2016/1/11  23:50

台鍵を忘れる夢  遊技場バイト

脱パチを意識して暮らしているせいか、今朝の夢は、昔バイトをしていたパチ屋が舞台になっていた。

久しぶりにバイトに入ったという状況らしく、設置機種や店内の一部のレイアウトが変わっている。

「あぁ、ちょっと休んでいるうちにこうなっていたのか…」などと思っていると、スロットコーナーの呼び出しランプが光る。

さっそく行って対処しようとするが、そこで何と「台鍵を持っていない」ということに気づく。

「台鍵を忘れるなんて!」と自分でも驚きながら、台鍵を取りに行く。

バイトしていた店の「シフト表が貼ってある壁」や「その日の各フロアのバイトの配置が書かれたホワイトボード」、「たくさんの台鍵が引っ掛けられている横並びのフック」など、自分でもすっかり忘れていたような細かいディテールがたくさん出てきて懐かしかった。

台鍵を取りに行くと、景品カウンターの中で、当時俺が苦手としていた早番の超陰険なマネージャーが何か仕事をしている。

その陰険マネージャーに見つからないように、そーっと台鍵を取ろうとしているところで目が覚めたのだった。

夢の中には、当時の店の常連も何人か登場したが、あの連中の独特のうさんくささが久しぶりで、何ともいい感じだった。

あの頃は、店の常連というだけで、名前も仕事もまったく知らないようなシニアのカップルと、ちょくちょく競艇に行ったり、わざわざ箱根に泊まりがけで麻雀打ちに行ったりしていた。

今、ああいう感じの人たちとは全然接する機会がないし、当時のような会話(9割以上がギャンブル絡み)もまったくしていない。

今の職場には、そういう空気感を知っていそうな人が皆無。絶無。ひとりもいない。

それはそれでいいことなんだろうけどね……

伝説の一発台vs.羽根物台 パチンコ物語 [DVD]
伝説の一発台vs.羽根物台 パチンコ物語 [DVD]
↑このDVD、欲しいです……

【DP10】
0

2011/1/2  11:57

誘蛾灯に吸い込まれる  遊技場バイト

最近じゃ元日でもフツーに営業している店が多く、昔の『町全体がしーんと静まった感じのお正月」がなつかしい。

ウチの近所にもあるスーパーの「サミット」が今年から元日の営業を取りやめたらしいが、個人的には賛成。

スーパーで働いている人たちの中にも「元日ぐらいは休みたいよな」と思ってる人はかなりいるはず。

ただ、その反面、「元日でも関係なく働かないと生活が成り立たない」という人も多いわけで、そのあたりは何とも微妙なところ。

俺自身も、フリーター時代はお正月もゴールデンウィークもお盆もまったく関係なく出勤してたし、世間の動きと自分をシンクロさせるような考え方もしてなかった。

「あぁ、世間はもう正月休みなのか…まぁ、俺には関係ないけど」という感じ。

だいたい、バイトだと「休み=収入ナシ」ってことになるワケだし。

20年以上前のフリーター時代、自分は2つのバイトをかけ持ちしていた。

ひとつが朝9時半〜夕方5時半の「編集プロダクション」。

もうひとつが夕方6時半〜夜11時45分の「パチンコ屋」。

このうち、編プロのほうはお盆とか年末年始は休みになる。

「社員ってすげぇなぁ…あんだけ休んでも月給は固定給でもらえるんだもんなぁ」なんて思いつつ、編プロが休みになるときには、パチンコ屋のほうのシフトを増やすことで、収入減に対処していた。

当時はパチンコ屋でさえ、「大みそかは早じまい、元日は休業」というところが多かったが(杉並近辺の場合)、自分がバイトしていた店は「年末年始も通常営業」。

周辺じゃあウチの店だけがその方針だったんで、年末年始の客入りは悪くなかった(閉店まで粘る客は少なめだったけれど)。

その頃、駅前商店街じゃ元日から開店しているのはウチの店ぐらい。

そのせいもあってか、元日の昼間はいつもと全然違う客層の来店も多かった。

ふだんはパチンコとは縁のないような暮らしをしている人たちである。

「破魔矢を持った晴れ着姿の娘さんとそのご両親」とか、
「高校生らしきグループ」とか、
とにかく「目がギラギラしてない人たち」である。

ウチの店は「一発台」をメインにした営業体系だったので、正月中は「これはどこに入るといいの?」という質問も多かったな。

あと、多いのが「トイレはどこですか?」と聞かれること。

ウチの店の場合、お正月と高円寺阿波踊りの期間中は「公衆トイレ」としての機能も果たすのだった。

いつもと違って、殺伐とした感じが薄れる正月営業はわりと好きだったな。


昨日の午後、カミさんと子供は、カミさんの妹といっしょに元日から営業しているショッピングセンターに買い物に出かけた。

俺は家で「HDDからDVDへのダビング作業」とかをチマチマとやっていたんだけど、そのうち、今日(2日)来る予定のカミさんの妹の子どもたちへのお年玉用の千円札がないことに気づき、「くずしに行くか」なんてことでコンビ二に。

で、コンビ二に行けば行ったで、少し先にあるパチンコ屋が目に入ってしまい、「ヒマだし、ついでだから運試しに行ってみるか」なんていう自分への言い訳を無理やり作りながら入店。

結構な客入りでした。

で、「仮面ライダー」できっちり負け。

途中、浮いてる局面もあったんだけどな。

「何かをしてしまった後悔」と「何かをしなかった後悔」についての内田樹先生の文章が頭を駆け巡ったりした。

2011年の初日、深く自省した。

子どもは判ってくれない (文春文庫)
内田 樹

子どもは判ってくれない (文春文庫)
疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫) 街場の現代思想 (文春文庫) 態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い (角川oneテーマ21) 下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫) 知に働けば蔵が建つ (文春文庫)
by G-Tools
1

2009/3/31  23:58

20年前、消費税導入前日  遊技場バイト

さっき、テレ東の番組で「明日で消費税導入からまる20年」という話題が取りあげられていた。
そうか…もう20年経ちますか。
俺、20歳だったんだな。

20年前の今日、つまり、消費税導入の前日、俺はいつも通り高円寺のパチンコ屋で遅番のバイトに入っていた。
その日は、「いよいよ明日から消費税導入」ということで、高円寺のpal商店街にテレビの生中継が来ていた。
青島幸男と高見知佳が司会をしていた日本テレビの「追跡」という生放送の情報番組だ。
高円寺で取材をしていたのは小倉淳アナだったんじゃないかな。
商店街のさまざまな店にカメラが入り、消費税への対応を取材して回る。
当時は「ウチは消費税には反対だから、消費税はとりません」とかいう店が多かったのだ(pal商店街は特に)。
しばらくしてから、ウチの店にも生中継のカメラが入ってきた。
手持ちの照明がやたらに明るく、熱い。
アナウンサーが店長に聞く。
「さて、こちらのパチンコ屋さんでは消費税はどうされるんですか」
店長はこわばった顔で答えた。
「はい、当○○○○○(←店名)では、消費税はとりません!」
ガラにもなく緊張した店長の受け答えとその内容に、自分たち店員は大笑い。
「店長笑っちゃうよな〜。消費税とらないのはウチだけじゃなくて、パチンコ業界全体がそうだろっつうの」
貸玉料金に消費税をかけないということは、業界全体で決まっていたことだった。
なのに、店長の言い方だとまるで「(よその店はとるかもしれないが)ウチはとらないよ」というニュアンスだ。
まぁ、店をアピールしたかったんだろうけどね。
あと、カメラが来る前から、ウチの店では人気作家のA氏がスタンバイをしていた。
最初、高円寺には小倉アナとA氏が一緒に来ており、番組冒頭では二人が揃って出ていたのだ。
しかし、いつの間にか途中でA氏の姿が見えなくなる。
「あれ、Aさんはどこに行ったんだろう?」
アナウンサーがそんなことをつぶやきながら取材を続けていると、いつの間にかパチンコを打っていたA氏に遭遇する…という設定だ。
「いつの間にかドル箱を満タンにしてパチンコを打っていたA氏」
というシチュエーション作りのために、俺は手入れでドル箱に玉をためて、A氏が座っている台の前に置いた。
「カメラが来たら、打っててくださいね」と言われていたA氏。
カメラが来るときちんと打ち始めた。
打ち始めてすぐ、A氏の台があっさりフィーバーした。
これはヤラセではなく、本当の偶然。
俺はそれを見て、「さすが、こういう人は持っているツキの量が違う。決めるべきところできっちり決められるんだなぁ…」と、しみじみ感心したのだった。
〜おしまい〜

※A氏が打った台が「フィーバーした」と書きましたが、三共のフィーバー台を打っていたワケではありません。打っていたのはニューギンの「ニュースノーバーズW」です。懐かしいなぁ〜4ケタのデジタル。
0

2008/10/2  19:17

接客のルール  遊技場バイト

今のパチンコ店の接客レベルは、昔とは大違い。

ヘッドセットを装着し、お揃いのきれいなユニホームを着た、若いおにいちゃん・おねえちゃんが明るくハキハキと接客している。

20年ほど前、自分がバイトしていた店で「接客ルール」として明文化されていたのは以下の3点だった。

1.くわえタバコでの接客禁止

2.ホールでの競馬新聞禁止

3.お客とトラブルになっても、こちらから先に手を出してはならない

うーん、今見るとすごいレベルのルールだなぁ…。

なぜこの3点がわざわざ明文化されたかというと、この3点に関しては、「何度注意しても守られない」という実態があったからだ。

ちなみに当時の店員の服装規定は「青または白のワイシャツにえんじ色のネクタイ、紺または黒のスラックスを着用」というもの。

ワイシャツは自分で用意。

ネクタイ、スラックス、靴は店から支給されていた。

どの店もほとんどの店員がおじさんで、腰からジャラジャラとたくさんのカギをぶらさげていた時代。

自分がいた店は若いスタッフが中心だったので、当時としては「明るい」とか「店員さんがいい感じ」とかいわれて好評だったのだ(←特に中高年女性の常連客には)。

接客時のくわえタバコは日常茶飯事、トイレなんて「男女兼用」だったというのに…。

この20年でこれほど様変わりした業界もめずらしいのではないだろうか。

あ、自分は喫煙者ではないので、くわえタバコ接客をしたことはありません。

ぱちんこ仮面ライダー ショッカー全滅大作戦 パチってちょんまげ達人14
ぱちんこ仮面ライダー ショッカー全滅大作戦 パチってちょんまげ達人14

0

2008/10/1  2:41

火事場の馬鹿力  遊技場バイト

パチンコをやっていると、たまに賞球が出てこないときがある。

たいていはシマの上部から流れてくる玉の補給(補球)が何らかの原因でつっかえているせいだ。

店員さんを呼ぶと、台の上のほうをたたくか、もしくは台を開け、補給がくる部分を軽く振るような動きでの処理となり、ほとんどがそこで無事解決となる。

このように、単純に玉が引っかかったり、詰まったりしていただけなら処理は簡単なのだが、補給の玉自体が流れてきていないとなるとちょっと厄介だ。

自分がパチンコ店でバイトをしていた頃、ほとんどの店がセブン機を「一回交換」から「ラッキーナンバー制(店が決めるラッキーナンバーで揃ったときのみ継続遊戯可。それ以外の数字が出たら大当たり終了後に交換)」に変更した(その後、「ラッキーナンバーで揃ったら無制限遊戯可」という時期を経て、現在の「完全無制限」というシステムになってゆく)

当然、周囲の店に合わせて、ウチの店も「ラッキーナンバー制」を導入したのだが、その際、店内で流通している玉自体の数を増やすということはしなかった。

当時、それが厄介な問題をひきおこす原因になるなんてことを想像できた人間はウチの店にはいなかったのだ。

「一回交換」であれば、お客が玉をドル箱にためているのはほんのわずかの間である。

実質、ほぼすべての玉が常時店内を循環し続けているという状態だ。

それがラッキーナンバー制に移行すると、ほんの少しだが、店内を循環し続けている玉の数は減る(お客の足もとのドル箱にためられたままになる玉が発生するため)

それでも、当初は「333、777のみ継続遊戯可」というシステムだったから、ドル箱に入れられたままの玉の数なんて、全体からみれば微々たるものだった。

が、そのうち、ラッキーナンバーのインフレ化(?)が進み、「奇数で当たった場合は継続遊戯可」というふうになってきた。

おまけにさまざまな連チャン機も登場し始めた。

こうなると、足元に何箱か積むお客の数が増えるのは当たり前。

多くのお客がドル箱内にずーっと玉を保持しているのだから、店内を循環する玉の絶対数は前よりも全然少なくなってしまうことになる。

ただ、このときは誰もそんなことに気づいていなかったんだよなぁ…。

そのうち、お客が多く、忙しい休日にとんでもないことが起こった。

忙しさが最高潮に達した時間帯に、店内全体に補給がゆき渡らなくなり、あっちでもこっちでも「玉が出てこないぞ!」と、お客に呼ばれ始めたのだ。

呼ばれていってみると、補給自体が来ていないということがわかった。

大当たり中のお客は、軒並み出玉がストップしている(当時はアウト玉を循環機で処理していたので、大当たりにさえなっていなければ、補給がなくてもまず大丈夫だった)

こうなると、一刻も早く処理しなくてはならない。

はじめ、店長と我々スタッフは、てっきり「店内の補給システム自体にトラブル発生」だとばかり思い込み、地下の「玉場」と呼ばれている場所へ急いだ。

玉場には店全体の補給システムの心臓部がある。

機械によってきれいに磨かれたアウト玉は、いったん浴槽のようになっている部分にためられる。

浴槽部分には垂直にのびたリフトがつながっており、玉はそこで持ち上げられ、店内の各シマへまた戻ってゆくというシステムだ。

玉場に行くと、いつもはたっぷり玉が入っている浴槽部分にほんの少ししか玉が入っておらず、機械全体がカラカラとけたたましい音を立てていた。

ここで我々ははじめて「補給自体が出玉の量に追いついていない」ということに気づいたのだった。

しかし、事態は一刻を争っている。

店長が断を下した。

「補給は待ってられない。俺たちが手で補給しよう」

玉場にはアウト玉やジェットカウンターで計数された玉が流れて集まってくるところがある。

流れてくる玉を待ちかまえ、ドル箱にためる(きれいにする機械は通さない)

それをスタッフ同士でリレーしながら、ホールに運ぶ。

ホールの担当スタッフは、パチンコ台のすぐ下にあるタバコや飲みものを置くための奥行き20センチ弱のスペースに乗っかる。

足場が狭いうえに、両脇にはお客が座って遊戯中。

かなり不安定な体勢で満タンのドル箱を受け取り、背伸びをして、シマの上の補給レールに玉を流さなくてはならない。

その作業を自分が担当させられるはめになった。

もし、玉をひとつでもこぼせば、お客を直撃する可能性が高い。

めちゃめちゃ困難なミッションだが、やらないわけにはいかない。

下から1箱目を渡され、受け取ったまではよかったが、持ち上げるときに少しバランスが崩れた。

ドル箱を持ったまま、「エビ反り」のような体勢になってしまう。

ここで台の上から落ちたり、玉をこぼしたりしたら目も当てられない。

俺は体を変にひねり、とんでもない体勢で何とか踏ん張った。

「ピキーン」という感じで、背中の筋をやってしまったという感覚はあったが、そのときは「倒れなくてよかった!」という安堵感の方が強かった。

今思えば、あれこそが「火事場の馬鹿力(キン肉マン的にいえば“火事場のクソ力”)」だったのだろう。

よくあんな作業をこなせたものだ…。

店ではその後も同じようなことが続き、ようやく「店内の玉の総量を増やさなくてはならない」ということに気づいたのだった(営業形態を変えた時点で気づけよ…)。

キン肉マン Vol.1
キン肉マン Vol.1
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ