2005年8月の写真。癸卯雑識の
“さいたま 0002” の記事について寄せられたこまさんのコメントに記されていた、静岡県三島市本町にある簡易水道の水道タンクである。三島市内にはこの中央水道の水道タンクと、もうひとつ久保町水道の水道タンクが現存している。この中央水道の物件は高さは10メートルほどで、外側に柱のある部分は内部が空洞になっていて、その上にタンクがのっかっているという構造になっている。たいへん風格のある好物件だ。野に遺塔あり、といったらこの塔に対して失礼なことになると思うが、水道タンク界でもあまり知られていない(と思われる)物件なので、ついついそんなコトバが思い浮かんでしまった。こまさんには三島市内各所を案内していただいたのだ。多謝!
なお、ここでは“こま”さんと記したが、現在では“閑人亭”さんと称せられていらっしゃるようだ。