2012/7/28

熊野 ・・・ 釣行記  投げ釣り

熊野 ・・・ 釣行記 7月26日 小潮

 今週は、「梅雨明け10日」と言われるような安定した夏空が広がりました。その分、温度計は急上昇で、高止まり。暑いので、昼間を避けて釣行とも思ったりしますが、熊野の渡船に電話を入れるとOKの返事が返ってきました。この1ヶ月、休みの度に電話を入れてダメ出しをされ続けた熊野が、ようやくお許しです。となるとこれは少々の無理を押してでも行くしかありません。
 焼ける石の上で半日。灼熱の中での苦行のような熊野釣行ですが、はたして結果は・・・

 本来なら職場から直接釣り場へ走って、引本でマダイか、王子ヶ浜でニベの大物を釣ってと2連戦の計画を立てるのですが、残念ながら今回は、いったん帰宅が義務付けられていますので熊野単発勝負。というのも、先日、我が家の愛猫といいますか、我が家を拠点に活動する半野良のミャーが突然病気になり、手術。ゆうたろうがメインに使っているサーフリーダー425BX−Tの定価値段ほどの費用を請求されて青ざめ、凍りついた所ですが、それはさておいて、術後の投薬治療が残っており、前哨戦を断念していったん帰宅。嫌がるミャーに抗生物質などの薬を飲ませてから美味しいお魚を待って帰るからね〜と約束して釣行出発です。
 ほぼ当初の予定どおり、夜10時すぎに自宅を出発。深夜の169をひた走り、現地熊野に着いたのが、午前1時過ぎ。とりあえずいつものように仮眠を取って携帯目覚ましで目を覚ましたのが4時15分。荷物を降ろしていると船頭の親父さんがやってきて朝のご挨拶。そして、早速、渡礁です。前回ふぐたろう会長に連れられて釣行して以来の熊野釣行に、ゆうたろうもリベンジに燃えていますが・・・熊野の岩の上も燃えています・・・はあ〜・・・
 無事渡礁し、目的のポイントまで荷物を抱えて移動し、早速準備を始めますが、この時点でもうすでに大量の汗が噴き出しています。とりあえず、汗をぽたぽた垂らしながら準備をし、第一投。右左遠近と投げ分け、とにかく目的のキュウセンを必死で狙っていきます。前回は、型物のカワハギ一匹にBOUZUから救われたものの、狙いの本命・キュウセンは半日釣って、寸たら一匹のみ。釣果的には、ふぐたろう会長の10分の1・・・熊野の磯に完全敗北です。それ以来夢に見た熊野、何度か振られてようやく実現した釣行ですので、噴き出す汗をものともせず、何とかキュウセンを釣りたいと竿先に集中します。
 今日の潮は、渡礁直前の4時半が干潮で、11時前が満潮の小潮。基本的には込み潮を釣ることになりますので期待が大きく膨らみます。汗を拭き拭き竿先を見ていると早速、小さいながらもクイクイとアタリが出ます。何が来たのかなと水面を見つめていると軽い手応えで上がってきたのは、本命のキュウセン23cm。いわゆる寸たらですが、小さいとはいえ一投目から狙いの魚が上がってきましたので、一段と期待が高まり、竿を振る手に力が入ります。
 この時点で、当然、夜は空けて、真夏の日差しが周りに降り注ぎ始めます。しかし、幸運なことに熊野の山に遮られて、ゆうたろうの釣り座には、まだ直接の日差しは届いてきません。この朝の好条件の間に何とかキュウセンの型物一匹をと前回、会長が好調した周辺から自分が釣れなかったあたりまで幅広く攻め続けますが、その後はアタリがあるものの乗らなかったり、乗ってもヒメジ?やイソベラ、キタマクラなどの外道が釣れ続きます。そんな中、小振りながらテンスの27cmが登場。前回ふぐたろう会長から美味しいと教えていただき、持ちかえって食するとこれが中々美味。ということで当然今回もお持ち帰り。丁重にクーラーへ。
 さあ次こそは本命を!と思っているとその直後、遂に真夏の太陽が熊野の山の上から顔を覗かせゆっくりと登場。焼き付けるような日差しがダイレクトに照りつけ始めます。しかも、普段ならあるはずの風がこの日は全くなし。そよとも吹きません。当然、気温がグングン急上昇!暑さが増す中で、噴き出すように汗が出て来て、あっという間に髪の毛はぐしょぐしょ。そして、ズボンもシャツも見る見るうちに、汗に濡れて服の色が変わっていきます。20〜30分もすると頭から水をかぶったように全身、汗でずぶ濡れ状態に。用意したスポーツドリンク2リットルがみるみる減っていきますが、それ以上に噴き出す汗は、止まりません。
 それでも、何とか一匹と粘っていると右に流れていた潮が、左に変わりました。あれ?まだ8時過ぎ、11時の潮変わりまで、大分時間があるのに変やな?と思っていると突然、左遠投の竿先が、グイッと大きく引き込まれました。久々の大きいアタリです。来た!と喜び勇んで竿を手に取り、巻き取りを始めるとグイグイ元気な手応えが返ってきました。待望のキュウセンの型物?と期待に胸膨ら見ますが、登場したのは・・・タイ?のような魚・・・いったい何が?と目を凝らしていると・・・あ!メイチ!?・・・間違いありませんメイチダイです!!さほど大きくはありませんので、寄せる波に乗せて、ごぼう抜き。計測すると30cmほどの良く肥えたメイチダイです。夏が旬で脂がのり、最高にうまい高級魚メイチダイ。本命の魚ではありませんが、とてもうれしい食材です。丁寧に締めてクーラーへ。さあ次こそはと思いますが、この直後、アタリが連発して登場したのはメイチダイの28cm、27cm。メイチダイは、タイ系の形をしていますが、タイとは比較にならないぐらい身が厚く、一番小さい27cmの半身でも十分一人分のお造りが取れます。まして旬のこの時期、脂も乗ってよく太っていますので、一段と美味いはずです。もちろんこれも丁重に締めてクーラーへ。これで最高の食材メイチダイのパーテイーが確定です。
 メイチとテンスで食材は充分。後はキュウセンの型物をとにかく一匹と噴き出す汗を拭き拭き投げ返していると、またまた左遠投の竿にコンコンコーンとシャープなアタリが出ます。これこそ本命!?と巻き取りを始めると意外に軽い手応えが返ってきました。ということは・・・益々期待が高まります。慎重に、一定のリズムで丁寧に巻き取ってくると仕掛けの先に現れたのは・・・キュウセンではなくキス!?・・・ちょっとがっくりで、おいおいおい!今日はお前と違うと心の中で思いつつ抜きあげると、意外にも良型。計測するとぎりぎりですが、26cmUPのキス!

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 熊野まで来て、ぎりぎり26cmのキス!ん〜何とも微妙ですが、とりあえずHAZUREを回避できたことに納得、丁重にクーラーへ。しかも、アタリが続いていますので、次にこそ本命をと期待して打ち返しを続けますが、このころから一段と日差しが強くなったような・・・真夏の太陽に焼かれた岩場の上は、まさに灼熱の何とか・・・2リットル用意したスポーツドリンクをガバガバ飲みつつ打ち返していきますが、体中汗でびしょびしょ。頭がボ〜ッとして、ついには足元がふらつきおぼつかなくなります。間もなくアタリを拾って24cmのキスを追加しますが、集中力が途切れて釣り上げたキスをポロリ・・・波にさらわれます。
 こらあかん!?もう限界!日陰のない岩の上で、暑さと大量にかく汗に体力を奪われ、フラフラです。水分補給のために開けるクーラーのふたが、触れないぐらい熱くなっています。この暑さでは、いくら水分補給してもとても太刀打ちできません。ゆうたろう熊野の岩で熱中症!?シャレになりません!・・・倒れる前に撤収しなければと10時過ぎに決断。 しかし、一旦決断したものの、それからがまた大変。暑さにふらつき、重たい体では、片づけるのも一苦労。あまりのしんどさに、すべて道具をほって帰ったろかい!などと思ってしまうほどで・・・なんでこんなにしんどい思いをしてまでと後悔してもあとの祭り・・・それでも、何とかヘロヘロになった体にムチ打ち、片付けを終えると体を引きづるように渡船に乗り込み、早々と帰港しました。
 後で聞いた話ですが、この日は今年最高の暑さを記録。全国で、熱中症が相次いだようで・・・認識不足、準備不足、体力不足・・・ゆうたろう、深く反省です。
次回は、作戦を練り直して、懲りずに再度アタックするつもりです。

 今回の熊野釣行、結果は、リベンジならず、キスのA1のみの完敗ということで終了しましたが、食べるということに関しては、最高の食材を提供してくれました。
 まさに熊野の海に感謝!!

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 早々と帰宅すると当然お魚を調理。夏が旬で、脂とうまみが乗ったメイチダイのお造りを中心に、キス、テンスと美味いお魚のお造り3種盛り。メイチダイは量が多かったので一匹は、3枚におろして酒・塩・コショウを振って片栗をまぶし、たっぷりのオリーブオイルでムニエルに。
 すべてを食べ比べた山の神の感想は、どれも美味しいけど、これ!なんとかダイ?ものすごく美味しい!!とメイチダイのお造りとムニエルをバクバク食べていました。はあ〜
もちろん病み上がりのミャーも、メイチのあらやお造りを食べて、ご機嫌、大満足でした。
 
左のお皿にキスとテンス、右のお皿にメイチダイ
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 この日は、早上がりで、当然エサが余りましたので、熊野釣行の疲れをものともせず、夕方から夕涼みのヨドコーワを処方。結果3時間ほどで、42cmを頭に型物のキビレのつ抜けを達成。キビレの激しい手応えを存分に堪能しました。やっぱりヨドコーワは、優れもの最高です!「志」が低いなどといってごめんなさい!!

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2012/7/19

有田川 キス 釣行記  投げ釣り

有田川 キス 釣行記 7月18日 大潮

 今週、世間では、夏の日の3連休でしたが、2連休もめったに頂けないゆうたろうには、全く関係なし。ということで、いつもどおり、ず〜っと仕事をしながら、密かに今週の釣行計画を立ててストレス発散をと思っていましたが・・・結局、今週も希望の日に休みが取れず、しかも、取れた休日の前夜は仕事!加えて、天気予報では、梅雨空が続き、台風が接近してくるとか・・・こんな悪条件では、釣行先も決まらず、余計にストレスが溜まって行きます。
 ところが、連休が終了すると同時に天気予報を裏切って、突然、梅雨明け!雨が回避できると思っただけで、よし!と気持ちが大きく上向きます。それでも、台風の余波は確実ですので、大好きな熊野はダメ。淡路富島も考えたのですが、お仕事疲れもあって大潮のしかも引きでの海藻掃除は立ち向かう気力と体力が出てきません。結果、消去法で定番の有田川を選択。一応、型物のキスを狙いますが・・・先週の大雨の影響で濁りがどれくらい残っているか・・・

 釣行当日、仕事を終えたのが、夜の10時。現地有田川到着が、深夜0時前。11時半干潮で、上げに転じていますので急いで準備を始めようと川面を覗き込むと・・・予想をはるかに超える濁り・・・透明度十センチ!?う〜ん、まいった!というような状況ですが、今更、場所変更などできません。キスははずしても、キビレぐらいなら遊んでくれるはず・・・大潮の込み潮という絶好の条件で、夜明けまでの4時間釣って、結果が出なければ仕方がないと腹を括って第一投。
 しかし、全ての竿を投げ終えたものの、どの竿にも中々変化は現れません。そういえば、例年なら数釣れる型物のキビレ。今年は、既に何回かここ有田川に釣行を重ねていますが、まだ一枚も釣っていないことを思い出します。ということは、キスをはずすとキビレというパターンが崩れる・・・OOHAZURE?と不安になりますが、ま、その時はヨドコーワもあるしなどと志(こころざし)の低いことを考えているとやっと初アタリが出ます。
 正面遠投の竿先が、突然、激しく揺れて何度もグイグイと入ります。巻き取りを始めるとそこそこの手応えでグングン首を振って抵抗します。登場したのは、特別大きくはありませんが30UPのキビレ。噂をすれば何とかやなと思いつつ、そう大きくありませんので、手前まで引き寄せて、余裕でごぼう抜き。BOUZU逃れの型物確保!と思った次の瞬間、針が外れてボチャン!・・・元気よく濁りの中に消えて行きました。
 キビレを軽く扱ったしっぺ返しと後悔しても始まりません。仕方がありませんので、悔しさを隠しつつも、また釣れると思い直して、投げ返していると次に来たのは、これまた有田川名物のエイ。そして、アナゴ、ハゼと続きます。更に、先週の淡路富島ほどではありませんが、ここ有田川でもクサフグが元気で、エサをかすめ取っていきます。
 1時間、2時間と根気よく投げ続けますが、状況は大きく変化なし。釣れてくるのは、外道ばかり。同じ外道でも有田川産天然ウナギでも来てくれれば、それはそれでうれしいのですが・・・潮は確実に上げているのにこの不調、やっぱり濁りの影響かなと諦め半分で穂先ライトの放列を眺めていると、2時半過ぎに、ようやくそれらしいアタリが右端の竿に出ます。
 遠投の竿にもかかわらず穂先ライトがツツ〜ッと大きくシャープに入り、続けて、2度3度と穂先ライトが激しく揺れ続けます。やっと来たかな?と竿を手に取って巻き取りを始めるとプルプルクックッと本命らしい手ごたえが手元に伝わってきて更に期待が高まります。元気の良い小チヌでありませんようにと祈りつつ、慎重に一定のリズムで手前まで巻きとってくると登場したのは、期待どおりの本命の太いキス。楽勝と思ったにもかかわらず計測すると太さの割に長寸が短く、ぎりぎり26cmのキス

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 もちろん、魚拓を取れば文句なし、余裕で1号UPなのでしょうが、出来れば取らずに済ましたいのが本音。ぎりぎりとはいえ写真申請で何とか号数UPできる一匹に感謝!しかも、この濁りをものともせず登場し、HAZUREを回避してくれた貴重なキスですので大切にクラーへ。
 1匹くるということは、当然2匹目の可能性もあり、期待が大きく高まります。まして、潮が込んで迎える夜明け前などは、ガンガンガンが来る可能性が・・・先ほどまでのはずした時の何とかなどという「志」の低い話はどこへやら、たくましくもりもりと妄想がふくらみます。
 エサをたっぷりと付けて、ガンガン投げ続けますが、しばらくは相変わらずの外道のオンパレード。そしていよいよ期待が高まる夜明けが近づきます。更に一段と気合を入れて投げ続けますが、期待の高まりとは逆に、夜明けが近づくにつれてアタリは減少。外道すらあたらなくなります。大潮の込み潮の夜明けという絶好の条件にもかかわらず、やはり現実は甘くありません。生きの良いチロリをついばむのは残念ながらクサフグのみ。気が付くと時間は、4時を回り、東の空がほんの少し青みを帯びて群青色になってきました。ここ有田川のこのポイントで、完全に明るくなってからまともな魚を釣った記憶がありません。結局、夜明け前のサプライズはないまま、納竿を迎えます。
 今週も結果は、型物一匹ですが、ないとあるでは大違い。この濁りの中で1号UPは、上出来です。順番に竿を片付け始めます。それでも、ひょっとしたらなどと往生際の悪いことを考えてゆっくりと一本づつ回収していきますが、アタリのない竿にまともな魚が付いているわけもなく、むなしく素針を回収していきます。
 さあ!あと残り2本。本当ならこの竿が、ガンガンと揺れてと・・・エッ!?・・・ガンガンガンと突然、本当に、残った2本のうちの1本、遠投の竿の竿先が激しく揺れて、大きく引き込まれました。うっそ〜!!自分でもびっくり!目の前の竿を手に取ると糸ふけを取ってゆっくりと巻き取っていきます。すると、重みはありませんが、クックックッギューンとしっかりとした力強い手応えが伝わってきました。この手応えは、良型のキス!?・・・のはずです。ドキドキしながら川面を見つめ、ゆっくりとリーリングしてくると現れたのは仕掛けの先で勢いよく走り抵抗する大きなキス!一目で型物と分かる大きさです。慎重に抜きあげ、素早く確保するとグッと喜びが湧き上がってきました。計測すると実寸で28cmの今季最長寸のキス

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 最後の最後、土壇場でのサプライズ!納竿、回収寸前の竿に、妄想通りのガンガンガンのアタリがでて、型ものキスを確保するなんてめったにないラッキーです。
 濁りのきつい最悪のコンディションの中、キビレでも釣れればということでスタートした今回の有田川釣行ですが、終わってみれば26cm、28cmの2匹のキスの型物を確保し、A1B1の2号UP。これ以上ないくらいの最高の結果に・・・これはもう有田川に感謝するしかありません。
 それにしても、以前に増してゆうたろうのイメージトレーニングが・・・

 朝6時過ぎには帰宅すると結果を知ってか、ミャーがお出迎え。早速、キスを調理。今日はたった2匹ということで、お造りと骨せんべいですが、山の神と一人と一匹、大変おいしくいただきました。

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タグ: キス 有田川 淡路島

2012/7/14

淡路富島 キス 釣行記 7月10日  投げ釣り

淡路富島 キス 釣行記 7月10日 中潮

 先週のどしゃ降り・・・びしょ濡れ釣行にも懲りずに、今週こそはと釣行計画を立てていると幸運にも天気は、梅雨の中休みへ突入。しかも、波予想を確認すると外洋に面している熊野では最低の波50cm〜1m。まさに、この時期としてはこれ以上ないくらいの好条件が揃いました。今度こそ、久しぶりの熊野釣行で、大物バン!バン!希望が大きく膨らみ、仕掛けづくりにグッと力が入ります。
 ところが、釣行前日、どうしても無理といえないあるお方から天の声が・・・一件の仕事が舞い込みます。明日はお休み・・・の声を涙ながらに飲み込み、にこやかにハイ!梅雨の中休み最終の晴天の日の休日が軽やかに飛んでいきました。はあ〜・・・・
 仕方がありませんので、休日を翌日にずらしますが、天候は、朝から雨の予報。しかも波予想は1.5mですので、熊野釣行は、当然断念。定番の有田川は、先日のどしゃ降りの雨で泥濁りが入り釣りになりません。ならば、ということでゆうたろうのこの時期の次の定番、今季絶好調が伝えられる淡路富島に釣行場所を定めます。
 ゆうたろうの過去の実績でいけば、有田川と並んで型物の実績が高い淡路富島。一昨年、昨年と毎年、何匹かの型物を釣らせてもらっています。先週の雨で懲りていますので、天気予報を入念にチェックし確認すると天気は、朝まで何とか持ちそうです。後は、一晩、一抱えもある海藻を掃除し続ける覚悟と体力があれば型物の1〜2匹はほぼ間違いないはずです。しかも、今季は絶好調が伝えられており、型物は当たり前、ひょっとしてキスの自己記録が更新できるのではといつものごとく勝手に期待が高まります。ただ、その分はずした時は、半端ないくらいドッカ〜ンと疲れますが・・・
 
 この日は、梅雨の中休みの最終日という天気予報どおり、雲が多めながらも真夏の太陽が照りつける安定した晴れ。無事仕事を終え、いつものごとく南港でエサを仕入れて淡路富島に到着したのが、午後7時過ぎ。西浦に沈む夕日を見ながら、明日からはまたしばらく雨ですので、今晩一晩、存分に大きなキスを堪能するぞと気合が入ります。しかし、準備を始めようと車を止めると釣り人の姿が・・・え!先に入られている!?・・・一瞬どきっとしますが、よく見ると波止ではなくその先にある砂浜の一文字に3人の方がボートで渡られ、釣りをする準備をされています。一文字なら投げる方向と距離を間違えなければ全く問題ありません。ほっと一安心。早速、車から荷物を降ろして波止の先端まで運んで準備開始。全ての竿が準備できたところで、投入前にまずマスター師匠に電話。突然の電話にもかかわらず、丁寧に海藻対策と最近の釣況を教えていただき、お礼を言って電話を切った後、待ちに待った第一投。ここは超近投も有効ですので、ボチャンからフルキャストまで遠近右左に投げ分けて投入していきます。
 全て投げ終わったところで、待つことなく最初の竿を上げるとマスター師匠のアドバイスもあって、海藻の乗りが、いつもより確実に、楽になっているような気がします。しかし、クサフグは、どうにもなりません。例年通りとてもお元気なようで、先ほど投げいれたばかりにもかかわらず、エサはもう既にきれいに無くなっています。相変わらずといいますか、次に上げた竿も、そしてその次も・・・まさに、瞬殺!あっという間にエサがきれいに無くなっています。そして、一本の針にミニクサフグが・・・13号ウナギ針をくわえて上がってきました。例年どおり、クサフグとの戦いがスタートです。クサフグの猛攻の合間を縫ってキスがエサを見つけてくれるまで、休むことなく投げ返しを続けなければなりません。
 投げ始めて1時間。元気に投げては、回収の繰り返しを続けていると早速一本の竿に明確なアタリが出ます。微妙に竿先が揺れながらスッと20cmほど穂先ライトが入りました。やっと来たかなと期待を込めて巻き取ってくるとやはり上がってきたのは、キスの22cm。決して大きくありませんが、うれしい初物。丁寧にクーラーへ。
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 早速のキスのお出ましといいますか、瞬殺の中にもかかわらずキスにエサが届いたということで、期待が高まります。引き続き、少ないながらも絡みつく海藻を掃除し続けながら投げ続けているとさらに一時間ほどして、ジ〜ッ・・・と短くドラグ音が鳴ったような・・・アタリ?投げ返しを止めて竿先をしばらく見つめますが、何事もなかったように、静かなまま。しばらく待っても次の動きが現れません。やはり気のせいと思いつつもラインを確認していくと超近投の竿のラインがあらぬ方向に流れています。ん?変やなと思い回収を始めるとずっしりとした手応えが帰ってきました。珍しく大量の海藻が絡み付いたようです。これでドラグが鳴ったのかと納得。力任せに回収するとヘッドライトに大量の海藻が浮かび上がりました・・・ん?海藻の後ろに何かついています・・・フグ?・・・キスです!それも良型!!途端に慎重に巻き取って、ゆっくりと大量の海藻ごと巻き上げると口先にウナギ針が掛かった大きなキスが上がってきました。計測すると26.5cm

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 釣り始めて2時間。早々と型ものキスを確保し、気分は絶好調。まだまだ時間とエサはたっぷりあります。この調子でいけば、最低複数の型もの確保で号数UPは間違いなし。ひょっとしたら自己記録更新ももなどという当初の妄想が、現実味を帯びて期待が大きく膨らみます。元気いっぱい、海藻のお掃除なんのその。投げては、回収即素針。エサを付けて投げ返すの繰り返しを続けます。更に1時間、2時間、3時間と時間が経過。延々とキャストを続けますが、22cmほどのキスを2匹追加したのみで、デカギスのアタリは皆無。上がってくるのはフグ、フグ、フグ。そして夜中を回ったころから、60cmほどの良型のアナゴが連発します。
 さすがにこのころになるとあれ?おかしいなと思い始めますが、いやいや大きなキスは突然やってくると黙々と投げ返しを続けます。しかし、何事も起こらないまま更に時間だけが経過、気が付くと午前3時を回って、夜明けが近づいてきました。ん〜なんで・・・と思っても釣れないものは仕方がありません。当初期待が高かったころは、かわいくさえ見えたクサフグにだんだん腹が立ってきました。普通ならここで、断念。隅一終了で納竿するところですが、最近、夜明け後に良型が上がっていることや、下げが良いらしいという小耳にはさんだお話を信じて、夜明けの下げを釣って納竿することに。
 確かに東の空がうっすらと明るくなり始めると潮時表通り潮が下げ始めます。最後の気力と体力を振り絞って、回収してはエサを付けて投げ返すの繰り返しを始めますが、下げに入った途端。半端ないくらいの海藻が絡み始めます。こうなると少々のテクニック−工夫では、太刀打ちできません。後は、気力と体力勝負。大きなキスが欲しいと我慢に我慢を重ねて、巨大なミルフィーユ状態の海藻と格闘を続け、力任せに巻き取ってきますが、竿が折れんばかりに一抱えも積み重なった海藻は、急速に体力と気力を奪っていきます。しかも、下げ潮に流される海藻の重みで竿尻が勝手に浮き始めると、もうどうにもなりません。疲れ切った体にムチ打っても体が動かなくなり遂にギブアップ。

 10時間に及ぶ海藻とクサフグとの格闘は、結局キスの型物一匹で終了。どこが自己記録の更新?型物複数間違いなし?・・・言葉もないくらい疲れました。しかも最後片付けのため回収する竿にはすべて大量の海藻が絡み付き、道糸を切って帰りたい衝動に駆られますが、そこを何とか最後の力を振り絞ってすべて回収。ヘロヘロになりながら片づけを済ましましているとそこに一人のキャスターが近づいてきて「ゆうたろうさん!」と声を掛けられます。
 一瞬顔には見覚えがあったものの突然のことで名前が出てきません。神戸PFCのOですといわれてビックリ!一ヶ月ほど前、ふぐたろう会長に連れられて釣行した熊野で神戸Cサーフのkisu356さんとご一緒に釣りに来られていた神戸PFCのOさんです。今日もkisu356さんと一緒に淡路島にキスを狙っての釣行。東浦で釣っていたがもう一つということでこちらに転進して来られたとのこと、先ほどようやく近くの波止で釣り上げられたということで27cm程のキスを持っておられました。
 懐かしくもあり、色々の経験もお持ちということで、疲れも忘れてお話をしていると間もなくkisu356さんもこの波止にお見えになりました。kisu356(ブログ投げ一筋・2 日々修行)さんは、先日の全日本クラブ対抗キス投げ釣り選手権で、10位という好成績を収めておられますし、10日ほど前にも30UPのキスを釣っておられます。改めて、ご挨拶をさせていただき、お二人が引き釣りでキスやキュウセンを釣るそばで座り込み、まるでお二人の邪魔をするように色々とお話をさせていただきました。雑談とはいえ、ゆうたろうからすればkisu356さんは、雲の上の人のような存在、神戸PFCのOさんも多数の実績としっかりとした投げ釣りの世界をお持ちで、お二人から聞くお話は、驚きと関心の連続。お二人が納竿するまでの1時間以上、ヘロヘロに疲れているのも忘れてものすごく中身の濃いお話をさせていただきました。ポイントの話や使っている道具のお話などなど。ほんと投げ釣りも奥が深いと言いますか、いい加減なゆうたろうは、ただただ感心するばかり。Oさんが仕事があるので納竿するというのを機に「雑談」を終了。お二人に、心からのお礼を申し上げて淡路島を後にしました。

 ゆうたろうにとって、今回の淡路島富島釣行は、結局、型ものキス一匹で終了。当初、妄想したキスの型物複数匹の釣果や自己記録の更新はなりませんでしたが、それに勝るとも劣らないお二人との出会い−貴重な「雑談」の機会をいただき最高の釣行となりました。改めて、この場を借りて声をかけていただきゆうたろうとお話をいただいたkisu356さんと神戸PFCのOさんに心からの感謝!本当にありがとうございました。
 そして、いつもながらアドバイスをいただいたマスター師匠にも感謝!

 帰宅するともちろんキスを調理。大きい一匹のみお造りで、残りは、以前に釣って冷凍にしてあった物と合わせて、天ぷらに・・・造りもいいですが、キス天も、やっぱり最高!毎度毎度ですが、山の神ともども、とても美味しくいただきました。 







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2012/7/7

ヨドコーワ・有田川 釣行記 7月4日  投げ釣り

ヨドコーワ・有田川 キビレ・キス 釣行記 
7月4日 大潮

 先々週は、相次ぐ台風で釣行を断念。そして、先週は、仕事でお休みがもらえず、この2週間、連続で釣行を断念・・・もちろん、あきらめが悪いと言いますか、仕事の合間を縫ってまさに大阪のオアシス新淀川へ2回ほど「こそ行き」で通いましたが・・・一度は、過去に記憶がないほどの予想外の超貧果で、BOUZU逃れのキビレ30cm一枚!
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 クラブの大先輩のありみつやんか氏のアドバイスをいただいて挑戦した2回目は、同じく3時間で44cmを頭に型物キビレ9枚の大爆釣。

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 なんやねんこの差は!?とも思いますが、どちらにしてもお休みがない時によく効くヨドコーワ。近くで、安くて、短時間でキビレの型物の手応えを存分に堪能できる新淀川は、ほんとすぐれもの!そして、なにより、ありみつやんか氏に感謝!!

 ようやく仕事も一段落。今週は、週一のお休みが頂けるということで3週間ぶりの本格釣行をとても楽しみに予定していました。しかし、梅雨末期特有のころころと変わる天気に左右されて、なかなか釣行場所が定まりません。マダイ、キス、キュウセン、マゴチ・・・狙い物の魚が浮かんでは消えていきます。ようやく当日、出発直前になって何とか狙いを熊野に絞り込み決断。波予報を見て、何とかなるはずと渡船に電話を入れますが、意外にも船頭から帰ってきた返事は出船不可。波予報では1.5mでしたが、現地は思った以上に波がきついようで、ほんと外洋といいますか、太平洋に突き出た熊野は扱いが難しい海です。
 いずれにしても、安全が第一。やむなく雨予報を見て、一番安全パイの中紀方面に舵を切ります。釣行当日の天気予報では、雨の降り出しは、翌日の昼頃。夜、有田川でキスの型物を釣って、翌日は、前回の戸津井のリベンジ。そして本降りになる前に帰宅する・・・毎回、毎回妄想・・・いえいえイメージトレーニングだけは、絶好調!?ですが・・・
 
 いつものごとく仕事終了後、南港でチロリを仕入れて一路有田川を目指します。現地有田川右岸のいつものポイントに到着したのが、夜の7時過ぎ。周りは、ようやく日没を迎えて暗くなり始めています。当日の潮は、大潮で、満潮が7時18分。下げ潮を釣ることになりますが、潮位が高い時間、上げ潮に乗って入ってきた大きなキスがまだうろうろしているはずですので、早速道具を車から降ろして、急いで準備を始めます。
 ところが、このころから突然天気予報にはなかった雨が・・・降り出しは、ポツリポツリでしたが、あれよあれよという間に本降りに・・・エ!ウソ〜!と驚きつつも、降らないはずという天気予報を信じて、どうせ通り雨!すぐ止むだろうとたかを括って準備を継続します。潮が高い時間が、チャンスと雨に濡れるのも構わず、遠近、右左と準備のできた竿から順次投げ込み、計5本の竿を並べ終える頃には、アタリは真っ暗な闇に包まれて、好時合に突入。後は、一気にパンパンパンと竿先が激しく叩かれるのを待つばかりです。
 ところが、1時間が経過し、さらに2時間が経過しても雨は降り続き、結局、雨具を着込んでの夜釣りに突入することに。天気予報は何だったのかと恨めしく雨の夜空を見上げますが、どうにもなりません。しかも、好時合のはずにもかかわらず、アタリは皆無。狙いのキスはもちろん、外した時の保険、キビレのアタリもありません。たまに、微妙に竿先を揺らしてあがってくるのは、いつものクサフグ。そして、ぽつりと20cmほどのフルセのハゼ。とても元気で、いつも激しいアタリを送ってくれる有田川名物チンチン・ババタレ(小キチヌ)も全く気配がありません。
 相変わらず雨は降り続く中で、濡れたカッパを着込んで佇んでいると、気分は最悪。まさに踏んだり蹴ったり状態。その後も何とか型物一匹と投げ続けますが、努力もむなしく1時間、2時間と時間だけが経過。11時過ぎには、何とか雨は上がってくれたものの相変わらずアタリがない状態が続きます。結局釣り始めから5時間が経過し、気が付けば時間は午前0時過ぎ、汗底の潮どまりでべた底、ほぼHAZURE確定です。
 やむなく転進を決意し、ま!こういうこともあるとあきらめ気分で残りの1時間、上げの動きはなまでと最後の悪あがきを続けます。回収しては残ったエサをたっぷりつけて投入し、糸ふけを取って、しばらく様子を見て次の竿を回収するという動作を黙々と繰り返していると・・・今、投入して糸ふけを取ったばかりの真ん中、中投の竿の穂先ライトが、突然パンパンパンと激しくたたかれ大きく揺れました。
 エッ!と思った次の瞬間、今日初めて目にする激しいアタリに、待つ余裕もなく、とっさに竿を手に取り軽くあわせてしまいます。すると帰ってきたのは軽い手応え。あちゃ〜早合わせで下手売ったかな!?と後悔しながらそれでも巻き続けていると軽い中でもクンクンと何かの手応えが伝わってきました。ん?大きいアタリ+軽い手応え=大きなキス・・・ひょっとしてと期待し、息を止めるように川面を見つめていると・・・現れたのはやはり大きなキス。雨降る中で5時間ようやく手にした初獲物、慎重に抜きあげ手に取ると喜び爆発。計測すると26.5cmの良く肥えておいしそうなたキス。よく来てくれたと感謝して丁重にクーラーへ。

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 やっぱしおるやん!と気分は上々。今日のこの状態で、1号UPは上出来。さあこれでいつでも納竿できると最後の期待を込めて竿先を見ているとすぐ直後に小さいながらもシャープなアタリで、23cmのキスを追加。これも良く肥えておいしそうでしたので、丁寧にクーラーへ。
 更にさらに、今までの5時間が嘘のように正面遠投の竿先が、続けて激しく揺れます。今度は慎重に糸を送って待っていると2回目のアタリが竿先に出ます。よし!と巻き取り始めると例のごとく軽い手応えです。おそらくと思いつつ、ゆっくりと一定のリズムで巻きとってくると登場したのは、やはりこれまた良型のキス。計測するとぎりぎりながらも何とか写真申請できそうな26cmのキス

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 その後も更に期待して30分ほど釣り続けましたが、このキスを最後にぴたりとアタリが止まって・・・もちろんそのあとのサプライズはなし!
 しかし、ほんと自然は不思議です。な〜んもない5時間の後のわずか1時間ほどで、型物キス2匹。釣らせてくれた有田川に感謝するしかありません。

 当然、その後、気分上々で、中紀衣奈に転進。仮眠を取って一文字でマゴチ、エソのDを狙って、釣りはじめますが・・・塩イワシのエサで第一投をした直後から、またまた天気予報に反して、雨が降り出します。しかも、この雨、水煙で周りの景色が見えなくなるくらいの激しい降り方で、塩イワシを付けて構えた瞬間、どっと袖口から雨が肩まで侵入してきます。竿先を見る顔にも雨が流れ込み、雨具が役に立ちません。おいおいおいどんな天気予報やねん!とぼやきが出ますが、それで雨脚が弱まるわけでもなく、逃げ場のない一文字で、まるで滝に打たれる修行僧のようにじっと耐えて立っているしかありません。1時間ほど我慢して釣りといいますか・・・じっと立って我慢していましたが、ますます激しくなる雨にこれは辛抱たまらんと撤退を決意。ほとんど釣りらしい釣りをさせてもらえないまま、早々と渡船の親父さんに電話して一文字を後にしました。
 2回連続で雨にたたられて、HAZUREを引いた中紀の戸津井と衣奈・・・何故か今季は、絶不調といいますか、相性が悪いと言いますか・・・いずれにしても今回、全身ずぶぬれで、単に濡れに行っただけ・・・がっくり、疲れました。

 それでも、この雨の中で、良型のキス3匹、しかも2号UPのお土産はゆうたろうにしては最高の結果。帰宅すると早速、すべてお造りに・・・ん〜キスのお造りはやっぱりうま〜い!お醤油を付けずに食べてみると、モチモチとした食感とともに口の中にうまみが広がり、実に激ウマ!最高です!
 山の神と一人と一匹。少ないながらもキスのお造りと骨せんべいをわけわけして堪能いたしました。






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