電流は英語でCurrent ですが、Ohm の法則では電流はよく、I で表されます。
それは、「電流」という川の流れのようなものが見えるのではなく、流れの強さ、つまりIntensity を電流計で測定しているからです。
ただ単に、「強い」「非常に弱い」とか形容詞だけで電流の強さをあらわすことはやめにして、ここはひとつ、物理ですから、それらを数量的に評価することで客観的に比較しようではありませんか。
例えば、
バッファロー万は強いけど、キン肉マンも強い。どちらも「強い」という表現では、「どちらがより強い」のかがわからなくて不便ですね?
だから、
バッファロー万の超人強度は1000万です、と、超人強度という
物理量を導入することで、キン肉マンの95万パワーを上回っているからバッファロー万のほうが強い、と言えたりとか、
「うちのお父さんは
ラオウでいえば3人分働くから強い。これを、3 [Raoh] と呼ぶ」
とか、感覚的な「強い」「弱い」を物理量として数量的にとらえることで客観的判断が可能になります。
同様にして、電流の強さという物理量を以下のように定義しましょう;
I = Δq / Δt
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という風に、半ば強制的に、物理量としての電流の強さの表式へ持って行く。
よろこぶ男子、沈む女児。ほくそえむオレ。という図式。

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