論文とか発表会原稿とかをぱそこんで作るとき、割とやっかいだな〜とか思うのが、『わかりやすい図の挿入』なんですよね。
卒論書いてるときは、そういったことぜんぜん想像もできず、字と数式ばっかりの、いまから考えると恐ろしく不親切な物体を作ってたもんです。必要な図は、教科書とかpaperからコンビニでコピーとって、そいつを切り貼りしてたのを覚えています。
そしてマスターのとき。とある測定装置の概観が研究室のiMac に入っておりました。
「ずいぶん緻密に描かれてるよなぁ…。それよりも、いったいどうやって描いたんだろう?」
と疑問に思っていると、それが実は、マックに付属のマックドローというドローソフトで地道に描かれたことを知る。
最初はマックドローには興味はなかったのです。
「図は切って貼ればいいや」
って思ってたからです。ところが。人生初の学会発表のとき、当時はトラペが全盛でしたから、それ用に、コンピーウタでカラフリャな図を作らなきゃいけなかったんですな。そこで、同期のマスターにマックドローを使って図を作ることを教えてもらったんですが…。
作り方がわかってしまえば、以前見た測定装置の概観図も、なんてこたぁない、がんばればオレでもできる、ということに気づいたってわけです。
それぐらい、マックドローの使い勝手がよかったってことです。
図のほかに、測定データのグラフなんてのも必要だったりしました。ウチでは
KaleidaGraphというのを使っておりましたが、これがまたMS Excell よりも使い勝手のよいことよいこと。
そこで、マスターだったときには、
「図はマックドロー。グラフはKaleidaGraph。とりあえずこいつらあればたいていの用事はすませられる」
と安心してたんですな(修論の図はマックドローと、後輩がもってきたVectorWorks というCAD で作ったりもしてましたが、VWは使えるようになるまでかなり時間がかかった)。
ところで、スキャナについてきたフォトショップLE とやらで、自宅にいるときに図を描くときにはソレを使ってたんですが、フォトショップはすでにある画像を加工するのには便利なんですが、ゼロから図を作ろうとするとこれが結構骨の折れる作業となりまして。そういった用途にはあまりむいてないんだなーとか思いつつも、GIF書き出しが便利でよくつかってました。
そして現在。METAPOST でコマンド入力な図を描いてますが、いかんせん、遅い。徹夜もザラ。かといってフォトショップではもっと厄介。嗚呼、マックドローがあればなぁ…とか思いつつも、iBook のターミナルからplatexってる毎日。
コロッと忘れてました、文書作ってるのがMac だったってことを。そして、私がiBook を買ったときには、クラリスワークスの発展版、AppleWorks がバンドルされとることを!
あったじゃん、マックドロー!
ってか、気づくのオセー
カラダで覚えたマックドローは、ブランク数年でもフツーに使えちゃう。

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