『数学を日常生活にどう応用できるか考えている』
恐らく、↑のリンク先にもありますように、ほとんどの『日本人』は数学が役に立たないモノと捉えてるはず。役に立たないくせにやたら難しい。
そして、役に立たないと勝手に思い込んではいるものの、受験対策ということで膨大なノルマをかされ反復練習をさせられるので計算だけなら誰でもできる。
やれといわれれば、多くの人が因数分解というアプリケーションを使う事はできる。
でも、そのアプリケーションがどういう仕組みで動いているかまで考えている人は皆無。
難しい事は専門家にやらせりゃいいじゃん、複雑な機構で動く機械でも、スイッチいれてマニュアル読めば使うことはできる。使いこなすことは考えない。
テレビは電源ON にすりゃみれるんだ!と捉える。
…技術立国ニッポンはもうおわるね、このままだと。
1+1 を計算する事は誰だってできるでしょう。
でも、この学力検査の結果からすると、
●+■=2 になる●と■を求めよう、
となると素直にできなさそう。
答えは無限の組み合わせの中から好きな組み合わせを最低一つ挙げればOKなんですけどね。
例えば2+0とか(-1/2)+5/2とか。
役に立たないものを習わさせられていると捉えたんでは、いつまでたったって好きになれっこない。
それよりも、「どう活かせば役に立つのか?」を考える方がよくないですか?
よく子供たちに、「数学や理科なんて役に立たないじゃん。微積分できたって化合物の化学式知ったって生きていく上では必要ないし役に立たない」と言われるんですが。
私に言わせれば、そう考えてしまうことがすでに
間違った答え ですよ。考える事を放棄してますよ。
役に立たないんじゃなくて、役に立たせてないもしくは役に立たせようとしてないのはオマエらだろ!って感じである。
何か物事を専門的に学ぼうとか深く掘り下げようとするとき、そこには必ず数学が顔をだしてくるというに。
論理的な思考過程が必要になる場面では数学が役に立つんです。これを身につけずに計算ばっかりやらせるから、「テレビがうつる理由は知らなくてもいい。見れりゃいいんだ」に結びつく。
物事を筋道立てて論理的に説明する場面は、学校を離れればそこらへんに機会が転がってると思うんですけどどうでしょう。交渉事とか企画プレゼンとか。
役に立たないとずっと思ってるときにはそれを学ばさせられるけれども、社会にでて本当に必要な場面に巡り会ったときはもう、それを教えてくれる人は側にいないんですよ。
だからこそ、学校にいる間に学ばなければならないわけです。
論理的思考と言ったところで子供には通用しないので、「将来、人に簡単に騙されない人間になるために必要なんだ」と私は言って回ってます。
オレオレ詐欺にひっかからないためにも、筋道立てて物事を考える習慣を脳にインストールしとけってことね。
んじゃあ、理科は…?
理科は何の役に立つのさ。
空が何故青いかを説明したり、地震発生の仕組みを知ってたり、混ぜるな危険!の表示の意味をしることは、一体何の役に立つのか。
それは、多くの人が嫌い、そして学ぶ事を放棄するこの科目、理科を、そういった理由で避けて通ってきた愚民どもを支配するために必要なんだYO!
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ボランティアじゃねーんだから、"儲け話" ってやつを、他人に教えるわけないじゃん。
フツーは、自分一人の秘密にするでしょ!

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