2011/6/3

有田川 キビレ 釣行記   投げ釣り

有田川 キビレ 釣行記 6月2日 大潮
 
 長いトンネルをようやく抜けて、仕事が一段落、いよいよ本格的に釣行再開です。
 先週は、再開前のプチ釣行で、淀川のキビレに元気をいただき、当然ながら今週は、やる気満々です。問題は、そのやる気に、結果がついて来るかどうかだけですが・・・やはり勝負は、履いてみるまで分かりません。もちろん自信は、全くありませんが、それでも、ひょっとして釣れるかもしれないと思うだけで、自然と気持ちが高ぶってきます。
 当然この時期ですので、狙い物はキス!ただ、今年のキスの出足は、どうも例年より鈍いようで、型物の釣果は望み薄のようです。・・・それでも、時期的にはそろそろですので、微かな期待を頼りに、当然というか、もちろんというか、ゆうたろう定番の有田川へ。春先は、エイが多いので、疲れるのですが、有田川ならキスを外してもキビレが相手してくれるはずですし、場合によっては、超めちゃウマのおいしい、おいしい天然ウナギも相手をしてくれます。天然ウナギを想像すると口の中にじわっとよだれが・・・昨年8月以来の久方ぶりの有田川とのご対面がとても楽しみになってきました。

 しかしながら、釣行日が、近づいてくると例年にない早い梅雨入り宣言が出され、しかもこれまた異例の早さの台風の接近が重なり、連日、雨が降り続きます。雨に弱い河口のことどうなることかと毎日天気予報とにらめっこが続きます。ようやく台風が過ぎ去り雨が上がったのも束の間、1日おいて釣行日前日がまた雨。今回は、たくさん降ったわけではありませんが、それでも十分に回復する前の追加の雨ですので、ひょっとしたら釣りにならないかもしれません。とりあえず、だめな時はあきらめるということで、チロリを仕入れて一路有田川右岸のポイントを目指します。 
 現地到着が、7時。まだ充分に明るさが残っていますので車を止めて早速、状況確認・・・川面をのぞき込むと・・・う〜んやっぱり濁りが・・・完全に真っ白!!しかも上流から勢いよく水が流れ込んでいるのか、まだ下げていないにもかかわらず、見た目にもはっきりと水が左から右に流れているのがわかります。加えて枯れ草などのゴミが流れて・・・おそらくこの状態ではキスどころかキビレもだめ、釣れても淡水魚のマルタ?ぐらいの状態です。こらあかんわ!どうにもならん!と思いつつ恨めしそうに川面を見つめ続けますが、急に澄んでくるわけもなく、そして、何かいい案が浮かんで来る訳けもありません。おそらく紀ノ川、和歌川も、河口付近はどこもだめということで、やむなくダメ元、あきらめ気分で、とりあえず竿を出すことに。
 いざ準備を始め、さあ第一投とエサを付けようとするとチロリが・・・。今回は、時間の関係で南港を回避し、普段滅多に行かないところでチロリを仕入れたのですが、これがまた大ハズレ!細い糸のようなチロリばかりで老眼のゆうたろうにとっては、付けにくいことこの上ない状態で、泣きっ面にハチ、踏んだり蹴ったり。だんだん腹が立ってきました。
 それでもこういう巡り合わせの日もあると心を落ち着かせ、何とか、四苦八苦しながらエサを付けて第一投。予想どおり、ここ有田川では、今まで経験したことがないほど、仕掛けがどんどん流されていきます。それでもかなり流されて何とか落ち着きましたので、ほっと一安心。状況を確認できましたので、順次方向を変えてすべての竿を投入し、あまり期待せずにアタリを待ちます。

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 しかし、やはりというか、当然というか、全くアタリがありません。夕闇がアタリを包み、穂先ライトが闇に浮かんでも右に流されて竿先が下流に曲がった状態で止まったまま。回収してもエサは新鮮なままで時々、木の枝などのゴミを引っかけてきます。普通ならここ有田川はチンチン、ババタレクラスの小チヌ・小キビレがうるさいほど元気なアタリを送ってくれたりしますが、1時間半ほど全くアタリなし。
 やっぱしな、あかんわ!今日の早上がり確定!と思ったところでチョンチョンチョンと穂先に今日初めてのアタリが出ました。お!魚!?と思いつつ軽くあわせると何か乗っています。何かなと水面を見つめているとあがってきたのはフグ!?エサ取りで、投げ釣りの天敵!普通なら舌の一つもならすところですが、この日ばかりは、この濁り水の中からエサを見つけてくれたフグに感心、そして感謝!?フグがいるということは、ひょっとしたらほかの魚も・・・妄想をふくらまして、勝手に解釈、少しやる気が出てきます。しかもその気持ちに応えるかのように突然右端の竿先に大きなアタリが・・・グイグイと揺れた後、ドラグが滑り出しました。流れがあるのでドラグを抑え気味にしていますので、ジーッ!と短く滑っては止まり、また滑っては止まりを繰り返します。エイでないことを祈って、巻き始めますが、重量感の割に巻き取れますので、ひょっとしてと期待が高まります。しかし、・・・結局現れたのは大きなエイ。この濁流、まともな魚が釣れるはずもなく、当然と言えば当然ですが、それでも期待した分落胆も大きく、がっくり!!!
 やっぱしあかんと再認識し、また元の沈んだ気分で、竿先を見つめていると、今、エイを釣り上げ、エサを付け替えて、川下に投入したばかりの右端の竿に、小さいながらも元気でシャープなアタリが出ました。竿を持って行くほどではありませんが、アタリがコンコン、クイクイと続きます。何かな?またフグ?と期待せず巻き取ってくると登場したのは、小チヌのダブル!?手のひらサイズですが、上がキビレ、下がチヌの2匹が、しっかりとキツネ針10号をくわえています。やっぱり魚がおるやん!!大きさは関係ありません。この濁流にも関わらず魚が釣れたということが大切。そしてここから、飽きることなくアタリが続き、大方、半々の割合で、エイと小チヌが釣れてきます。そしてたまにフグ、さらにハゼも釣れてきました。この濁りの中での予想外の展開にびっくり!小さいとはいえこれだけ釣れれば、この濁りでもひょっとしたらと思っていると、久しぶりに見るまともなあたりで、キビレ30cmが遂に登場!まじまじと釣れてくれたキビレを見つめ、感謝しつつ、「へ〜〜ッこの濁りでも釣れるもんや!」と感心しきり。

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 更に納竿間際には、ドラグを滑らして、キビレ38cmが登場。エイの重々しい引きとは違い、頭を振ってグンッ!グンッ!と竿先を持っていく力強い引きを存分に堪能させていただきました。

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 結局というか、当然というか、ダダ濁りの有田川でキスの顔を見ることはできませんでしたが、まともな魚が釣れることすら予想しなかっただけに、元気な、しかも型物のキビレに遊んでもらい、納得満足の釣行となりました。久しぶりの釣行に花を添え、応えてくれた有田川に感謝!
 この調子で推移するなら来週ぐらいは、本来の有田川の結果が得られるのではと、また、また、妄想をたくましくする釣行となりました。
 もちろん有田川産キビレは、山盛りのネギとおろし生姜に、たっぷりのポン酢醤油をかけて夕食の食卓に!!
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