緊急事態宣言がでて、収入が減り真っ青になりなんか仕事がないものかと探しやっと見つけたのがオフィス清掃だった。なんせ早朝なんて働いたことなかったから、週3だったからちょうどよかった。一緒に働くみんな70代の人ばかり、それでも別に仲良くやっていた。同じことを何回も言われるのが苦痛ではあったけど、まーそれなりの付き合いで成立していた。
オフィスは、コロナであっても問題なく仕事がなくなるとは思っていなかったが、清掃会社が撤退した。まさかのまさかです。そんなことあるの?みんな次の会社に移動できるものと思っていたが、なんにも面談の連絡はなく、解雇となった。がっかりだった。そんなことが起こるのかと思った。そこで働いていた人は、働かないと生活がという人が多かった。本人たちも働けるギリギリまで働くつもりでいたはず。
誰もが、がっかり。
だから、安定のところでとおもって働き5年で職場がなくなるとか、普通にある。この出来事が自分が求めていた安定が崩れた。赤坂の清掃会社も大手だったからコロナなんて乗り切れるものだと思っていたが、あっさり切られた。赤坂だけ。上野エリアは残し、むしろ休館していたホテルをとったほどだった。
両方のまさかという坂を去年の12月に2件味わった。どんよりした気持ちで正月を迎えた。私の不安は的中で、2月からの収入は惨憺たるものです。
おっかしいなー、自分の今年こそずっとこの5年パッとしなかった人生の喪が明けると予想したのになんだろう?このありさまは。
6月になれば、オリンピックをやるかやらないが、はっきりする。7月になれば、ワクチン効果が出始める。8月になれば、感染者が減ってくる。9月からゴーが始まる?
去年よりはるかに今年が悲惨で恐ろしい。なのに、10万でない。
この国の政治の愚かさと、冷たさを感じる。あと、企業もね。
なぜ、自分は、コロナとは影響のないところにいないのか、残念。自分の人生が残念。

0