これまただいぶ昔のお話。
4月5日。
滋賀に行った2日目のお話。
妹の家に泊まり、朝ちょこっと散歩。
この集落には琵琶湖へ続く細い路地がたくさん走っている。
近所の寺もまた立派。
雰囲気のいい町だった。
そして、家族で多賀大社へ向かう。
多賀大社は古事記にも載っているという由緒ある古社。
父の還暦と、妹の厄払いを兼ねて、お参りにいった。
ちょうどお祭りか何かだったのか、琴の演奏をしていた。
これが、必ず同じ音階のところで音がはずれる、世界のなべあつ的演奏。
みんなでおまいり。
家族で写真を撮り、帰りには狂言が演じられていた。
小学校の国語の教科書にも載っていた、「ぶす」
家の主人が「毒だから食べるでないぞ」と言っていた餡子を食べてしまった太郎冠者と次郎冠者が、言い訳を考え、主人が戻ってきたときのやりとりをする話。
おちが分かっていても、結構笑えた。
湖東三山と呼ばれる、比叡山延暦寺の分社の一つ西明寺にまわる。
三重の塔
中に入ると、ガイドさんが説明してくれた。
たくさんの仏像の一つ、薬師像だったか、がすごく繊細で優しく、いつまでも観ていたいようであった。
いったん家に帰り、お散歩。
近所の神社には鷺が巣を作っていて、カラスを追い払っていた。
そして夜は多賀の「魚保」でお食事会。
とびうおの刺身
初めて食った^^
美味しいお酒もたくさんあったんだが。。。
俺は運転手(泣)
帰ってからその分を取り返すように呑む。
一夜あけ、帰り。
浜名湖で休憩し、富士山を眺めつつ、東京へ向かう。
東京に寄り、「花鳥空書展」の搬出。
搬出にはちえさんや、bonoさんも手伝ってくれた。bonoさんは初対面。新しい出逢い。
会期中、一度しか行けず、残念であり、一緒にやった奥村さんにもご迷惑をかけた。
東京という、離れた地で機会をいただいて、初めてやった個展。でも、おかげで、とてもいい2人展になった。
感謝。感謝。
来てくださった人にも感謝です。
そして、皆さんとは別れ、友人と合流し、日暮里の夜店通りへ。
ふらふらと食べるところを探し歩いていると、谷中銀座に迷い込んだ。
非常に気になる昭和な感じのラーメン屋さんがあったが、冒険心は警戒心に負けてしまい、周囲を徘徊し気になり心が増して戻ってきた頃には、閉店しており。結局、コロッケやさんで買ったコロッケと、焼きそばを歩きながら食べて終わってしまった。
が、下町を歩きながらのそれもまた一興。
楽しいひとときを過ごし、愛車らぱん3世に乗り、一路東北道を北へ。。。
ハードであり、楽しくもあり、そんな旅は終わりを告げた。

0