2011/6/28

有田川 キビレ 釣行記   投げ釣り

有田川 キビレ 釣行記 6月27日 若潮
 
 今週は、ようやく3週間ぶりで、週一日の休日が頂けることになりました。先週木曜日の年齢を顧みない悲惨な有田川釣行を実行してからちょうど4日。ということは前回降雨から丸八日が経過したことになります。当然ながら、いくら有田川といえども泥水ということは絶対にあり得ません。しかも、そろそろ梅雨明けも間近かと思わせるような暑い天気の日が続いています。おそらく多少の濁りが残っていても、キスは活発に食餌行動をとっているはずですので、今度こそは、高望みさえしなければ良型のキスの顔を見ることは◎!かなと・・・更にラッキーであればそろそろ有田川産天然ウナギも・・・釣れてもいないのに、想像しただけでよだれが(パブロフの犬≒ゆうたろう?)出てきました・・・。
 久々の休日、そして時間を気にせず釣行できることに、懲りない投げ師のサガというか、ゆうたろうのワンパターンというか、またまた想像力がたくましく盛り上がり、妄想を掻き立てます。そうまるで真夏の入道雲のように大きくもくもくと・・・これがまた楽しいんですよね〜

 予定どおり、釣行当日は、少し早目に仕事を切り上げると、南港経由で予約していたエサを受け取り、一路有田川を目指します。いつもいつもの有田川右岸のポイントに着いたのが8時前。まず、車を仮止めして、まさかとは思いましたが、念のため水質確認。多少の濁りを残していますが、予想通りずいぶん回復しており、水は本来の青みを取り戻しています。ただ、相変わらず強風波浪注意報発令中で、前回同様強い南風が吹き続けていることだけが気になりますが、6月7日以来ほぼ一か月、多少の風よりもやっと有田川で竿出しができることの喜びの方が大きく、じっくり楽しむことにして、車をパーキングエリアに駐車します。
 あたりは、夕日が沈みきってかなり暗くなってきています。急いで車から荷物を降ろすとすぐに準備開始。手早く竿をセットすると、生きの良いチロリをたっぷりと付けて第一投。更に続けて2本目、3本目と順次すべての竿を投入し、遠近、左右に投げ分けアタリを待ちます。潮は若潮であまり大きくはないものの9時半過ぎが底で、そこから上げに転じます。底から上げの潮変わりを釣ることになりますので、決して悪い潮ではありません。期待が持てます。さあ来い!・・・来てね!・・・来てください!と情けないほど気持ちを込めて竿先を見つめていると、その期待にこたえるかのように、早速アタリが出ます。強い風に激しく揺れる竿先に小さいながらも、はっきりとそれと分かる明確なアタリです。
 何かなと一発目のアタリに敬意を表して慎重に寄せてくると、ここの常連さん、寸タラの小チヌ(キビレ)です。

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 続いて、少し渋めのアタリで今度はチヌの寸タラ。

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 このチヌを処理していると、近投の竿にそれと分かるシャープなアタリが出て、期待のキス22cmが登場。

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 一投目から早くもアタリが連発。極めて順調な滑り出しに、気分はるんるん!最高!しかも良型のキスが顔を見せたことで、一月ほど前の釣行の再現、いやそれ以上の爆釣を予感させます。
 やっぱり有田川やな!次は型物のキスが大きな目の覚めるようなアタリを・・・などと気分は完全に舞い上がっていますが・・・そこからぱたっと・・・アタリが止まります。
 過去の型物キスの実績ポイントを押さえるように、生きのいいチロリをたっぷり付けて丁寧に投げ分け、投入してアタリを待ちますが、全く反応がありません。おかしいと思いつつ、それでも過去の実績もあり、必ず来ると信じて、黙々と投げ返しますが、竿先は激しく風に揺られるばかりで、たまに風の止み間に出るアタリは、もぞもぞ、ピンッ!、グーなどお決まりのフグとエイのアタリのみ・・・常連の小チヌすらも全くあたりません。こんな状態が1時間2時間と続くと・・・自信が大きく揺らぎ気分は次第に低空飛行・・・やっぱり有田川?・・・どこが!と独りボケと突っ込みがでてきます。
 最初の意気込みはどこへやら、怒りも通り越して、今日は外したかなと納得しかけた11時半過ぎ。
 左から2番目、上手に中投していた竿に突然大きなアタリが・・・ゴンゴンゴンと竿先を激しく押さえ込んで戻りました。オオッ!アタリです!待望の大きなアタリに、何がきたのかと期待が高まります。一瞬息を止めてじっと見ていると再びゴンゴンと穂先ライトが闇夜に激しく揺れました。そして、そのあと今度は、力強くグイッグイッグイッと竿先を持っていきます。
 慌てて竿を押さえて、聞き合わせながら巻き取りを始めると確かな手応えと重量感、そして、時折、頭を激しく振るゴンゴンゴンの手応えが手元に伝わってきました。ということは、おそらくキビレの型物。5号ハリスとはいえキス仕掛けのキツネ針ですので慎重に、ゆっくりと寄せてくると・・・間違いありません。40cm程のキビレです。姿を見せてからも頭を振って激しく抵抗し、深みに戻ろうとしますが、ナイロンを信じて竿でため、じっくりと弱らせてから階段下で魚体を確保。ほっと一安心してよく見ると唇の皮一枚にキツネ針が・・・冷や汗のキビレ43cm

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 続けて、同じく上手に中投していた一番左端の竿先に大きくはありませんが元気なアタリが・・・小チヌやキスにしては微妙と思いつつ巻き始めると重量の割に結構激しく抵抗します。何かなと見つめていると街頭の薄明かりの中に見えてきたのは、長物・・・穴子?、ウミヘビ?・・・エッ!ひょっとしてウナギ!?急に慎重になって抜きあげると長さは60cm程ですがよく太った今年初物のおいしそうなウナギです。

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 キビレに続いて、今年初の有田川産天然ウナギを釣り上げ、先ほどまでの落ち込んだ気分はどこへやら、再び気分は、上向き、るんるん!です。なんと単純明快、わかりやすいというか、あきれるというか・・・何とでもいってください!有田川産天然ウナギは、ある意味キスの型物よりうれしかったりしますから・・・
 そして、その後、ウナギに頂いた元気をもとに、キスの大物を釣れば、パーフェクトなどと思いあがった気分で、でっかいキスとの遭遇を期待しましたが、世の中そこまで甘くはありません。粘りの甲斐もなく、最後の最後までサプライズはなし。結局、何事もないまま午前1時納竿終了。

 残念ながら、今回は、目標のキスとの遭遇を果たすことはできませんでしたが、代わりに、型物の40UPのキビレや、初物の有田川産天然ウナギを釣ることができ◎、やっぱり有田川に感謝!!

 翌日はキスとキビレのお造りに、紀州有田川産天然ウナギ!!!
 出刃をかなり研いで挑戦した結果、過去最高のできばえでウナギを割くことができました。
 脂がのって最高・・・う、うまい!!

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タグ: 有田川 キス キビレ

2011/6/24

有田・和歌川 HAZURE 釣行記   投げ釣り

有田・和歌川 HAZURE 釣行記 6月23日 小潮
 
 今週もお休みが微妙ということで、釣行をあきらめる予定でしたが、先週の大雨とは違いこれまた微妙ですが、比較的安定した天候が続ています。となると気分的には・・・行きたい!キスの顔が見たいと日々思いが募り・・・結局少しだけ悪あがきを・・・年齢を顧みず、有田川エクスプレスの半夜釣行を強行することに・・・

 夕方、少し早めですが、6時前に仕事を切り上げ、いつもの南港でエサを仕入れて大阪を出発。風が少し強いだけで、天気は上々。毎日、毎日、雨続きでしたので、天気がいいというだけで何の根拠もなくキスが待っていると気分はルンルン。上機嫌で車を走らせます。現地、有田川到着が8時前。日没が7時14分ということで、まだ薄明かりが残っている絶好のタイミング。しかも、夕方からの上げ潮で、条件は最高です。
 過去の経験から明るいうちは全くアタリがありませんが、暗くなるこの時間からお魚さんたちが活発に活動を開始し、アタリを送ってくれます。さっさと大きなキス釣って、今日のうちに帰宅する計画ですので、例によってパーキングエリヤに車を止めて安全を確保。濁りが心配でしたが、雨が上がって四日目、多少の影響は覚悟しつつも、釣りにならないことはまずありませんので、急いで荷物を降ろすと、颯爽と現場に立ちますが・・・・・・絶句!その場に立ちすくんでしまいました。
 予想を大きく覆して、水質は相変わらずの泥水状態・・・・・・キスを釣ったつもりの気分は木端微塵に吹っ飛んで、荷物を持ったまま立ち尽くし、言葉もありません・・・・・・先週釣行を回避した時とほぼ同じ状態で、とてもキスが待っているなどというような水質ではありません。雨が上がって四日も経つのに、なんで!?、どうして!?、翌日仕事にもかかわらず無理してきたのに・・・と恨みつらみを込めて自問自答しても、事実目の前に広がる光景は泥水!どうにもなりません。しかも、ところどころに枯れ枝や草やゴミが固まって、まるで洪水の後のようです。早速、第一投のつもりが・・・がっくりです!しかし、悔めば悔やむほど、読みが甘かった自分自信が情けなくなり、みじめになるだけで、どうにもなりません。

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 翌日はもちろん仕事ですので、当日中に帰宅の予定は崩せません。有田川がだめと分かった時点で、一旦はあきらめて帰宅することも考えましたが、エサがそのまま丸々残っていますので、野球でいえば優勝が決まった後の消化試合の気分で、前回の和歌川へ転進を決意。重たい気分を引きずって和歌川の車横づけポイントへ。
 水質は、ほとんど濁りもなく問題ありません。ただ夕方から吹き始めた南風が、かなり激しく吹いています。想定外の風ですが、それもそのうち収まると高をくくって釣り始めます。実質2時間。短時間勝負で釣り開始です。有田川で釣りができなかったことが恨めしく、余計に腹立たしくなるような、生きのいい元気で立派なチロリをたっぷりたくし上げ、贅沢かつヤケクソの第一投。暗くなっていますのではっきりとは確認できませんが、仕掛けが風に戻されて、あまりというか全然というか飛んでいないようです。そして、糸ふけを取ったつもりでも風に煽られた道糸が右横まっすぐに流れます。
 これでは中洲のクロダイポイントまでとても仕掛けが届きません。何べんやっても一緒で、投げると風に煽られ道糸が勢いよく出続けて止まりません。そしてその道糸に引きずられて仕掛けがかなり手前に落ちているようで、ただ投げているだけというような状態です。それでも短時間勝負と自分にいい聞かせ、我慢して投げ続けますが、ますます風は強くなるばかり。そして、このような中でもフグだけは、何故か元気なようで、上げるたびにたっぷり贅沢につけたチロリは、跡形もなくきれいにお掃除されて、金ぴかの素針だけが帰ってきます。
 上げては、チロリを贅沢に着けて、再度力任せにフルキャスト、そしてポチャン!?忍耐強く投げ続けますが、風は収まるどころか、一層強くなって、遂には三脚ごと竿がなぎ倒され・・・プッツン!大きな音を立てて気持ちの糸が切れてギブアップ!少し早目ですが10時過ぎに撤収をはじめ帰宅しました。

 年齢を顧みず暴走した有田川エキスプレスの結果は、何しに行ったのようかわからんようなみじめな釣行に!もちろんお魚さんに相手をしてもらえなかったどころか、釣りにすらなっていない大惨敗、悲惨な敗北、OOHAZURE。単に時間と体力を浪費したただの大馬鹿者!残ったのは山ほどもあるストレスと疲れだけ、そして、翌日の仕事のなんとしんどかったことか・・・釣行記を書くことすら腹立たしかったのですが、・・・ま、単なる釣行記ですから・・・
 ウーワンッ!!
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タグ: キス 有田川 型物

2011/6/16

和歌川 クロダイ 釣行記   投げ釣り

和歌川 クロダイ 釣行記 6月15日 大潮

 今週は、金曜日にお休みをいただける予定でしたが、仕事が入って結局、お休みなしに・・・それでも、先週好調の有田川のキスへの思いを捨てきれず、調整を進めた結果、何とか木曜日の午前中の半休が確定。急遽半夜釣行を強行することに。
 ただ心配は、日曜日にかなりの激しい雨が降りましたので、濁りがどの程度残っているかですが、こればかりは現地に行ってみないと分かりません。今日は水曜日で、雨が降ってから三日が経過しています。多少の濁りが残っているにしても大分回復しているのではと勝手に解釈して、一路有田川へ。時間の関係で、いつもの南港まで走る余裕がありませんので、やむをえず、以前に失敗したエサ屋で、とりあえずチロリを確保。そして、現地有田川右岸のポイントに到着したのが午後7時過ぎ。早速、川面をのぞいてみると・・・ん〜やっぱり濁りが・・・先々週と一緒で、乳白色というか、土色というか、泥水状態。これではよくてキビレ、下手すれば淡水魚を釣る羽目になりそうです。どっと疲れが出てきました。
 キビレ相手なら、新淀川まで戻ったほうが確実で、体も楽ですので大阪まで戻ることも考えましたが、こういう時は何をやってもだめ、あきらめて家に帰ってゆっくりすることにして、元来た道を引き返し始めます。しかし、ほんとに、これですんなり帰る投げ好きがおるはずもありません。あきらめが悪いというか、往生際が悪いというか、以前、濁りの有田川から転進して、和歌川で良型のクロダイを釣ったことを思い出し、短時間竿だしして、帰ることに。和歌川なら車横付けの超〜楽ちんポイント。それでいて、50cm近い良型のクロダイが連発したりします。
 現地到着が8時前。多少うっすらと濁りがあり、いつもより枯れ草や藻、ゴミが少し多いように思いますが、全く問題ありません。潮がゆっくりと下げ始めています。早速準備を始めて、順次すべての竿を投入。
 
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 ここは干潮になると、正面に海底が露出して、大きな中州が現れます。極端に浅いのですが、不思議とその中州辺りで、良型のチヌが来ます。ただ、難点があって、異常にフグが多くて、すぐにハリスが傷だらけになります。ということでもったいないのですが、マダイ用に作ったビッグサーフ15号の根付けの一本針仕掛けを使用。海底が露出するまでの数時間が勝負、集中してアタリを待ちます。時々水草やゴミが当たるのか、竿先に微妙な変化が出ますが、それ以外は静かでゆっくりと時間が過ぎていきます。しばらくするとコンコンコンと小さいアタリで15号のビッグサーフをくわえた20cmほどの小チヌが登場。初釣果ですが、チンチン・ババタレではどうにもなりません。丁重にお引き取りをいただき、大きいのに期待します。するとその直後、左端の竿先が大きく揺れました。ゴンとあたった後、ゴンゴンゴンと竿先が一気に入ってゆっくりと戻りました。キタッ!と思いつつ次のアタリを待ちますが、それっきり静かに・・・仕掛けを回収するとエサがぼろぼろ。食い逃げで数少ないアタリを外して、少し落ち込みますが、それでもまだ時間があると気を取り直して再開。その後も粘り強く打ち返していきますが、次のアタリがなかなかきません。
 一時間がたち、さらに時間が経過して、潮が引いてくると、いよいよ終了間近、残り時間が少なくなってきました。次第に焦りが出てきます。あのアタリが最初で最後!?やっぱり今日はHAZUREの巡り合わせ、おとなしく帰っていた方が良かったのかななどと後悔が出てきます。それでも中州が現れるまでは頑張ると決めて、黙々と打ち返していると真ん中の竿に待望のアタリが出ました。それほど激しいアタリではありませんが、グングン、グングンと力強く竿先を持って行きます。更に、間を置いて、グイグイと二度、三度と竿先を押さえ込んでいきます。しかし、アタリが微妙で、見方によってはエイのようにも見えます。竿を手に持ち大きくあわせるとドーンと重量感のある手応えが帰ってきました。そして、期待を込めて巻き取りを始めると時折、力強い抵抗を見せるもののほとんど止まることなく順調に寄ってきます。おそらく・・・クロダイに、ほぼ間違いありません。そして、暗い川面を凝視しているとはたして、手前で浮いてきたのは、一目でそれと分かる良型のクロダイ。浮いてからもバシャ、バシャと激しく抵抗します。水面からの高さが結構ありますので、無理をせず、ゆっくりやりとりして弱らせながら、階段下まで引き寄せて魚体を確保。計測すると精悍な顔つきのクロダイ46cm。狙いどおりの型物のチヌにうれしさがこみ上げ、一人で小さくガッツポーズ!

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 その後、一時間ほど投げ続けましたが、アタリもなく、予定どおり海底が露出して、大きな中州が登場。そして、最後の最後、一抱えもあるエイとのやりとりを存分に堪能して、11時過ぎ納竿終了。

 結果は、46cmクロダイ一枚に終わりましたが、HAZUREを阻止し、狙いに応えてくれた和歌川のクロダイに心からの感謝。
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2011/6/8

有田川 キス 釣行記  投げ釣り

有田川 キス 釣行記 6月7日 中潮

 先週は、久々の有田川釣行でしたが、結局、雨の影響で水はダダ濁り。もちろんキスは釣れるわけもなく、当然、完全不発。苦しいときの何とかで、いつもいつものキビレに、お情けをかけていただき、何とかBOUZU=HAZUREだけは、回避させていただきました。
 さて、一週間近くが経過し、この間、梅雨の時期としては、まあまあの天気の日が続き、河口部での水質は、かなり改善したものと思われます。ということで、今週は当然、リベンジ!今期、遅れ気味のキスとはいえ、時期的にはもうそろそろというか、当然、きてもおかしくない時期に入っていますので、キスとの遭遇に期待して、今期二度目の有田川に・・・
 前回の失敗に懲りて、今回は、いつも通りの南港でエサを仕入れて、大阪を出発。予定通り現地有田川着が、午後7時すぎ。潮は、夕方から11時まで上げの中潮で、申し分ありません。後は予想通り水質が回復しているかどうかですが、・・・車を安全な場所に止めて、川面をのぞき込むと、先週に比べて遙かに水質が改善しています。
 多少の濁りはあり、もやの掛かったような状態ですが、水は、全体に青みを帯び、底を見通せるほどに回復しています。よしッ!何とか釣りになると思いつつ透明度の回復した川底を見ていると小魚がたくさん泳いでいます。ん?何かなとよく見ると・・・フグ!!見える範囲で何十匹ものフグが元気に泳いでいます。続いて目測50cm程の魚が、目の前をゆっくりと通り過ぎていきました。ボラ?チヌ?と思いつつじっと見ていると、少し行き過ぎたところで、その魚が、細長い魚体を反転させました。エッ!?・・・コッ、コイ!!我が目を疑いましたが、底をゆったりとついばんでいる魚は紛れもない淡水魚のコイです。フグにコイ!!エサ取りの大群と水質がほんとに回復しているのか疑わしいコイの登場に、いやな物を見てしまったと気持ちが萎えてきました。
 それでも、せっかくここまで来た以上、やるしかありません。そしてやってみないと分からないのが勝負の世界!暗くなり始めていますので、急いで荷物を下ろして、すぐに準備を開始。そして、準備の整った竿からチロリをたっぷり付けて、期待の第一投。
 続けて2本目の準備をしていると、今、投入したばかりの竿に、早くもスコーンとアタリがでます。さほど大きなアタリでもありませんし、小さくシャープなアタリですのでフグでもなさそうです。ということで、そのまま放置。順調にすべての竿を投入し終えてから、アタリのあった竿を回収し始めると間違いなく何かが乗っています。軽い手応えに、どうせ小チヌと無造作に引き寄せてくるとうす暗い中近づいてくる魚体はちょっと細長いような・・・そして、登場したのは、以外にもキス22cm。一投目からキスの良型登場にびっくり!しかも今季初物ですので丁重にクーラーへ。そのやりとりの間にも左端の竿にアタリ。しかし、これは残念ながら小チヌ。この小チヌを処理している間に、またまた隣の竿にアタリがでて登場したのが、これまた良型のキス21.5cm。その後もアタリが続き、しばらく手のひらサイズの小チヌが釣れ盛ります。釣って、外して、エサを付けるともう別のどの竿かにアタリが出ています。
 とにかく、忙しいので、あまり考える間もなく黙々と打ち返していると突然右から二番目の竿が、今までにない大きなアタリを出しました。エサを付け替えている手を止めて見ていると大きく一気に、竿先をひったくるように持って行きます。さらに、二度三度と繰り返し竿先がたたかれます。
 きた!きた!きた!と少し興奮気味に、竿を手に取り軽くあわせて巻き取りを始めると、重量感はありませんが、小気味よい手応えが手元に伝わってきます。間違いありません!大型のキスの手応えです。慎重に、一定のリズムでリーリングしてくると街頭の薄明かりの中、仕掛けの先に、一目で型物と分かる大きなキスが泳いでいます。手前まで引き寄せて、慎重に抜きあげるとまるまると太ったキス27.8cm。今季初の型物。そして、久しぶりに見る貫禄あるキスに、ガッツポーズ。キスのお造り確定に顔がほころびます。

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 その後もアタリが続きますが、小チヌの猛襲の合間を縫って次に登場したのは、キスのダブル!

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 シャープなキスのようなアタリの割に重たいということで型物のキビレ?と思い引き寄せてくるとなんと26cm弱と24cmのこれまたよく太った良型のキスのダブル!ここ有田川で良型キスのダブルを釣るのは初めてで、とにかくびっくり!そして、良く太った2匹のキスに、ニンマリ。

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 直後、登場したのは、定番のキビレ32cm

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 そしてキスのアタリが遠のいたかなと思い始めた10時頃、小さなアタリで登場したのが40UPのクロダイ。アタリが小さく、すんなりと寄ってくるので、高をくくっていると手前に来て急に暴れだします。頭を振って、激しく抵抗し、グイグイと深みに戻ろうとします。ハリスは5号ですので心配はありませんが、キツネ針10号ですので伸されることもあります。念のため、そこから慎重にやり取りを始め、ドラグを効かせながらゆっくりと引き寄せてきます。そして最後、少し弱ったところで、階段にずり上げて魚を確保。計測するときれいな魚体のマチヌ41.5cm

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 その後は、アタリが遠のき23cm程のキスを追加したのみで午後11時過ぎ納竿終了。

 終わってみれば、実釣4時間弱で、キス27.8cmを頭に21.5cmまで良型ばかり6匹の好釣果。しかも、32cmのキビレと41.5cmのチヌのおまけ付き!
 今年も期待を裏切らない有田川に感謝!!

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 キスのみの釣果写真です。有田川のキスは、シーズンインそしていきなり絶好調!しばらく有田通いが続きそうです。

 家に帰るともちろん、今季初のもっちりしこしこ、甘味のあるキスのお造りを存分に堪能!山の神、同居人も初物のキスのお造りに納得、大満足!!もちろんミャーも大喜びでした。
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2011/6/3

有田川 キビレ 釣行記   投げ釣り

有田川 キビレ 釣行記 6月2日 大潮
 
 長いトンネルをようやく抜けて、仕事が一段落、いよいよ本格的に釣行再開です。
 先週は、再開前のプチ釣行で、淀川のキビレに元気をいただき、当然ながら今週は、やる気満々です。問題は、そのやる気に、結果がついて来るかどうかだけですが・・・やはり勝負は、履いてみるまで分かりません。もちろん自信は、全くありませんが、それでも、ひょっとして釣れるかもしれないと思うだけで、自然と気持ちが高ぶってきます。
 当然この時期ですので、狙い物はキス!ただ、今年のキスの出足は、どうも例年より鈍いようで、型物の釣果は望み薄のようです。・・・それでも、時期的にはそろそろですので、微かな期待を頼りに、当然というか、もちろんというか、ゆうたろう定番の有田川へ。春先は、エイが多いので、疲れるのですが、有田川ならキスを外してもキビレが相手してくれるはずですし、場合によっては、超めちゃウマのおいしい、おいしい天然ウナギも相手をしてくれます。天然ウナギを想像すると口の中にじわっとよだれが・・・昨年8月以来の久方ぶりの有田川とのご対面がとても楽しみになってきました。

 しかしながら、釣行日が、近づいてくると例年にない早い梅雨入り宣言が出され、しかもこれまた異例の早さの台風の接近が重なり、連日、雨が降り続きます。雨に弱い河口のことどうなることかと毎日天気予報とにらめっこが続きます。ようやく台風が過ぎ去り雨が上がったのも束の間、1日おいて釣行日前日がまた雨。今回は、たくさん降ったわけではありませんが、それでも十分に回復する前の追加の雨ですので、ひょっとしたら釣りにならないかもしれません。とりあえず、だめな時はあきらめるということで、チロリを仕入れて一路有田川右岸のポイントを目指します。 
 現地到着が、7時。まだ充分に明るさが残っていますので車を止めて早速、状況確認・・・川面をのぞき込むと・・・う〜んやっぱり濁りが・・・完全に真っ白!!しかも上流から勢いよく水が流れ込んでいるのか、まだ下げていないにもかかわらず、見た目にもはっきりと水が左から右に流れているのがわかります。加えて枯れ草などのゴミが流れて・・・おそらくこの状態ではキスどころかキビレもだめ、釣れても淡水魚のマルタ?ぐらいの状態です。こらあかんわ!どうにもならん!と思いつつ恨めしそうに川面を見つめ続けますが、急に澄んでくるわけもなく、そして、何かいい案が浮かんで来る訳けもありません。おそらく紀ノ川、和歌川も、河口付近はどこもだめということで、やむなくダメ元、あきらめ気分で、とりあえず竿を出すことに。
 いざ準備を始め、さあ第一投とエサを付けようとするとチロリが・・・。今回は、時間の関係で南港を回避し、普段滅多に行かないところでチロリを仕入れたのですが、これがまた大ハズレ!細い糸のようなチロリばかりで老眼のゆうたろうにとっては、付けにくいことこの上ない状態で、泣きっ面にハチ、踏んだり蹴ったり。だんだん腹が立ってきました。
 それでもこういう巡り合わせの日もあると心を落ち着かせ、何とか、四苦八苦しながらエサを付けて第一投。予想どおり、ここ有田川では、今まで経験したことがないほど、仕掛けがどんどん流されていきます。それでもかなり流されて何とか落ち着きましたので、ほっと一安心。状況を確認できましたので、順次方向を変えてすべての竿を投入し、あまり期待せずにアタリを待ちます。

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 しかし、やはりというか、当然というか、全くアタリがありません。夕闇がアタリを包み、穂先ライトが闇に浮かんでも右に流されて竿先が下流に曲がった状態で止まったまま。回収してもエサは新鮮なままで時々、木の枝などのゴミを引っかけてきます。普通ならここ有田川はチンチン、ババタレクラスの小チヌ・小キビレがうるさいほど元気なアタリを送ってくれたりしますが、1時間半ほど全くアタリなし。
 やっぱしな、あかんわ!今日の早上がり確定!と思ったところでチョンチョンチョンと穂先に今日初めてのアタリが出ました。お!魚!?と思いつつ軽くあわせると何か乗っています。何かなと水面を見つめているとあがってきたのはフグ!?エサ取りで、投げ釣りの天敵!普通なら舌の一つもならすところですが、この日ばかりは、この濁り水の中からエサを見つけてくれたフグに感心、そして感謝!?フグがいるということは、ひょっとしたらほかの魚も・・・妄想をふくらまして、勝手に解釈、少しやる気が出てきます。しかもその気持ちに応えるかのように突然右端の竿先に大きなアタリが・・・グイグイと揺れた後、ドラグが滑り出しました。流れがあるのでドラグを抑え気味にしていますので、ジーッ!と短く滑っては止まり、また滑っては止まりを繰り返します。エイでないことを祈って、巻き始めますが、重量感の割に巻き取れますので、ひょっとしてと期待が高まります。しかし、・・・結局現れたのは大きなエイ。この濁流、まともな魚が釣れるはずもなく、当然と言えば当然ですが、それでも期待した分落胆も大きく、がっくり!!!
 やっぱしあかんと再認識し、また元の沈んだ気分で、竿先を見つめていると、今、エイを釣り上げ、エサを付け替えて、川下に投入したばかりの右端の竿に、小さいながらも元気でシャープなアタリが出ました。竿を持って行くほどではありませんが、アタリがコンコン、クイクイと続きます。何かな?またフグ?と期待せず巻き取ってくると登場したのは、小チヌのダブル!?手のひらサイズですが、上がキビレ、下がチヌの2匹が、しっかりとキツネ針10号をくわえています。やっぱり魚がおるやん!!大きさは関係ありません。この濁流にも関わらず魚が釣れたということが大切。そしてここから、飽きることなくアタリが続き、大方、半々の割合で、エイと小チヌが釣れてきます。そしてたまにフグ、さらにハゼも釣れてきました。この濁りの中での予想外の展開にびっくり!小さいとはいえこれだけ釣れれば、この濁りでもひょっとしたらと思っていると、久しぶりに見るまともなあたりで、キビレ30cmが遂に登場!まじまじと釣れてくれたキビレを見つめ、感謝しつつ、「へ〜〜ッこの濁りでも釣れるもんや!」と感心しきり。

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 更に納竿間際には、ドラグを滑らして、キビレ38cmが登場。エイの重々しい引きとは違い、頭を振ってグンッ!グンッ!と竿先を持っていく力強い引きを存分に堪能させていただきました。

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 結局というか、当然というか、ダダ濁りの有田川でキスの顔を見ることはできませんでしたが、まともな魚が釣れることすら予想しなかっただけに、元気な、しかも型物のキビレに遊んでもらい、納得満足の釣行となりました。久しぶりの釣行に花を添え、応えてくれた有田川に感謝!
 この調子で推移するなら来週ぐらいは、本来の有田川の結果が得られるのではと、また、また、妄想をたくましくする釣行となりました。
 もちろん有田川産キビレは、山盛りのネギとおろし生姜に、たっぷりのポン酢醤油をかけて夕食の食卓に!!
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