社会学的な分析や経済的な意見なんかではありません。
ただの個人の
感想 です。
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地震による災害のほうがインパクト強くていまいちぱっとしないニュースにされてしまいましたが、イラクでまた人質とられていました。
今年4月の3バカ+2 たちの犯した大罪というのは、恐らく、自作自演による誘拐劇のでっちあげでも、税金の大量投入による救出されっぷりでもなく、
「私たちは大変危険な目に遭いました。どうか、イラクへ行く前によく考えてください」
と、大々的に語りかけないことなんでしょうな。
彼らは一応、狂言だったとはいえ被害者になれたわけですし、実際の被害者がイラクへ踏み込むことの危険さを語り尽くしてくれていれば、今回のような人質事件は起きない。
「起きなかったはずだ」とか「起きなかっただろう」という推量形でのまとめではなくて、「起きない」と断定形でいうことが大事。
それがどうでしょう。講演会だとかまたイラクに行きたいだとか、イラク人を嫌いになれないだとか、やっぱり自衛隊が悪いんじゃないか、とか、自らが体験したことが全く活かされていない。そういう意味でおバカです。
彼らが猛省し、そして被害者であるという最大の立場を利用しての、「イラクいくなよキャンペーン」等を大々的に繰り広げることの方が先なんではないかと。そういった肝心なことをせずに、ちゃっちい主張とか正義感とか、およそお門違いな行動に尽力する彼らをみるたびにハラが立ちます。
「お前らの誘拐事件は学芸会だったからああも安心していられたんだろうッ!」と。
命のやりとりの現場をくぐり抜けてきたにしてはずいぶんと立ち直りがはやかったりその後の行動がスムーズだったりするところを見るとやはり、彼らのは自作自演であり命の危険などこれっぽっちも感じていなかったに違いない。と思わざるを得ない。
いまとなってはかなり確率低めでしょうけど、今捕まってる人、なんとか無事に戻ってきてほしい。そして彼が「イラクいくなよ」とリアルに語りかけてほしい。
そして、彼が本当に無事に帰ってきて「いくなよ」と語りかけたとしたら…
ホンモノの生還人質がイラク入りの危険度をアピールする活動に従事するのに対し、先輩の人質たちが行っている活動のチンケさが浮き彫りになり…
3馬鹿はずいぶん不利な立場に追い込まれるでしょう。
「ボクたちのが自作自演だったってコトがばれちゃうYO!」
って。
ってなわけで、今の人質の若者が帰国したときと帰国してからの、その後の行動次第で3馬鹿がホンモノのバカなのか本当の被害者だったのかが判ると思う。
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09:53 コレ書いてたらテレビ速報で遺体が確認されたというテロップが流れました。
…大変残念です。ぜひ無事に帰ってきてほしかった…。

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