★臨死!!江古田ちゃん(1)(瀧波ユカリ/講談社)
⇒もしもこの本をバイブルと呼んだら、あなたは引いてしまうだろうか(爆)。
どんな漫画か、って説明しづらいんだけどね。自室では裸族、昼の顔(派遣OL)と夜の顔(フィリピンパブ日本人部門スタッフ)を使い分け、彼女持ち男をいただけちゃうほどの美貌(?)と傍若無人な振る舞いで世の中を席巻しつつも、肝心なところで器用になれず、本命の彼にはなかなか電話かけられない、みたいな江古田ちゃんの日常。ほーら分かんない(笑)。
基本的には破滅系ギャグなんだけど、ところどころに毒が混ざる。棘が潜む。どきっとなる。ぎくっとする。ぎゅっとされられる。気が付くと、なんども読み返してる。絵的にとっつきにくい印象があるかもしれないけど、とにかく一度読んでみてほしい。何かを感じたら、きっとあなたも江古田ちゃん。
第8回 紫陽花ノ巻、江古田ちゃんのモノローグより。
『そして叱リストは、自分の言動は「優しさの裏返し」と定義したりしますがお願いです
優しさは裏返さないでください』

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