日付が変わって、今日はもう大晦日。
俺にとっては今日が仕事収め。
今年はホントいろいろな体験をした。
転職もそうだ。
っていうか・・・
それが一番なんだけどさ。
自分が嫌になり・・・
でも、そんな自分が一番好きで・・・
50歳も目前にして、未だ成長過程という情けなさだ・・・
刹那的な過去を振り返るばかりで、本来の自分の欠点を直そうとしなかった。
「それでいい」と思っていたからね。
今でも思ってるよ。
「それでいい・・・」ってね。
自分を、そう仕向けてきたんだから。
このブログでも散々口にした「独りがいい・・・」
変わり者のレッテルを貼られて、少しずつ「そこ」にはまり、落ちてゆく自分を感じながら俺は、「新たな出会いを求めているのかもしれない・・・」と、自分を振り返るようになった。
「俺は何で独りになりたいの?」
「独りのどこがいいの?」
ぬるま湯に浸かるような心地いい趣味の世界を堪能しつつ、そこに「何があるのか?」なんて考えず、自分の「生き様」なんて大袈裟なことも思わず、今はもう・・・
「死に様」の方が重要になってきている。
「俺ってどうやって死ぬんだろう・・・」とか、
「死ぬ前にやっておかなきゃいけない事があるよな」とか・・・
「生き様」に縁はない。
「死に様」にこそ、俺の全てがあるような気がする。
「こうしたいから、こうする!」ではなく、
「これしか出来ないから、そこで苦しみもがき、自分が生きていることを実感する」・・・
独りになんかなりたくない人が、独りになってしまった悲しみ・・・
独りになりたいのに、人を頼ってしまう自分・・・
今ここにある全宇宙が人の体の一部だとしたら、俺の役目は確実に「癌」だろうな・・・
一昨日、親父から電話があり、いとこの訃報を知らされた。
いとこと言っても、俺の親父は8人兄妹の末っ子なので、亡くなったいとこはもう70歳の半ばをゆうに過ぎた人だった。
「癌」だったらしい・・・
俺の親父は「宇宙一」世間体を気にする人なので、俺が離婚をした時、親戚の連中にもその事実を伏せていた。
半年〜1年ほど経った頃だったか、亡くなったそのいとこから、「康夫くん、大変だったねぇ・・・。全く気がついてあげられなくてごめんねぇ。でも康夫くんは、あたし達にそんな素振りも全く見せなかったでしょ。康夫くんにしかできないことだよ。なんでそうなってしまったかはわからないけど、康夫くんならまた必ず幸せになれるから。」・・・
今でも、そう言ってくれた時のいとこの顔をよく覚えている・・・
俺は今・・・
俺なりに幸せかもです・・・
今晩のライブ。
思いっきり歌ってきます!!!!!!!!
芳江さんのためにね・・・


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