19:40…
帰宅して、車から部屋に帰る時、西の空を見ると、地平線近くには、また茜色の空が残っていた…
絵に描いたような三日月と、宵の明星…
なんか、しばらくそこに立ち止まって、空を見上げてたよ。
日々考えることは、生活のことがほとんどなんだけど、そんな風景を見ている時は、なんとなく無心になれる瞬間なんだよなぁ…
自宅での寝るまでの間が、唯一「本当の自分」に戻れる時間だけど、あっという間に明日になってしまう…
俺ね、
この歳になっても、いいも悪いも、いろんな経験や体験をしてきて、多少なりとも、自分が強くなってるのかなぁ…
なんて感じる時がある。
「その時、その瞬間」は、死にたいくらい辛いこともあるんだけど、時が経つにつれ、それが免疫になり、耐性が付くというか、めげなくなる…
「前にも確か、こんなことがあったよな…」とね。
二度と経験したくない…と、防御を厚くしても、すんなりと「それ」は侵入してくる…
無駄なこと…
余計なこと…
自分はしたくなくても、自然とする羽目になる…
………
大自然が一年を通して、その姿を様々に変えていくように、人間も、自然に揺り動かされて、形を変えていくんだろうね…
人間だって、自然の一部なんだしね…


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