2006年12月の写真。ここに埼玉県の三芳町浄水場において配水塔の壁面が有効に活用されている事例を示しておきたい。まずは東側の壁面を撮影した写真からはじめることにする。描かれているキャラクターは、
東京都水道局 の“すいてきくん”(♂)や“みずたまちゃん”(♀)と同様に、水滴状の顔面に目や口が描かれているというものだが、“すいてきくん”や“みずたまちゃん”とちがって、このキャラクター(名称については未詳なので、とりあえず胸の“M”字と町名から“ミヨシーマン”と呼ぶことにしたい。)は水滴(頭部)の下に胴体部分が存在する。“すいてきくん”や“みずたまちゃん”は水滴から直接手足が生えているのだが、“ミヨシーマン”(仮称)の手足は、胴体部分から生えているのである。また、“ミヨシーマン”(仮称)の背中には羽根が生えていて、そのために空中を飛翔することも可能である。したがって、“ミヨシーマン”(仮称)は“すいてきくん”や“みずたまちゃん”よりもはるかに高度な機能を有しているものと考えていいだろう。