六郎山-草井山・・・今日もまた里山紀行。花巻の2座を攻める
雪解けが一月も早い感じですね。どんどん山の雪が無くなってきてるので、残っている内に藪の山を歩いておきたいところです。
今日は先週行きそびれた臭い山・・・失礼、草井山といつかは行かなければならなかった六郎山の2座に挑みます。どちらも無雪期は藪が酷いらしいので登るならば今の内ということで、頑張って行ってきました。まずは六郎山から。
■記録(六郎山)

花巻台温泉街を通り登山口へ向う。台温泉・・・あらためて観察すると老舗の宿が立ち並ぶとても情緒ある温泉街だ

ここが登山口となる鳥居付近。神社の名前はわからない。支障無いところに車を停め早速準備。2台の車は登山者の車かなと若干期待もするが、やはり単なる泊り客だったようだ

さて行きますか。足跡は鹿と小動物のみ確認。人工トレースゼロ。大雪降ったのが先々週だったか、少なくともこの10日間、この山に入るのは自分のみと推察する

しばらく九十九折が続く。途中根こそぎ倒木のため登山道も谷底へ切れ落ちている。少し緊張

更に続く九十九折。何故か登山道にだけ雪が残る。しかし今朝は冷えたので固雪で歩きやすい

一つ目の鉛⇔台案内看板を通過する。情報ではもっと上だった筈。何箇所かあるのかな?

九十九折が終り尾根上に2つの路が交差する分岐に到着。ここは確か尾根を左側にトラバースする筈だ。乗っ越しだな。少し暑くなったので調整中

林越しに見覚えのある山々が。この後は草井山の予定だ

二つ目の鉛⇔台案内看板と問題の鉛温泉分岐。ここは確実に右側の尾根沿いに。左は厄介だと勘も言ってるし

ここから急登。しかし最後まで登山道がしっかり確認できるので全く問題は無い

息があがる。朝冷えたけど気温も上がってきた。もうちょい

六郎山頂上到着!! 意外にもいい道だったので気持ちよく登れた

眺望は無いが広々としていて雪の上に寝っころびたい感じ。少しゆっくりしていこう

この下は笹なんだろうな。さて気をつけて下りるか

雪道の下りは早いね。あっという間に温泉街が見えてきた

無事到着。何となく名前から想像して暗い山・・・という先入観があったが、終わってみればいい山だったな〜
■タイム
08:09 台温泉六郎山登山口出発
08:24 鉛⇔台第一看板
08:40 十字分岐乗越し
08:50 鉛⇔台第二看板分岐
09:02 六郎山頂上到着
09:15 下山開始
09:39 鉛⇔台第一看板
09:48 台温泉六郎山登山口到着
※登り 53分、下り33分
■GPSログ(距離:5.07km、高度の上昇/下降:342m/-342m)

勝手に難易度指数:13points
■記録(草井山)

いい感じで六郎山を登ることができたので意気揚々と。先週入れなかった林道の雪もすっかり消え、問題なくこのゲートに到着。正面の三角は先週登った江釣子森山だ

さて行くか。お〜少し古いがスノーシュー跡がある。少なくとも1人はこの10日以内に登ったという事。これをトレースすれば間違いないだろう

しかし直ぐに雪が無くなった。南斜面は溶けるの早いな。こうなれば地図と睨めっこしながら進むのみ。ここは上へ

予想より早く藪出現!雪無いもんな。まぁ何とか・・・

この辺は伐採地なので途中途中にこのような展望が望める。花巻方面

しばらく藪の作業道を進む。コレは左だな

振り返ると焼石山系と江釣子森山

地図を見ながら進んだ積もりだったがどこかで分岐を見落としたようだ。上の方に路らしきものが見えるので一度引き返し合流してみる

やはりこの杉林の中に路があったのか。でもこれは本当に登山道なんだろうか・・・まぁいいか。とにかく上へ進むのみ

ところがまたしても路消滅。ここは山頂部の肩の部分だ。先週の江釣子森山のパターンに違いない。何故か頂上付近になると登山道無しの法則

いずれ藪急を登るのみ。これはなかなかシンドイ。茨との格闘だ

最後きつかったが、何とか草井山制覇!!

制覇・・・というよりも攻略という表現が正しいかな

苦労した割りには眺望ゼロ。直ぐに下山にかかる

よく見れば筋違いからのルートがあるらしく、ほぼ頂上付近にのみピンクテープが確認できた。しかし分岐箇所等肝心の場所にテープ皆無。なぜだ〜

なのでいくら注意して歩いていても直ぐに藪に突入してしまう

プーサンの穴に落ちないよう慎重に下り、やっとのことで元ルートに合流する

どれが正規のルートなんだか。綺麗な登山道の六郎山に比べると・・・

雪解け春の小川だ・・・来週はどうしようか
■タイム
10:11 鉄塔管理道路ゲート出発
10:20 林道分岐その一
10:27 林道分岐その二
10:32 林道分岐その三
10:34 林道分岐その四
10:48 草井山肩
10:56 草井山頂上到着
10:59 下山開始
11:24 鉄塔管理道路ゲート出発到着
※登り 45分、下り25分
■GPSログ(距離:3.47km、高度の上昇/下降:245m/-245m)

勝手に難易度指数:10+2(藪急度)=12points
■感想、反省等
・それぞれが個性的な山だった
・六郎山はなかなかいいね!
・双耳峰の草井山のもう一つの峰は割愛した。無理
・低山と言えど半日2座はきつかった
・積雪期の里山登山はそろそろ限界かな
・来週からはBCに戻るか・・・
・気温上昇で部分的に咽返るような山の匂い。春を感じた

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