プレドニン(ステロイド剤ー副腎皮質ホルモン)の長期投与者いは歯の知覚過敏が出ることがあるらしいと・・・。
プレドニンの添付書を見ると、副作用として知覚過敏症を出ていないようです。
【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
重い感染症..発熱、のどの痛み、咳や痰、息苦しい、下痢、皮膚がピリピリ痛い、皮膚の発赤・水ぶくれ・できもの。
副腎不全、糖尿病..だるい、吐き気、下痢、のどが渇く、水をがぶ飲み、多尿、食欲増進、太る
消化性潰瘍・胃腸出血..胃痛、腹痛、下血(血液便、黒いタール状の便)、吐血(コーヒー色のものを吐く)。
膵炎..上腹部〜背中の強い痛み、吐き気、吐く。
抑うつ..憂うつ、気分がひどく落ち込む、やる気がでない、悲観的、不安感、不眠。
骨粗鬆症..骨がもろくなる、背中や足腰の痛み、骨折。
目の重い症状(緑内障、白内障など)..見えにくい、かすんで見える、ゆがんで見える、見え方が変、目の痛み、頭痛、吐き気。
血栓症..手足の痛み・はれ・むくみ・しびれ、胸の痛み、突然の息切れ・息が苦しい、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側の麻痺、うまく話せない、意識が薄れる。
【その他】
いらいら感、不眠
消化不良、下痢、吐き気、食欲増進、食欲不振
にきび、肌荒れ、毛深くなる、頭髪の脱毛
生理不順、むくみ、血圧上昇、体重増加
脂肪の異常沈着(顔がふっくらする、肩やおなかが太る)
コレステロール値の上昇、低カリウム血症
しかし、インターネット上のブログではプレドニン長期投与の多くの患者さんが知覚過敏症状を訴えているようです。
マッキー歯科でも、思い当たる患者さんが、複数います。
一般的にはプレドニン投与量を減らすことによって、知覚過敏症状が軽減するようです。
歯科の治療としては、通常の知覚過敏処置をするのですが、あまり効果はありません。
プレドニン投与減量などがあれば、状態は改善するとの説明をします。
論文は一部見つけましたが、閲覧は有料です(プレドニゾロンの服用により発症した可能性のある歯の知覚過敏の症例(一般演題,岩手医科大学歯学会第62回例会抄録)川嶋敏宏他)<
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004814993>
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