アニメ版の「時をかける少女」を観た。
筒井康隆の原作を読んだのは、たぶん中学生の時だったと思うけど、それより以前からこの作品は知っていた。
NHKのドラマで観ていたからだ。
タイムトラベルなんていう題材のドラマだったから、なんか異様な雰囲気の中で物語は展開し、子供だった俺はテレビを観ながら、抱きつきはしないまでも、3つ年上の姉貴に寄り添いながら観ていた記憶がある…
原田知代主演の大林監督作品も、何度となく観て感動したなぁ…
このアニメ版は、原作の設定とは少しかけ離れているが、昨日のブログ記事に書いた「プロポーズ大作戦」に似たような、現代版に仕上がっていた。
若者の純愛がメインテーマだけど、俺はよくする妄想の中でよく、「昔に戻りたいか?」と自問自答する時がある。
答えはいつも同じで、今がどんなに辛かろうが、「戻りたくない…」だ…
ホントに時々だけど、自分が全ての中心・根源だと錯覚する時がある。
俺の考え方が一番普通で、取り巻く環境を全て否定したくなる…
でも、すぐに我に帰る。
自分以外の人が、自分と同じように思っているのではないかと、すぐに感じるからだ。
答えは…自分で出すものではない。
自分以外の「人」が出しているんだと思う。
「努力」…は、自分では感じられないものだ…
「人」から自分を否定された時に初めて、「俺がこんなに努力してるのに!」とわかるものなのかもね…
昔に戻れば、また余計な努力が待っている…
努力することが嫌いなのではなく、積み上げてきた「自分」を否定したくない。
俺はわがままだ…
でも、「人」も好きです。
だからこそ、こんなブログも続けていけるのかな♪


0