学校保健統計調査-平成28年度(速報)が12月22日付けで出た!
その中の歯科関係を報告します。
○ 「むし歯( う歯) 」( 表8 , 図6 〜 図8 )
@ 平成28 年度の「むし歯」の者の割合( 処置完了者を含む。以下同じ。) は,
幼稚園35.64% , 小学校48.89% , 中学校37.49% , 高等学校49.19% となってお
り, 全ての学校段階で前年度より減少しており, 中学校及び高等学校においては
過去最低である。
A 「むし歯」の者の割合の推移( 図6 ) をみると, 幼稚園は昭和45 年度, 小学
校, 中学校及び高等学校では昭和50 年代半ばにピークを迎え, その後は減少傾
向にある。また, 「未処置歯のある者」の割合の推移( 図7 ) は, 全ての学校段
階で昭和23 年度の調査開始以降, 過去最低となっている。
B 「むし歯」の者の割合を年齢別( 図8 ) にみると, 8 歳及び9 歳が55.54% と
最も高くなっている。また, 処置完了者の割合は, 8 歳以降, 未処置歯のある者
の割合を上回っている。
2.調査結果の概要
「12 歳の永久歯の一人当たり平均むし歯( う歯) 等数」( 表9 , 図9 )
中学校1 年( 12 歳) のみを調査対象としている永久歯の1 人当たりの平均む
し歯等数( 喪失歯及び処置歯数を含む) は, 前年度より0.06 本減少して0.84 本
となり, 昭和59 年度の調査開始以降ほぼ毎年減少し, 過去最低となっている。
表9 12 歳の永久歯の一人当たり平均むし歯( う歯) 等数
昭和61年度4.58 (本)
平成8 3.51
18 1.71
24 1.10
25 1.05
26 1.00
27 0.90
28 0.84
「むし歯」の者の割合を年齢別( 図8 )
図9 は写真
<
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2016/12/22/1380548_03.pdf >
確定値 公表日:平成29年 3月 頃とのことです!


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