イージス艦と漁船の海難事故があった。
事故には必ず原因があるものだか、今回の事故は、最新鋭のイージス艦と一般の小さな漁船。
海上での交通ルールはよくわからないが、陸上の車と違って急回避出来ない船の走行には、互いが細心の注意をはらわなければいけない。
ラジオやテレビのニュース内容を聞いていると、どうもハッキリとした事故状況が見えてこない。
互いに責任回避しているようにしか見えない。
昨今は、国民・マスコミの批判・追求が厳しく、学校で先生が生徒に平手打ちしたくらいで大騒ぎになる時代だ。
問題は表面上にだけあるのではなく、もっと深いところにあるのだと思う。
人の命が失われているという事実は二の次で、自分達の責任回避だけに議論が及ぶ…何なのそれ?
お互いに謝れよ!
自分達はこういうところが悪かった、と頭を下げることがそんなに屈辱なのか?
二度とこんな事故を起こさないようにするには、真実を伝えて初めて再発防止策って出来るものだと思う。
日本人って、いつからこんなに潔くなくなっちまったのかなあ…
昨日・今日と、たまたま防衛省内のATMに配送業務があったのだが、省内は至って平穏。
偏見かもしれないけど、みな他人事のように笑顔、笑顔、笑顔…
真実が報告されない限り、またこんな事故は確実に起こるね。
会見した幕僚長の責任は重大だし、石破大臣への報告が遅れたことで、大臣は憤りを感じていたらしいが、責任を現場に押し付けているのではなく、上の連中は真実を知りたいのだと思う。
赤福や白い恋人達、船場吉兆・ミートホープなど、経営陣自らが不正を指示する超極悪企業もあるが、その逆に、きちんと企業経営をしている経営陣もたくさんいるのだ。
俺は絶対にマスコミには惑わされない。踊らされない。
ただ…
「隠す」体質がなくならない限り、自分自身も含め、本質を見失い、踊らされ続けるのだ。
これからも、責任転嫁が横行していくであろう現代には、本当の未来なんてあるのかねぇ…


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