2010/3/30

松帆 SITABIRAME・KURODAI 釣行記  投げ釣り

松帆 SITABIRAME・KURODAI 釣行記 3月30日 大潮 

 前回は、記憶に無いぐらい久々の日曜釣行が実現し、北斗サーフのオープン大会に参加。様々な方々と交流し、とても楽しい思い出をいただきました。釣果の方も、笹にごりというあまり良くないコンディションにもかかわらず、型物のチヌ・アイナメを釣り上げ、釣果に関しては、ゆうたろうは何故か?絶好調。釣運に恵まれています。
 しかし、この時期、本来の目的、狙いといえば、やっぱりカレイ。実はカレイだけに絞れば、この間、三回連続、撃沈・木っ端にも相手にされないOOHAZURE、全くの不発です。松帆で3月はじめ、マコガレイを2枚釣って以来、ほぼ一ヶ月、カレイを狙って釣行しているにもかかわらず、カレイの顔を見ていないことになります。確かにアイナメやチヌもいいのですが、この時期最も思い入れがあり、ターゲットとするのは、やっぱりカレイ。先週のオープン大会でも、提出された40オーバーのマコガレイが、どれほどうらやましかったことか!桜も開花したことですので、カレイを釣りたい、大きいカレイの顔が見たい。これが、とても罰当たりなゆうたろうの本音です。
 先々週は日曜休日をいただきましたので、先週は、仕事に専念し、釣行回避。今週こそは、なんとしても、カレイを釣りたいと思いどこにするか、色々悩みましたが結局、毎度毎度の松帆に決定。確率の高さから言えば、鳥取賀露一文字へイシガレイの大きいのを狙って釣行することも魅力で考えましたが、やっぱり、松帆の魅力に勝てません。そろそろでっかいマコが戻っているのではと考え想像しただけで、大潮何するものぞの気持ちになっています。ちょうど釣行日の火曜は、大潮初日。ほとんど釣りにならない可能性もあり、BOUZU覚悟の潮どまりの単発、短時間勝負になるはずですが・・・集中力で何とかなると思いつつ、松帆で撃沈なら仕方が無いと納得、不思議と覚悟できてしまいました。
 いつものとおり、山の神に「例のひらべったい」の釣ってくると行って自宅を出発。今回もエサは、南港で仕入れて阪神高速を快調に走らせます。ところが神戸線に入って西宮あたりから雪が降り始め、神戸に入ると真冬でもあまりないような本降りに。もうすぐ4月というのに、少しびっくり、不安になりましたが、直前の明日の天気予報は、風も弱く久々の晴れ。ただ、寒気が入って真冬並みの寒さというだけで、絶好の釣り日和のはず。信じて車を走らせていくと確かに、須磨あたりから雪も上がり、明石大橋を渡る頃には、寒々とした真冬の明るいお月さんが登場しました。その後は、快調に車を走らせ午前1時前には、松帆到着。すぐに浜に出て確認しますが、多少風がある程度で、全く問題ありません。一安心です。
 仮眠して、携帯目覚ましで起床したのが、4時30分。早速浜に出て準備開始。日の出がかなり早くなっています。準備している間にうっすらと夜が明けてきました。まだ薄暗いのですが、とりあえず1本だけ投入して様子を見ます。朝一、短時間ですが、釣りになる時間があると潮を予想しての早起きですが、予想は的中、仕掛けが落ち着きました。早速、第一投、全ての竿をフルスイングで投入します。何時、流れ出すか分かりませんので、それまでは、じっくりとアタリを待ちます。しかし、静かに夜が明けていくだけで、まわりが明るくなっても竿先は全く動きません。冷え込みが厳しいだけで、天気予報どおり、快晴微風、絶好の釣り日和。竿先が押さえ込まれるのを期待して、粘り強く待ちますが、結局、何事もないまま小一時間が経過。仕方なくあきらめてエサの付け替え点検をはじめます。

クリックすると元のサイズで表示します

 1本目の竿を巻き取っていくと何か手応え、重みがあります。アタリがありませんでしたので、流れ藻か「星」かなと思いながら巻き取っていきますが、結構、重量感があり巻き取る手が疲れてきます。何とか駆け上がりをクリアーして波打ち際に近づいてようやく仕掛けが見えてきました。しかし、予想とは違って藻や「星」ではありません。どうも魚がついているようです。平べったいかたちで、一瞬何か分かりませんでしたが、よくよく見るとウシノシタ、靴底、いわゆる舌平目です。
 抜き上げて計測すると39.5cmの赤舌平目です。 
 20年ほど前に煙樹ヶ浜で釣って以来、2匹目の釣果で、とても珍しい魚にビックリ。しかも自己記録更新です。狙ったカレイではありませんが、大変おいしい魚ですし、朝、第一投目から実にラッキーなスタートです。

クリックすると元のサイズで表示します

 計測して、写真を撮っていると、突然、すぐ隣の竿先が大きくゆれるのが目に入ってきました。続けて、一気に竿先が入り竿尻が浮きました。一瞬のことでしたので唖然として戸惑っていると、いったん戻った竿先が、また一気に入っていきました。大慌てで、カメラをほるようにおいて、とりあえず竿を押さえます。巻き始めると結構な手応えで、激しい抵抗が伝わってきます。おそらくコブかアイナメの大物です。駆け上がりでばらさないよう必死に巻き取っていきます。途中、駆け上がりに食われそうになりましたが、ズリという感じで、何とかクリアーし、ようやくテーパーラインが見えてきました。しかし、ゴンゴン、グイグイと最後まで激しく抵抗し、中々姿を現しましません。赤(コブダイ)、黒(アイナメ)どっちと見ていると波打ち際に姿を現したのは、クロ!?・・・ですが、同じクロでもアイナメではなく、クロダイ。しかも先週釣ったチヌより、一回り大きい型物。慎重に、波に乗せて浜にずり上げ、魚を確保。
 計測すると49.5cm。拓寸ですと軽く50cmを超える堂々たる貫禄の年なしクラスのクロダイのメスです。

クリックすると元のサイズで表示します

 ウシノシタ・舌平目だけでもラッキーなのに、立て続けに年なしクラスのチヌ・クロダイを釣り上げてしまいました。しかも、朝の第一投目、全ての竿を投入してから、わずか一時間半ほどの間の出来事です。もちろん狙ったカレイではありませんが、確立の悪い投げ釣りのこと、信じられないような幸運です。なんとラッキーなことか、自分でも信じられません。

クリックすると元のサイズで表示します

 普通で言えば、もう納竿、終了大満足で帰ってもいいくらいの釣果ですが、まだまだスタートを切ったばかりです。それに、本日の本命であるカレイをまだ釣っていません。時間はたっぷりありますので何としてもカレイを釣るべく、全てのえさの点検を兼ねて竿を上げていきます。すると、3本目の竿に、マコガレイ26cmが付いてきました。15号カレイ針を2本とも丸呑みしており苦笑い。カレイはカレイですが、ちょっと足りません。奥まで飲み込んでいませんでしたので丁寧に針をはずし、お引取りを願いました。
 
クリックすると元のサイズで表示します

 潮時表等に寄れば、本来ならこの時間から、潮が飛び始める予定でしたが、引き続き仕掛けが落ち着きます。以外ですが、本当に、ここ松帆の潮は、その日その場に立ってみないと分かりません。いずれにしても、ラッキーです。次の転換・潮変わりの11時過ぎまで、じっくりカレイを狙えそうです。竿先をじっと見つめ二度三度とエサを点検、新しいエサに変えては投げ返します。しかし、そうそう簡単に、アタリが来るわけがありません。
 そうこうする内にどこか聞き覚えのあるいやな音が聞こえてきました。振り返ると江崎方面から低い唸りを上げて、底引き網漁船が2台、並んで網を引いてきます。「あかん!竿を持っていかれる」必死で5本全ての竿を回収です。乳酸が溜まって筋肉が動かなくなりますが、それでもとにかくごりごり巻き続け何と回収。目の前、波打ち際から20mほどのところを漁船がゆっくりと通っていきました。

クリックすると元のサイズで表示します

 ホント疲れますが仕方がありません。しかし、45cmのマコガレイを昨年釣ったときも、底引き漁船が網を引いた後でしたので、あまり影響がないはず、釣れるときは釣れると信じて、再開です。エサを点検し、再度、フルスイングで全ての竿を投入してアタリを待ちます。しかし、30分がたち1時間がたっても期待したアタリはありません。そうこうする内に止まっていた潮が動き始めます。前半戦終了です。あきらめて、順次竿を回収しようと竿を取って巻き取りをはじめると、なんと1本目から根掛かりです。松帆では、めったにありませんので、おかしいなと思いながらゆっくりとあおると少し寄って来たような気がします。おやっ?と思いながらもう一度ああおると今度は間違いありませんずるずるとよってきます。よかったと思いつつ、必死で巻き取り開始。ゆっくりしていて駆け上がりに食われると厄介です。途中、締め込みがありませんので海草か、「星」もしくはデカフグなどと思われますが、かなりの重量で、思うとおりに巻き取れません。それでも必死でゴリ巻き。この調子では危ないかなと思っていた駆け上がりも、存外、すんなりとクリアー。ほっと一安心。ようやくテーパーラインが見えてきましたので確認をするとやっぱり、海草が絡み付いています。が・・・海草そのものはさほど大きくありません。あれ?と思いその先を良く見ると平べったい茶色の大きなものが・・・魚です。カレイと思いましたが、同じ茶色でも少し色が違います。うん!?何?と確認すると大きなウシノシタ、舌平目です。朝一で釣り上げたモノよりふたまわりほど大きなウシノシタです。あわてて近づき浜にズリ上げて確保。海草を取り去って持ち上げるとそのでかい身体をギュウッと反り返り、激しく暴れ抵抗します。少し間をおいておとなしくなったところで、
 計測すると45.5cmの大きな舌平目(ウシノシタ)です。
 もちろん、本日2度目の自己記録の更新です。

クリックすると元のサイズで表示します

 自分で言うのもなんですが、まさに開いた口が、塞がりません。なんとラッキー。こんなことがあっていいのかと一瞬思いましたが、これが松帆の実力!と思うとなんとなく納得できました。その後、カレイを狙って、午後の潮止まりにもアタック、挑戦しましたが撃沈。結局、カレイは四連敗。BOUZU街道を突き進んでいます。
 しかし、松帆・・・とても言葉では言い表せないほど、魅力的な響きです。もう贅沢は申しません。これだけ豊富な魚種の大物を釣らせてくれる松帆に、そして、松帆の神様に、ただ、ただ感謝!感謝!!
 カレイが釣れても釣れなくても、しばらくゆうたろうの松帆通いが続きそうです。
 雪が舞うような空気の冷たい一日でしたが、日差しは、春そのもの。松帆には確実に春が訪れています。

クリックすると元のサイズで表示します

 家に帰ってからは、もちろん舌平目のムニエル。チヌは、こちらも定番のお造りとあら炊きに。今まで魚屋で見たことないほど大きな舌平目に山の神もビックリ。「この平べったいのも、ものすごく美味しい!」との一言にゆうたろうは絶句。同居人二人も参加して、あっという間に料理はなくなり、彼等の強靭な胃袋へ。
 当然、私ゆうたろうの口には入っておりません。釣って調理するだけです。はい!


 
4

2010/3/21

北斗サーフ第2回オープン大会参加釣行記(淡路仮屋一文字釣行記)  投げ釣り

北斗サーフ第2回オープン大会参加釣行記(淡路仮屋一文字釣行記) 3月21日(日)中潮

 今仕事を終えて、北斗サーフ第2回オープン大会参加釣行記を記載するためパソコンに向かっています。先週の福良釣行記は、BOUZEということもあり、自らの釣行の記録という意味がなければ、闇に葬りたい気分で義務感だけで書いていました。
 しかし今日は、違います。とてもすばらしい、思い出に残る大会に参加できたこと、その喜びをどうしても書き留めておきたいという気持ちいっぱいで、今、パソコンに向かっています。
 もちろん、ゆうたろうも投げ釣りが大好きな一人の人間ですから、お魚が釣れたということもあります。しかし、それだけではありません。それ以上に、楽しみにしていた大会が、その期待を裏切ることなくとても楽しい大会だったこと、そして、その理由が、釣果ではなく、当日大会を主催し、あるいは参加し、そして参加できなかったけれど気に留めていただいた投げ釣りの好きな人達との様々なすばらしい出会いと交流、その一点にありました。今、そのすべての人たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。
 とりわけ、このようなオープン大会を主催された、ふぐたろうさんをはじめ北斗サーフの皆さんに心からのお礼を申し上げます。ありがとうございました。ふぐたろうさんはじめクラブ員皆様の準備から大会終了までの細やかな心配りに、本当に頭が下がりました。単独・複数色々とあると思いますが、この大会が開催される限り、これからも毎年、是非参加したいと思います。
 また、マスター師匠やシンさん、ククレカレイさん、色々お世話になり本当にありがとうございました。そして、クサフグさん、細やかなお気遣いをいただきありがとうございました。いいかげんマイペースのゆうたろうですのでおそらく色々とご迷惑をおかけしたと思います。どうぞ寛大な心でお許しください。また、当日参加された全ての投げ釣りが大好きなサーフの皆さん!見知らぬゆうたろうと気さくにお付き合いいただき本当にありがとうございました。いいかげんなゆうたろうですが、これに懲りずに今後ともよろしくお願い致します。

すばらしい一日をいただいた全ての人に感謝をこめて・・・


 ブログを初めて今年でまもなく丸二年。いいかげんなゆうたろうですが、おかげさまでこのブログを通じてこの間、色々な方と出会い、交流をさせていただきました。とりわけ、ゆうたろうが、ブログを立ち上げるきっかけとなった初の40UPのマコガレイを釣り上げた釣行指南役の神戸伊弉諾SURFのマスター師匠、そして北斗サーフ会長でゆうたろうのお気に入りブログ第一号「楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り」の主宰者ふぐたろうさん、更に、月刊誌「関西のつり」で有名でありながら、気さくに声を掛けていただいたクサフグキャスターズ会長のクサフグさん。できれば、その方々とお会いして、お礼を申し上げたいとずって思っておりましたところ、その全ての方が北斗サーフ第1回オープン大会に参加されておられていることを知り、第2回大会は絶対に参加すると以前から決めておりました。(クサフグさんは、残念ながら自ら会長を務めるクサフグキャスターズの年に一回の総会の日程がたまたま重なってしまい欠席となりましたが、現地から心配りの電話を頂戴し、大感激でした。)
 ということで3月21日は、なんとしても北斗サーフ第2回オープン大会に参加する予定で、事前に、周りにお願いを連発。何とか仕事のやりくりをつけて、日曜休日を確保し、参加申し込みをしました。もともと、今の仕事についてから、平日の週一休日、しかも、休日は不定期で仕事が入れば週一も無くなるのが、ゆうたろうのパターン。日曜釣行は、10年振りぐらいでしょうか。記憶にありません。
 前回のHAZURE釣行のあと早々とリールを巻き換え、仕掛けを補充。荷物も整理し事前準備完了。色々な先輩諸氏と竿を並べることができると小学校の遠足の前の日の気分で、とても楽しみに指折り数えてその日を待ちます。
 当日は、雨で、今春一番の大荒れの天気とのこと、ひょっとして中止かなと色々心配しましたが、渡船との打ち合わせの上、開催確認の電話をふぐたろうさんから頂きほっと一安心。事前予報では当初雨となっていましたが、前日予報では、渡船の時間午前6時には雨が上がっているとのこと、用意した合羽は使わずに済みそうです。
 一文字は、全く初めての場所で、ほとんど情報も皆無、何の予備知識も持ち合わせていません。主要な目的は別にありますので、釣果は、釣れればいいと自分でも信じられないくらい極めて無欲。山の神にも釣りに行くとの一言で、11時過ぎに自宅を出発。途中、南港で、先週釣行の際に既に予約済みのエサを購入し、一路淡路島の東浦、森漁港を目指します。明石大橋では、強風で50キロ規制、車が大きく振られ、少し心配になりますが、もともと風が強い吹きさらしの橋の上のこと、現地に付けばきっと風もましなはずと信じて車を走らせます。
 森漁港といえば、随分以前に、港内の岸壁からちょい投げでカレイが釣れるとの記事が掲載され、カレイを狙って一度訪れたことがあります。もちろん結果は惨敗。木っ端カレイ1枚とハゼのみで、近くの魚屋で魚を買って帰り美味しく食べた、情けない記憶があります。そのとき、目の前に横たわる一文字を見て、渡ればきっと釣れるはず、一度は渡って釣ってみたいと思っていましたが、そのことが今回このような形で実現することになり、その意味でもとても楽しみです。
 午前1時30分、森漁港到着。雨はほとんど上がっています。渡船乗り場を確認し、近くの邪魔にならないところに車を停車。5時起床に携帯目覚ましをセットして仮眠。しかし、その頃から風が一段と強くなり、寝入った直後にゴー、ゴーという風の音とその風で大きくあおられ、揺れる車の振動で目が覚めました。ほんとに船が出るのかな?ほぼ無理では?と不安が高まり大きくなりますが、朝になってみなければ分かりません。心配しても始まりませんので、とにかく寝ることと決めて再度寝入りますがまた暫くすると風で目が覚めるの繰り返しで、結局ほとんど寝た気分の無いまま朝5時を迎えました。
 目が覚めて、車から出ると少しましなような気がしますがそれでもかなりの強風です。おそらくこの風では船が出ないのではと思いつつ渡船乗り場到着。誰もいません。この風では中止かなと思いましたが、誰もいないことに不安が募ります。待つしかありません。待っていると少しして、携帯にふぐたろうさんから連絡が入りました。隣の仮屋漁港で皆さんがお待ちとのこと。例会のときの乗り場が仮屋漁港になることを知らずに自分の勝手な判断で、渡船乗り場はここと決めて、知ったかぶりをしたことを反省。あわてて車に乗って移動。到着するとまもなく渡船がやってきてあいさつを交わすまもなく出発です。
 あわてて、道具を下ろし準備をしているとふぐたろうさんが、どこに渡られますかと聞いてこられました。しかし、遅刻したのと、もともとどこでも空いているところに入るとしか決めていなかったのでもたもたしていると、マスター師匠を呼んで、一緒の場所でとセットしてくれました。この一言が、幸運を呼び込んでくれる結果になります。
 場所は仮屋一文字の北。マスター師匠の他、ゆうたろうの知っている顔ぶれがお二人、神戸伊弉諾SURF所属のシンさんとブログ「ククレカレイの釣りバカ人生劇場」主宰で神戸投翔会所属のククレカレイさんが一緒です。おはようございます。よろしくお願い致します。と少し緊張していますので小さい声であいさつし荷物を持ち込んで渡船に乗ると5分もしない内に到着。すぐに下船して一文字に上がります。広大な一文字、皆さんは北の端、灯台の周辺を中心に順に荷物を置いて準備にかかられます。相変わらずの強風、うねりが多少あって、しかも所々にブイが入っていますので、できるだけお祭り等でトラブルになって迷惑を掛けないないよう一番南よりに離れて釣り座を構えます。暫くすると、仮屋の中に渡られた、ふぐたろうさんが今日はゆうたろうさんの隣で釣らせて頂きますと歩いて合流。

クリックすると元のサイズで表示します

 はじめて参加のゆうたろうに色々と心配りいただいていることに感謝しつつ、早速準備にかかります。風に倒れないよう低く三脚をセット。竿とリールをセットし、仕掛けにマムシのエサをたっぷりつけてフルスイング、第一投。遠投しますが予想どおり強風にあおられ大きく糸ふけが出て大変です。まだ救いは、はじめ右斜め後ろ、途中から左斜め後ろと総じてどちらかといえば後ろからの風だったこと。大きく糸ふけは出ますが、風に乗せて実力以上に遠投できたこと。続けて、順次竿を出し、外向きに3本内向きに1本を投入。アタリを待ちます。残念なことは、強風のうねりで潮にかなり濁りが出ていること。狙いのカレイは、この濁りでは期待薄、まず無理ではと、最初からあきらめ気分。(でも釣る人は釣ることがあとで判明)

クリックすると元のサイズで表示します

 前回大会でもマスター師匠が釣って優勝魚となったスズキが期待できるのでは、と話しをしたりしてアタリを待っていると何かククレカレイさんが大きく竿を曲げて格闘しているのが目に入ってきました。今日は仕掛けに藻が絡み結構竿を曲げてくれるのですが、竿先の動きが違います。寄せてきてタモに入ったのは、40UPのチヌ。朝一の大物釣果に周りは色めき立ち、ゆうたろうも気合が入ります。うらやましい限りです。しかし、期待に反して次のアタリが中々きません。竿を曲げるのは、握りこぶしほどのホンダワラやアオサそして海苔のような海草の塊。最初はその重量感に、おっ!ひょっとしてと思いましたが、結構これが重労働で、毎回毎回どの竿にも絡み付いてくるといやになってきます。しかもエサはそのまま。自分だけでなくまわりも皆、釣果無しの時間が続くと更に気持ちが落ち込んでいきます。
 しかし、釣果は気にしないとは思ってはいたものの折角来た以上、お土産ぐらいはほしいのが本音。そろそろシンさんが満潮から下げに変わる時間帯、少し期待できるのではといっていたので、気持ちを切り替えて集中。黙々と投げ返します。すると少し潮が変わりかけた9時過ぎ、エサの付け替えのため仕掛けを巻き取っていると海草の先に何かが付いて暴れています。あわてて前に出て、近づいてくる仕掛けの先をじっと見ているとアイナメです。しかも、遠目に30は超えていそうです。手前まで寄せて針掛りを確認。飲み込んでいるので一気にゴボウ抜き。計測すると35cmほどあります。何のアタリもわからずに釣り上げたアイナメですが、一匹でも型物を釣り上げたことで一安心、喜びが湧いてきます。しかもお土産が確保できたことで山ノ神に言い訳が立ちます。

クリックすると元のサイズで表示します

 修行が足りないゆうたろうのこと情けない話ですが、一匹釣ると、続けて、ひょとしたらカレイでも、あるいはスズキの型物でもと欲がぎらぎら出てきます。マムシの一匹掛けや、必殺青マムシと色々試して遠近投げ分けますが、期待に反して、竿が揺られるのは風と海草のみ。唯一アタリを取ったのは近投の竿にかかったエサ取りのフグのみ。
 暫くして、ま、こんなものかと半分あきらめ気分で竿先を見ていると左端の竿が、大きくあおられています。風に載せて実力以上に遠投していた竿ですのでかなり糸ふけが出ており、竿を持って前に出るとやはり手前に海草がかかっています。これで大きくあおられていたんだなと納得して、エサの付け替えのため巻き取りを始めます。また一段と仕掛けにたくさんの海草がまとわり付いているようで、かなりの重量感です。ところが、今までは、海草がまとわりついてもかなり向こうで仕掛けが浮いてくるはずですが、中々浮いてきません。不思議に思いながらも、まいどまいどの海草に腹立つななどとのん気に巻き続けていると急にグンッグンッと海草ではありえない手ごたえが竿に伝わってきました。
 え!さかな?魚信?何かがついている!と想定外の事態にビックリ!あわててテトラの前に出て、慎重に巻き取っていきますが、時々グングンと重々しい魚信を送ってくれるものの中々姿をあらわしません。ようやくかなり手前に来たのでそろそろ姿を見せるかなと思っていると、突然、予想外激しい抵抗を見せます。力強い引きでグイッグイッ、グングン、と竿を持っていき、さらに続けてグイグイ下に潜ろうとします。スズキ?とも思いましたが、竿を立てやり取りをして、テトラの手前で強引に浮かすと水面に現れたのは、大きな、そして元気なチヌ・クロダイです。しかもおそらく40UPの型物です。
 浮かしたもののどうやって取り込むか、想定外の事態に少しあわてましたが、とりあえずテトラの牡蠣殻で仕掛けの糸を切られないよう気をつけながらあしらい、弱らせつつ、徐々にテトラを下まで降りていきます。途中、波にあおられたり、抵抗されたりで、何度かヒヤッとしましたが、何とか無事に一番下まで降りることができました。そこで、最後は、だいぶ弱っているのを確認、仕掛けをつかんで抜き上げ、手を怪我しないよう腹から鷲づかみ。その後、必死でテトラを上がって、計測すると44cmのチヌ。ククレカレイさんのチヌを見て、うらやましく思い、そうそうチヌが釣れるわけがないと思っていたのでビックリ。先週の福良はだめでしたが、松帆の幸運が続いているような感じでまさにラッキーとしか言いようがありません。

クリックすると元のサイズで表示します

 その後、気を良くして、一段と気合を入れて投げ続けます。潮は下げに変わり、海草も不思議とかからなくなり、断然釣りやすくなったのですが、結局カレイはHAZURE。カレイだけでいえば三週連続の撃沈でした。結局その他の魚も釣れず途中、彼岸フグの大物を釣り上げただけで納竿。フグは、30cm近くありましたが、免許を持っているマスター師匠にその場でさばいていただき、身だけをふぐたろうさんに引き取っていただきました。ふぐたろうさん自信がが釣り上げた彼岸フグの身と合わせて、おそらく「てっさ」になったはずです。
 

 渡船で寄港後、表彰式。結果は、あのささ濁りの中で、40UPのマコガレイが二枚提出されてほんとにビックリ、順当に1位2位を占めました。そして、ラッキーにもゆうたろうの44cmのチヌが3位。おなじくチヌの40UPを釣ったククレカレイさんが4位、という結果でした。大会結果の詳細は、
北斗サーフのホームページ( http://homepage3.nifty.com/hokutosurf087/ )
でご覧ください。
 3位の商品は、ふぐたろうさんが自らのブログで絶賛されておられたとても明るく、使い勝手のよいLEDヘッドライト「ZEXUS ZX−310」(富士灯器)。

クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

 過去こういう催しごとで良い思いをした記憶が無いゆうたろうですが、ほんとにラッキーでした。ものすごくいい高価な商品を頂き、本当にありがとうございます。そのほか、順位賞に加えてラッキー賞、そして全員対象の参加賞などが用意されており、和やかにかつ和気あいあいと楽しい表彰式が行われました。最後に全員で集合写真を撮って散会。皆さんにお世話になったお礼を申し上げ帰阪の途につきました。
 
 自宅に帰ってからは、マスター師匠に釣り場で教わった、アイナメのたたきを早速実践。皮付きのままガスの火で表面を焼いて、氷水につけ、すぐに取り出して、水気を切り、お皿に盛り付けて提供すると山ノ神大絶賛!でした。師匠ありがとうございました。
 さらに、クサフグさんのDVDで少しこつを覚えましたので、三枚おろしが、短時間でかなりきれいにできるようになりました。ということでチヌは、お造りとあら炊きに、更にお造りに、わさび、海苔、ゴマを添えてだし汁で鯛茶漬けに、これもゲキ旨、最高でした。
 すばらしい一日に、そして投げ釣りに感謝!!

クリックすると元のサイズで表示します
5

2010/3/18

福良 HAZURE 釣行記  投げ釣り

 先週、色々迷い悩んだ挙句、今回は松帆で、その次は福良と決断して釣行した松帆。そこで、自己記録となる、まさかのデカアイナメを釣り上げたゆうたろうの気分は、まさに天にも届くかというようなハイテンション。鼻息も荒く、いわゆる絶好調。完全に舞い上がっています。故に、ゆうたろうの頭の中では、「次は、予定通り、福良で、マコガレイの大爆釣まちがいなし!」という夢物語がロードショウの真っ最中で、大入り満員。何故に、どこから、何の根拠でと誰が考えても、不思議になるくらい、まったく、何の理由もなく、自信に満ち溢れています。ま、いわゆる、釣り師としては、傲慢な謙虚さの微塵もない最低の意味不明状態です。こうなると自ら分かっていても、止められません。ほっとくしかありません。 
 ということで、今週いただいたお休みの日、17日の釣行予定日を目指して、ラメ梵天付き土肥富15号カレイ2本針仕掛けを作製し、補充。今回は南港でマムシのエサを予約し、事前に購入。まさに準備万端で3月16日深夜に自宅を出発。目指すは、マコガレイが待っている(?)福良!前日の激しい雨がウソのように、満天の星空です。寒気が入って、寒さが戻るようですが、風も予想されたほどでもなく天気もこの時期としては、最高。益々気合が入ります。午前1時前に福良に到着、ローソンで買出しをして、とりあえず仮眠。起床が6時。もう、完全に明るくなっています。早速、準備して順次投入。電線を気にしながら、サイドスローでフルキャスト。観光船の航路筋や筏方面に5本の竿を投げ分けて第1投。すぐに、道糸沈めを装着。準備完了。

クリックすると元のサイズで表示します

 予想した寒さもそれほどでもなく、風もほどほど。日差しは、もう完全に春の日差しで、少し動いていると、防寒着がいらないぐらいの暖かさで気分は最高。後は、マコガレイからのシグナル、アタリを待つばかりです。すると第1投目から早速アタリです。航路筋に投げていた竿に、小さくコンとあたりました。しかし、その後が続きません。それでも、カレイのあたりには良くあることとあわせて巻き取っていくと何の手ごたえもなく付いてきたのは、いわゆるガッチョ、小さなノドクサリです。15号のカレイ針をしっかりくわえています。魚の活性が高いということと勝手に解釈。丁寧にはずして放流。

クリックすると元のサイズで表示します

 順次全ての竿を回収し、エサ、並びにエサ取りの点検。しかし、前回、登場したデカフグはまだお休みのようで、エサはそのまま、大丈夫です。一応、新しい生きのいいエサに付け替えて、再度投入。暫くすると、筏方面に遠投していた竿に、クイと大きくはありませんが明確なアタリ。見ていると更にグイ、と竿先が入りました。震わすようなあたりではありません。2回ほど、小さいですが、竿先を押さえ込むようなアタリでしたので、まさにカレイ。期待をこめて大あわせ!・・・ズン!という例のカレイ特有の手ごたえがありません。???なんで???と思いつつ海面を見つめていると軽いタッチで滑るように近づいてきた仕掛けの先には、またも小ガッチョ。これが?あのアタリ?信じられませんが・・・事実です。これも15号のカレイ針をしっかりとくわえていますが、丁寧にはずして、放流。お帰り願いました。

クリックすると元のサイズで表示します

 少し、不安になりますが、過去の実績は、潮に関係なく、朝一の朝マズメよりも完全に日が上がってから。時間でいうと9時過ぎからで、過去のゆうたろうの釣行記録によると最も釣っているのが10時から11時。ま、これから、これからと待っていると平日には珍しく釣り人がやってきました。あいさつをして色々お話を聞くと地元淡路島のベテランキャスター。以前にこの時期に良い思いをしたので、そろそろかなということで訪れたとのこと。もちろん狙いは、マコガレイ。以前に福良でいい思いをされた時は、地元の強みで翌日、翌々日と釣行されたそうですが、全く釣れなかったそうです。
福良のカレイは、ピンポイントを狙うようで、中々むつかしそうです。地元キャスターは波止先端に入りました。
 しかし、地元のキャスターが来るということは、可能性大。この時期の釣行の選択は、まちがいなかったと勝手に自分に都合のよい解釈をして、自身がよみがえります。そして、時合いはこれからと気合が入ります。早速、全ての竿の仕掛けをを回収し、新しいエサに付け替えて、順次投入。集中して竿先を見つめていますと港内から出てきた漁船が、猛スピードで近づいてきます。えっ!?かなり近いな!と思いつつも道糸沈めをしている安心感からボーっと見ていると波止から飛び移れそうな距離を通過。道糸沈めをしていたにもかかわらず、危うく竿を持っていかれそうになります。竿尻が浮いて波止の上に乗ったところで、間一髪!竿を押さえて難を逃れます。ここ福良では、気づいて大きくよけてくれる漁師さんもたくさんおられますが、道糸沈めは必須アイテム。分かっていて、準備していてもたまにこういうことも起こります。しかし、向こうは仕事ですから文句をいっても仕方がありません。加えて、今日は、爆釣のカレイが目的ですから大事の前の小事、余裕で対処(?)。テーパーラインを結びなおし、新しい仕掛けをつけて再度投入。竿先に集中します。
 しかし、それから三十分が経過し、一時間が経過し、爆釣予定の10時台に突入してもカレイからのお便りは無し。福良のカレイがいくら朝寝坊とはいえ、いくらなんでも遅すぎます。いったいどうなっているのかとだんだん腹が立ってきました。それでも、エサの点検付け替え。遠投がだめなら手前。右がだめなら左と腹立つ気持ちをおさえつつ黙々と打ち返します。
 気付くのが遅いというか、鈍いというか、それでも時間が経つにつれ少しずつ不安が募ってきます。最初、腹が立っていたものが、時間とともにだんだん自信が崩れてくると、なんで?おかしい!と弱気になり、終いには、30cmギリギリでもとか、更に進むと小さくてもカレイの顔が拝みたいとか、哀願、懇願、お願いに。先ほどまで爆釣だと反り返っていたのはいったい誰、ほんとに情けないゆうたろうです。
 そんな情けないゆうたろうのお願いにもかかわらず、無常に、そして何事もなく時間だけが経過していきます。気が付くと、好時合いの10時、11時も過ぎて、お昼12時前。その間、アタリらしいアタリは全くなし。小ガッチョ2匹追加したのみ。同じく先端に入られた地元キャスターも全くだめとおっしゃられておりました。
 結局、福良のカレイの神様は、最後まで微笑むことはありませんでした。むなしく12時30分納竿。結果、事前の大爆釣は、夢のまた夢。まさに妄想。カレイのカの字すら見当たらない完全無欠のBOUZU!HAZURE!撃沈!最高の天気と最高の時期での劇的なOOHAZUREでした。いよいよ、恐ろしいほどの釣果のしっぺ返し?HAZURE街道が始まるのでしょうか?暗く深く落ち込んでいくゆうたろうの気分にもかかわらず、天気だけは最後まであかるく、最高の春の一日でした。
 もちろん帰りに、柳の下のドジョウをねらって松帆によりましたが、大潮の松帆で、魚を釣り上げる技量を持ち合わせているわけでもなく、激流に、ちょんちょんちょんと軽くあしらわれて撃沈。とことこん情けない一日でした。

 次回は、3月21日。10年ぶりくらいの日曜釣行。ふぐたろうさんが会長をされておられる北斗サーフのオープン大会に参戦予定ですが、完璧にはずしそうな予感です。
 家に帰って、山ノ神にお造りはと聞かれましたが、アサリの味噌汁と八宝菜、それに出し巻き卵を作ってあるよと応えると、「あ!そうか!お魚さんに相手にされなかったんだ!」とやさしくしてくれました。
0

2010/3/12

松帆 AINAME 釣行記  投げ釣り

松帆 AINAME 釣行記 3月12日 中潮 

 もともと、ゆうたろうの中では、毎年3月10日前後は、福良へ釣行する計画。というのも、いいかげんで、ヘタレなゆうたろうが、恩師(神戸伊弉諾SURFのマスター師匠)のおかげで念願の40UPマコカレイを初めて釣り上げたのが福良。ゆえに、福良には特別の思い入れがあり、一昨年からはじまり、昨年、今年とここ数年、福良にこだわって釣行を重ねてきました。ところが、先週、福良釣行の帰りに、諦めが悪いというか、悪あがきというか、たまたま寄った松帆で、偶然にも型物マコガレイ2枚確保という、とてもラッキーな出来事に遭遇し、結果、大変困ったことに。当初、ゆうたろうの中では、松帆は3月下旬に今期初釣行の予定でしたので、今回の松帆でのマコガレイとの遭遇は、まったく想定外の出来事。突然鼻先にニンジンをぶら下げられた馬といった状態でしょうか、松帆に行きたいと言う気持ちばかりが高まります。しかし、一方で、気合が入って意気込んでアタックすると大概はずすことが多い投げ釣りのこと。こだわりの福良にするか、気持ちが高まる松帆にするか、かなりむつかしい選択に、頭を抱えてしまいました。いろいろと、あーでもないこーでもないとだいぶ迷いましたが、結局、次回は、福良で今回は、実績重視でということで気持ちの整理を付けて再度松帆へ。
 当初、水曜を予定していましたが、仕事の都合で休みが取れずパス。ひょっとして今週は休み無しかと冷や冷やしましたが、何とか仕事をやりくりしてやっと金曜日に休みを確保。エサの予約を入れ、仕掛けを作製、補充して準備を整えます。潮的には、水曜日が長潮で、金曜は大潮前の中潮。本当は、非力で、ヘタレのゆうたろうにとっては、長潮が釣りやすいのですが、中潮のほうがメリハリがあって、カレイが釣れると勝手に気合が入っていきます。しかも、大荒れの天気が回復する金曜日は、荒れ後の何とかで、ひょっとして・・・妄想が大きく膨らんでいきます。もともと、だめもとであまり期待しないと釣れたりするもので、大概、気合をいれると、見事に空振りして、こんなはずではとぼやくのが、ゆうたろうの常です。しかし、たまたまでもなんでもとにかく一度釣れてしまうと押さえようもなく、勝手に、そしてどんどん気合が入り、舞い上がっていきます。あーあこりゃだめだと思いつつも、気分的には、マコガレイ大爆釣!!

 11日夜遅く、仕事を終えて帰宅し、すぐ出発。今回は泉大津で予約していたエサを購入し、一路、淡路・松帆へ。松帆到着が、午前1時で、先ほどエサ屋で手に入れた関西の釣り4月号(私のお気に入りの「楽しく投げ釣り、マジに投げ釣り」のふぐたろうさんの記事や「鰈は寝て待て!」のおかきんぐさんの釣行写真がカラーグラビアで載っています。)を30分ほど見てすぐに仮眠。
 目が覚めたのが5時半すぎで、空は、もう青みを帯びてうっすらと明るくなり始めています。慌てて飛び起きて、荷物を取りまとめ浜にでて準備を始めます。三脚を立て、竿をだして、仕掛けをセット。準備を整えて、海を見ると中潮ですので結構波立っています。どうかなと思いましたが、とりあえず、1本だけ投入して、様子を見ます。すると予想に反して、仕掛けが潮に流されず落ち着きました。中潮ですので、意外でしたが、本当にここ松帆の潮だけは中々読めません。しかし、投げられるのはラッキーですから早速朝まずめの時合いを狙って、全ての竿を左右に投げ分けます。天気は晴、風も微風。戻りガレイを釣ってくださいと言わんばかりの好条件です。カレイからのシグナルを見逃すまいと気持ちを集中して竿先を見つめます。

クリックすると元のサイズで表示します

 しかし、・・・しかし、30分たち一時間たっても何の反応もなし。エサは、そのまま帰って来ます。エサ取りすらもなし。さっきまでの大爆釣の気分はどこえやら弱気の虫が登場。好条件の朝まずめを外すと・・・HAZURE?BOUZU?と不安がだんだん大きくなってきます。そして、おいおい、なんで!こんなはずでは?とついにぼやきがでてきました。ん〜、しかしどうしようもありません。もくもくと打ち返すしかありません。
 更に一時間が経過、先週のあの釣果は?やっぱり気合が入りすぎたかな?と半分諦め気分でぼうっと竿先を見つめていると、突然、目の前の竿先が、ゴンッ、グッグーーと深々と、しかも力強くおじぎをしました。そして、30cmほど竿先を押さえ込まれた状態で、止まっています。やっ、やったー!やっと来た。待望のカレイのアタリです。あせる気持ちを押さえきれず、竿先が戻る前に竿を手に取り大きくあおります。確かな手応え、重量感です。すぐに、駆け上がりに食われないよう高速巻きでやりとりをはじめます。しかし、思った以上の重量感に、手が付いていけません。筋肉に乳酸がたまり、悲鳴を上げ始めます。それでも浮いてきません。ひょっとして・・・大ガレイ!?そう思うと負けてなる物かと必死の形相で巻き取りを続けます。ようやくテーパーラインが見えてきました。更に必死に巻き続けると波打ち際近くでザバッと魚が浮かび上がりました。エッ!エッ!しかし、予想と違い、表れたのは、カレイではありません。
 何?かなと目を凝らします。カレイとばかり思い込んでいましたので、一瞬、何の魚か分かりませんでしたが、波打ち際に浮かび上がって頭を振って暴れている魚をよく見ると、でっかいアイナメです。ここ松帆では、時々アイナメが釣れるのですが、今まで釣り上げたアイナメとは比べ物にならない大きさです。慌てて波打ち際に駆け寄り、ずり上げてばたばたと暴れるアイナメを確保。手が回らないその大きさにびっくり。計測すると41.5cmの丸々と太ったアイナメです。ねらったカレイではありませんが、初の40cmオーバーのアイナメに、感激。もちろん自己記録の大幅な更新です。浜で一人で恥ずかしげもなくガッツポーズ。明石に向かってヤッタ−!と大声を張り上げていました。

クリックすると元のサイズで表示します

 一匹大物を釣り上げると心に余裕が出てきます。後は、カレイを待つばかり。じっくり腰を据えて、朝がダメでも、先日のように昼からの潮止まりで釣ればいい!?ともう釣った気分で、完全に上から目線です。ホントに軽薄というか、情けないゆうたろうです。ですから、その後もカレイからのシグナルはなし。カレイから見放されます。ということで、終了。・・・となるのが、今までのパターンですが、この日はちょっと様子が違いました。

 午前中の潮止まりも、終わりかけの10時30分頃。午後に期待し、朝食用のパンとコーヒーを食べようと車まで取りに行って、とぼとぼと浜を歩いていると、遠目に見える竿の1本が、大きく揺れているように見えます。ん?アタリ!?・・かな?・・だよな?と更に見ていると突然竿尻が浮き上がり、戻りました。潮が流れ出したのかな?それとも船に掛けられたのかな?と見渡しますが違います。明確なアタリです。ということは、大物?ひょっとしてコブダイ?ここ、松帆は、コブの大型も時々かかります。ゆうたろうも過去に竿を、引きずり込まれそうになって、波打ち際で間一髪、かろうじて竿をおさえたこともあります。そのことの記憶がよみがえり、あかん!早く竿お押さえないと海に持っていかれると大慌てで、走り出します。何とか竿を押さえ、すぐに大きくあおるとすごい重量感と手ごたえです。前回、松帆でコブダイと思われる魚を掛けた時は、駆け上がりをクリアーできずに、痛恨のばらし。悔しい思いをしています。コブも結構美味しい魚ですので、今回は何とか確保したいと必死に巻き取ります。しかし、魚も必死で、巻き取る手元にグイグイと抵抗する魚の反応が、力強く伝わってきます。それでも「何とか駆け上がりをクリアーしてくれ」と祈りながら負けじと必死でゴリゴリ巻き取っていくと、暫くして、何とか無事に駆け上がりをクリアー。ほっと一安心です。相変わらず魚は、元気に重々しい抵抗をしていますが、駆け上がりをすぎましたので余裕で対処。魚の抵抗を楽しみながら巻いてくると、まもなくテーパーラインが見えてきました。さあ、最後の取り込みです。じっと水面を見つめていると・・コブダイじゃない!・・見えてきたのは、予想に反してまたも大きなアイナメ。先ほどのアイナメより更に大きな魚体が、仕掛けの先で重々しく頭を振って暴れています。エッ!エ〜ッ!とにかくビックリです。少しあわてましたが、無事に浜にずりあげ魚体を確保。ほんとにでっかいアイナメです。計測すると43.3cm。先ほどより一回り大きいアイナメに唖然・呆然です。
 過去、40オーバーのアイナメが釣りたくて何十回も鳥羽や鳴門に通ったりしましたが、へたれなゆうたろうのこと結局出会うことができずに今日に至っています。正直目標達成のためなら、磯投げか、離島、または東北まで走らなければだめかなと思っていましたが、いとも簡単にその目標を達成してしまいました。しかも1日に40オーバーのアイナメが2匹。もちろん一日に二度の自己記録更新を達成。こんな幸運が転がり込んでくるとは・・・松帆との出会いに心からの感謝!感謝!!
 前回も書きましたが松帆のポテンシャルの高さには、ほんとに驚かされます。
 
クリックすると元のサイズで表示します
※恥ずかしい話ですが、27cmの不細工なゆうたろうの靴が写っております。比べて見てください!

 この後は、気分的には心ここにあらずで、釣りになっていませんでした。しかし、もともと予定ではマコガレイの爆釣が、今回の釣行の目的、狙いでしたので、午後の潮どまりまでカレイを狙って、粘り強く竿を振り続けましたが、結果は、・・・マコガレイは、不発。見事予想通りのBOUZU・HAZURE。先週のあれはなんだったのか?投げ釣りは、本当に難しいですね。
 その一方で、最後の最後に上げた竿に、アタリもわからずに33cmのアイナメが付いていました。もちろん関西で言ういわゆるポンです。ゆうたろうにとって、普通ならこの33cmのアイナメが、メインになり喜びの釣行記になるところですが、今日だけは特別、脇役です。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 家に帰ると、造り、たたき、ゆびき、ムニエルとアイナメのフルコースというかアイナメパーティー。ゆうたろうの手作り料理が強靭な山ノ神&同居人たちの胃袋へ。そして、最後の最後に、あれだけうまいうまいと言ってパクついて置きながら「でも先週のあれなんだっけ?、あれのほうが美味しいかな」と山の神。・・・返す言葉がありませんでした。
 

10

2010/3/3

福良・松帆 MAKO KAREI 釣行記   投げ釣り

福良・松帆 MAKO KAREI 釣行記 3月3日 中潮

 初釣りは、見事に撃沈。他の季節なら行くところが色々あって気持ちの切り替えができるのですが、2月の休日は、釣り物が少なく限られており、行くところがなくて困ってしまいます。まして、初釣りの紀ノ川キビレ釣行では、ここぞとばかりにエースカードを切ったつもりが、見事にジョーカーを引く羽目に。キビレがダメと云うことになるとゆうたろうの拙い経験と技量では、打つ手がありません。切れるカードがないならどこ行っても一緒。同じ撃沈、BOUZEならいっそ変わったものでも狙ってみよかということで最近全く釣れなくなったクロソイ狙いの鳥羽釣行計画を立て準備を進めましたが、仕事も忙しくなり、結局、釣行できないまま気が付くと2月も終了、3月が目前に迫っていました。
 3月と言えば誰がなんと言おうとやっぱりカレイ。しかも、今年に入って釣りらしい釣りをしていないゆうたろうにとって花見カ・レ・イの響きに勝てるものはありません。ということで、まだ少し早いとは分かりつつも、型にこだわらなければ、何とかなるのではというあま〜い考えで花見ガレイ釣査へ計画変更。
 早速、3月3日、何とか休みを確保して、一も二もなく久方ぶりの淡路島へ。目指すは、福良。この時期、もっと釣れるところが色々あると思われますが、はじめて40オーバーのマコガレイを釣り上げた福良には、色々と特別の思い入れがあり、毎年釣れても釣れなくても、必ず何度か釣行しています。結果は余り良いとは言えませんが、昨年も3月10日前後に二度訪れて、30センチ程のマコガレイを各一枚ずつ釣って何とかボウズを免れています。
 3月2日夜、我が家の山の神に、「明日はカレイのお造り」と何の根拠もなく大口を叩き、自信満々で自宅を出発。事前に、南港でマムシとアオイソメをたっぷりと仕入れていましたので、一路淡路島・南淡を目指します。阪神高速、鳴門道を経て、現地福良到着は、午前1時30分。仮眠をとって5時30分起床。すぐに道具を車から降ろして準備を進めていると6時過ぎには、空が明るくなり始めました。以前に比べ随分と日が長くなってきています。しかも、この間の不順な天候のなかにあって、この日は、朝から晴れ。風も無く天気は最高。申し分ありません。一年ぶりの福良に、懐かしさが込み上げてくると同時に、本年お初のカレイに期待が高まります。
 早速、第一投。全ての竿を電線に気をつけながら、サイドスローでフルキャスト。筏方向や航路筋など右左に投げ分けます。さらに、ここでは、必須アイテムの道糸沈めをすべての竿にセット。準備万端、カレイ独特のシグナルに期待して、竿さきを見つめつつアタリを待ちます。

クリックすると元のサイズで表示します

 あとは釣れるだけ…ですが、しかしながら、事はそう簡単ではありません。気分も天候も良いのですが、アタリが…一投めから期待する方が、厚かましい話しです。しばらくして、アタリがないまま、取り敢えずエサの点検と竿を上げていくと三本目の竿に何か乗っているようなかなりの重みと手応えがあります。元々ここ福良は、内湾の割に水深があり、道糸沈めが加わるだけでも巻き取りが結構重労働なのですが、更に獲物がかかるととても大変です。必死で巻き取りをしているとしばらくして、ようやく浮いてきました。期待を込め目を凝らし、水面をみていると視界に飛び込んできたのは、ヒトデとデカフグのダブル。ガックリ!疲れどっと出てきました。

クリックすると元のサイズで表示します

 気を取り直して次の竿を持って、回収を始めると先程ではありませんが、重量感と手応えがあります。ヒトデ?デカフグ?とあまり期待せずに見ていると予想に反して、仕掛けの先に茶色い魚体が付いています。マコガレイです。抜きあげると刺身には少し無理?ですが23cmの立派な?マコガレイ。手のひらサイズにもかかわらず、いっちょ前に腹パン、肉厚。戻りのカレイの典型的な体型をしています。小さいながらも、しかも第一投で、カレイが釣れたことでほっと一安心。さらに、大判カレイへの期待が一気に高まります。

クリックすると元のサイズで表示します

 再度たっぷりのエサを付けて、通行する漁船に気を配りながら左右に投げ分けます。8時半が満潮で、そこからお昼12時頃までが勝負。手の平とはいえ、一投目から幸先のよいスタートを切りましたので、大判マコカレイを求めて黙々と打ち返します。しかし、8時半の潮変わりを過ぎてものどかな小春日和が続くだけで、全くアタリなし。ピクリともしません。
 それでも、もともと福良のカレイは、朝寝坊。日が完全に上がってからが勝負。過去の実績がそうだったと気持ちを切り替え、また打ち返しを続け、アタリを待ちますが、その後来たのは、先ほどと同じようなデカフグ一匹のみ。結局12時納竿までマコガレイのアタリはなし。地元の漁師のおっちゃんの話では12月頃上がっていたが、戻りにはまだ早いのではという事で終了。納竿。結果は、23cmのすみ一のマコカレイの一枚のみのBOUZU。もくもくと竿を振り重い仕掛けを回収し続けた疲れだけがどっと残りました。

 早く帰宅して、お風呂にでも入ってゆっくりと疲れを癒し、明日の仕事に備えようと高速を走らせますが、気分的にはあきらめきれません。返り討ちに合うと疲れは倍加するのは目に見えていますので、かなり迷いましたが、大量のエサが余ったということもあり、次の釣行の調査、場合によってはアイナメでもということで、ちょこっとだけ松帆に寄り道することを決断。疲れもあり、途中、淡路インターで一時間ほど仮眠を取って松帆到着が14時過ぎ。早速準備にかかりますが、大潮の直後の中潮、しかも下げと言うことで予想通り潮が激しく流れており、ほとんど釣りになりません。ちょい投げの30号の錘がどんどん流されていきます。身体も疲れていて、気分もどうせだめという思いが強く、いつもなら5本並べるところを4本でスタート。しかも、全てチョイ投げで3本のみ投入して様子見です。

クリックすると元のサイズで表示します

 午後3時(15時)前後が干底ですが、ここ松帆の潮は、潮時表通りに流れが変わりません。しかし、多少の変化が出てくるだろうと暫く待っていると、下げ一辺倒の潮が、手前だけ逆流し始めました。そして、手前は上げ、沖は下げの流れの境目に潮目がくっきりと出ました。距離にして5〜60m程ですが、そこへ準備していた4本の竿を順次一斉に投入。余り期待せずアタリを待ちます。「松帆で竿を振れただけでいい」「いやいや小さくても1枚、型物が間違って釣れないかな」などとぶつぶつと一人でつぶやきながらボーっと穂先を見ていると、風に揺れ、波に流されている穂先の一つがクッと一瞬止まったように見えました。えっ?アタリ?・・・かな??まさかと思いつつ半信半疑で揺れる穂先を見つめていると、暫くして左から二番目の竿が、またクッと押さえ込まれて動きを止めました。
 間違いありません。波や風の動きではなく、何かは分かりませんがアタリ、魚信です。今日はじめてのアタリに、少しドキドキしながら糸ふけを取って大あわせを入れると、ズンと重みが伝わり、確かに何かが乗りました。続けて、デカフグでないことを祈りつつ、高速巻きで巻き取りをはじめます。途中一瞬、駆け上がりに食われそうになりましたが、巻き取りながらあおるとずるずると寄ってきて何とかクリアー。後はゆっくりと同じリズムで巻き取ってくると水面を滑るように茶色いマコガレイの型物が近づいて来ます。喜び勇んで波打ち際に近づき、砂利浜にズリ上げて魚体を確保。計測すると36.3cmの今年初の30cmオ−バーのマコガレイです。予想外の展開に思わず喜びがこみ上げてきて一人でガッツポーズです。このマコガレイ、魚体の回復はまだまだですが、食欲は旺盛のようで2本針を2本ともくわえてあがってきました。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

 一匹釣れるともう一匹と思うのが釣り師の性(さが)。柳の下にドジョウが2匹も3匹もおる訳がないと思っていても、先ほどまでとは違い真剣に投げ始めます。竿先を見る目つきも変わってきました。そうこうする内に、1時間(干底から2時間)ほどしてようやく潮がゆるみ始めます。早速、近投から遠投に切り替えてフルキャスト。流されていた仕掛けも止まり始めます。さあこい!と気合が入りますが、しかし、そう簡単に釣れるわけもなく、何度か投げ返しますが音沙汰なし。夕闇が迫り、これが最後とほぼ諦めて竿先を見つめていると、また左から二番目の竿にアタリが・・・あきらめかけていただけに、エッ!まさかと思っていると更にグーッと竿先が入りました。間違いありません。カレイ独特の竿先を押さえ込むアタリです。久しぶりに見る明快なカレイらしいアタリに、心は浮き浮きスキップを踏みたい気分です。糸ふけを取って合わせるとこれも乗りました。高速まきで強引にやり取り、締め込みもかわして浮かすと、今度はすんなりとかけ上がりをクリアー。型物のマコガレイが水面に現れました。抜き上げたのはマコガレイ35.5cm。

クリックすると元のサイズで表示します

 真剣に狙った福良で撃沈で、ふらっと試しで寄った松帆で35cmオーバーのマコカレイを2枚。ほんとに投げ釣りは分かりません。松帆では、完全に戻りのシーズンがスタート、今期の花見ガレイのシーズンは、大きな期待が持てそうです。となると次回も福良釣行を予定していたゆうたろうですが、大変困ったことになりました。つい昨日まで、行きたいところがないと困っていたのがウソのようです。

 6時半過ぎには、我が家に帰宅。早速、マコカレイをお造りにして待っていると仕事を終えて帰ってきた山の神が、私の顔を見るなり「お造りは?」と第一声。
 「冷蔵庫!」と答えるとすかさず「今日はどこのスーパー」と聞き返してきましたので、「松帆!」と答えました。
 松帆???
 山ノ神&同居人たちは、変な顔をしていましたが、食べ始めると「うまい!」を連発。大皿のマコカレイのお造りを、ポン酢醤油とわさび醤油で、あっという間に平らげました。
 松帆に感謝!投げ釣りに感謝!の一日でした。

6



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ