☆そうかな 相対性の彼方(小田和正/BMGファンハウス)
⇒小田サン久々のオリジナルアルバム。収録11曲中10曲がなんらかのメディアタイアップの鳴り物入り。
相変わらずいい声ですね。でもね、何を歌ってるのか、どんなメロディーなのか分からないんですよ。「言葉」と「旋律」が、心に入ってこないんです。ただ、小田サンの澄んだ声だけが耳から入ってきて、消えてゆく。
この感覚は、岡村孝子から離れていった頃と似たもの。どの曲を聴いても、何も感じない。曲XのAメロと、曲YのBメロと、曲Zのサビを切り貼りしても、きっとなんか聴けてしまう曲が出来てしまいそうな。
小田サンも涸れてきちゃったのかな、などと思ってはみたが、どう考えても涸れたのは私の音楽を聴く感性の方だよな。失礼なこと言ってんじゃねえよ、このカス野郎。

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