2012/6/14

新宮王子ヶ浜 ニベ・・・ 釣行記   投げ釣り

新宮・王子ヶ浜 ニベ・・・ 釣行記
6月12日 小潮

 何とか今週もかろうじて頂いた週一のお休み。当然ながら、またまた熊野への釣行を画策します。ところが、エサを仕入れて大阪を出発した直後、渡船に電話を入れると予想に反して明日は波があるので無理とのこと。天気予報を見ただですが、素人なりに、いけるやろと判断していましたので、がっくり。外海に面した場所の波予想はほんと難しいと思い知らされます。天気予報が微妙でしたので雨でも強行するつもりでしたが、船が出ないとなると決意だけではどうにもなりません。
 さあどうするか、鬼ヶ城でカワハギを狙うという選択肢もありますが、169を走りながら出した結論は、無理をせず夜・昼の2連戦を断念し、王子ヶ浜でじっくり夜釣りに専念すること。ニベのテッパンに加えて、何が来るかわからない意外性の楽しみもある王子ヶ浜。じっくり夜釣りに専念するのも面白いかなと考えながら一路新宮を目指します。
 しかし、途中、熊野市に入るアタリから急に激しい雨が・・・もちろん梅雨入りしたこの時期ですから雨は当然覚悟していますし、もちろん雨具の用意も万全ですが、できれば避けたいところです。しかも、雨の夜釣りとなると・・・う〜ん!まさに気分はブルー、だんだん気が重くなってきます。ところが、42号線に合流し、山を越え鬼ヶ城のトンネルを抜ける頃には雨が次第に小ぶりになり、新宮に着くころには完全に上がってしまいました。まさにラッキーです!
 ほぼ予定どおり午後9時現地王子ヶ浜着。このまま、雨が降らなければ最高!などと思いつつも、一応レインウエア−を着込んで浜へ出ます。潮は、午後7時干潮で、午前1時過ぎ満潮の小潮。上げから潮の高い状態を釣りますので条件としては良いはずですが、さあどうなるか?早速準備開始。三脚2台に竿を2本づつ計4本の竿を準備します。期待を込めて定番のユムシのエサを付けて第一投。糸ふけを取り、波の強弱と潮の流れを確認。小潮にもかかわらず、結構な勢いで右に流されます。絡まないよう投入先を変えて順次2本目3本目を投入し、4本目にエサを付けていると早速ですが今投入したばかりの竿にアタリが出ました。波の激しい動きと微妙にずれる竿先の動きを再度確認し、ほぼ間違いないと確信をもって合わせを入れると重みが乗りました。順調に巻き取ってくると現れたのはニベの35cm

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 ぎりぎりですが、一投目からアタリを取って型物のニベを確保し、幸先の良いスタートを切ります。その後もポツリポツリと順調にアタリが続き、36cm、36cm、37cmのニベが釣れ続きます。

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 そして、次にひときわ大きなアタリで登場したのが、実寸で40cm超のニベ

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 釣り始めて2時間強で、40cmを頭に5匹の型物のニベを確保。雨も上がって快調に推移し、気分も上々。しかも、夜明けまでには、まだたっぷりと時間がありますので、満潮前後、夜明け前など、とても楽しみです。
 更にもっと大きいニベの型物とか、ニベ以外の魚種の大物が来るとか、そして、ニベの型物のつ抜けとか・・・ゆうたろうお得意の妄想がモリモリと元気いっぱいです。ところが世の中よくできたもの。舞い上がったゆうたろうの気分を見透かすように、突然、雨が降り出します。結構大きな雨粒が、レインウエアーにアタリぱちぱちと音を立てます。もちろん王子ヶ浜で逃げ場はありません。じっと立って雨風に耐えなければなりません。雨がなければ最高なのにと思いますが、これも仕方がないこととじっと耐えているとアタリのわからないままに35cmのニベを追加。

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 そして、その直後に、竿先をググ〜ッと絞り込むアタリで39、5cmのニベを追加。帰宅後魚拓を取るために、締めずにクーラーへ(結果は、拓寸40、7cm

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 この時点で、午前0時過ぎ。釣果は、順調に伸びて、匹数で過去最高、そして、型物のつ抜け達成まであと3匹に迫ります。雨は、当初思っていたほどではなく、降ったりやんだりを繰り返していますが、代わりに、この頃から東風が少しづつ強まって、徐々に釣りづらくなってきました。しかも、風邪に符合するかのように海藻・流れ藻が出て来て、道糸に絡むことが多くなってきました。いったん絡むと引き波に乗って、一気に竿先を持っていきます。何度か、竿を倒されて、やむなく4本の竿を3本に減らして対処。もちろん星もお月さんもない雨降る真っ暗な王子ヶ浜。雨に加えて、風が出てくると普通なら帰っているところですが、何とかあと3匹、つ抜け達成まではと、少し意地になってきました。
 そんな中、雨の止み間に入り、ほっとしながらも引き続き、穂先ライトを見つめていると突然真ん中の竿先が一気に入って、竿尻が浮きました。また、海藻?と思い竿を立てて巻き始めるとグイグイと重みのある手ごたえが手元に伝わってきました。ん!?・・・海藻ではありません。魚のアタリです!しかも、今日一番の手応えに、一気に期待が高まります。
 いったい何がと胸ふくらませて波打ち際を見つめているとしばらくして現れたのは・・・長い魚体!・・・ウツボ?・・・デカアナゴ?・・・とにかくまともな魚ではありません。かなりの手応えで、期待が大きかっただけに長物の登場に、がっくりです。
 仕方がありませんので、処理するためにさらに巻き取ってくると、手前まで来たその長物が、細長くとがった大きな口を広げて激しく抵抗します。しかも、その開いた口には、鋭い歯がびっしり・・・おいおいおい、危ないやないか!・・・え!?・・・こいつアナゴと違う!・・・まじまじと見ているとどこかで見たことがあるような・・・あ!寿司屋のいけすに泳いでいるあれ・・・そう鱧に間違いありません!!・・・とにかくびっくり!!
 昔、小さい鱧を、煙樹ヶ浜で一度だけ釣ったことはありますが、ここで暴れている鱧は、全く別物。桁違いの大きさです。全長85cm、胴回りはゆうたろうの手首の太さを上回るでっかい鱧。獰猛な顔つきと鋭い歯は迫力満点です。 

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 どう対処したらいいものか、かなり迷いましたが、関西の夏を彩る最高の食材の一つ、持ち帰らない手はないとゴンズイばさみで鱧の頭を押さえて、恐る恐る活け絞めに・・・それでも、絞めた直後は、その名のとおり鋭い歯が付いた口を大きく動かし抵抗しますので、しばらく様子を見て、完全に絞まったことを確認してから丁寧にクーラーへ。ここでほっと一息。
 いや〜とにかくビックリ!ほんとここ王子ヶ浜には、驚きです。しばらく興奮冷めやらぬという気分でしたが、まだ本来の目的ニベのつ抜けが達成されていません。気持ちを切り替え本来の釣りに集中します。潮は完全に下げに入っていますので、今までのパターンでいくとアタリが止まったりするのですが、何故かこの日は、その後もポツリポツリとアタリが出て、釣れ続きます。
 まず最初は、鱧を処理している間ほったらかしになっていた竿に37cmのニベ。さらに36cm、そして続けて同寸の36cmを追加してあっさりニベの型物のつ抜け達成!ちょっと拍子抜けですが、釣れるときというのは、案外こんなものかもしれません。

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 時間は午前3時を回っています。ちょうどユムシのエサも切れたましたので、夜明けを待たずに納竿。すると最後の最後、回収した竿に、35cmのニベが付いてきて、結局、型物ニベ11匹目になりました。

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 今回の新宮釣行、最終結果は、ニベのB2、A9の計11匹。匹数で当然、自己記録達成。そして、ニベのABがすべて埋まりました。しかも、大きな高級食材、鱧のお土産付き。対象魚がニベのみという点を除けば、これ以上ないというほどの最高の結果に・・・いえいえニベだけなどと贅沢をいえば、罰が当たります!ニベに感謝!そして王子ヶ浜に感謝!
 途中、仮眠を取りながら安全第一で169を走り、午前10時前に帰宅。早速、高級食材、鱧の調理に取り掛かります。予想以上に身がしっかりしていて大きいということもあってか、ウナギよりも捌きやすく、開いて中骨を取り去るとちょうど大人の両手を開いたぐらいの幅と厚みのきれいな半透明の白身になりました。しかも、薄いレモン色した卵が、いっぱい詰まっています。丁寧に内臓を取りだし、卵のみをとりわけて別に保管。背びれ腹びれ腹骨を鋤取り、片身にするといよいよ骨切です。
 恐る恐る刃をいれて優しく切ってから、ためしに落としにして食べてみると・・・確かにおいしいのですが皮が・・・ということで、そこからは皮にも包丁が入るくらいしっかり、大きく、大胆に、刃を動かして骨切りをしていきます。すると、皮も気にならなくなり、おいしく食べられるようになりました。初挑戦ですのでたまに多少骨が当たるような感じが残るのはご愛嬌。淡白な中にも薄っすらと脂の乗った鱧の味は最高!
 鱧の落とし、卵の煮つけ、更に落としの煮汁をベースに豆腐と玉ねぎで鱧のすきとちりで鱧のフルコースを堪能。とりわけ甘辛く煮つけた卵は絶品でした。
 更にニベは、今回、趣向を変えて酒・塩・コショウで下処理し、フライに。これまた山の神のお褒めをいただきました。はい!

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2012/6/8

有田川・戸津井 キス 釣行記 6月5日  投げ釣り

有田川・戸津井 キス 釣行記 
6月5日 大潮

 今週も引き続き南に車を走らせる予定でしたが、台風3号が通過予定で断念。目的地と対象魚を例年通りのパターンに変更して、今季初の有田川へ。夜が明けてからは、これまた今季初の戸津井を選択。それぞれ、キスやマゴチ、そしてエソの大きいのを狙います。相変わらず狙いだけは人一倍大きく、更にイメージトレーニングはいつも絶好調・・・あたり前ですが!?

 夕方仕事を終えると南港経由で有田川へ。現地到着が7時半。今日の潮は、大潮で、夕方満潮、夜中に干底を迎えて上げに転じます。ちょうど到着した時間は、満潮を過ぎて、下げに掛かる頃。できれば上げ潮を釣りたかったのですが、いつも自分の都合どおりに事が運ぶとは限りません。潮が高い内が勝負とチロリをつけて、とりあえず第一投。キス特有の大きなアタリを待ちます。すると5分もしない内に、右の穂先ライトに早速反応が・・・震えるように揺れながら一気に入ります。早々のお出ましに、来た来た!とつぶやきながら、2回目の食い込みに期待しさあ、入れ!と待ち構えますが、いくら待っても次の反応が出てきません。しびれを切らせて回収すると見事に食い逃げ、エサだけ半分ちぎられています。ま、よくあること。第一投から都合よく大きなキスが釣れるはずもありません。むしろ、早速のそれらしいアタリがあったことが大切、気持ちを切り替えます。
 しばらくすると今度は正面遠投の竿に、クククーッと結構激しいアタリがでて、竿先が抑え込まれます。軽い締め込みがあり、これはと期待しますが、上がってきたのは、有田川名物の小チヌ。しかも、いつものキビレではなくマチヌの子27cm。上あごにきれいにかかっていましたので、丁寧にはずしてお帰り頂きました。
 アタリもあるし、今日は期待が持てるかなと次のアタリを待っていると、今、再度投入したばかりの正面遠投の竿に、またまたアタリが・・・モゾモゾ、クイクイ・・・何かあたってると思いつつも微妙な竿先の動きに・・・しばらく放置。しかし、しつこくクイクイと竿先を揺らします。仕方がないので、どうせフグやろと期待をせずに巻き取ってくると時々微妙な締め込みが・・・あれ!ふぐ?・・・何?・・・と見つめていると仕掛けの先について近づいてきたのは本命のキス。しかも良型!あの渋いアタリがとびっくりしますが、とにかく確保することが先。慎重に抜きあげ、いち早く安全な場所に取り込んで一安心。計測すると何とかぎりぎりですが、実寸で26cm、今季初の型物のキスで、1号UPです。
 
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 早々と狙いの一つ、キスの型物を確保し、気分は上々。しかもエサも時間もたっぷりありますので、2匹目の型物のキスを狙って、遠近、右左に投げ分けます。するとしばらくして、またまた正面の竿に、これぞキスというシャープで大きなアタリが・・・ククーッと締めこむ手ごたえはまさに良型のそれ。ばらさないように一定のスピードでリーリングし巻き取ってくると登場したのは予想どおり、良く肥えた良型のキス。2匹目の型物の期待を込めて計測しますが・・・残念ながら25cmと数ミリ。アタリの大小だけでは、ほんとわからないものです。さっきのモゾモゾが26cmで、スコーンと入ったアタリが25cm不思議なものです。どちらにしても、おいしい食材ですので、丁寧に締めてキープ。さらにその直後、コンコンコンのアタリで上がってきたのは、少し小ぶりですがこれまた今年初物のウナギ。50cm強といったところですが、有田川産天然ウナギは最高の食材です。もちろん締めずにそのままキープ。
 アタリ連発で、キスに続いてウナギ。う〜ん!今日も絶好調などと浮かれますが、潮が引いていくのに比例するかのように、この頃から次第にアタリが遠のいていきます。しかも、たまに出るアタリは、フグ。そして、終いには、あたるとフグに変わり、最後の最後にはエイの大物の洗礼を受けて、今季有田川初釣行を終了。

 道具を片付けるとそのまま第2戦に向けて戸津井へ移動し、そしていつものように仮眠。携帯目覚ましで目が覚めたのが、4時半過ぎ。アタリが明るくなり始めていますので、すぐに道具を担いで波止に上がると準備を始めます。一応マゴチ・エソ狙いですが、マゴチはダメでも最低エソが遊んでくれるはずと準備のできた竿からエサのイワシを付けて第一投。半年ぶりの戸津井に期待が高まります。狭く入り組んだ小さい入り江の戸津井ですが、小さい割に水深があって独特の雰囲気があります。しかし、期待を込めて竿先を見つめるものの竿先はピクリとも動きません。夜が明けきって明るくなるとエソがうるさく動くはずと余裕で見ていますが、このころから雨が・・・あれ?そんなはずは・・・天気予報では、晴れまたは曇りだったはず。おそらく通り雨のはずです。気にせず釣りを続行しますが、アタリのないままどんどん時間だけが経過。しかも雲は益々厚くなって雨も徐々に強くなってきました。
 おかしい!天気もおかしいが、夜が明けて2時間近くなにもないのはもっとおかしい!曇っているのが多少気にりましたが、潮も大きく、しかも夜明け直後の上げ潮です。条件的には全て揃っているはずですが・・・はずしてもエソの・・・そのエソの反応が、全くありません。昨秋は、雨の中でも結構反応しましたし、絶対の自信を持っていたのですが・・・それでも我慢強く雨の中で投げ続けていると途中一度だけ、竿先がゆっくりと抑え込まれるアタリがでました。しかし、そのあとを期待して待ち続けましたが、結局そのまま二度と竿先が揺れることもなく時間だけが経過、回収するとイワシの頭だけが返ってきました。
 結局、その後も、雨が激しさを増す中、10時すぎまで竿を振り続けましたが、最後まで竿先に反応は現れないまま納竿終了。最後の最後、納竿のために上げた竿に27cmのガシラが付いてきたのが唯一の釣果となりました。結果、今年初の戸津井釣行は、今まではずしたことがないエソに見放され見事にHAZURE!・・・撃沈!何が悪かったのか、もう一度晴れの日に再挑戦です。

 結局、今回の釣行、残念ながら隅一のキスの1号UPのままで終了。ただ、食材だけは豊富で、昼前に早々と帰宅すると今年初物のキスと良く肥えたガシラはお造りに。そして、これまた今年初物の有田川産天然ウナギは、丁寧にさばいて久々のかば焼きに。3切れだったはずですが、焼いている途中でふと気が付くと、一切れは、山の神の口に運ばれていました・・・

 何故か最近、写真の腕と言いますか・・・撮ろうと思ってもできないピンボケを連発。カメラはいいはずなんですが・・・2切れ残ったウナギとガシラ・キスのお造りの写真ですが、何故か撮った5枚すべてがピンボケで・・・釣りの腕もですが、写真の腕もガックリ!疲れました。

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タグ: キス マゴチ エソ

2012/6/1

新宮・熊野 ニベ・カワハギ 釣行記 5月29日  投げ釣り

新宮・熊野 ニベ・カワハギ 釣行記
5月30日 長潮

 今週は、待ちに待ったお楽しみの釣行です。2週間ほど前、クラブのふぐたろう会長から「平日お休みが取れるので、一度熊野にご一緒しませんか!?」というメールをいただきました。熊野・熊野という、うるさいおっさんがいるから、しゃあないな一度連れてったろ!という親心のお誘いです。もちろん、一も二もなくOKの返信メールを打ちました。
 ちょうどこの時期は、仕事も大きな山を越し、次の山までの間隙ということでもありましたし、同時に、北斗サーフに入会して9ヶ月。色々なお魚との出会いを追いかけはじめると先達といいますか、様々な経験と実績を持った方と釣行できるということは、中々他と代え難い経験だという思いが、最近、特に強くなっていたところでしたので、待ってましたとばかりに食らい付きました。
 週一お休みのゆうたろう、もちろん普段は、連休を取って釣行するということはありえませんが、百戦錬磨のふぐたろうさんと釣行できるということで、今回ばかりは、週一休日にプラスして半日だけお休みを特別にいただき、遠足前の小学生気分で当日を迎えます。予定では、半夜で王子ヶ浜のニベを狙い、仮眠後、磯渡りしてキュウセンを狙うという計画ですが、ゆうたろうの頭の中のイメージ・・・妄想だけは、ニベの「つ抜け」にキュウセンバンバン釣って・・・はあ〜

 もちろん、当日は、普段いただけない半日休暇をプラスする以上、しっかりと午前中の仕事をこなしてということで、予定より30分遅れの13時30分休暇入り。そのまま南港まで走って予約していたエサを確保し、ふぐたろう会長宅着が3時15分。荷物を積み込んでいざ!釣行スタートです。
 行きの車の中では、お魚釣りのお話が満開。どちらかというとゆうたろうからの一方的、かつ、うるさいほどの質問が圧倒的に多かったと思いますが・・・ということであっという間に時間が経過。しかし、途中吉野に入るアタリから天候が急変。雷鳴がとどろき、ピンポン玉ほどの雨粒が落ちてくる土砂降りに・・・そのうち止むやろうとたかを括って車を走らせますが、現地新宮についてもまだ、雷と雨が・・・がっくりです。仕方がありませんので夕食を取りながら雷雲が通り抜けるのを待っていると携帯の雨雲情報どおりに、午後9時前に小降りになって雷鳴が落ち着きました。
 2時間遅れのスタートですので、短時間集中。早速浜に出て準備を開始すると、第一投する頃には、激しい雨がウソのように星やお月様がのぞき始めました。しかし、天気は落ち着いたものの今日の王子ヶ浜は予想以上に高い波が激しく打ち寄せてきており、対応に四苦八苦。糸ふけをとりとり、なんとか3本の竿をを投げ終えアタリを待ちます。すると激しい波にもかかわらず、釣り始めてすぐに明確なアタリが出て、37cmのニベを確保。いつでもそうですが、狙いどおり一匹目の魚を釣り上げるととてもほっとして、気持ちが落ち着きます。

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 一投目から早速、アタリが出て型物のニベが来たということは、当然、群れがいる可能性がありますので、さあ来いと竿先に集中していると、予想どおり同じようなアタリが連発。立て続けに36cm、38cmのニベを追加。

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 予想どおりといいますか、一時間弱で三匹の型物のニベを釣り上げ、気分は急上昇。ニベの過去最高が一釣行で3匹ですので、今日はすでに早くもそれを達成。となると残された2〜3時間で、当然つ抜けも楽勝!万歳!!次はヘダイの50UPでも来ないかなと超〜上から目線になりかけた途端、ぴたっとアタリが止まります。
 更に追い打ちをかけるように高切れ連発。しかも段々波が高くなり三脚の足を洗いはじめます。まだいけるやろと高をくくっていると突然、後にも先にも前例のないほど大きい波がやってきて対処する間もなく一気に三脚を倒されます。しかも、高いところに置いていた荷物も水をかぶりビシャビシャ。ゆうたろうも・・・
 過去に経験もあり、かなり警戒していた積もりでしたが、高切れがいやでついつい前に三脚を置いてしまった自分を悔やみますが、それも後の祭り。もう一度安全と思われるところに三脚を立て直して、上がってきた潮に期待を込めて釣り再開です。しかし、その後も期待とは裏腹に、相変わらずアタリが遠く、高切れの処理などを繰り返しているとどんどん時間が経過。途中、アタリも分からないまま回収した仕掛けに付いてきたニベ36cmを追加しただけで、納竿時間が到来。

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 ところが、さあ転進やと片付けを始め、順次竿を上げていくと最後の竿に重みが・・・皮肉にも、砂利浜に現れたのは本日最長寸のニベ39.5cm。写真申請を諦めて魚拓を取るつもりで写真を撮ると・・・ピンボケ!(帰宅後魚拓を取って拓寸40.6cmのニベになりました。)

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 熊野に移動すると早速仮眠。フグタロウ会長の携帯で目を覚ましたのが午前4時15分。(後で聞いた話ですがゆうたろうはとても寝つきがよかったとのこと・・・ということはだいぶいびきがうるさかったようで・・・すいません!)ここで、たまたまこの日に、同じ熊野に釣行で来られていたフグタロウ会長のお知り合いの神戸Cサーフのkisu356さんと神戸PFCのOさんと初対面のご挨拶。特に、kisu356さんは、ご自身のブログ「投げ一筋・2日々修行」を日々綴られており、投げ釣りに関しても、ものすごい実績と経験をお持ちの方です。先週は大型のカワハギをしとめられ、今週は大型のキュウセンを狙っての釣行です。以前からブログを毎日のようにのぞいていましたので、お顔は存じていましたし、世の中すごい人がいてるもんやと常々思っていましたので、ゆうたろうにとっては、とても緊張の一瞬でした。挨拶を終えた後、ふぐたろう会長とkisu356さんが冗談を交えて話しているそばに立って、ただ、ただ、聞いているいるだけで精いっぱい!
 そうこうするうちに、すぐに渡船がやってきて、それぞれ狙いの磯を決めて出発です。目的磯に到着すると早速ふぐたろうさんにポイント、ねらい目を教えていただき三脚を並べて釣り開始です。初心者のゆうたろうですが、磯に渡れば既にキュウセンの大型を手に入れたような気分で妄想だけは超一流、誰にも負けません。狙いを絞って3本体制でスタート。ウナギ針13号で2本針で、第一投。さあ来いとにらみますが、投げてすぐ反応があったのは、ふぐたろう会長の竿。良型のキスが上がってきました。その後も20〜24cmの良型のキスがダブルも含めて10匹ほど上がってきましたが、すべて会長の竿。ゆうたろうの竿は静かなままきれいにエサだけがなくなります。
 かなり事前に積んできたイメージトレーニングとはちょっと違うスタートですが、いやいやすぐ釣れると打ち返しを続けます。しかし、更に続けて巨大なイソベラや青ベラや赤ベラの大きいのを釣り上げるたのは、やっぱりふぐたろう会長。あっちは30オーバーのカワハギが釣れたポイント。ベラはこっちやからかぶせて投げやと会長からのアドバイスが飛び交いますが、釣り始めて3時間。獲物はすべてふぐたろう会長の竿を揺らします。
 おかしい。なんでやねんと投げ返していきますが、アタリのないままに空腹を我慢できずに、弁当タイム。晴天の熊野の磯で、風に吹かれてふぐたろう会長と並んで食べる弁当のなんとおいしいこと。そこで会長がぽつりと一言。弁当食べているときに限ってよくアタル!・・・そうですかと適当に相槌を打ち、おいしい弁当をぱくついているとゆうたろうの右端の竿が揺れたような・・・まさかと口の動きを止めて見つめていると間違いなく竿先が入っています。ホンマにアタリや!弁当を置いて竿を取り煽ると久しぶりの手応えが返ってきました。巻き始めると途中何度かの締め込みがあり、益々期待が高まります。息をのんで海面を見つめていると姿を現したのは良型のカワハギ。朝からお魚に飢えていましたので、やっと来た一匹に余裕がありません。逃してなるものかと強引にあしらい一気にごぼう抜き。ここでやっと一息ついて計測すると実寸で26cmのカワハギ。狙いの本命キュウセンではありませんが、やっと来た型物のカワハギ。ふぐたろう会長からも祝福を受けて、この時ばかりは疲れた顔がほころびました。ほんとにうれしい一匹です。次からは弁当を食べるときは・・・信じます。

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 腹も満たされましたし、型物のカワハギが来ましたので、さあこれからと竿を振り続けますが、その後も順調に竿を曲げ続けたのは、ふぐたろう会長だけ。キュウセンの良型をポンポン吊り上げ、カワハギの26cmも追加。詳細は、ふぐたろう会長のブログ楽しく投げ釣り、マジに投げ釣りを参照してください。釣れたポイントにかぶせてゆうたろうも投げさせてもらいますが・・・結果は、イソベラすらかかりません。唯一釣り上げたのが、テンスの27cm。きれいな魚ですが、外道扱いでお帰り願おうと思っているとむっちゃおいしい魚だと会長に教えていただきあわててクーラーへ。そして最後の最後、納竿のため竿を回収しているとこれまた大きな手ごたえが・・・何度も締めこみますので、昨日王子ヶ浜の再現。さらに、会長が魚ならこれは超大物の声をかけていただき、期待が大きくふくらみます。さあ、何が来たのかと手応えをグイグイ感じつつ巻き取ってくると水面に現れたのは・・・エイ!・・・ふくらますだけふくらましたでっかい期待が、一気にしぼみます。ガックリ!!・・・今日はこんなもんです。はい!

 迎えに来た船に乗り、港に戻ると早速、情報交換。さすがにkisu356さんは、狙い通りの獲物、キュウセンのCを持っており、是非ともとお願いして巨大なキュウセンを目の当たりに拝見させていただきました。それにしても、写真ではなく実際に大きなキュウセンを見ることができるというのも中々と言いますか、めったにできないこと。ちょっと興奮でした。
 そして、神戸PFCのOさんもしっかりと型物のキュウセンとカワハギを数揃えておられさすがという感じでした。結局ゆうたろうは、HAZURE逃れのランクカワハギ一枚で、4人の中ではダントツ一番の貧果でしたが、これが今のゆうたろうの実力どおりの結果かなと素直に納得。
 それ以上に今回の釣行、決して負け惜しみではなく、実績や経験を持っておられる方と釣行し、いろいろお話を聞かせていただく中で、普段の単独釣行やお金では決して買えない、何物にも代えがたい貴重な経験をたくさんさせていただきました。これがゆうたろうの今回の釣行を通じて感じた、率直かつ素直な気持ちです。
 初めてお会いしたにもかかわらず気さくにいろいろお話をいただいたkisu356さんや神戸PFCのOさん、そして釣行を企画し、一緒に竿を並べて頂いたふぐたろう会長にあらためて、心からの感謝!!

 さて今回の釣行、狙いのキュウセンの型物を釣ることはできませんでしたが、ニベのA4・B1、カワハギA1で大物号数6号UP。ゆうたろうの今の実力的には最高の結果になりました。
 帰宅すると今回もお魚づくし!カワハギとテンスはお造りに。とりわけ初物のテンスは、会長の言われるとおりきれいな白身でもっちりシコシコ、しっかりと歯ごたえで、とても美味しいお魚でした。カワハギとあわせてお皿に盛って出すと山の神が美味しい!美味しい!と言いながら半分以上を一人でぺろり。ビックリです!
 ニベは、全てを三枚におろして上身と腹身に分けて骨を取り除き、みそ・酒・みりんの床に漬け込みました。昨日、2枚ほどフライパンでこんがり焼いて試食するとこれがあのニベというほど、全く癖がなく、ほっこりととれる甘辛い味の白身のおいしさは抜群!ごはんのおかず、お酒のあてにぴったりです。う〜んうまい!と唸ってしまいます。ヘダイもとても美味しく感じましたが、ニベは、もっとうまいような・・・これから2〜3日ニベの味噌漬けが我が家の食卓をにぎわします。



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