本日、本来ならば、毎月通っている
「アーバンパーマカルチャー宮城」の古民家改修講座の日だったのですが。。。
もしかしたら、出勤になるかもしれなかったのと、
書の作品を描くために休みにして。。。
今日の講座は『土』だったのですごく興味があったのですが、涙をのんで。。
ところが、会社には行かなくて済むようになり、
それならば、と
mixiのほうでお世話になっているヒガ3さんからお聞きした、
減農薬米の『田植え体験会』が午前中だけというので、気分転換も兼ね、行ってまいりました。
実はわたくしmixi(コミュニティサイト
http://mixi.jp/home.pl)のほうで、
『郡山にダッシュ村をつくろう』
http://mixi.jp/view_community.pl?id=556538
という無謀(らしい笑)な企画を立ち上げていて。
まだ呑み会しかしてないけど^^;
そこで知り合ったのがヒガ3さん。
NPO法人の「スローライフふくしま」を立ち上げている方です。
http://blog.drecom.jp/higa3/
お世話になる中村さんのお宅に、朝9時半に集合。
ここが田んぼ。
苗床を2本ずつちぎって植えていきます。
天気はよかったのですが、飛ばされるくらいの強風!
はだしで泥に入るなんて何年ぶりだろう。
きもちいい(^o^)
苗を二本ずつ取って植えるんだけど、
それが意外と難しい。
取れないのだ。
ちぎれそうになったり。。
ちゃんと根付くんだろうか。
俺のやったところだけ枯れていたらいやだな。
土に十字の筋をいれてあり、その十字の交わった部分に植えていきます。
それがまた、みえないところがたくさんあり、曲がる曲がる。
列が増えてる!!
なんでやろ。。
そんなこんな、悪戦苦闘しながらの田植え。
一緒にいった、みどりさん。
気がつくと、中村さんたちからはこんなに差が。。。
腰が痛くなってきます。
昔は「結(ゆい)」という協同組織がうまく機能し、みんなで並んで植えていったそう。
機械化がすすんだ今、それぞれの農家のペースでできるようにはなったが、
近所づきあいが薄くなってきた。
寂しいことだ(実際は福島弁)
と中村さん。
米を「作っている」のではなく、「できてしまっている(のようなニュアンス)」
とも言ってた。
なんだか感慨深い。
肥料をつくるところに案内してもらいました。
やぎがいた!かわええ^^
全国やぎサミットでもらってきたそうだ。
そんなものあるのか!行ってみてぇ(笑)
大豆と米ぬかなどを混ぜてつくるのだそうです。
ちょっと味噌の匂い。。
そして中村さんのお宅で、お昼をご馳走になりました。
ご飯がうまい!
労働のあとということもあるけど、米自体が美味い!!
そして、うど、ワラビ、たけのこ、などなど、山菜料理。
ワラビがまたシャキッとしていて、絶妙!
食べながらいろいろなお話。
農業のいま。
市場を通すことによって安くなってしまうシステム。
農業従事者の平均年齢が60近いこと。
虫もつかない野菜を求める消費者。そして、売り場。
それゆえに出る売れない野菜。。(味は変わらないのに)
労力に見合わない収入。(インゲンを作っていたときは時給計算すると300円台だったとか。。)
そんなこんなで、離れていく農業従事者。
それを期待しているだろう政府。
食料の輸入。。
タイ米は5年たっても虫がつかない。なぜ??
中村さんの米は30日で虫がついてしまう。それが当然だよね。
そういった農業に危機感を感じて、模索し、様々な活動をしている、中村さん。
まわりからは変人扱いだそうだ。
まともなことを考えていると思うんですがね〜。
顔と顔が見える農業。
そのほうが安心。
それよりなにより、農家の収入が増える。
中村さんは、話も面白く(何度も笑った)魅力的なかたでした。^^
ヒガ3さんが、こんなことも言ってました。
昔は農家にかけ込めば食料があったけれど、今は農家には米はない。と。
気がついたら食料がすべて工場生産にならないように。。。
いい食は体をよくする。
安く悪いものを食べて、病気になったときの医療費はどれだけかかる?
食料のことを、生産者も消費者も考えていかなければならない。
と。。
まさにそのとおり!
考えていたことが同じだったので、うんうん、と聞いてました。
また、いろいろとためになりました。。
お米のお土産もいただいちゃった^^

0