぐ、三脚から竿が飛んで、テトラの上に投げ出されます。
 この時初めてガシャンという音に気づいて振り返ったゆうたろうですが、一瞬いったい何が起こったのかわかりません。それでもすぐに、三脚から竿がなくなってテトラの上に飛ばされていることを確認すると・・・脱兎のごとく走って竿を拾い、必死で対処し始めます。しかし、やり取りを始めて間もなく前かがみになって曲がっていた竿先がスッーと戻って・・・ジ・エンド。ガックリ!!

 ということで、一晩中フルで投げ続けた結果は、2度の貴重なチャンスをはずして、お情けのぎりぎり30cmのイトヨリ一匹で終了。
 確率の悪い素朴な釣り投げ釣りでは、突き詰めれば、数少ないチャンスをいかに確実にものにできるかが勝負。たった2度と見るか、2度もと見るかいろいろあるにしても、その2度のチャンスを2度ともはずしたゆうたろうは、う〜ん・・・ホント実力がないといいますか、修行が足りないといいますか、がっくりです。

 とはいえ、ゆうたろうの実力からすれば、初イトヨリの型物で、1魚種UPは、まさに万々歳。上出来に他なりません。そして、このたった一匹の貴重な初イトヨリをものにできたのも、初心者ゆうたろうの短期日程に無理にあわせてご同行いただき、ポイント案内や釣り方まで、小まめにアドバイスをいただいた半世紀中年さんの配慮の結果・・・改めて半世紀中年さんに心からの感謝!!
 あわせて、今回の釣り場写真は、全てプロカメラマン半世紀中年さんの作品で・・・ありがとうございます。(笑

 帰宅すると初イトヨリの小さいものは、酒蒸しに、そして型物はお造りに・・・黄色いラインの乗ったイトヨリのお造りは、甘みのあるもっちりとした上品な味で、とても美味。スーパーの鮮魚売り場で見られるイトヨリは、煮つけか塩焼きが定番ですが、お造りがこんなにおいしいとは・・・驚きでした。もちろん山の神も◎で、美味しいを連発しておりました。

クリックすると元のサイズで表示します








にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
にほんブログ村
2

2014/8/22

有田川 クロダイ +新淀川キチヌ 釣行記  投げ釣り

有田川 クロダイ +新淀キチヌ 釣行記
7月8日・15日 中潮

 予想外の仕事が舞い込んで、急遽パタパタと忙しくなったゆうたろうですが・・・
 下手は下手なりに、一応、ささやかな目標がありますので、取りあえず近場のポイントを駆使して、釣行だけは、なんとか継続・・・ということで、忙しい合間を縫って、苦しい時のすぐれもの・・・新淀川短時間釣行とお手軽にキスの型物を狙える有田川半夜釣行を実行に移しました。結果は、まあそれなりに・・・

 新淀 キチヌ 釣行 7月8日 中潮
 夕方早めに仕事が片付いたので、直帰の連絡を入れると南港経由でエサを仕入れて新淀川へ。真夏の太陽は、西に傾いたとはいえ日差しは、まだ強く、準備する手元に汗がぽたぽたと落ちてきます。それでも救いは、この時期特有の強い川風が吹いて、多少なりとも暑さをやわらげてくれること・・・午後5時半第1投。2本目、3本目と準備し、投入していると最初の竿にアタリが出て、早速、38cmのキチヌのお出ましです。これを皮切りに、以降、ほとんど間を空けることなくアタリが続いて、まだ明るさの残っている午後7時半納竿。
 結果は、実釣2時間で、クロダイの45cmを頭に、34cmまでのクロダイ・キチヌを13枚の爆釣。しかも、40オーバーが半分以上という、まさに、この時期の新淀川らしい釣れっぷりに納得。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します


 有田川 …クロダイ 釣行 7月15日 中潮
 この日は、2週間ぶりの週一休日をいただき、手近な有田川へ。もちろん狙いは、26〜29cmの元気な太いキス。この時期、半夜でねばれば、まず型ものキスを外すことはないと自信満々で有田川のポイントに着いたのが午後7時。
 ところが、大丈夫と踏んでやってきたにもかかわらず予想に反して先日の雨の影響が残っていて、透明度が1mもないほど白く濁っています。川面を除くと悠然と50cmほどのコイが泳いでいて、ガックリ・・・転進も考えましたが、過去にもこれに近い状態で大きなキスをものにしたことがありますので、この程度なら釣れるはずとだめもとで竿を出すことに・・・夕間詰と上げが重なって、絶好の時合ということで、早速準備を始めて竿を振り始めますが・・・まだすべて準備し終わらないうちに激しいアタリで竿尻が浮きます。いったい何がと慎重に寄せてくるとこれがクロダイの36cm

クリックすると元のサイズで表示します

 1投目、しかもまだ明るい内から型物クロダイが釣れてくるということは、とてもラッキー!?・・・う〜ん、いやいや、単に濁りがきついだけ?などと思いながら竿先を見つめていると徐々に日が沈み、アタリが夜のとばりに包まれてきました。いよいよ本格的な半夜釣りのスタートということで、大きなキスのこれまた目の覚めるような大きなアタリに期待が高まります。上げ潮の日暮れ直後という絶好の時合ですので、穂先ライトを見つめる目も真剣そのもの・・・ですが・・・期待に反して、出てくるアタリは何とも微妙・・・モゾモゾ、クイクイ、ググーのアタリで出てきたのは、フグ、フグ、フグ、そして時々小チヌ、更には、疲れるエイということで、外道のオンパレード。投げても投げてもこの状況は変わらずで、4時間が経過し、結局、パッコーンというキスの大アタリを見ないまま下げの潮変わりを迎えます。
 う〜んおかしい!こんなはずでは?やはり濁りのせい?と思ってみてもどうにもなりません。これで何もなければ撤収ということで、下げ始めの潮に最後の期待を込めて、夜空に浮かぶ穂先ライトを眺めていると・・・中投の竿の穂先ライトが突然、微妙に揺れました。
 ん?!アタリ!?と様子を見ていると・・・そのあとギュ、ギュ〜ンと2度大きく竿先が入りました。キスとは別物の力強い竿先の動きに、ん?またエイか〜?と思いつつやり取りを始めると・・・へばりつくこともなく、それなりに寄ってきます。
 ということは、キチヌ、もしくはクロダイかスズキ?しかも、それなりの重量感がありますので、キス仕掛けでは無理ができません。ゆっくりと時間をかけて寄せてくるとようやく姿を現したのは、やはりクロダイ!そこそこの大きさです。
 もちろん、タモなど用意をしていませんので、いつものごとく階段を下りて、ゆっくりと寄せてくると疲れておとなしくなるのを待ってゴボウ抜き。途端にパチッと音がして・・・針ハズレ。階段の上で暴れて逃げようとするチヌを間一髪で足で抑え込んでほっと一息。メジャーをあてると47cmの良型のクロダイ

クリックすると元のサイズで表示します

 この直後、パコーンと右遠投の竿に小気味よいアタリで上がってきたのは、意外にも25cm強の太いキス。僅かですが、型は足りないものの本命のしかも良型の登場に、やっぱりおるやん!とうれしくなり一気に期待が高まりますが・・・続けて、大きなアタリが出て登場したのは、またまたクロダイの43cm。う〜ん、これはこれで悪くはないのですが、気持ち的には何とも微妙。

クリックすると元のサイズで表示します

 更に期待したもののここでアタリが止まって、その後1時間ほど粘りましたが、結局、この日は、狙いのキスに巡り合うことかなわずで、結果はOOHAZURE・・・多少の濁りがあってもと絶対の自信があったのですが・・・ガックリ!!
 
 この後、前日から別で釣行していたリスキーさんから、たまたま携帯に連絡があり、お互い余ったチロリがもったいないということで新淀川で合流。夜明け前後の2時間ほど、ヨドコーワを二人で処方した結果は、リスキーさんもゆうたろうもちょうど10匹ほどのクロダイやキチヌに相手をしてもらい納得の納竿。ゆうたろうの釣果は、43cmのクロダイと40cm〜32cmまでキチヌ9匹の合計型物10匹。 

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します クリックすると元のサイズで表示します






にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
にほんブログ村
2

2014/8/17

北方 マゴヒラ 釣行記 7月3日  投げ釣り

北方 マゴヒラ 釣行記 7月3日 中潮

 ようやく追いつきかけた釣行記ですが、仕事が急に・・・ということで、またまた大幅後退。遅ればせながら先月のふぐたろうさんとの釣行記から再始動です。

 さて、突然ですが、今回は、今季初のマゴチ狙いということで北方へ・・・
 ん?北方?・・・「きたかた」と違います!「ほっぽう」です。
 というのも、先日60UPを頭にマゴチを爆釣されたふぐたろうさんの釣行記「エソ感覚を見たゆうたろう・・・普通ならぐっと我慢して大人を演出し、さらっと流すところですが、この日に限って、何故かこらえきれません。
 気が付くと仕事の合間をぬって・・・いえいえ仕事そっちのけで・・・マゴチ釣りに連れてって〜とストレート・直球勝負の超〜ど厚かましいお願いのメールを発信!!もちろん「ふぐたろうさんのスズキ満願達成の目撃者になりたい」などと殊勝な変化球も交えましたが・・・(笑
 結果、ふぐたろうさんからも、盛期のエソのように食いつきがいいとお褒めの言葉をいただき(?)ふぐたろうさんのマゴチ爆釣第2弾釣行にひっつき虫のごとくゆうたろうも同行することに・・・さらに、後日、たまたま日程調整がうまくいったリスキーさんの参戦もお願いして、結局、今回は、3人で北方を目指すことに・・・
 こうなれば、もうマゴチは釣ったようなもの・・・今回の釣行では、夕方からスズキを狙ってふぐたろうさんは、満願達成!ゆうたろうは号数大幅UP。その後マゴチ狙いでポイントを移動して、明けてからは、マゴチ大爆釣!!・・・スズキが埋まっているリスキーさんは、別行動で大マダイ狙って夜釣りに挑戦。もちろんマダイを釣って、明けてからは同じくマゴチ、大爆釣ということで・・・どちらにしても、マゴチをバコバコ釣って、帰りはルンルンで、夜はマゴチ尽くしになること間違いなし!
 年齢的にはそろそろ、高齢者の領域に入りつつあるゆうたろうですが、いつもの妄想だけは、相変わらずで、全く衰えを知りません・・・良く、根拠もなしに、これだけ語れるものだと自分でもつくづく感心しますが・・・何か!?・・・ はあ〜・・・


 当日は、リスキーさんにご無理をお願いして、釣仕様のハイエースで、ゆうたろう、そして、ふぐたろうさんの順番で拾っていただき大阪を出発。当然車中は、3人で投げ釣り談義で大いに盛り上がり、あっという間に北方の目的地に到着。
 まず最初に、別行動のマダイ狙いのリスキーさんを予定のポイントに送ると、ふぐたろうさんと引っ付き虫のゆうたろうは、スズキ狙いのポイントに移動。それぞれの目標達成に向けて準備を開始し、順次セットのできた竿からエサを大きくつけて、一斉に投入していきます。
 予定より早く着いたこともあって日はまだ完全に沈むまでには、少し時間がありますので、ならばと明るい打ちは、夕まずめのマゴチに期待して、塩イワシも何本か投入。スズキマゴチどっちでもいらっしゃいとばかりに竿先を見つめますが・・・1時間、2時間と何の変化も現れないまま、時間が経過し、気が付くといつの間にか夕日が西の山に隠れて、静かに夜が訪れます。
 ということで、第一ラウンドの夕間詰は、残念ながら不発で終了。それでも、まだまだ序盤戦、これからが本番ということで気持ちを切り替えると、全ての竿に穂先ライトを装着。仕掛けもスズキ狙いの一本針にシフトし、たっぷりと新鮮なエサを付けると期待の第一投。闇夜に浮かぶ穂先ライトに集中します。ひと晩振り続ければ、スズキの1匹や2匹はまず間違いありません。横を見ると同じくふぐたろうさんがスズキの登場に期待し、キャンプ用の折りたたみ椅子に座って穂先ライトを見つめています。
 社会復帰をめざし、万歩計で連日順調にリハビリを続けているふぐたろうさんですが、長時間立った状態は、まだ、体に応えるようで、折りたたみ椅子は必需品です。それでも、それ以外は、横で見ている限りはバトルサーフを普通に振っているように見えますし、肩の手術前に、鳴門へ、リハビリ釣行した頃に比べれば、体の動きは雲泥の差。これも一年という長きにわたる治療とリハビリの努力の積み重ねの結果・・・よくここまで回復したものだと改めて感心するとともにうれしくなってきます。
 さあ、後は、ふぐたろうさんともども予定どおりスズキとマゴチを釣って帰るだけ、竿を振る手に力がこもります。ユムシ、青イソメを中心に一定間隔でチェックしては、新しいエサに付け替えて投げ返していきますが・・・とにかく静かです。
 エサ取りのフグもいない代わりに、お魚の気配も全くありません。10時の潮変わりまでが一つのポイント・・・ということでその後ももくもくと投入を繰り返しますが、3時間4時間と時間が経過しても穂先ライトは闇夜に浮かんだまま、遂に潮変わりの10時を迎えます。さあここで一発!と竿先に集中しますが・・・やはり静かなまま・・・潮が変わっても竿先はうんともすんとも動きません。こんなはずではと自身満々だった気持ちに揺らぎが出始めますが・・・
 これだけの時間、二人で投げ続けても、スズキはもちろん外道のチヌやキチヌもかかりません。それどころかハネやセイゴはもちろんのことウミヘビやフグすらも全くアタリなしということで、遂にまったくお魚の気配のないこのポイントを断念。少し早目ですがマゴチポイントへ移動して夜釣りを継続。そのまま朝のマゴチ釣りに備えるということで、場所を移動することに・・・
 夕間詰、潮変わりと2ラウンドの空振りという若干期待外れの結果に、自信満々の気持ちに多少揺らぎが生じたゆうたろうですが、本命ポイントに移動して、まだマゴチの爆釣がが控えていると自信を取り戻します。このポイントでもスズキが釣れないこともありませんし、マゴチは夜でも釣れるはずとユムシ・虫エサ・塩イワシを併用して投げ始めます。
 ところが、このポイントは、魚の気配が皆無の先ほどまでのポイントと違い、早速、竿先を激しく揺らすアタリが・・・しかし、グイグイと手応えに喜びつつ、期待高まるなかで姿を現したのは・・・な、なんと、でっかいウミヘビ・・・指が回らないほどの太さで、長さは、1m弱・・・
 しかも、その後も退屈しない程度の間隔で出るアタリは、ことごとくでっかいウミヘビ。さすがのふぐたろうさんも、ウミヘビとの格闘に疲れたのか、体をいやすために夜明け前まで仮眠に突入。その間もゆうたろうは、なんとかスズキの一匹と一睡もせずに竿を振り続けましたが、結果は、ウミヘビとの格闘の結果の手の「豆」だけが残っただけ・・・普通ならこの時点で、もうヘロヘロ、疲れ切って納竿、OOHAZUREとなるところですが、今日は、明けてからが本番。本命のマゴチが待っていますので、再度ギヤを入れなおしていると、夜明け前に、仮眠を終えて、疲れを回復したふぐたろうさんが、予定どおり起きて来て再度投げ始めます。
 これを合図に、いよいよ待ちに待った本命のマゴチ爆釣を狙って、全ての竿を塩イワシに切り替えて投入・・・しかし、塩イワシに切り替えてもやはりあたってくるのはウミヘビだけで、マゴチからのシグナルは全くゼロ!!それでも、ウミヘビを釣らないとマゴチは釣れないと言っていたふぐたろうさんの言葉を信じて投げ続けますが・・・疲れだけがどんどん積み重なっていきます。
 完全に夜が明けて、東の空から太陽が上がり始めると徐々に気温も上昇し、一晩中ウミヘビと格闘した全身疲労と相まって・・・猛烈な睡魔が襲ってきます。朝日がじりじりと顔を照り付ける中、必死で睡魔と闘いながら、アカンこんなはずでは、少なくともスズキは仕方がないにしても、マゴチは爆釣!・・・いやいや、そんなぜいたくは申しません!たった1匹、ぎりぎり40cmで結構ですから何とかお情けでと苦しい時の神頼みで頑張りますが・・・次第に見開いた瞼が力なく・・・うとうと・・・

 ガシャッ!!!

 え!何事がと見回すと・・・右端に少し離れて投入していた竿が、右に大きく傾き、竿先がグングングンと踊っています。

 アタリです!

 あわてて走って竿をつかみ、グイと合わせて巻き始めるとグン・グンと小気味よい手応えが返ってきました・・・が・・・でかいウミヘビもグイ・グイと良い手応えですから、この時点では、何か全くわかりません。マゴチであってくれ〜と祈りつつ巻いてくるとかなり手前まで寄ってきましたが、水面に朝日が反射して、手応えの主が何かよくわかりません。
 マゴチ?・・・ウミヘビ?・・・
 さらに目を凝らして見ているとようやく魚影がちらっと見えましたが・・・ん!?茶色い縞々?・・・しかも、平べったい形のような・・・
 ん?・・・カ・カレイ!?・・・そんなばかな、塩イワシでカレイ?・・・

 え!・・・あ!・・・あっ!・・・ヒッ!・ヒ〜!・・・ヒラメや〜!!

 一瞬、頭の中は真っ白、えらいこっちゃ、何とかしなければと思った次の瞬間、あっという間に柵を乗り越え、脇目もふらずに、高い波が来ると水をかぶる前の護岸に出てやり取りを始めます。
 グイグイとドルフィンキックのように体をうねらせ沖に逃げようとするヒラメをゆっくりといなして、じわ〜っと寄せてくると・・・なんとすれ掛かり!エラの下のひれの根元に、孫針が掛かっています。今にも外れそうですが・・・慎重になんとか足もとまで引き寄せて、さあどうしよう・・・もちろん玉網など用意しておりません!!
 手で口をつかんでと思ったものの、鋭い歯むき出しの口を見てあっさりと断念!やむなくここまで針が外れなかったことを信じて、ゆっくりと腰をためると一気にごぼう抜き・・・次の瞬間、護岸でバタバタと大きなヒラメが・・・・・・
 ここで初めてガッツポーズ!「やった〜!!ヒラメを釣ったぞ〜!!!」と、「あほ」ほど大きな声で恥かしげもなく叫んでおりました。
 それなりに、ヒラメを釣っておられる経験をお持ちの諸先輩の皆さんからすれば、たいしたこともないヒラメでしょうが、こんな大きな生きたヒラメをすし屋の水槽でしか見たことがないゆうたろうにとって、長〜い投げ釣り人生初の大きなヒラメを目の前にして・・・のどはカラカラ、心臓はドキドキ・・・震える手でメジャーをあてると実寸で50cmに少し足りない大きさ・・・

クリックすると元のサイズで表示します


 喜んで駆けつけてくれたふぐたろうさんに聞くとタモを持っていくからと何回も大声で声を掛けて頂いたそうですが・・・とにかく初ヒラメに動転、頭の中真っ白で必死のパッチのゆうたろうの耳には、ふぐたろうさんの声が、一切届いておりませんでした。はい!
 石鯛の時もそうですが、玉網ですくった経験がほとんどないゆうたろう・・・今回も、たまたま取れましたが、このままではそのうち痛い目に合うこと間違いなし!といいますか、痛い目に合わないと分からないタイプということでしょうか?!自分でも今回は、反省しきりでしたが、果たして・・・
 
クリックすると元のサイズで表示します

 帰宅後、ふぐたろうさんのアドバイスに従って初ヒラメの魚拓に挑戦した結果は、何とか拓寸50.3cmのCランクのヒラメになりました。それにしても、相変らず下手くそでため息がでそうですが・・・ 
 さて、奇跡のヒラメを確保できるほど幸運に恵まれたゆうたろうですが、後は本命のマゴチを釣れば、万々歳!言うことなし!時間も十分にあるということで、まだ興奮冷めやらぬふわふわした気分の中、全ての竿を新しいイワシに付け替えて一斉に投入。さあ、来いとマゴチのアタリを待ちますが、次にアタリを拾ったのはふぐたろうさん。30分とたたないうちに・・・ふと顔を上げたゆうたろうの視線の先に、大きく竿を曲げているふぐたろうさんの姿が飛び込んできました。
 ひょっとして、本命のマゴチ?・・・
 「釣れましたか?」と声を掛けながらゆっくりと近づいていくとふぐたろうさんから「来ましたよ!」と喜びの返事が返ってきました。あわててかけより、玉網をもって一気に柵を乗り越え、前に出てかまえていると、やがてでっかいマゴチが悠然と現れました。大きなマゴチに、ドキドキしながらも慎重に、かつ、ぎこちない手つきで玉網を入れると、なんとか無事に一発でタモ入れ成功。50cmを超える初めて見る大きなマゴチのド迫力にゆうたろうは、正直びっくり。と同時に、これこれこれ、このマゴチを釣らねばと再度やる気スイッチがONに・・・
 さあ、そこから休むことなくふぐたろうさんに続けと4時間、塩イワシを付けて、くそ暑い中、遠近右左と投げ分け、マゴチの爆釣を信じて釣り続けましたが・・・結果は、マゴチに、かすりもしないOOHAZURE・・・一睡もせず通算16時間に及ぶ奮闘むなしく、狙いのスズキ、マゴチは、ゼロ!ハズレ!な〜んもなし!!なんでやねん!!!
 もうゴチを釣ったようなもの・・・大爆釣・・・夜は、マゴチ尽くし・・・なんのこっちゃ!ホントどの口が言ったのやら・・・妄想にもほどがあります。・・・す、すいません!!

 結局、この日は、残念ながら最後まで狙いのスズキ、マゴチを釣ることはできませんでしたが、 ゆうたろうにとって妄想にすら出てこなかった人生初の大きなヒラメを釣り上げるというこれ以上ない幸運に恵まれ、思い出に残る最高の釣行になりました。
 そして、今回の奇跡的なヒラメとのめぐり合わせをいただいたのも、ゆうたろうのマゴチが釣りたいという我儘なお願いを快く引き受けていただき、今回釣行を主宰していただいたふぐたろうさんのおかげ・・・改めて心からの感謝!!

 さて釣ったヒラメですが、今回、アジバケツを始めて持ち込んだゆうたろう。活魚陸送に、初挑戦しましたが、50cmのヒラメには少し小さくて・・・結果、最後まで生きて持ちかえることができませんでした。それでも、人生初のヒラメは、身の締りといい口に含んだ時のうまみの広がりといい、実に美味しい魚というのが率直な感想で、山の神ともども縁側やお造りはもちろんのこと残った中骨まで焼いてしゃぶるように堪能させていただきました。
 もちろん、翌日、活魚陸送も次回にリベンジということで、一番大きな活魚陸送用のキーパーバッカンを買いに走ったことは言うまでもありません。
 次がいつ来るかわからないにもかかわらず・・・(笑

 実は、今回の北方マゴヒラ釣行記には、第2弾−「恐るべきふぐたろうポイント」があるのですが・・・それはまた後日ということで・・・





にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
にほんブログ村
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ