2010/10/27

淡路松帆 HAZURE 釣行記  投げ釣り

淡路松帆 HAZURE 釣行記 10月27日中潮

 先週は、無謀にも二兎を追って、延々560キロの長距離釣行に挑戦。先人たちの言葉通り、ものの見事に連続撃沈・2連敗。マダイに振られ、カレイにも相手にされず・・・おかずになるようなお魚にすら相手にされない完敗!たいへん疲れました。もうしばらくは二兎を追いません。こりごりです。いよいよ今週は、この時期本命のカレイ一本に狙いを絞っての釣行です。
 あちこち明石周辺では、カレイ情報が飛び交っています。しかも先週は淡路浦港で、マスター師匠が、2枚のマコガレイを釣りあげており、いよいよ対岸の淡路島にもカレイの接岸が始まったようです。となれば、当然行くしかありません。過去にこの時期にカレイ狙いでいい思いをしたことはありませんが・・・ほかに行くあてもなく、撃沈、HAZURE覚悟で、今シーズンのカレイ釣行の本格スタートです。

 釣行前日は仕事の関係で帰宅時間が深夜になりますので、仕事の合間を縫って事前にエサを調達。予定通り午後11時過ぎにに帰宅して、道具と塩マムシを積み込み午前0時30分自宅を出発。偶然にも当日の天候は、今年初の冬型気圧配置で、木枯らしが吹き、気温がグッと下がってきました。まさにそれらしい雰囲気で期待が高まります。しかし、逆に北風が強すぎると松帆では釣りになりませんので、それだけが少し心配です。走る車のフロントガラス越しに見える外の風景を見てる限り、思ったほど風は強くないように思えます。ただ、海だけは実際に現地に立ってみるまで分かりませんのでとりあえず車を走らせます。
 現地、松帆到着が午前2時前。早速海岸に出るとやはり風がそこそこ吹いており確かに釣りづらいようですが、そうかといって竿をふれないほどではありません。何とか釣りになると一安心です。徐々に風が収まる予報を信じてとりあえず仮眠です。

 携帯の目覚ましで目を覚ましたのが、午前5時。夜明けは、6時10分頃ですので5時半過ぎには明るくなります。早速、真っ暗い浜に出てヘッドランプを頼りに準備開始。風はありますが、昨晩より少し弱まっており、釣れないほどではありません。多少の糸ふけを我慢すれば十分に投げられます。しかも、暗い中、寒々とした月明かりの下で見た松帆の海は、意外と穏やかに流れています。釣れるときに釣る、釣れるときが時合が、ここ松帆の鉄則。落ち着いている潮は、しばらくして必ず激流に変化します。流れが激しいときは全く釣りになりません。ここ松帆は、結構早朝の時合に色々アタリが出ることが多いのも過去の実績です。早朝の夜明けの時合に潮流が緩やかで釣れる時は、とてもラッキーです。急いで、仕掛けをセットし、エサをつけて早速第1投。まだ暗い海に向かってフルスイングです。続けて、準備ができたものから順次すべての竿を投入。投入を終える頃には、東の空がうっすらと赤みを帯びて明るくなりはじめました。風はあるものの、グイッと入る魚からのシグナルを待って、期待を込めて穂先を見つめます。あたりがないまま、しばらく待ってすべての竿を上げて、エサの点検です。予想通り、見事にすべての針が、素針になってかえってきました。すごいエサ取りです。再度塩マムシ、マムシを交互につけてフルスイング。ここぞと思うポイントを攻めます。 

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 エサ取りとの競争の始まりです。手返しよくキャストしては回収。エサをたっぷりとつけて狙いをさだめては、再度フルキャスト。手返しの良さが勝負とキャステイングを続けますが・・・アタリはありません。日の出を見て、朝日を浴びつつアタリを待ちますが、穂先は波と風の動きを伝えるだけで、カレイの何とも言えない魅力を持ったあの独特のアタリを伝えてくれません。アタリもなく釣れるのは、ベラ!
 しかも、その魚体の温かいこと・・・まるで温泉?から上がってきたような・・・少し不安になります。しかし、水温が高くても対岸の明石では確実に接岸しておりますし・・・

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次に釣れたのはミニ カワハギ!

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そして、こんなんも釣れたりします。
これはベラですが、こんなんののチャリコも釣れました。

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 1時間2時間と時間がたち結局カレイに巡り合うことなく、朝の好時合は終了。今まで穏やかに流れていた潮流が嘘のように一気に早くなり、激流に・・・

 普通ならここで、いったん竿を上げますが、気合が入っていますので、超近投や少しでも流れが緩くなったところを見つけて投げ続けます。このころから先週はほとんどいなかったフグも参戦。ハリスがかじられるようになりました。ただ、今日は、先週と違い道糸を3号から4号に変えていますので、高切れが激減。それだけでも気持ちが違います。お昼前後の潮の緩む時間まで我慢の釣りを続けます。
 そして、激しかった激流が、まるで昼の時間に合わせるように11時過ぎから徐々に緩やかになってきました。中投・近投で対処していた釣り方を一気に遠投に切り替え第2回戦をスタートです。もちろん朝の時合が一番ですが、潮が緩んだ時も好時合です。初ガレイに期待してエサ取りとの忙しいやり取りが始まります。朝がだめでも昼から釣れるときもありますので集中して、竿先を見つめます。
 そこからさらに3時間。投げては回収。仕掛けを点検。そして、エサをつけては、再度フルキャスト。気持ちを込めて投げ続けました。しかし、この好時合も淡々と時間だけが経過。何事もなく、松帆の海は激流に戻って終了。そして、納竿!
 いいわけではありませんが、ほんとに水温の高いのにびっくり。後片づけで、手を洗った海は、まさにぬるいお風呂!ぬるま湯状態!対岸では釣れているので、カレイの接岸は確かに進んでいるのでしょうが、この水温では異常なほどのエサ取りがいつまでも消えないような・・・

 今年最初の本格参戦。松帆カレイ釣行は、見事なまでの惨敗!撃沈!BOUZU!OOHAZURE!これで3連敗。今年のカレイは、全然釣れる気がしません。
 ことし?・・・すいません!もちろんいつもですが・・・今年は、いつにもまして釣れないような・・・しばらく辛抱強くHAZUREと付き合うしかありません。

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2010/10/20

引本矢口浦−淡路松帆 HAZURE 釣行記  投げ釣り

引本矢口浦-淡路松帆 HAZURE 釣行記   10月19日〜20日中潮→大潮 

 10月9日・10日・11日の3連休の週は、紀伊半島南部に、大雨洪水警報が出て、大変な天候でした。当然三週連続でマダイ狙いのたくらみ、引本釣行は無理。今週はどうしようかと思い悩んでいたところ、偶然にも仕事が入り連休明けの先週は、仕事優先で休みなし!悩まなくて済んだという意味では、結果オーライです。その分、秋の夜長は、近づくカレイシーズンに向けて、リールや竿のメンテを行いつつ、カレイ用の2本バリ仕掛け作ることにして過ごしました。
 作業をしながら、さて来週はどこへ釣行しようかといろいろと思案しましたが、季節の変わり目・・・どうしようか?やっぱり悩みます!?
 ほんの少しの差ですが、投げ釣りでは、いろんな意味で、そのほんの少しの差がとても大きな意味を持っています。5mほど隣で釣っていてもカレイを釣る人釣らない人は良くある話ですし、先週釣れたけど今週はダメなども日常茶飯事です。その意味で、引本はもう遅い?でしょうし、カレイには少し早すぎ?るように思います。そして、それ以外に思い浮かばないゆうたろうの力量のなさ・・・実力に情けなくなります。エサ取りの餌食?BOUZU覚悟の引本最終釣行?。それとも全く経験のない落ちギス狙い?・・・で悩んだ結果、気合で出した結論が・・・数少ない休みですので、こんな時期にカレイ・マダイは釣れるのか両方を試してみる!つまり2者選択!?週一日の休みに両方を釣るという自爆的な無謀な行動に。
 カレイには早すぎるとさっき自分で出した結論はどこえやらにほんとにいい加減です。くわえて、「二兎を追うなんじゃやら、かんじゃら」という諺を知っているのに、知らないことにして、とりあえず両方のエサを予約。いったん妄想に取りつかれると暴走は止まりません。さてさて結果は、・・・2連敗!?それとも2連勝!?どうなるか?!迷った時は中途半端になって惨敗するというのが過去の明確な実績ですが・・・。

 当日、大阪市内で少し早めに仕事を終了。今回も南港でエサを仕入れて、一路引本矢口浦を目指します。いつもそうですが行きは元気で気力充実。トイレ休憩のみでノンストップ走行で2時間半。午後7時現地到着。天気予報は小雨でしたが、まだ降り出していません。おそらく大丈夫だろうと高をくくって前もって決めていたとおり浮き桟橋で、スタートです。
 すぐに準備を始めて5本の竿を順次投入。全てを投入し終えたのが午後7時半。相変わらず、静かで自分が発する音以外ほんとに波の音一つしません。周りは、何の明かりもありません。唯一浮かぶ穂先ライトの明かりに視線を集めます。今日の潮は中潮から大潮へ変わり目で、午後4時満潮で午後10時干潮。今は、静かに引いています。過去二回の実績からすれば、前半戦でほぼ勝負が着いていますので、10時の下げから揚げに代わる潮の変わり目を中心に12時までに決着をつけて納竿する計画での釣行です。そしてマダイを引っ提げて意気揚々、松帆へ転進!?はあ〜っ??妄想だけは逞しく、超一流の投げ師です。
 釣り初めて2時間近くが経過。そろそろ40cm前後のマダイが来るはずですが、しかし、何の反応も返ってきません。一度☆が付いてきただけです。まだ時間はあると浮き桟橋の上であぐらをかいて穂先ライトを見つめているとぽつりぽつりと雨粒が顔に当たりました。本降りにならないはずと暫く様子を見ていましたが、期待と予想に反して段々と本降りになってきました。ならばと撤収して、先週、自己記録の釣り上げた造船所手前のポイントへ移動。ここは車横付けですので多少の雨でも問題ありません。早速5本の竿にマダイの必殺餌タイ虫をたっぷりと付けて投入。

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 前回も10時過ぎの潮変わりに大きなマダイを釣っています。今日も全く同じ流れ条件です。大型は無理でも、型物のマダイは、来てもおかしくないと気合いが入ります。へタレのゆうたろうにしては珍しく、雨が降り続く中にもかかわらず気持ちが切れません。いつになく闇夜に浮かぶ穂先ライトに気持ちが集中し、マダイからのシグナルを辛抱強く待ち続けます。1時間、2時間、そして3時間とエサを点検、遠近左右に投げ分けて黙々と竿を振りつづけましたが、10時過ぎの下げから上げへの潮の変わり目も結局何事もなく静かに経過。まさに昨年10月20日の引本OOHAZURE釣行の再来。マダイどころか魚のさの字もかすりもしない完全無欠の完封負け。当然たった一度のアタリもありません。○BOUZU!、OOHAZUREを引くことになりました。やむなく、12時納竿。

 当初、厚かましくもマダイを引っさげて、松帆へ転進する予定・・・妄想でしたが、第一戦の敗北で、かなり自信喪失、かなりのダメージが残りましたので、予定を変更。松帆本格参戦は次回に譲り、夕方だけの試し釣りということで自分をごまかして、とりあえず、2時半過ぎに帰宅し、就寝。
 翌日午前中は、いつも通り掃除、洗濯、スーパーでの買い物など一応ひととおりの家事をこなして、昼過ぎ自宅を出発。今年初めての松帆の調査釣行です。
 昨年は、11月4日に仕事の合間を縫って、松帆に初釣行。夕方2時間、自作の塩マムシのエサで39cm(拓寸40cm)のマコガレイを釣り上げています。今年は、高水温にもかかわらず、例年どおりカレイの接岸が始まったようですが、エサ取りがすごいとのこと、果たして松帆はどうか・・・楽しみです!エサは、昨日仕入れたマムシの細い目と今年の春から6ヶ月、冷凍庫の奥に眠っていた自作のウルトラ必殺?塩マムシでアタックです。
 12時過ぎに自宅を出て、松原線工事中のため近畿道経由で神戸線に入り一路淡路島へ。渋滞もなくスムーズに走り予定より早く1時半過ぎには松帆に到着。とりあえず、浜に出て、半年振りの松帆の浦に立つと故郷に帰ってきたような懐かしく暖かな気分に包まれます。対岸にはっきりと見える明石や須磨の町並み。その海ではもう間違いなくカレイが上がっています。さて、明石海峡を挟んでこちら側ではどうか?試し釣行の開始です。どうせダメだろうなと思いつつひょっとしたら程度の気持ちですのでのんびりしたものです。今頃ここにカレイ狙いで来る物好きもいないでしょうから当然誰もいません。たった一人で松帆の浜独占です。カレイ針15号の2本針自作仕掛けを出して1本にはマムシを一匹がけで、もう1本には半年前の塩マムシを付けてフルスイング。周りを気にすることなく自分の決めたポイントに思う存分に投げられます。
 
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 岩屋の潮時表では上げの激流の予定ですが、見た感じは思った程ではありません。むしろ流れが徐々に弱まっているような気がします。毎度のことですが、ホントにここ松帆の潮は、立ってみるまで予想が付きません。いずれにしても釣りやすいことはいいことですので期待を込めて、順次5本全ての竿を扇形に投入。多少流れますが、やはりある程度で止まって落ち着きます。竿先に集中してアタリを待ちますが、何事もなく時間だけが経過します。暫くして一斉に回収してエサの点検を行いますが、1本だけ20cm程のベラが付いてきただけで、あとは全て素針で、マムシの跡形もありません。半年前の必殺塩マムシもなんのその、新鮮なマムシと全く同じようにエサ取りの餌食です。ハリスは、そのままですのでおそらくベラでしょうか!?すごいエサ取りです!
 さあエサ取りとの勝負!!一枚の初ガレイを夢見て、マシンガンとはいきませんが、投げては回収、餌をつけてまた投げ返す連投の始まりです。ひょっとして釣れればなどと言っては見たものの、いざ釣り始めれば気合が入ってきます。やっぱりマコガレイの顔を拝みたいと気持ちが高ぶり、黙々と真面目に、そして、真剣にフルキャスト。アタリを待って竿先を見つめ続けます。
 それから3時間、日が傾きあたりが暗くなるまで、須磨や明石の海岸に届けとばかりに遠投をくりかえし、あらゆるポイントを攻め続けましたが、結局引いたのは、20cmほどのベラ5匹と10cmに満たないチャリコ、そして圧倒的多数の素針。そして、この日は何故か多数の高切れのオマケ付き!海底の状況が半年で変化したのか?正面から右側でほぼ百発百中で根掛かり。終わってみればかなりの重りと仕掛けを失いました。しかも巻き替えたばかりのスプールは、高切れの連発でボロボロ。まさに「矢尽き刀折れ」の状態で午後5時半納竿。見るも無残な惨敗・撃沈です!当然、初ガレイは、お預け!へろへろに疲れ切って帰宅しました。
 マダイとマコガレイの両方を狙ったを延べ560キロに及ぶ壮大な妄想!無謀な引本−松帆釣行は、見事なまでの完全敗北でジ・エンド!終了!トコトコン疲れました・・・・・。

 これですっきりと来週からは、釣れても釣れなくても、カレイ一筋、迷うことなく松帆にアタックすることができます。・・・と精一杯のゆうたろうの強がり・負け惜しみ!全く反省がありません。
 どこまで続くのか、撃沈の深みにはまったゆうたろう、しばらくHAZUREを引き続けることになりそうな予感が・・・。
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2010/10/5

引本矢口浦 V2 MADAI 釣行記  投げ釣り

引本矢口浦 V2 MADAI 釣行記 10月5日中潮 


 まぐれが続くはずもないとわかっていても、投げ師の性(さが)!?といえば聞こえがいいですが、実は他に行くあてもなく、しかも単純でワンパターンのゆうたろうのこと、もちろん、今週もごくごく当たり前に引本矢口浦へ!柳の下の2匹目のどじょうを狙った2週連続の引本矢口浦 真鯛 釣行です。
 まさに、釣れたら行く。行ったら釣れる。その事を信じて疑わない、ただそれだけの恐ろしいほど単純明快な行動パターン。自分でも信じられません。
 ただ、今回少し違うのは、単独釣行ではなく、今年の夏、ゆうたろうの休みが取れず実現しなかった隠岐釣行に、同行を約束していただいていたS氏を誘っての5年ぶりの釣行です。S氏は、このブログにも時々ナックシサラムさんという名前でコメントをいただいている方ですが、ゆうたろうが30年程前に投げ釣りを始めた時に丁寧に指導をいただいた投げ釣りの大先輩です。以前はよく一緒に釣行したのですが、最近彼は、韓国ドラマにはまっていて、一緒に釣行するのはホントに久しぶりです。
 何れにしても、柳の木の下の二匹目のドジョゥをねらっての釣行で、先週の釣果を踏まえ二人ともとりあえず天然マダイの型物一枚、なんとか釣りたい、そして今なら釣れると信じての釣行です。いくらあつかましいゆうたろうでもさすがに今回は、超大きなサイズは無理、40前後のお造りクラスのマダイ一枚を何とか釣りたいと心底、謙虚に思っています。
 というのも経験上、でっかいマダイがそうたびたび釣れるなどと言うことがあるはずもなく、聞いたこともありません。だいたい前回釣れたこと事態どう考えても超ラッキー、とても希な出来事。釣れたからと気合いを入れて再度釣行すると、自然相手の投げ釣りのことHAZURE・BOUZUと遭遇する確率は、限りなく、ほぼ100%!それが現実です。とりあえず、謙虚に、お造りサイズが一枚を合い言葉に今回の釣行がスタートです。

 当日は、南港で事前に予約をしていたタイ虫を仕入れて、午後3時にS氏宅で合流し、大阪を出発。車の中では以前にS氏が引本矢口浦の造船所で釣り上げた53cmのマダイの話や、先週のゆうたろうの浮き桟橋での釣果の話などで花が咲き、楽しい車中となりました。 予定どおりまだ明るさが残っている6時前に矢口浦に到着。行きの車中で、浮き桟橋はS氏にお譲りすると半ば強引に決めていましたので、ハマチ処理場のところでS氏をおろしエールを交換して別れます。

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 ゆうたろうは造船所へ入る予定で先を急ぎます。一旦造船所の埋め立て地まで行きますが、どうしても、その手前、ふぐたろうさん達が例会でマダイを釣られたポイントが気になり、今、来たばかりの道をまた引き返します。かなり迷いましたが、過去よりも直近の釣果の実績を重視して、結局そこに釣り座を構えることにしました。
 辺りが暗くなってきましたので急いで準備を始めます。今日の潮は、中潮で明日は大潮。そして、本日の10時が干底で、翌朝4時が満潮。静かな引本矢口浦ですので、干満2回の潮の変わり目がポイントと予想しつつとりあえず第1投。初めてのポイントですので底の状態やロープの様子がよく分かりません。ふぐたろうさんが余りトラブル無く釣られていますので大きな問題は無いと思いますが、とりあえず5本全てを扇形に投入し様子見です。
 
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 暫くして、一斉に竿を上げますが、1本だけ右の際に投入していた竿だけが、ほとんど抵抗なく仕掛けを切られました。おそらく蛎殻だと思いますが、後は問題なく帰って来ました。やはり、大きな問題は無いと言うことで、本格的にスタートです。たっぷりとタイムシを付けて全て投入し、アタリを待ちます。
 相変わらず、湖の静かな湖面を見ているような錯覚に陥りそうになる引本矢口浦ですが、今日も、本当に静かに、鏡のような水面を浮かべております。ただ、先週と違うのは、真っ暗闇ではなく、左手奥に埋め立て地のオレンジ色の街灯が明るく輝いています。
 釣り始めてから2時間が経過しましたが、静かなまま、全くアタリがありません。エサもそのまま帰って来ます。一度だけヒトデが付いてきて、その思わせぶりの重さに一瞬色めき立ち、後で一人苦笑い。
 ホントに釣れるかな?と多少不安になりながらも、一匹来てほしいなと思っていると気づかない間にS氏から携帯に連絡が入っていたようです。かけ直すとマダイが釣れたとのこと。急いで浮き桟橋に向かいます。到着すると桟橋の上に良型のマダイが横たわっています。計測すると38cm。スタイルの良い、きれいな天然のマダイです。先週に引き続き、浮き桟橋は好調を維持しているようです。
 
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 釣り初めて2時間、S氏は早々とマダイを確保。ゆうたろうは、アタリもなくそれらしい雰囲気も全くありませんので、少し焦りが出てきます。不安を吹き払うかのように、祝福もそこそこに、急いで自分の釣り座に戻り竿先に集中します。戻って5分もしないうちに高切れ覚悟で右の際、駆け上がりに投入していた竿先に、クイッとアタリが出ました。そしてすぐにジッ!ジーー!とドラグがなって糸が出ていきました。
 やった!アタリや!!と急いで竿を持って大あわせ。グーンと乗りました。後は強引に巻き取りです。ゆっくりしていると蛎殻にやられる可能性があります。そう大きくはありませんがゴンゴンと力強く抵抗するところを遮二無二巻き取ってようやくテーパーラインのところまで持ってきました。最後は、かなり潮が引いていますので、蛎殻が散乱する浜にずり上げてほっと一息。次の瞬間マダイがばたばたと暴れると仕掛けがすっと戻ってきました。暴れた瞬間、蛎殻に触れた6号ハリスはひとたまりもありません。早く押さえないとマダイが海に戻る可能性があります。野バラのとげが刺さってとても痛い茂みから浜に降りてやっとマダイを確保。
 戻って計測するときれいな天然マダイ42cm

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 希望どおりにマダイが確保できましたので、ほっと一安心。ほぼ今日の目標達成です。予定どおり天然マダイのお造りが確定出来たことで、じわっと喜びが湧いて来ます。
 ゆうたろうもマダイが釣れたことを早速、携帯でS氏に報告。ほぼ同時刻の釣果ということで、時合い、マダイが回ってきている可能性がありますので電話を早く切るとすぐに竿先に集中します。しかし、予想と期待に反して、そこから元の状態に、・・・とても静かになり、再び、アタリが全く無い、退屈な時間が流れていきます。それでも、次は10時の干底から上げへの潮変わりが、チャンスかなと自分勝手に解釈し、辛抱強く投げ返します。しかし、ゆうたろうの期待に反して、10時をまわり、10時半をまわっても何の反応も返ってきません。無常にもアタリがないまま、時間だけがどんどんと過ぎていきます。

 潮変わりのこの時間もダメかなと諦めかけた11時前。満天の星を眺めながらやっぱりあかんな〜とぼやいていると湾の中央付近に遠投していた竿の穂先ライトが、突然グンとアタリを伝えて、大きく震えました。
 え!あたり!?と思った瞬間、更に竿先が揺れて、直後に、ジャッ!ジャーーーッ!と今までにない勢いで、一気に糸が出ていきました。来たーッ!!と叫びつつとっさに竿を持ちドラグを締めると必死で巻き取りながら大あわせ!しかし、竿はスーッと流れ、糸は抵抗なく巻き取れます。  
 エッ?!エッ?!すっぽ抜け!??と一瞬愕然としますが、更に巻き取っていくと、突然、竿ごと持って行くような激しい魚信が伝わってきました。
 かなり糸が出ていたようです。間違いなく乗っています。おるッ!おる、おる、おるッ!!と一人で叫びながら必死で巻き取りを始めます。するとグングン!グイグイ!とかなりの力で激しく抵抗する様子が、竿を持つ手に伝わってきました。しかも、時々その力強い抵抗で巻き取れなくなったりもします。それでも、とにかく取る!!と息を切らしながらも竿を立て、休み無くリールを巻き続けます。ゴリゴリゴリと強引に力任せに巻き取っていくと3号ナイロンの道糸がちりちりと時々いやな音を立てます。不安になりますが、更に巻き続けていると、まもなくテーパーラインの継ぎ目がピッと音を立ててガイドを通過。ヘッドライトの明かりの中に、魚の姿が浮かんできました。
 赤です!!大きな赤いマダイが、必死で逃げようと右に左に大きく体を動かしながら深みに向かって戻ろうとしています。ここで相手のペースになると蛎殻にやられますので、力まかせに強引にやり取りをし、浮かせます。そのまま、干底で広くなった蛎殻の散乱する浜の逃げられないところまで引きづり上げてほっと一息。かなりの大きさです。取った!取った!と何度も心の中で叫びながら拳を握りしめゆっくりと下の浜まで降りて魚体を確保。
 戻って計測すると実寸で61cm(拓寸62.7cm)
 先週のマダイを上回る、またまた自己記録更新のマダイです。

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 本来起こりえない「まぐれ」が、一度ならずも二度までも起きてしまい、信じられないような事態に遭遇したゆうたろうの気分は、いわゆるキツネにつままれたような状態です。しかも数センチとはいえ先週のマダイを上回る自己記録の連続更新です。アドレナリン出まくりで、心臓はドキドキ。興奮気味で、喉はからからです。カメラを出して記録をとりますが、自分でもカメラを持つ手がまだこきざみに震えているのがわかります。S氏の携帯に電話を入れると彼もすぐにやってきて、ともに喜んでくれました。
 S氏が自分の釣り座に戻った後も、茫然自失!全く何もせずにぼうっ〜としていましたが、しばらくして落ち着くと丁寧に絞めてタオルにくるみ、丁重にクーラーボックスへ。

 その後は、明け方4時の満潮に期待して、もう一枚と釣り続けますが、満潮に近づくと湾の中心部向きではロープが沈んでいるのか高切れを連発。干潮ではなんにもなかったのに不思議ですが仕方がありません。スプールに巻いていた糸が、どんどんなくなり悪戦苦闘しますが、アタリがないまま夜明けを迎えます。結局、S氏もゆうたろうも新たなマダイの追加をできずに納竿終了となりました。
 結果は、S氏が38cm、ゆうたろうが61cm、42cmの総合計3枚の天然マダイを確保。そう釣れるものではないマダイ!2週連続でのマダイのマルチヒットは、まさに出来過ぎです!

 帰宅するともちろん先週に続き、今週も引本矢口浦産の天然マダイで、鯛尽くし!!
 やっぱり天然真鯛はうまい!!山の神も我が家の同居人も、そして我が家の猫・ミャーも、とても良い笑顔でした。
 
 同行いただき浮き桟橋に入っていただいたS氏に感謝!
 
 そして何より、今回の引本矢口浦釣行の全ての源泉!
ふぐたろうさんに心からの感謝!!
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