今回は、グラフ旭川2018.7月号6月25日発売の、”市民の健康ガイド”に、マッキーの記事が載ってます!の話。
グラフ旭川とは、1979年に創刊した、旭川の郷土誌です。
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http://www.graph-as.com/page/index.html >
内容は:<掲載誌の要約です。掲載には全文掲載されています。>
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保険で大臼歯もCAD/CAM冠で白い歯に
山田歯科医院 山田雅昭
臼歯の銀歯を保険で歯を白くできる!
「銀歯にしたくない」「奥歯も白い歯にしたい」「白い被せ物は高い」が今までは小臼歯に限られていました!今回から新しく保険が認められるようになりました。
健康保険内でできる白い歯の適応範囲が拡大
これまで長い間健康保険で奥歯を被せるといえば、銀歯になるのが一般的でした。しかしこの数年の間に、ハイブリッドセラミックを利用した「CAD/CAM冠」という被せものが保険で小臼歯に使用できるようになりました。
さらに、下顎大臼歯も一部で「CAD/CAM冠」が適用されることになりました。
また、今年からは保険では、金属のみであった奥歯のブリッジが、条件付きながら作ることができるようになりました。この新しいブリッジは、「高強度硬質レジンブリッジ」と呼ばれています。
内部のフレームに補強材としての歯科用グラスファイバーを利用、外側に高強度のレジン樹脂を用いて作る金属を使わない、新しいブリッジシステムです
金属を使用しない奥歯の被せものメリットとデメリット
【メリット】
@審美性が良い
A金属アレルギーの心配がない
【デメリット】
@強度が金属に劣る
A耐摩耗性が低い
B費用がかかる
保険で作れる白い奥歯・CAD/CAM冠の条件とは
@白く被せることができる奥歯の場所
2本の小臼歯(上下左右の小臼歯の8本は全て白い歯で作ることが可能)と、その後方の下の第一大臼歯(左右で2本)が可能な範囲となります。
A第一大臼歯は条件付き
後ろの第二大臼歯の残存していること。上下左右の第二大臼歯4本のうち一つでもすでに抜歯されている歯があれば、下の歯の第一大臼歯をCAD/CAM冠で白く被せることはできません。
第二大臼歯という奥歯の支えがなければ、白く被せる第一大臼歯にかかる噛み合わせの負担が増加して破損することが可能性が大きくなるためです。
B金属アレルギーは条件緩和です
金属アレルギーを証明できれば、上記の必修条件がなくても、上下左右の全ての大臼歯(通常8本)が白い歯で被せることができます。
金属アレルギーの証明のためには医科の保険医療機関で発行された金属アレルギーの診療情報の書類を、歯科医院に提出する必要があります。
ただし、保険の小臼歯のCAD/CAM冠は以後の臼歯がないときはおすすめ出来ません。
冠に負担がかかりすぎるためです。また入れ歯などが入る場合も同様です。
その時は保険以外の材料をおすすめします。
山田・東光歯科24H予約システム

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