旭川市開業の井合先生のフッ素に関しての投稿記事の掲載です。
<フッ素うがいで子供のむし歯0(ゼロ)をめざして!4>
2010年(平成22年)4月13日あさひかわ新聞
前回はフッ素うがいの安全性について書きましたが、今回は実際のフッ素うがいの方法等についてもお話しします。
学校や幼椎園・保育所で市販製剤(ミラノールまたはオラブリス)、またはフッ化ナトリウム試薬を歯科医または薬剤師の指示のもと、所定の濃度に水道水でうすめ使用します。また最初から歯科医や薬局で調合してもらうこともできます。
出来ればその方が、学校としては手間もはぶけ、安心感もあって、良いかあ知れません。
そして約十_g(低年齢児では五〜七_g)の少量を紙コップや各自のコップで、飲み込まないように少しうつむき加減で約三十秒〜一分問ブクフクうがいをします。
ブクブクうがいを上手に出来ない子どもさんは、真水(水道水)で何度か練習してみて下さい。
この時、フッ素うがいを希望しない子どもは真水で一緒にうがいしてもらっています。
うがいは週一回行うのが適当です。前回述べましたように、万一飲み込んでしまっても心配はありません。
洗い場も必要なく、紙コップならそのまま捨てて良いですから、十分くらいで終わってしまいます。
費用も全国で個人負担にしている所はほとんどなく、学校保健計画として位置付けられ行政で負担しているようです。
もちろん普段の歯ブラシや食育も含めたの生活習慣が大切なことは言うまでもありませんが、ぜひ、近郊の市町村も含め、旭川地区の全部の小学校・幼椎園・保育園等でフッ素うがいが行われ、上川地方の子どもはむし歯が一本もなく健口(お口の健康)な子ばかりだと全国に有名になるくらいにしたいですね。
健口は全身の健康の源です。
次回(最終回)はフッ素うがいで健口を保つことは子どもさん、成人、ひいては高齢者の方の一般医療費の削減につながることをお話しさせて頂きます。
文責/旭川歯科医師会副会長(公衆衛生担当)井合典郎
日本一の食の美味しさと、健口・健康のまち旭川をつくりましょう
*今回は井合先生の協力を得て、掲載しました。
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