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2008/12/19

そして、夜は、煌めく。  


それぞれの

しあわせの

おすそ分け。


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2008/12/19

それでも、日は、登った  


今日は七時半出勤。

やられた喉。

咳払いをしながら見る空。

雲を紫から茜へと染めながら

顔を出した朝日。

力強くあたりを照らし

その雄々しい姿は

少しだけ近く

早起きした者にだけに
ちょっぴり力を与えてくれる。

さあ、

今日からまた

頑張ろう。


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2008/12/19

連続ブログ小説リターンズ『桜色ノ空』最終話。  桜色ノ空


「ここでいいよ。ありがとう。またね。」

ほんとに明日にでも会うような感じで言った。




 「あ、そうだ。」

彼女は麻のバックに手を入れると何かを探した。

 「これこれ。あげる。沖縄で拾ってきたんだ。今日のお礼。」





それは、桜色した貝だった。





 「いいの?ありがとう。



お返し なんかないかな…。」



「いいよ、お返しなんて。・・そんなに言うなら、ゴーヤーマン、それちょうだい」



 「これ?こんなんでいいなら。」



「うん、それがいい。」





彼女はそれを受け取ると、一度空にかざし、大事そうにバックにしまった。




「それじゃ、行くね」




何度も何度も振り返りながら、笑顔で手を振って、人通りの増えた街に消えていった。














「行っちゃったか…・」



貝殻にはまだ彼女のぬくもりが残っていた。



そっと耳に当てると沖縄の風の音がした。



車内にかすかに漂う残り香と、助手席に残されたお菓子がちょっと切なかった。







「どうすんだよ、こんなに…」


 つぶやきながら、彼女の姿を思い出していた。








「帰るか…」




車をだそうとして、彼女の連絡先を聞いていないのに気が付いた。


でもそれで良かった。



また何処かで会えるような確信とも言えるものがあった。



たとえ会えなくてもいいような気もした。






もらった貝殻をゴーヤーマンがもとあったところに結びつけると、車を走らせた。


貝殻は揺れながら夕暮れ間近の光に照らされ虹色に光っていた。






少しのどが渇いていたのに気づき、車を止め缶コーヒーを買った。



そして一気に飲み干し、缶をゴミ箱に投げると、カランと音をたてて吸い込まれていった。



 


さあ、明日も頑張るか



そして、空を見上げ、すがすがしい気持ちで深呼吸をした。



何かまたいいことがありそうな空だった。


         
『完』

2002,5
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