2014/3/23
熊野 カワハギ 釣行記 2月26日 投げ釣り
熊野 カワハギ 釣行記 2月26日 若潮
最近、仕事も、プライベートも結構パタパタで、釣りに行く時間があっても釣行記を書く時間がありません。(笑
時間があれば、釣行優先で・・・もちろん、釣行しなければ釣行記を書けないわけですから、あたりまえといえばあたりまえなのですが・・・う〜ん!?・・・ま、焦っても仕方がないので、マイペースでということで・・・
さて、アイナメとソイ(タケノコメバル)を釣った翌週は、結構忙しくて、折角頂いたお休みは、休竿日ということで休息と家事優先で過ごしました。とはいえ、あくまで優先ですから・・・
ということで、近場で少しだけムコナールを処方してきましたが・・・結果は、たった一度のアタリも見ることもない悲惨、かつ見事なOO-HAZURE!今年のムコナール、例年と違って全然といいますか、さっぱりといいますか、ほんと効き目がありません。
いったいどうなっっているのか・・・今年は、浚渫工事をやっているので、その影響でしょうか?・・・真相はわかりませんが、この時期の貴重な存在、ムコナール・・・なんとか効き目が回復してくれることを祈るばかりです。
で、キチヌにフラれた当日、ゆうたろうを唯一救ってくれたのは、もう一つの狙い魚のスズキ。ぎりぎり50cmでしたが、納竿間際に元気よく竿先を叩いて、登場し、ゆうたろうを慰めてくれました。スズキ真っ白のゆうたろうにとっては、ぎりぎりでも大物号数1号UPのうれしい一匹で、これはこれで感謝しつつ、納竿終了となりました。

さて一週休んだ(?)あとの次の釣行はどこへ行こうか?といろいろ考えていると浮かんでくるのは、やっぱり鳥羽、もしくは鳴門でアイナメ狙い・・・一年で一番水温の下がるこの時期だけにこれしかないかと思いつつ何気なく開いた気象庁の海水温のページにちょっとした変化を見つけました。
例年になく極端に低かった熊野灘の水温が大きく上昇しています。といっても1月に14度台で推移していた水温が16度台に2度ほど上がっただけですが、空気と違って水温の2度は結構大きな変化です。
ということは、水温が上がる→お魚さんの活性が高まる→大物がたくさん釣れる→行くしかない。よし!今週は熊野へ行こう!と単純といいますか、いい加減といいますか、深く考えることが苦手なゆうたろう、自分で作り出した妄想のままに今週の釣行を決定。
仕事終了後、一旦帰宅し、夕食の段取りをすると、帰宅した山の神と入れ替わりで自宅を出発。一路熊野を目指して夜の169を走ります。この時期の山越えのため、今年初めてスタッドレスを投入したゆうたろうですが、169は、予想外にも二又山付近に少し雪が残っていただけで、ほとんどノーマルで対応できそうな状態で、正直拍子抜け!それでも、実際の所は、見た目だけではわかりませんし、安全のためにはスタッドレスを履いているとはいえ、雪や凍結がない方が良いに決まっています。
ということで慎重かつ、快調には車を走らせて、現地熊野に着いたのが午前1時前。到着すると港では、イセエビ漁の時期ということで、この深夜、厳しい寒さにもかかわらず何人かの漁師が、煌々と明かりを灯して、引き揚げてきた網からイセエビをはずす仕事をしています。挨拶をしてよく見ると船頭のオッチャンも作業を手伝っているではありませんか!
しかも、丁度、30cmUPのガシラを網からはずすところで・・・いいガシラですね!というと持って帰るか〜!とうれしい一言が・・・間髪入れずありがとうございます!というと生け簀に入れておくから明日持って帰りとグイと見せてくれたのは・・・ガシラではなく大きなオニオコゼ・・・赤い色をしていたので、ガシラと見間違えましたが、後で調べると市場に入るオニオコゼは、白・赤・黒と3種類あるそうですが、実は、住む場所によって色が変わるだけで、全て同じオニオコゼ・・・その中でも、赤が最高とされているらしい(とある調理師のブログから)ということが判明・・・とにかく釣る前から最高のお土産を頂戴し、なんか出だしからこの日はとてもラッキー!・・・いやいや、出だしがいい時は、スミ1スミ2など、これで終わりということもあるということを前回釣行で、しっかりと学んだばかりで・・・緩む顔を引き締めてお礼を言うと、すぐさま爆釣予定の釣りに備えて仮眠の態勢を取って寝袋の中へ・・・一気に爆睡で、携帯目覚ましで目を覚ましたのが、午前5時半。
天気は晴れ、絶好の釣り日和で、東の空が群青色に染まり始める中、目的の磯に渡礁すると取りあえず一番高く平らな場所に、荷物を落ち着かせ、早速準備開始。水温の上昇とともに活性が上がってお魚さんが待っていると思うと気持ちが焦りますが、そこをぐっとおさえて一本目の竿をセットすると熊野の朝特有の強い北風が陸から海へ吹き始める中、期待の第一投。水深がありますので、投げては糸を送り込み、かつ丁寧に糸ふけを取って落ち着かせます。更に、2本目3本目と順次すべての竿を投入し、アタリを待ちます。
水温が上がって活性がという予想は、さて、さてどうかなと見ていると・・・早速、左に投入していた竿の一本に、クイクイと小さいながらもアタリが・・・しかし、活性が上がってフグがということもよくある話で、とにかく姿を見るまでは分かりません。ということで、ゆっくりと巻き取ってくると・・・じっと見つめている視線の先に姿を現したのは・・・カワハギ!早速本命のカワハギの登場です!!一気にごぼう抜きで取り込むと24cmほどの大きさですが、お腹の大きな肝パンのカワハギ。十分お土産にできるサイズですので、クーラーへキープ。
読みは正解かな!?と喜びつつエサを付けて再度投げ返していくとその後も、ポツリポツリですが退屈しない程度に狙いのカワハギが登場し、確実にクーラーの中のお魚は増えていきます。しかも、お腹は大きくなっていて、恐らくキモパン・・・食欲を刺激するのですが、何故か上がってくるカワハギの型が・・・しかも、23cm、22cm、とだんだん小さくなるような・・・狙いの大きな肝パンはどこへ行った・・・早く出て来いと正面・右・左と探りますが、結局、型物なしで朝の好時合が、終了。フグは、さほどでもありませんし、予想どおりカワハギは釣れてくるのですが、如何せん型が・・・
となると9時30分過ぎの潮変わりと上潮に期待するしかありません。10時前、日も高くなり、しっかりと春の日差しが降りそそぐ中、いったん止まっていた潮が動き始めて、左右に潮目ができ始めます。時合到来(?)ということで一応全ての竿を一斉に回収して、新しいエサを付けると潮目をめがけて順次投入。期待を込めて変化が現れるのを待っていると・・・糸ふけを取って落ち着かせたばかりの右端の竿先がクイ、クイと反応したのが目に飛び込んできました。
アタリです!期待を込めてあわせるとドンと乗りました。ゆっくりと巻いてくると水面に現れたのは、やはり良型のカワハギ。一気に抜きあげて計測すると何とか26cmをクリアー。

やっと登場した初の型物に、魚拓用の写真を取りながら、ふつふつと喜びが湧いてきます。予想どおり、前回釣行に比べて、はるかにお魚の活性が上がっていることは確かでしたが、何故かこの時間まで型が今一つ。ひょっとしてこのまま型物のカワハギが登場せずに終わるのではと心細さを覚えていたところでしたので、やっと登場した型物に、ほっと一安心、そして、ゆうたろうの気持ちは一気に急上昇・・・
投げては糸を送り込み、丁寧に糸ふけを取って落ち着かせ、時々誘いをかけてはまた回収・・・いつになく小まめに、休みなく投げ返しを続けているとてい左遠投の竿に、クイ、クイと波のリズムとは違う竿先の動きが出ます。あわせるとド〜ンと中々の手応えが・・・尋常ならぬ手応えに、ひょっとしてドデカのキモパンと大きな期待をしましたが・・・暫くして、登場したのは、カワハギのダブル。そりゃ重たいはずと一瞬がっかりしましたが、抜きあげてみると大きい方で28cm、小さい方でも24cmと十分納得サイズのカワハギのダブルにビックリ!

型物の連続に、やっぱり今日は、アタリ!?かなと気分は上々。しかも、まだ終了まで時間がありますので、さらに型物の追加が期待できるはず・・・投げ返す手に力が入ります。次こそはドデカパンと呪文のように唱えながら投げ返していると・・・アタリの分からないまま登場したのは、カワハギの26cm

アタリ不明の情けない話でも、型物一匹は一匹、しかも、これで型物3連発。朝の時合で、型がもう一つと言っていたのが嘘のような展開に気分はルンルン。ゆうたろうのテンションはUP・UPで良型カワハギが上がってきても、なんや寸たらかと完全に上から目線。きれいに口掛かりをしていると大きくなって帰って来てねと余裕の放流などし始める始末。良型カワハギ一匹を丁重にクーラーにしまっていたゆうたろうが・・・信じられません。こうなると途端にアタリが止まるのが世の常ですが・・・
ところがこの日に限っては、その後も、途切れることなくアタリがポツリポツリと続きます。ぎりぎり微妙な28cm1枚と同じく微妙な26cm2枚(拓寸28.6cm、26.3cm、26.2cm)を更に追加。最後には、美味なメイチダイのおまけまで登場。
終わってみれば、B2、A4の型物6匹に、寸たら6匹で合計12匹。きれいに口掛かりした寸たらを結構放流しましたので、実際は、20匹ほどの大爆釣。10を超えると経験したことのない領域で正確に数が数えられませんが・・・も、もちろん、自己記録。

一年で最も極寒の釣りものが少ない2月に、ひょっとしてと予想して出くわしたカワハギの大爆釣。たいした経験や技量もないゆうたろうですが、投げ釣りって、こういうことが、たまにあるんですよね〜、ほんとたま〜にですが・・・(笑
こういう巡り合わせをいただいた熊野の海と船頭のオッチャン、そして投げ釣りの神様に感謝しつつ、熊野を後にしました。
帰宅するとこの日は熊野祭り・・・ほんとは、カワハギの真ん中にでんとオコゼが、置いてあったのですが・・・箸とお皿を持った山の神の強〜い要望で、いの一番でうすづくりに・・・オコゼの身は、研いだ包丁が跳ね返されるように感じるほど弾力のある身で、しかも何も付けずに舌の上に乗せるとしっかりと旨味があって・・・さすがでした!!
そして、うす造りにして写真取りをする予定だったこのオコゼ・・・気が付くと次々に箸が伸びてきて、う、うまい〜!!という言葉とともにあっという間に跡形もなく消えてなくなって・・・結局写真取りを断念・・・し、信じられません!
そのあとは、メイチ、カワハギのお造り、カワハギのテンプラ、肝とカワハギの煮つけと調理し、二日に分けて3人と一匹、大変おいしくいただきました。

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最近、仕事も、プライベートも結構パタパタで、釣りに行く時間があっても釣行記を書く時間がありません。(笑
時間があれば、釣行優先で・・・もちろん、釣行しなければ釣行記を書けないわけですから、あたりまえといえばあたりまえなのですが・・・う〜ん!?・・・ま、焦っても仕方がないので、マイペースでということで・・・
さて、アイナメとソイ(タケノコメバル)を釣った翌週は、結構忙しくて、折角頂いたお休みは、休竿日ということで休息と家事優先で過ごしました。とはいえ、あくまで優先ですから・・・
ということで、近場で少しだけムコナールを処方してきましたが・・・結果は、たった一度のアタリも見ることもない悲惨、かつ見事なOO-HAZURE!今年のムコナール、例年と違って全然といいますか、さっぱりといいますか、ほんと効き目がありません。
いったいどうなっっているのか・・・今年は、浚渫工事をやっているので、その影響でしょうか?・・・真相はわかりませんが、この時期の貴重な存在、ムコナール・・・なんとか効き目が回復してくれることを祈るばかりです。
で、キチヌにフラれた当日、ゆうたろうを唯一救ってくれたのは、もう一つの狙い魚のスズキ。ぎりぎり50cmでしたが、納竿間際に元気よく竿先を叩いて、登場し、ゆうたろうを慰めてくれました。スズキ真っ白のゆうたろうにとっては、ぎりぎりでも大物号数1号UPのうれしい一匹で、これはこれで感謝しつつ、納竿終了となりました。

さて一週休んだ(?)あとの次の釣行はどこへ行こうか?といろいろ考えていると浮かんでくるのは、やっぱり鳥羽、もしくは鳴門でアイナメ狙い・・・一年で一番水温の下がるこの時期だけにこれしかないかと思いつつ何気なく開いた気象庁の海水温のページにちょっとした変化を見つけました。
例年になく極端に低かった熊野灘の水温が大きく上昇しています。といっても1月に14度台で推移していた水温が16度台に2度ほど上がっただけですが、空気と違って水温の2度は結構大きな変化です。
ということは、水温が上がる→お魚さんの活性が高まる→大物がたくさん釣れる→行くしかない。よし!今週は熊野へ行こう!と単純といいますか、いい加減といいますか、深く考えることが苦手なゆうたろう、自分で作り出した妄想のままに今週の釣行を決定。
仕事終了後、一旦帰宅し、夕食の段取りをすると、帰宅した山の神と入れ替わりで自宅を出発。一路熊野を目指して夜の169を走ります。この時期の山越えのため、今年初めてスタッドレスを投入したゆうたろうですが、169は、予想外にも二又山付近に少し雪が残っていただけで、ほとんどノーマルで対応できそうな状態で、正直拍子抜け!それでも、実際の所は、見た目だけではわかりませんし、安全のためにはスタッドレスを履いているとはいえ、雪や凍結がない方が良いに決まっています。
ということで慎重かつ、快調には車を走らせて、現地熊野に着いたのが午前1時前。到着すると港では、イセエビ漁の時期ということで、この深夜、厳しい寒さにもかかわらず何人かの漁師が、煌々と明かりを灯して、引き揚げてきた網からイセエビをはずす仕事をしています。挨拶をしてよく見ると船頭のオッチャンも作業を手伝っているではありませんか!
しかも、丁度、30cmUPのガシラを網からはずすところで・・・いいガシラですね!というと持って帰るか〜!とうれしい一言が・・・間髪入れずありがとうございます!というと生け簀に入れておくから明日持って帰りとグイと見せてくれたのは・・・ガシラではなく大きなオニオコゼ・・・赤い色をしていたので、ガシラと見間違えましたが、後で調べると市場に入るオニオコゼは、白・赤・黒と3種類あるそうですが、実は、住む場所によって色が変わるだけで、全て同じオニオコゼ・・・その中でも、赤が最高とされているらしい(とある調理師のブログから)ということが判明・・・とにかく釣る前から最高のお土産を頂戴し、なんか出だしからこの日はとてもラッキー!・・・いやいや、出だしがいい時は、スミ1スミ2など、これで終わりということもあるということを前回釣行で、しっかりと学んだばかりで・・・緩む顔を引き締めてお礼を言うと、すぐさま爆釣予定の釣りに備えて仮眠の態勢を取って寝袋の中へ・・・一気に爆睡で、携帯目覚ましで目を覚ましたのが、午前5時半。
天気は晴れ、絶好の釣り日和で、東の空が群青色に染まり始める中、目的の磯に渡礁すると取りあえず一番高く平らな場所に、荷物を落ち着かせ、早速準備開始。水温の上昇とともに活性が上がってお魚さんが待っていると思うと気持ちが焦りますが、そこをぐっとおさえて一本目の竿をセットすると熊野の朝特有の強い北風が陸から海へ吹き始める中、期待の第一投。水深がありますので、投げては糸を送り込み、かつ丁寧に糸ふけを取って落ち着かせます。更に、2本目3本目と順次すべての竿を投入し、アタリを待ちます。
水温が上がって活性がという予想は、さて、さてどうかなと見ていると・・・早速、左に投入していた竿の一本に、クイクイと小さいながらもアタリが・・・しかし、活性が上がってフグがということもよくある話で、とにかく姿を見るまでは分かりません。ということで、ゆっくりと巻き取ってくると・・・じっと見つめている視線の先に姿を現したのは・・・カワハギ!早速本命のカワハギの登場です!!一気にごぼう抜きで取り込むと24cmほどの大きさですが、お腹の大きな肝パンのカワハギ。十分お土産にできるサイズですので、クーラーへキープ。
読みは正解かな!?と喜びつつエサを付けて再度投げ返していくとその後も、ポツリポツリですが退屈しない程度に狙いのカワハギが登場し、確実にクーラーの中のお魚は増えていきます。しかも、お腹は大きくなっていて、恐らくキモパン・・・食欲を刺激するのですが、何故か上がってくるカワハギの型が・・・しかも、23cm、22cm、とだんだん小さくなるような・・・狙いの大きな肝パンはどこへ行った・・・早く出て来いと正面・右・左と探りますが、結局、型物なしで朝の好時合が、終了。フグは、さほどでもありませんし、予想どおりカワハギは釣れてくるのですが、如何せん型が・・・
となると9時30分過ぎの潮変わりと上潮に期待するしかありません。10時前、日も高くなり、しっかりと春の日差しが降りそそぐ中、いったん止まっていた潮が動き始めて、左右に潮目ができ始めます。時合到来(?)ということで一応全ての竿を一斉に回収して、新しいエサを付けると潮目をめがけて順次投入。期待を込めて変化が現れるのを待っていると・・・糸ふけを取って落ち着かせたばかりの右端の竿先がクイ、クイと反応したのが目に飛び込んできました。
アタリです!期待を込めてあわせるとドンと乗りました。ゆっくりと巻いてくると水面に現れたのは、やはり良型のカワハギ。一気に抜きあげて計測すると何とか26cmをクリアー。

やっと登場した初の型物に、魚拓用の写真を取りながら、ふつふつと喜びが湧いてきます。予想どおり、前回釣行に比べて、はるかにお魚の活性が上がっていることは確かでしたが、何故かこの時間まで型が今一つ。ひょっとしてこのまま型物のカワハギが登場せずに終わるのではと心細さを覚えていたところでしたので、やっと登場した型物に、ほっと一安心、そして、ゆうたろうの気持ちは一気に急上昇・・・
投げては糸を送り込み、丁寧に糸ふけを取って落ち着かせ、時々誘いをかけてはまた回収・・・いつになく小まめに、休みなく投げ返しを続けているとてい左遠投の竿に、クイ、クイと波のリズムとは違う竿先の動きが出ます。あわせるとド〜ンと中々の手応えが・・・尋常ならぬ手応えに、ひょっとしてドデカのキモパンと大きな期待をしましたが・・・暫くして、登場したのは、カワハギのダブル。そりゃ重たいはずと一瞬がっかりしましたが、抜きあげてみると大きい方で28cm、小さい方でも24cmと十分納得サイズのカワハギのダブルにビックリ!

型物の連続に、やっぱり今日は、アタリ!?かなと気分は上々。しかも、まだ終了まで時間がありますので、さらに型物の追加が期待できるはず・・・投げ返す手に力が入ります。次こそはドデカパンと呪文のように唱えながら投げ返していると・・・アタリの分からないまま登場したのは、カワハギの26cm

アタリ不明の情けない話でも、型物一匹は一匹、しかも、これで型物3連発。朝の時合で、型がもう一つと言っていたのが嘘のような展開に気分はルンルン。ゆうたろうのテンションはUP・UPで良型カワハギが上がってきても、なんや寸たらかと完全に上から目線。きれいに口掛かりをしていると大きくなって帰って来てねと余裕の放流などし始める始末。良型カワハギ一匹を丁重にクーラーにしまっていたゆうたろうが・・・信じられません。こうなると途端にアタリが止まるのが世の常ですが・・・
ところがこの日に限っては、その後も、途切れることなくアタリがポツリポツリと続きます。ぎりぎり微妙な28cm1枚と同じく微妙な26cm2枚(拓寸28.6cm、26.3cm、26.2cm)を更に追加。最後には、美味なメイチダイのおまけまで登場。
終わってみれば、B2、A4の型物6匹に、寸たら6匹で合計12匹。きれいに口掛かりした寸たらを結構放流しましたので、実際は、20匹ほどの大爆釣。10を超えると経験したことのない領域で正確に数が数えられませんが・・・も、もちろん、自己記録。

一年で最も極寒の釣りものが少ない2月に、ひょっとしてと予想して出くわしたカワハギの大爆釣。たいした経験や技量もないゆうたろうですが、投げ釣りって、こういうことが、たまにあるんですよね〜、ほんとたま〜にですが・・・(笑
こういう巡り合わせをいただいた熊野の海と船頭のオッチャン、そして投げ釣りの神様に感謝しつつ、熊野を後にしました。
帰宅するとこの日は熊野祭り・・・ほんとは、カワハギの真ん中にでんとオコゼが、置いてあったのですが・・・箸とお皿を持った山の神の強〜い要望で、いの一番でうすづくりに・・・オコゼの身は、研いだ包丁が跳ね返されるように感じるほど弾力のある身で、しかも何も付けずに舌の上に乗せるとしっかりと旨味があって・・・さすがでした!!
そして、うす造りにして写真取りをする予定だったこのオコゼ・・・気が付くと次々に箸が伸びてきて、う、うまい〜!!という言葉とともにあっという間に跡形もなく消えてなくなって・・・結局写真取りを断念・・・し、信じられません!
そのあとは、メイチ、カワハギのお造り、カワハギのテンプラ、肝とカワハギの煮つけと調理し、二日に分けて3人と一匹、大変おいしくいただきました。

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2014/3/10
鳥羽 アイナメ・ソイ リハビリ釣行記 2月13日 投げ釣り
鳥羽 アイナメ・ソイ リハビリ釣行記 2月13日 大潮
今週は、先週悪天候のため順延したふぐたろうさんとの鳥羽アイナメ・リハビリ釣行が、ようやく実現しました。
先週は、極寒で大雪の予報ということでパスしたのですが、今週も何故か予定日は、明け方からみぞれの予報・・・巡り合わせがあまり良くない状況が続いておりますが・・・それでも、今週は、雨(雪?)の降り出しが夜明け前からということと振り方も小雨(小雪?)程度という予報でしたので、それを信じて、ふぐたろうさんと相談し、今回は計画を実行に移すことに・・・。
前回の串本リハビリ釣行では、二人並んで見事にOO−HAZURE・・・悔しい思いをしましたので、今回は、そのリベンジということで気合が入りまくりです。満潮の夕方から鳥羽に入り、下げ、上げの両方の潮を釣って、結果は、アイナメの大物バンバン!明け方、みぞれの降り出す頃には、早々と余裕の撤収で、夜は、旬のアイナメでごちそうさん!と・・・いつにもましてゆるぎない例の妄想が、大きく膨らみ、ゆうたろうの頭の中は、はちきれんばかりです。
も、もちろんリハビリ釣行ですから今回もゆうたろうは、介助者としての役割も担っておりますが・・・ふぐたろう会長は、実釣で確認済みの自分の力量にあった超軽量タックル一式を準備していますし、ポイント選択も会長自身の経験豊富な中から実績があり、かつ負担の少ないポイントを選択・・・ということで、ほとんどゆうたろうは、おれば安心程度の介助者といいますか、心の支え!?お守りみたいなもので・・・実際はほとんど役に立っていないにもかかわらず、心の広いふぐたろうさんは、これもリハビリの試練と理解いただいて釣行することに・・・もちろん勝手な解釈ですが・・・ということで今回はアイナメの大物を二人でごっそり持ちかえってと・・・とにかく釣る気優先で(笑・・・すいません!
この日は、午前中仕事のゆうたろう・・・恐縮ながらエサの確保を、ふぐたろうさんにお願いしてパタパタと仕事を処理すると予定どおり午後2時に八尾市内で合流。早速、ふぐたろうさんの愛車に荷物を積み替えて一路鳥羽を目指します。
順調に西名阪・名阪国道・伊勢自動車道を経由して鳥羽市内の目的の釣り座に入ったのが、午後6時前。日没直後ということでアタリはゆっくりと暗くなってきています。とにかく何はともあれ予定では、アイナメバンバンなのですが・・・ゆうたろうにとっては、初めて入るポイントですので右も左もわかりません。どうしましょうとふぐたろうさんに相談すると前がテトラで取り込みにくいですが、根があって一発大物も期待できる左側に入ることを勧められます。(実はこれが運命の一言になるのですが・・・)
ということで、左側にゆうたろう、一昨年、一晩で6本のアイナメを釣り上げた実績ポイントの右側にふぐたろうさんと並んで竿を出すことになりました。お天気は、明け方前には降り出すという天気予報が信じられないぐらいに良好で、お月さんが出て、風もほとんどありません。この時期の鳥羽としては、考えられないくらいの好条件で、天候もアイナメバンバンを後押ししていると勝手に解釈・・・早速荷物を置くと焦る気持ちを抑えながら準備を始めます。
潮は、夕方、満潮でこの時間はもうすでに下げに転じています。しかも、この釣り座に入った時点で、海面が浪打ち変化することが目視できるほどに流れ始めていますので、潮の流れはかなり速そうです。いずれにしても、はじめてのポイントということで、1本目の竿のセットができると、取りあえず様子見を兼ねて18号の丸セイゴに大きくマムシを付けて、第一投。
糸ふけを取りつつ、道糸の動きを見つめます。するとやはり左から右にゆっくりと流れ始めます・・・が、そこから更に、どんどん流されるという予想に反して、すぐに止まって落ちつきました。あれ!?ふ〜んこんなもん?流れは、見た目ほどでもないな!と思いながらもとりあえず2本目の準備にかかります。2本目は、潮の流れの影響が少ないチョイ投げ近投で投入。ところが、この2本目のラインが、すぐに落ち着くという予想に反して、先程投入した1本目よりも大きく流されてなかなか止まりません。
ん!?なんで?・・・変やな?と思いながらも、さらに3本目の準備にかかり、今度は右方向にしっかりと投入。糸ふけを取って三脚に置くと竿先が上下道を繰り返しながらこれまたどんどん流されて行きます。
ということは、1本目が落ち着いているのは・・・根掛かり?・・・う〜ん一投目から根掛かりとは・・・難儀やな!などと思いながらここで取りあえず対処することに。竿を手に持ちゆっくりと煽るとグッと重みが乗って・・・やっぱり根掛かりと思った次の瞬間・・・ずる、ずると寄ってきました。え?あっ!?ラッキー!・・・重みがあるのに寄ってくるということは、海藻?ゴミ?でもかけたかなと思いつつさらに巻き取り始めると・・・今度はズルズルの後にゴンゴンと手応えが・・・ん!?ゴンゴンて、首振っているような・・・そこから急に慎重かつ必死でまき始めると・・・間もなくして海面に姿を現したのは、間違いなくアイナメ!
激しく頭を振って抵抗していますが、躊躇することなく一気にぶっこ抜いて魚体を確保。仕掛けの先でばたついているアイナメは、丸々と太った紛れもない型物・・・竿を全部出し終えないといいますか、一投目の一本目にいきなり登場した型物のアイナメは、どう見てもかなりの大きさ・・・計測すると実寸で41cm超えていて、余裕で写真申請できる大きさのアイナメ。

早速、ふぐたろうさんに、アイナメが来ました!!と報告するとふぐたろうさんは、潮の流れを考えて全ての竿を一斉投入するため、まだ一本の竿も出さずに下を向いて準備中・・・大きさは?と聞かれたので41cmと答えると・・・え!いきなりですか!よかったですねとお褒めの言葉をいただきました。
いきなり40UPですから今日のこのポイントは、釣れますよ〜!アイナメバンバ・・・う〜ん、スミ一はないと思いますが、結果そうなったとしても今日はもうこの一匹で大満足です。今年、桃取では一晩釣って30ちょいを一匹ですからふぐたろうさんについてきて、今日はほんとに良かったと、ゆうたろうは、もうこの時点で久々の40UPのアイナメに大満足で、にっこにこ(笑
とはいえ、まだ始まったばかりといいますか、ふぐたろうさんはまだ竿すら出していませんので、改めて仕切り直しといいますか、釣り座に戻って再開です。アイナメの写真を撮って、丁寧に締めてクーラーに確保すると早速大きくエサを付けて同じポイントに投入。
続けて、残りの竿を準備し、流れを考え中・近、右・左に投入。糸ふけを取って様子を見ていると三脚に置いた竿は、それぞれの激しい流れを伝えて竿先を上下動しながら、どんどん流されていきます。
暫くして変に動きの止まった竿を煽ってみると今度は見事に根掛かり、そして高切れ・・・アイナメ狙いの宿命といいますか早くも登場した根掛かりにガックリ。しかし、これも大きなアイナメを釣るためには避けて通れない試練と自分に言い聞かせて道糸を点検。力糸を結びなおします。更に錘を通して、仕掛けをセットしながらふと顔を上げて、闇夜に浮かぶ穂先ライトに視線を送っていると・・・突然、一番左端、中投の竿の穂先ライトが、パンパンパンと激しくたたかれました・・・
あ!アタリ!と思った瞬間、持ってる錘を投げ出してダッシュ!急いで竿を持つと一気に大合わせ!途端に重量感あふれる手応えが、ド〜ンと手元に返ってきました。よし!乗った!!とつぶやきながら巻き始めると先ほどのアイナメを上回る重量感とグイグイと抵抗する魚の手応えが伝わってきます。
かなりの手応えに、アイナメではないような・・・鳥羽で良く釣れるチヌの大物?・・・50cmクラスが頭をかすめます・・・仕掛けには問題ありませんしテトラにもぐられたりすることの方が心配ですので、相変わらず力勝負で強引に巻き取ってくるとザバッと水面に現れたのは、黒っぽい魚体のでっかい魚・・・よくわかりませんが鯛系の魚ではありません。ひょっとして更にでっかいアイナメ!?と思いながらも間髪入れず、ここでも一気にゴボウ抜き・・・どさっとコンクリートの護岸に横たわってバタバタ暴れている魚は・・・よ〜く見るとアイナメではなさそう・・・
あっ!ソ・ソイ!?・・・そう以前によく鳥羽で、釣れていたソイです!しかも、先ほどのアイナメよりも一目で、でっかいと分かる大きさで、実寸で43〜4cmほど。唇一枚にかかっていてよく抜きあげたなと冷や汗もの・・・
久々の大物ソイに、心臓がドキドキで少し興奮気味ですが、バタバタ暴れる魚を持って、また釣れました!とふぐたろうさん
に、ご報告にいくとアイナメ?大きいですか?と返答が返ってきました。ソイだと思いますというというと振り返って魚を見て、で、でっかいじゃないですか〜!とびっくり!
たまたま、針が、下唇にかかっていて、このソイは元気一杯でしたので、ふぐたろうさんが車に活魚陸送の道具一式を積んでおられるのを思い出して、活魚陸送しませんかと提案。ゆうたろうは、ここ鳥羽で、過去にかなりの数のこのクラスのソイを釣り上げ食した経験が結構ありましたので、恐らくこのクラスのソイは初めてであろうふぐたろうさんに活魚陸送でソイ(タケノコメバル)を引き取っていただくことに・・・もちろん、ど厚かましくも、魚拓を取っていただくこととの交換条件ですが・・・(笑
翌日、ふぐたろうさんに魚拓を取っていただいた結果は、拓寸45.8cm、そして、魚名は、タケノコメバルと判明。それにしても、ゆうたろうとは雲泥の差ですね、目がとてもきれいで・・・記念すべきお魚をほんときれいな魚拓に取っていただいて感謝!!

以前は、鳥羽でソイ(クロソイ)がとてもよく釣れた時期があって、毎年1月から2月にかけて釣行し、40cm〜50cmUPのクロソイ(過去記事参照)をワンシーズンで二桁釣らせていただいたこともありました。しかし、ある時を境に、パタッと釣れなくなって・・・このクラスのでっかいソイ(タケノコメバル)はほんと久しぶりです。
しかも、一投目一本目の40UPのアイナメに続いて、1時間もたたないうちに拓寸45.8cmのソイ(タケノコメバル)を追加・・・まさに世間でよく言う、盆と正月がみたいな状態で、ゆうたろうは、何が何だかわからないままにとにかくルンルン。今回はあくまでリハビリ釣行ですので、本当ならふぐたろうさんの釣行をフォローすることがまず第一の目的で、自らの釣果は2の次なのですが・・・最近まれに見る釣果に、いつ帰ってもいいなどとまるで能天気状態・・・
とはいえ・・・出だしから1時間もたたないうちの大物バン!バン!残された時間を考えるとこれからどれだけ釣れるのか?控えめに見ても今日は、苦労もせずに二人ともアイナメバンバン間違いなし!と更に妄想が大きく大きく豊かに膨らみます。
さあ次は、アイナメの型物が、ゴンゴンと竿先を叩いてと期待を込めて投げ続けますが、この後膨らむだけ膨らんだ妄想とは裏腹に1時間、2時間と時間がたっても竿先に反応が出ません。お魚さんも休憩かなと、エサを点検付け替えて遠近右左と狙いを定めて投げては、ゴンゴンを待ち続けますが・・・良いのは天気だけで投げても投げてもゴンゴンガンガンのアイナメのアタリは出ません。出るのは根掛かりと高切れだけ・・・ま、こういう時間帯もあるとア◯ポットで湯を沸かしてラーメンをすすったり、ココアを沸かして飲んだりとのんびりと投げ続けますが・・・更に2時間3時間とたってもアタリが出ません。
おかしいな〜、なんでやねんと次第に腹が立ってきますが、怒ったからといってお魚さんが食ってくれるわけもなく、気を取り直して、更に、3時間4時間と黙々と二人で投げ続けます。しかし、出てくるのは相変らず根掛かりのみ・・・一応根掛かりを想定してそれなりの用意をしてきたつもりですが、それを上回るペースで高切れ連発で、錘の消耗が激しく心配になってきます。たま〜に、25cm弱の小アイナメやクジメが登場しますが慰めにもなりません。
釣り場に持ち込んだ椅子に、腰かけて体力を温存したり、近くに止めた車の中で休憩を取りながらふぐたろうさんもかなりがんばって釣っておりましたが、あまりの肩の痛みに耐えかねて遂に大休止!・・・ということで「今はアタリがありませんが、1時過ぎからの上げ潮では、間違いなくきますから」の言葉を残して車の人に。
ゆうたろうはその後も一人で竿を振り続けますが・・・相変らずといいますか、もちろんといいますか、ガンガンは、なし!そんな中、ふぐたろうさんの預言の時間・・・午前1時の潮変わりの時間を回ったころにふぐたろうさんの竿に小さいながらもアタリが出ます・・・じっとみていると小刻みにパンパンバンと2度、3度、竿先を揺らしますので、あわててふぐたろうさんをおこしますが・・・やっとアイナメと期待してふぐたろうさんを見つめているとやがって上がってきたのは・・・アナゴ・・・ガックリで言葉もありません。すいません起こして・・・と言うといいんです!もう時合ですからアイナメが来るはずで、そろそろ起きなければと思っていましたから・・・それに少し休んだので体がだいぶ楽になりましたと痛い肩を押してふぐたろうさんが再度竿を振り始めます。
当初の予想(妄想)に反して、型物アイナメからのシグナルが全くない中、型の痛みに耐えて、十分に戻らない体力をイスと車で休み、温存しつつ釣っているふぐたろうさんを見ていると痛々しくて、もう帰りましょうかという言葉が口をついて出そうでした・・・が、釣り人心理として、自分だけ釣って帰りましょうかもありませんので、言葉を飲み込み黙々と竿を振り続けます。
間の悪いことにこのころから小雪とも小雨ともつかない冷たいものが空から降りだします。こんな時に限って天気予報は無情にも正確といいますか、恨めしそうに空を見上げているとしばらくして突然、ふぐたろうさんが声を上げます。
やっと来ました!え!?きました?と振り返るとふぐたろうさんが、にこにこと30UPのアイナメを手に持っています。まさに、予言通りといいますか上げになったら必ずつれますからの言葉どおりのアイナメのポンにびっくり!!ポイントを知っている人はさすがです。この後追加をねらって少しだけ竿を振り続けましたが、ふぐたろうさんは目的の一匹を手にしたこともあって、これが限界とすぐに車の人に・・・
その後、雪がだんだん激しくなる中、ならばゆうたろうもふぐたろうさんに続けとアイナメのポンを狙って、寒さに耐えて2時間ほど竿を振り続けましたが・・・結果は何のサプライズもないまま、ただ、ただ、疲れただけ・・・この時点で用意した15個の重りは、残り1に・・・まさにボロボロで納竿終了。
釣りの途中から降り出した雪は、鳥羽を出たころはまだうっすらと積もり始めたばかりでしたが、進めば進むほど、どんどん激しくなり、遂には天気予報を大きく裏切って大雪に・・・帰りは、名阪国道の山越えができるのか心配になるほどでしたが、ぎりぎりなんとか無事に通過。そして、西名阪に入った頃から、ちょうど反対車線の奈良方面行の通行止めが始まって、出口に殺到する車の長蛇の渋滞がはじまって・・・まさに、間一髪というところで帰阪。この点でも今回釣行、幸運に恵まれました。
40UP連発でスタートを切った今回釣行ですが、終わってみれば、ゆうたろうの釣果は最初の1時間といいますか30分がすべてのいわゆるスミ2。雪をものともせず頑張った残りの9時間は、大物に見放され、投げては高切れの連発で、どこが、大物どバンバンやねんと愚痴りたくなるような大惨敗!・・・世の中そんなに甘くはないといいますか、バランスが取れているといいますか・・・
とはいえ、ゆうたろうの実力から言えば、正直40UP一匹だけでも上出来・・・久々のソイ(タケノコメバル)と40UPのアイナメの巡り会わせをいただいたふぐたろうさんには、心からの感謝。
一方、長時間立って釣ることが困難なふぐたろうさんは、終わってみれば超激渋の中、さすがといいますか執念と言いますか、体を休み休みいたわりながらも狙いの時刻・潮でアイナメの30UPをものにします。そして、このアイナメが、事故以降といいますか、1年ぶりに手にするキチヌ以外の初の型もの・・・ご家族で食された結果は、格別の味だったようです。(「楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り」)
ゆうたろうも、帰宅後はもちろん、久々の40UPのアイナメをお造りで・・・うまみの乗ったモチモチの食感は、山の神、同居人、そしてミャーも大満足!



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今週は、先週悪天候のため順延したふぐたろうさんとの鳥羽アイナメ・リハビリ釣行が、ようやく実現しました。
先週は、極寒で大雪の予報ということでパスしたのですが、今週も何故か予定日は、明け方からみぞれの予報・・・巡り合わせがあまり良くない状況が続いておりますが・・・それでも、今週は、雨(雪?)の降り出しが夜明け前からということと振り方も小雨(小雪?)程度という予報でしたので、それを信じて、ふぐたろうさんと相談し、今回は計画を実行に移すことに・・・。
前回の串本リハビリ釣行では、二人並んで見事にOO−HAZURE・・・悔しい思いをしましたので、今回は、そのリベンジということで気合が入りまくりです。満潮の夕方から鳥羽に入り、下げ、上げの両方の潮を釣って、結果は、アイナメの大物バンバン!明け方、みぞれの降り出す頃には、早々と余裕の撤収で、夜は、旬のアイナメでごちそうさん!と・・・いつにもましてゆるぎない例の妄想が、大きく膨らみ、ゆうたろうの頭の中は、はちきれんばかりです。
も、もちろんリハビリ釣行ですから今回もゆうたろうは、介助者としての役割も担っておりますが・・・ふぐたろう会長は、実釣で確認済みの自分の力量にあった超軽量タックル一式を準備していますし、ポイント選択も会長自身の経験豊富な中から実績があり、かつ負担の少ないポイントを選択・・・ということで、ほとんどゆうたろうは、おれば安心程度の介助者といいますか、心の支え!?お守りみたいなもので・・・実際はほとんど役に立っていないにもかかわらず、心の広いふぐたろうさんは、これもリハビリの試練と理解いただいて釣行することに・・・もちろん勝手な解釈ですが・・・ということで今回はアイナメの大物を二人でごっそり持ちかえってと・・・とにかく釣る気優先で(笑・・・すいません!
この日は、午前中仕事のゆうたろう・・・恐縮ながらエサの確保を、ふぐたろうさんにお願いしてパタパタと仕事を処理すると予定どおり午後2時に八尾市内で合流。早速、ふぐたろうさんの愛車に荷物を積み替えて一路鳥羽を目指します。
順調に西名阪・名阪国道・伊勢自動車道を経由して鳥羽市内の目的の釣り座に入ったのが、午後6時前。日没直後ということでアタリはゆっくりと暗くなってきています。とにかく何はともあれ予定では、アイナメバンバンなのですが・・・ゆうたろうにとっては、初めて入るポイントですので右も左もわかりません。どうしましょうとふぐたろうさんに相談すると前がテトラで取り込みにくいですが、根があって一発大物も期待できる左側に入ることを勧められます。(実はこれが運命の一言になるのですが・・・)
ということで、左側にゆうたろう、一昨年、一晩で6本のアイナメを釣り上げた実績ポイントの右側にふぐたろうさんと並んで竿を出すことになりました。お天気は、明け方前には降り出すという天気予報が信じられないぐらいに良好で、お月さんが出て、風もほとんどありません。この時期の鳥羽としては、考えられないくらいの好条件で、天候もアイナメバンバンを後押ししていると勝手に解釈・・・早速荷物を置くと焦る気持ちを抑えながら準備を始めます。
潮は、夕方、満潮でこの時間はもうすでに下げに転じています。しかも、この釣り座に入った時点で、海面が浪打ち変化することが目視できるほどに流れ始めていますので、潮の流れはかなり速そうです。いずれにしても、はじめてのポイントということで、1本目の竿のセットができると、取りあえず様子見を兼ねて18号の丸セイゴに大きくマムシを付けて、第一投。
糸ふけを取りつつ、道糸の動きを見つめます。するとやはり左から右にゆっくりと流れ始めます・・・が、そこから更に、どんどん流されるという予想に反して、すぐに止まって落ちつきました。あれ!?ふ〜んこんなもん?流れは、見た目ほどでもないな!と思いながらもとりあえず2本目の準備にかかります。2本目は、潮の流れの影響が少ないチョイ投げ近投で投入。ところが、この2本目のラインが、すぐに落ち着くという予想に反して、先程投入した1本目よりも大きく流されてなかなか止まりません。
ん!?なんで?・・・変やな?と思いながらも、さらに3本目の準備にかかり、今度は右方向にしっかりと投入。糸ふけを取って三脚に置くと竿先が上下道を繰り返しながらこれまたどんどん流されて行きます。
ということは、1本目が落ち着いているのは・・・根掛かり?・・・う〜ん一投目から根掛かりとは・・・難儀やな!などと思いながらここで取りあえず対処することに。竿を手に持ちゆっくりと煽るとグッと重みが乗って・・・やっぱり根掛かりと思った次の瞬間・・・ずる、ずると寄ってきました。え?あっ!?ラッキー!・・・重みがあるのに寄ってくるということは、海藻?ゴミ?でもかけたかなと思いつつさらに巻き取り始めると・・・今度はズルズルの後にゴンゴンと手応えが・・・ん!?ゴンゴンて、首振っているような・・・そこから急に慎重かつ必死でまき始めると・・・間もなくして海面に姿を現したのは、間違いなくアイナメ!
激しく頭を振って抵抗していますが、躊躇することなく一気にぶっこ抜いて魚体を確保。仕掛けの先でばたついているアイナメは、丸々と太った紛れもない型物・・・竿を全部出し終えないといいますか、一投目の一本目にいきなり登場した型物のアイナメは、どう見てもかなりの大きさ・・・計測すると実寸で41cm超えていて、余裕で写真申請できる大きさのアイナメ。

早速、ふぐたろうさんに、アイナメが来ました!!と報告するとふぐたろうさんは、潮の流れを考えて全ての竿を一斉投入するため、まだ一本の竿も出さずに下を向いて準備中・・・大きさは?と聞かれたので41cmと答えると・・・え!いきなりですか!よかったですねとお褒めの言葉をいただきました。
いきなり40UPですから今日のこのポイントは、釣れますよ〜!アイナメバンバ・・・う〜ん、スミ一はないと思いますが、結果そうなったとしても今日はもうこの一匹で大満足です。今年、桃取では一晩釣って30ちょいを一匹ですからふぐたろうさんについてきて、今日はほんとに良かったと、ゆうたろうは、もうこの時点で久々の40UPのアイナメに大満足で、にっこにこ(笑
とはいえ、まだ始まったばかりといいますか、ふぐたろうさんはまだ竿すら出していませんので、改めて仕切り直しといいますか、釣り座に戻って再開です。アイナメの写真を撮って、丁寧に締めてクーラーに確保すると早速大きくエサを付けて同じポイントに投入。
続けて、残りの竿を準備し、流れを考え中・近、右・左に投入。糸ふけを取って様子を見ていると三脚に置いた竿は、それぞれの激しい流れを伝えて竿先を上下動しながら、どんどん流されていきます。
暫くして変に動きの止まった竿を煽ってみると今度は見事に根掛かり、そして高切れ・・・アイナメ狙いの宿命といいますか早くも登場した根掛かりにガックリ。しかし、これも大きなアイナメを釣るためには避けて通れない試練と自分に言い聞かせて道糸を点検。力糸を結びなおします。更に錘を通して、仕掛けをセットしながらふと顔を上げて、闇夜に浮かぶ穂先ライトに視線を送っていると・・・突然、一番左端、中投の竿の穂先ライトが、パンパンパンと激しくたたかれました・・・
あ!アタリ!と思った瞬間、持ってる錘を投げ出してダッシュ!急いで竿を持つと一気に大合わせ!途端に重量感あふれる手応えが、ド〜ンと手元に返ってきました。よし!乗った!!とつぶやきながら巻き始めると先ほどのアイナメを上回る重量感とグイグイと抵抗する魚の手応えが伝わってきます。
かなりの手応えに、アイナメではないような・・・鳥羽で良く釣れるチヌの大物?・・・50cmクラスが頭をかすめます・・・仕掛けには問題ありませんしテトラにもぐられたりすることの方が心配ですので、相変わらず力勝負で強引に巻き取ってくるとザバッと水面に現れたのは、黒っぽい魚体のでっかい魚・・・よくわかりませんが鯛系の魚ではありません。ひょっとして更にでっかいアイナメ!?と思いながらも間髪入れず、ここでも一気にゴボウ抜き・・・どさっとコンクリートの護岸に横たわってバタバタ暴れている魚は・・・よ〜く見るとアイナメではなさそう・・・
あっ!ソ・ソイ!?・・・そう以前によく鳥羽で、釣れていたソイです!しかも、先ほどのアイナメよりも一目で、でっかいと分かる大きさで、実寸で43〜4cmほど。唇一枚にかかっていてよく抜きあげたなと冷や汗もの・・・
久々の大物ソイに、心臓がドキドキで少し興奮気味ですが、バタバタ暴れる魚を持って、また釣れました!とふぐたろうさん
に、ご報告にいくとアイナメ?大きいですか?と返答が返ってきました。ソイだと思いますというというと振り返って魚を見て、で、でっかいじゃないですか〜!とびっくり!
たまたま、針が、下唇にかかっていて、このソイは元気一杯でしたので、ふぐたろうさんが車に活魚陸送の道具一式を積んでおられるのを思い出して、活魚陸送しませんかと提案。ゆうたろうは、ここ鳥羽で、過去にかなりの数のこのクラスのソイを釣り上げ食した経験が結構ありましたので、恐らくこのクラスのソイは初めてであろうふぐたろうさんに活魚陸送でソイ(タケノコメバル)を引き取っていただくことに・・・もちろん、ど厚かましくも、魚拓を取っていただくこととの交換条件ですが・・・(笑
翌日、ふぐたろうさんに魚拓を取っていただいた結果は、拓寸45.8cm、そして、魚名は、タケノコメバルと判明。それにしても、ゆうたろうとは雲泥の差ですね、目がとてもきれいで・・・記念すべきお魚をほんときれいな魚拓に取っていただいて感謝!!

以前は、鳥羽でソイ(クロソイ)がとてもよく釣れた時期があって、毎年1月から2月にかけて釣行し、40cm〜50cmUPのクロソイ(過去記事参照)をワンシーズンで二桁釣らせていただいたこともありました。しかし、ある時を境に、パタッと釣れなくなって・・・このクラスのでっかいソイ(タケノコメバル)はほんと久しぶりです。
しかも、一投目一本目の40UPのアイナメに続いて、1時間もたたないうちに拓寸45.8cmのソイ(タケノコメバル)を追加・・・まさに世間でよく言う、盆と正月がみたいな状態で、ゆうたろうは、何が何だかわからないままにとにかくルンルン。今回はあくまでリハビリ釣行ですので、本当ならふぐたろうさんの釣行をフォローすることがまず第一の目的で、自らの釣果は2の次なのですが・・・最近まれに見る釣果に、いつ帰ってもいいなどとまるで能天気状態・・・
とはいえ・・・出だしから1時間もたたないうちの大物バン!バン!残された時間を考えるとこれからどれだけ釣れるのか?控えめに見ても今日は、苦労もせずに二人ともアイナメバンバン間違いなし!と更に妄想が大きく大きく豊かに膨らみます。
さあ次は、アイナメの型物が、ゴンゴンと竿先を叩いてと期待を込めて投げ続けますが、この後膨らむだけ膨らんだ妄想とは裏腹に1時間、2時間と時間がたっても竿先に反応が出ません。お魚さんも休憩かなと、エサを点検付け替えて遠近右左と狙いを定めて投げては、ゴンゴンを待ち続けますが・・・良いのは天気だけで投げても投げてもゴンゴンガンガンのアイナメのアタリは出ません。出るのは根掛かりと高切れだけ・・・ま、こういう時間帯もあるとア◯ポットで湯を沸かしてラーメンをすすったり、ココアを沸かして飲んだりとのんびりと投げ続けますが・・・更に2時間3時間とたってもアタリが出ません。
おかしいな〜、なんでやねんと次第に腹が立ってきますが、怒ったからといってお魚さんが食ってくれるわけもなく、気を取り直して、更に、3時間4時間と黙々と二人で投げ続けます。しかし、出てくるのは相変らず根掛かりのみ・・・一応根掛かりを想定してそれなりの用意をしてきたつもりですが、それを上回るペースで高切れ連発で、錘の消耗が激しく心配になってきます。たま〜に、25cm弱の小アイナメやクジメが登場しますが慰めにもなりません。
釣り場に持ち込んだ椅子に、腰かけて体力を温存したり、近くに止めた車の中で休憩を取りながらふぐたろうさんもかなりがんばって釣っておりましたが、あまりの肩の痛みに耐えかねて遂に大休止!・・・ということで「今はアタリがありませんが、1時過ぎからの上げ潮では、間違いなくきますから」の言葉を残して車の人に。
ゆうたろうはその後も一人で竿を振り続けますが・・・相変らずといいますか、もちろんといいますか、ガンガンは、なし!そんな中、ふぐたろうさんの預言の時間・・・午前1時の潮変わりの時間を回ったころにふぐたろうさんの竿に小さいながらもアタリが出ます・・・じっとみていると小刻みにパンパンバンと2度、3度、竿先を揺らしますので、あわててふぐたろうさんをおこしますが・・・やっとアイナメと期待してふぐたろうさんを見つめているとやがって上がってきたのは・・・アナゴ・・・ガックリで言葉もありません。すいません起こして・・・と言うといいんです!もう時合ですからアイナメが来るはずで、そろそろ起きなければと思っていましたから・・・それに少し休んだので体がだいぶ楽になりましたと痛い肩を押してふぐたろうさんが再度竿を振り始めます。
当初の予想(妄想)に反して、型物アイナメからのシグナルが全くない中、型の痛みに耐えて、十分に戻らない体力をイスと車で休み、温存しつつ釣っているふぐたろうさんを見ていると痛々しくて、もう帰りましょうかという言葉が口をついて出そうでした・・・が、釣り人心理として、自分だけ釣って帰りましょうかもありませんので、言葉を飲み込み黙々と竿を振り続けます。
間の悪いことにこのころから小雪とも小雨ともつかない冷たいものが空から降りだします。こんな時に限って天気予報は無情にも正確といいますか、恨めしそうに空を見上げているとしばらくして突然、ふぐたろうさんが声を上げます。
やっと来ました!え!?きました?と振り返るとふぐたろうさんが、にこにこと30UPのアイナメを手に持っています。まさに、予言通りといいますか上げになったら必ずつれますからの言葉どおりのアイナメのポンにびっくり!!ポイントを知っている人はさすがです。この後追加をねらって少しだけ竿を振り続けましたが、ふぐたろうさんは目的の一匹を手にしたこともあって、これが限界とすぐに車の人に・・・
その後、雪がだんだん激しくなる中、ならばゆうたろうもふぐたろうさんに続けとアイナメのポンを狙って、寒さに耐えて2時間ほど竿を振り続けましたが・・・結果は何のサプライズもないまま、ただ、ただ、疲れただけ・・・この時点で用意した15個の重りは、残り1に・・・まさにボロボロで納竿終了。
釣りの途中から降り出した雪は、鳥羽を出たころはまだうっすらと積もり始めたばかりでしたが、進めば進むほど、どんどん激しくなり、遂には天気予報を大きく裏切って大雪に・・・帰りは、名阪国道の山越えができるのか心配になるほどでしたが、ぎりぎりなんとか無事に通過。そして、西名阪に入った頃から、ちょうど反対車線の奈良方面行の通行止めが始まって、出口に殺到する車の長蛇の渋滞がはじまって・・・まさに、間一髪というところで帰阪。この点でも今回釣行、幸運に恵まれました。
40UP連発でスタートを切った今回釣行ですが、終わってみれば、ゆうたろうの釣果は最初の1時間といいますか30分がすべてのいわゆるスミ2。雪をものともせず頑張った残りの9時間は、大物に見放され、投げては高切れの連発で、どこが、大物どバンバンやねんと愚痴りたくなるような大惨敗!・・・世の中そんなに甘くはないといいますか、バランスが取れているといいますか・・・
とはいえ、ゆうたろうの実力から言えば、正直40UP一匹だけでも上出来・・・久々のソイ(タケノコメバル)と40UPのアイナメの巡り会わせをいただいたふぐたろうさんには、心からの感謝。
一方、長時間立って釣ることが困難なふぐたろうさんは、終わってみれば超激渋の中、さすがといいますか執念と言いますか、体を休み休みいたわりながらも狙いの時刻・潮でアイナメの30UPをものにします。そして、このアイナメが、事故以降といいますか、1年ぶりに手にするキチヌ以外の初の型もの・・・ご家族で食された結果は、格別の味だったようです。(「楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り」)
ゆうたろうも、帰宅後はもちろん、久々の40UPのアイナメをお造りで・・・うまみの乗ったモチモチの食感は、山の神、同居人、そしてミャーも大満足!



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