日本救急医療財団<
http://www.qqzaidan.jp/index.html>の日本版救急蘇生ガイドライン策定小委員会に”わが国の新しい救急蘇生ガイドライン(骨子)【一次救命処置(BLS)】がのっている。
その、改正点をまとめておきます。
<主に市民による心肺蘇生法の主な変更点>
*呼吸については「正常かどうか」あるいは「普段どおりの呼吸か」を10秒以内で確認する。
*反応がなく、正常な呼吸がなければ(特に喘ぎ呼吸のときは)CPRを開始する。
*まず人工呼吸を2回行い、ついで胸骨圧迫心臓マッサージ(以下、胸骨圧迫)を開始する。
*人工呼吸は約1秒かけて、胸の上がりが見える程度の吹き込みを2回試みる。
*胸骨圧迫位置の目安は胸の真ん中または乳頭と乳頭を結ぶ(想像上の)線の胸骨上である。
*胸骨圧迫と人工呼吸の比率は全年齢共通で30:2とする。
*胸骨圧迫の回数は連続30回を目標とするが、必ずしも正確に30回である必要はない。
*救助者が疲れると圧迫が不十分になるので、胸骨圧迫の役割を時々交代することが望ましい。
*救助者が人工呼吸を実施できない局面においては、胸骨圧迫だけでも実施する。
*CPRは何らかの応答や目的のある仕草が現れる、または救急隊などに引き継ぐまで継続する。
昨年春までの救急手当講習会とは、異なる点があるが、より簡単な術式・胸骨圧迫心臓マッサージを重視ということです。
順次、マッキー歯科のスタッフにも講習会に参加させるつもりです。
写真は受付のところにおいてある人工呼吸用マスク+マスコット。
旭川の歯科は審美・インプラント・矯正・ホワイトニングの山田歯科<
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