2014/4/23

熊野・串本 カワハギ 釣行記 3月11日18日  投げ釣り

熊野・串本 カワハギ 釣行記 3月11日若潮18日中潮

 鳴門初釣行で良い思いをしたゆうたろう・・・翌週、翌々週は、一転、前回カワハギ大爆釣の再現を狙って熊野へ。
 というのも、一度味を占めたといいますか、覚えたての熊野にヘタレはヘタレなりに、今年はとことこん堪能してみようかと・・・ま、考えることだけは誰でも自由で、釣行前、ゆうたろうは、いつでも頭の中では投げ釣り名人・・・ただ一つ問題なのは、ものの見事に、いつも釣行前と結果とが合わないのが不思議なだけで・・・(笑

◆熊野釣行 @・・・3月11日 
 この日は、前回釣行でカワハギ爆釣の時と同じ潮周り・・・今回はどんだけ釣れるかなと考えると・・・ムフフフ・・・と自然と顔が緩んで、笑みがこぼれてきます。
 いつものごとく夜明けと同時に渡礁し、前回釣れたポイントを中心に、朝一からガンガン攻め始めます。すると当然のごとく、良型カワハギのアタリがガンガン返ってくるはずですが・・・何故かこの日は、朝の時間帯がもう一つ・・・ぽつりと良型カワハギが来たきり音沙汰なし。前回もどちらかといえば朝一の時間より、日が高くなってからの時間帯に良型がヒット・・・まだまだ、これからが勝負と気持ちを切り替えて投げ続けますが、1時間2時間と経過し、お天道様が完全に高い位置に来ても・・・し〜ん・・・ガンガン!は、ありません。
 う〜ん、こんなはずでは・・・おかしいとは思いつつも、過去には、帰る時間に近づいてから急に食いが立つたこともあったしとこの日は、めげることなくもうひと踏ん張り。ガンガン、ガンガンと投げては、ガンガンと来るアタリを期待しつつ、最後の最後まで粘りましたが・・・最後まで、カワハギの動きは鈍く、爆釣は、夢のまた夢であえなく終了。
 結果は、26cmに少し切れる2匹を帰宅後魚拓にとってなんとか26cm、26.1の型物カワハギ2匹に・・・
 加えて寸たらカワハギ3枚と良型カサゴ2匹で、食に関しては、何とか十分な量を確保。山の神にもなんとかご理解いただきましたが・・・
 それにしても、同じ潮で爆釣と読んで、臨んだ今回釣行・・・結果は、さっぱりで、ほぼOOHAZURE・・・なんで〜???と疑問がふつふつと湧いてきますが、ゆうたろうの拙い経験や、考えることが苦手な頭では全くわからず・・・投げ釣りはやっぱり難しいということで納得。自然は、やっぱり賢い・・・なんのこっちゃ!


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◆熊野釣行 A・・・3月18日

 この日は、前回釣行のリベンジを兼ねて、神戸投◯会のリスキーさんと熊野詣で第2弾を決行。今度こそは、大物カワハギをガンガン釣りたいと気合を入れまくりで当日を迎えますが・・・気合とは裏腹に、この日は天候がもう一つ。昼から下り坂、夕方雨の天気予報で、しかも、天気予報によっては、雨の降り出しが早まったりまちまちで、とにかく予測不能。 ということで、船頭の親父さんと雨の降り出しが早まるなど何かあれば撤収するということで打ち合わせして出船。朝の時点では、波が多少高いものの全く問題なく、いつもどおり渡礁して竿出しを完了。前回のリベンジとばかりに大きな期待を込めて竿先を見つめますが、波が多少高いせいか、いつもなら出る早い段階でのアタリが全く出ないままで朝一の時合が静かに経過していきます。
 天候ももう一つならアタリももう一つということで、潮が上げに転じればと期待し、投げ返していると急に風向きが変わって・・・多少うねりが出てきたようなと思っていると渡船が港から出てくるのが目に入りました。
 あれ!?・・・おかしいなと思いつつ・・・あ!ひょっとしてお迎え!?と近づいてきた船に向かって手でペケ印を作ると・・・船頭の親父さんが同じように両手でペケ印を返してきました。海の上では、船頭の判断が絶対ですから大急ぎで片付けて無事撤収。港に戻ってから親父さんに聞いた話では、あの風が出てくるととにかくややこしい!ということで早めの撤収を判断したとのこと。海は、経験と判断が物を言う世界、安全が第一優先ですので、何はともあれ船頭の親父さんに感謝!!
 ということで、午前9時30分。竿を出しただけ〜のこの日の熊野釣行は、無念の撤収ということで終了。

 しかし、天候不順が理由とはいえ、熊野で、2週連続不完全燃焼は何ともつらいものが・・・このままではとてもすんなりとは帰れません。エサも時間も大量に残っていることもあり、リスキーさんと相談して悪あがきを敢行・・・だめもとで地方(じかた)からカワハギねらいをすることにして串本へ移動。
 ところが、ついていないときは、こんなものといいますか・・・移動途中から早くも、ぱらぱらと雨が降り出します。なんでやねん!天気予報と違うがな・・・と文句を言っても、雨が止むわけもなく、どうにもなりません。それでも、まさか本降りにならないはずと道を急ぎますが、これまた期待とは裏腹に目的地到着前に、雨脚が強くなって、更に風も加わります。
 まさに踏んだり蹴ったり、最悪の状況で、一人なら間違いなくあきらめて帰るところですが、リスキーさんは投げ釣りに人一倍思い入れがあるといいますか、帰るといいません。もちろんそれに突き合うゆうたろうもゆうたろうですが・・・(笑
 とりあえず、3本の竿をセットし第一投・・・それでも時折、風が舞っているのか、向かい風が吹き付けて、顔をびしょびしょに・・・まさかこんな雨の中でお魚釣りをする羽目になるとは・・・気分は完全にブルーでどうせ釣れないはずと義務的に投げ返しを繰り返して行きますが、当然、そんなやる気のないゆうたろうの竿に魚が食いつくはずもなく、ガンガンのアタリはなし。唯一、微妙なアタリで、元気さをアピールするのは、ここの名物のデカフグだけ・・・やっぱりな〜とここだけは予想を裏切らない展開に、ガックリ!!
 完全にあきらめ気分で、あとは、納竿をどのタイミングで切り出そうかと雨空を恨めしそうに眺めていると・・・雨、風の中で揺れていた正面遠投の竿先が突然・・・ガン!と動きました。全く期待していない中での単発の動きに・・・半信半疑で竿先を注視していると続けてガン、ガン、ガンと力強く竿先をたたくカワハギ特有のアタリが・・・まったく期待していなかっただけに、ちょっとあわてて駆け寄ると糸ふけを取って大あわせ・・・ズンと手応えが返ってきて間違いなく乗ったものの前回ここで大アタリを逃した苦い経験が脳裏をよぎって、逃すものかと、必死で、とにかくしゃにむに巻き取り開始・・・気が付くといつの間にか、カワハギが水面に出て、しかも、はねるように近づいてきます。
 あ、あかん!ばれる!と一瞬、ヒヤッとしますが、これまた大あわてで手を緩め、気持ちを落ち着かせると、一転、ゆっくりと一定のスピードで手前まで引き寄せます。最後、横走りで抵抗するところを一気にごぼう抜きで確保すると・・・意外にも良型でびっくり!
 計測すると29cmUPの大きなカワハギ。もちろん、丁重に締めて持ちかえり魚拓を取ることに・・・結果は、30.2cmCランクのカワハギに。

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 この一匹で、今まで暗く沈んでいた気分は、一気に急上昇。急に釣る気満々・・・小まめに竿を振り続けますが、そんなゆうたろうのいい加減な気持ちを見透かしたように、そのあとは二度と竿先が揺れることなく、ただ単に雨に濡れただけの悲惨な雨中釣行に・・・
 ちなみに、控え目なゆうたろうと違い、雨・風をものともせず、果敢に攻め続けたリスキーさんは、やはりさすがといいますか、30cmクラスのカワハギと26cmUPのカワハギの2枚を確保。ゆうたろうとは根性が違うといいますか、やっぱりさすがです。

 天候にたたられ踏んだり蹴ったりの今回の熊野釣行ですが、へたくそで、ボロボロのゆうたろうを救ったのは、この日唯一のアタリで拾ったデカパンのカワハギ・・・よくぞ食らい付いてくれたとカワハギに感謝するとともに、この幸運をもたらした源泉、ゆうたろうの控えめな気持ちや雨風をものともしない、リスキーさんの粘りと頑張りに感謝!

 帰宅するとこの日の唯一の釣果、貴重なデカパンのカワハギの墨を丁寧に落として、我が家全員と一匹で存分に堪能いたしました。はい!


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タグ: カワハギ 熊野 串本

2014/4/10

鳴門市 アイナメ リハビリ釣行記 2月28日  投げ釣り

鳴門 アイナメ リハビリ釣行記 2月28日 大潮

 カワハギ爆釣の翌週は、肩の手術を予定していたふぐたろうさんと第三回リハビリ釣行を計画しておりました。
 というのも、肩の手術をすれば、またしばらく、社会復帰を目指して長期に渡るリハビリの日々が続きます。当然、釣行が難しくなり、悶々とした日々が続くことは明らかで・・・ならば、その前に、是非一度、リハビリと再手術の心の整理を兼ねて大物を釣りに行きましょうと二人で密かに画策しておりました。
 ところが、カワハギ爆釣の翌日、その釣行予定日に、突然、はずせない仕事のじゃ・ま・いえいえ、大切なお仕事の日程が舞い込んできて・・・う〜んどうしようか?とかなり悩んだ挙句に、翌週のお休みを前倒して今週二回目の釣行をすることに・・・
 な、なんと大胆な、おいおいどうなってる!週二日も釣行して大丈夫かい?!と自分で自分にビックリですが・・・リハビリのお手伝いという「善意」(?)の釣行ですし、トータルして平均化すれば週一休日には間違いはありませんからと理屈にもならない勝手な解釈で、自分の釣行(?)を正当化・・・職場で粘り強く交渉し釣行確定です。(笑
 釣行場所は、リハビリ釣行ですからふぐたろうさんの判断優先で、体力的に無理がなく、かつ厳寒期のこの時期に大物が望める所ということで、今年アイナメが絶好調の鳴門に決定。ご存知の通り鳴門は、とにかく潮の流れが速いポイント。数少ない潮どまりが、時合ということで、早めに大阪を出て午後8時、午前2時、午前9時の三回の潮どまりを釣って大物アイナメバン!バン!、早々と帰宅して、夜はアイナメ尽くし・・・というのが今回の計画(妄想?)ですが・・・
 ただし、ゆうたろうは過去に鳴門方面で釣行した経験がなく、実績ゼロ。右も左も分かりませんので、ポイントや釣り方まで、すべてをふぐたろうさんにお任せで、フォロワーが逆にフォローされているような実に頼りない話にもかかわらず、初めてのポイントというのはいつでもそうですが、期待だけは大きいもの。かつ好調に釣れているらしいとなれば、リハビリはどこへやら・・・まさに子供が遠足に行くときの気分で、ゆうたろうは、もうとにかく釣る気満々、わくわくドキドキ。おいおいおい!リハビリ釣行であって、あんたの遊び釣行じゃない!と自分で自分に言い聞かせてみても気が付くと自然に顔が緩んで・・・

◆ いざ、激流の鳴門へ
 今回も、いつものように、ふぐたろうさんの釣仕様の愛車を活用させていただいて、予定通り早目に大阪を出発。もちろん、下心満タンのリハビリフォロワーのゆうたろうが運転で、順調に、高速道路を乗り継ぎ、予定どおり夕方明るい内に目的の鳴門に到着。早速、ふぐたろうさんをフォローしつつ投げ釣りの重い道具一式を降ろして、ポイントに落ち着くとゆうたろうが、左、ふぐたろうさんが右に釣り座を構えます。
 もちろんふぐたろうさんは、長時間立っているのが困難で、体調維持のために折り畳みの椅子を持ち込んでいますが、何故か今回、タックルは、リハビリ用の軽量タックルではなく健康なときに振っていたバ◯ルサーフ!?ふぐたろうさんの中では、どうしても手術前に健康なときに使用していたこの竿を一度振ってみたいという気持ちが強かったようで…
 ご本人の判断ですからとやかく言うことではありませんが、正直、大丈夫かなと思いながらちょっと心配で様子を見ていると1投、2投と竿を軽く振った感じは、予想以上にスムーズでふぐたろうさんもニンマリ!全力投球は無理ですが、軽く振れば竿が飛ばしてくれるのでそれなりに釣りができそうとのことで一安心。(この辺のふぐたろさんの気持ちは「楽しく投げ釣り、マジに投げ釣りU」で・・・)
 ゆうたろうも、早速準備を始めて、セットできた一本目の竿を試みにチョイ投げで足元に投入、様子を伺いますが・・・正面にボチャンと落としたつもりの仕掛けがあっという間に流されてラインが真横に・・・そして、ここでかろうじて止まり、やっと落ち着きます。噂どおりといいますか、聞きしに勝る激流です。取りあえず、流れの少しでもゆるいところを選んで全ての竿を投入し、流されて止まったところでアタリを待ちます。
 ただ、意外だったのは、激流の割に根掛かりが少なかったこと。前回リハビリ釣行の鳥羽では、流れがきつくなると流されて止まったところで根掛りが多発。手も足が出ない状態に泣かされましたが、ここ鳴門では止まった後、暫くして煽ってみるとまた動き出します。しかも、底は岩盤のようですが、さびくとゴトゴトと寄ってきて、ちょっとびっくり。もちろん根掛かり皆無ということではありませんが、淡路松帆で釣っている程度の根掛かりかなという感覚で、たいして苦になりません。

◆ 潮止まりにアイナメが!ゆうたろうの独り勝ち!?・・・
 ということで、ここでの時合・・・潮どまりに期待し、投入と回収を粘り強く繰り返しているとやがて8時の満潮の潮どまりが訪れます。さあ時合や!とエサも付け替え投点を徐々に広げて投入しては、穂先ライトを見つめますが・・・だからといってすぐに釣れるわけもなく、アタリが出ないままジリジリと焦る気持ちだけが大きくなって・・・気が付くと数少ないチャンス一回目の潮どまりも終わりかけ・・・確かに、釣れているといったって、自然相手のこと釣れないことだってあるし、個体数が多いお魚ではありませんので、あらかた釣られてしまった後ということも・・・次の夜中の下げの潮どまりに期待するか?と半ばあきらめ気分で穂先ライトを眺めていると・・・左から2番目、緩んだ潮に期待して左斜めに少し投げ込んだ中投の竿に微妙な変化が・・・ん?アタリ!?と半信半疑でじっと見ていると・・・コン・クイクイと再び穂先ライトが明確に動きました。
 間違いなく待ちに待ったアタリです。喜び勇んで竿を手もと引き寄せて合わせるとグンと重みが乗って・・・しかも、巻いてくるうちにゴンゴンと手応えが・・・期待を込めて見つめているとヘッドライトに照らされ水面に浮かび上がったのは、やはり狙いのアイナメ。一気に抜きあげ計測すると34cm

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 特別大きくはありませんが、とにかく型物一匹目というのは、大小にかかわらずいつでもうれしいもの。しかも、よく太っていて、いかにもおいしそうということで、丁寧に締めてクーラーへ。
 ふぐたろうさんに釣れたことを報告するとゆうたろうの鳴門での初釣果をとても喜んでいただきました。この一匹が釣れるということは、好調が続いている証と都合よく勝手に解釈。引き続き頑張りましょうとエールを交換して、すぐに自分の釣り座に戻ると2匹目のアイナメに期待して、早速釣り再開です。
 ただ、この時点では、既に下げ潮がきつくなって潮どまりの時合は完全に終了。すべて竿1本2本分の近投ボチャンで対応、投げ続けますが・・・道糸はすべて見る見るうちに右に流され、そして平行に並んで止まる毎度毎度の単調なパタ〜ンが続きます。もちろんこの急潮の時間の近投の竿にも実績はあるようですから、当然、期待し竿先を見つめますが、中々次のアイナメが反応しません。
 1時間2時間、そして、3時間4時間と投げ続けたもののふぐたろうさんの竿にもゆうたろうの竿にも変化は無し。変わったのは、ふぐたろうさんの投げ返しの動作が減ったのと、椅子に座る時間が増えたこと。やはり長期入院の影響は大きく、加えて肩の痛みが、気力と体力を一層奪っていくようで、口では大丈夫と言っていますが、動作にその影響が、確実に出てきています。
 ふぐたろうさんの体調を考えると早い段階で結果が出ることがベスト!となるとやっぱり次の潮どまりに期待が膨らみます。ゆうたろうにも、そして、ふぐたろうさんにも是非、期待の大物アイナメが釣れてくれば万々歳、いうことなし。なんとか一匹と祈るような気持ちで待っているとやがて待望の午前2時前の潮どまりを迎えます。
 新しいエサに付け替え、身を乗り出すような気持ちで竿先を見つめていると先ほど投入した右端の竿先が、ゆっくり右に流されて落ち着いた直後・・・ゴン・・・ゴンゴンと突然動きます。
 来たっ!と小さくつぶやき、すぐに竿を持って大きく煽るとドンと乗って、やり取り開始。直ぐに、頭を振る感触がはっきりと手元に伝わってきて一気に期待が高まります。強引に力任せで浮かせると・・・やはりアイナメ!見た目にも良型ですが、お構いなくゴボウ抜きで確保し、計測するとぎりぎりですが40cm丁度のアイナメ

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 狙いどおりのアイナメで、しかも、号数UP・・・贅沢を言えばきりがありませんが、ゆうたろうにとっては、バンバンの所期の目的達成で、気分は、上々。
 後は、ふぐたろうさんに、大物のアタリが来ればいうことありませんし、もちろん、ゆうたろうに釣れたということはその可能性が十分にあるということにほかなりません。リハビリ釣行の所期の目的達成に期待を込めて、短い潮止まりの時間を黙々と投げ続けますが・・・はたして、結果は何事もないまま30分1時間と時間が経過し、気が付くと下げから上げにまた潮がごうごうと音をたてんばかりに流れ始めて・・・結局、午前2時の潮どまりもこの一匹だけで終了。
 う〜ん、人生とはうまいこと行かないもの・・・リハビリ釣行にもかかわらずフォロワ〜で、下心まる出しのゆうたろうに釣れて・・・この時点で、遂に限界が来たのか、ふぐたろうさんは、少し休んできますと釣り場を離れて車の人へ・・・竿はちゃんと見ておきますよ!なんかあったら起こしに行きますからと答えたものの複雑な気持ちで・・・
 そこから、更に1時間2時間3時間とと1人竿を振り続けたものの何事もないまま時間だけが経過。次のチャンスは夜明け前後のいわゆる朝間詰と9時前後の次の潮どまり。ただ夜が明けて日が完全に高くなると潮どまりと言えども一気に可能性が低くなりますので、実際には朝間詰がラストチャンスかなと思っていると暫くして、東の空がうっすらと青みを帯びて、黒から群青色に変わり始めました。
 さあ、ラストチャンス。ふぐたろうさんは、どうだろう・・・大丈夫かなと思いながら竿を振っていると徐々に明るくなってきた頃に、仮眠を終えて戻ってくるふぐたろうさんの姿が目に入りました。朝まづめの時合に合わせて起きてこられたようで、少し休んで体力を取り戻したのか、ずいぶんと足取りがしっかりしてきています。よかった!さあ後ひと踏ん張りと思いつつ、今投げ入れたばかりの竿の落ち着くのを待っていると・・・
 左に流されて、波打つように暴れていた竿先が、突然クン・・・クンクンと不規則な動きを伝えました。アタリ!?・・・半信半疑ですが、念のため竿を煽ると心地よい重量感とともにグングンと手応えが伝わってきて、気持ちは、ついニンマリ・・・おそらくアイナメが乗っているはずです。余裕で手応えを楽しみながら巻いてくると現れたのは、真っ黒で良く肥えたアイナメ。抜きあげ計測すると35cm

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 ほんと幸運にも朝まづめの時合に早々と型物のアイナメを狙い通り追加、ふぐたろうさんの選択と情報収集の結果ですが、釣れるときはこんなもの・・・巡り合わせがいいといいますか、実力とは関係なくお魚さんが釣れてしまいます。これで型ものアイナメ3匹を確保してゆうたろうの鳴門初釣行はまさに万々歳!

◆ 投げ釣りの驚愕!!ふぐたろうさんが・・・
 それでもあくまで今回の釣行の目的はリハビリ・・・自然相手の投げ釣り、隣で釣ってても方や爆釣、方や大ハズレということは、よくある話ですが、やっぱり主人公のふぐたろうさんに釣ってもらわなければ、リハビリ釣行の所期の目的達成になりません。
 完全復活で社会復帰を目指すふぐたろうさんには、是が非でも型物一匹を釣って、テンションを上げて肩の手術に臨んでもらわねばと横で期待しつつ、その後も、共に竿を振り続けますが・・・残念ながらふぐたろうさんの竿には、何の変化もないまま、遂に朝まづめの時合が終了。後は、8時から9時ごろに訪れるはずの潮止まりだけですが、完全にお日さんが高く上がってからの潮止まりは、消化試合のようなもの・・・ほぼ、勝負あり。う〜ん!参った!!と思いますがこればかりはどうしようもありません。
 確かに自分にとって3ポンはうれしいのはやまやまですが、ふぐたろうさんのOOHAZURE確定で、うれしさも半分いやクォーターというところでしょうか。言葉では最後の潮どまりで逆転などとふぐたろうさんとエールを交換していますが、気分的には、もう勝負あり、自分の経験的には、OOHAZURE確定で・・・むしろ暗くなってきます。
 投げ釣り大好き人間は、自然相手の素朴かつシンプルな釣り、投げ釣りには、外れが宿命的に付いていることを経験的によ〜く知っていますが、何もこんな時によりによってその宿命を見せつけてくれなくてもと思いながら半分義務的に最後の時合に向けて投入を繰り返していきます。
 丁度時間は8時。少しずつ、かつゆっくりと潮が緩み始めます。ふぐたろうさんは、とりあえず全ての竿のエサを新鮮なものに付け替えて投入し落ち着くと、椅子に腰かけて携帯のワンセグのスイッチをオンに・・・そして、朝の連ドラ「ごち◯うさん」を見始めます。ゆうたろうも「ごち◯うさん」が大好きで、ほぼ毎日何らかの形で見ていますので、あせったからと言って釣れるわけでもなく早春ののんびりとした朝の時間に、鳴門で「ごちそうさん」もありだなと思っているといつの間にかドラマが終わったのか、ふぐたろうさんが、涙涙のいい話だったとご報告をいただきました。
 さあ、ラストチャンスと釣り座に戻るとそれぞれ竿を手に、リールを巻いて餌のチェックです。エサを付け替え再度ボチャンと投げ終えて、ふとふぐたろうさんの方に視線を送ると・・・ふぐたろうさんが重たそうに何かをぶら下げて立っています・・・流れ藻?・・・
 ???・・・
 ん?・・え!?・・・
 アッ!・アッ!!・ア・イ・ナ・メ!!!
驚いたことに、いつの間にか、ふぐたろうさんが大きなアイナメを釣り上げているではありませんか!しかも、前回リハビリ釣行でゆうたろうが釣った拓寸45cmほどのタケノコメバルを連想させるでっかいアイナメです!
 実寸で43cmUP・拓寸45.6cmの堂々たるアイナメ。しかも、ふぐたろうさんにとって唯一空いていたCランクのアイナメを埋める記念すべき、20匹目のアイナメ!いわゆるアイナメの満願達成の一匹・・・(詳細は、ふぐたろうさんのブログ「とんでもhappenな釣り30〜連続テレビ小説」を参照してください)
 いや〜この一匹の実にうれしかったこと・・・ゆうたろうの3匹よりもずっと価値あるこの一匹・・・しかも、ゆうたろうが今までに釣ったことのない大きさのアイナメ・・・本来なら悔し〜となるはずなのですが、何故か喜びだけが、ふつふつと湧いてきて・・・やった!やった!と駆け寄るとおめでとうございます!と心からの祝福をふぐたろうさんに送りました。
 いや〜ほんと投げ釣りは、最後までわからないもの・・・おそらく、ふぐたろうさん自身も大方あきらめてほぼHAZUREを覚悟していたはず・・・それが、終わってみれば、劇的な幕切れで、これ以上ないくらい納得・大満足の釣行に・・・自然相手の素朴かつシンプルな釣り、投げ釣りのもうひとつの真実・・・何が起こるかわからない、意外性の釣りということを最後の最後に見せつけられた今回釣行・・・ゆうたろうは、改めて投げ釣りが、大好きになりました。

 帰宅するともちろん予定どおりのアイナメ尽くし!!山の神以下、我が家の全員と一匹は大満足。それはそれでいいのですが、最近、我が家の一匹が、スーパーのお造りに反応が鈍くなったような・・・気のせいでしょうか?




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