2010/1/25  19:25

元・迷い犬  いきもの

1年ちょっと前、義母が迷い犬を保護した。

一見柴犬風の成犬だ。

警察や保健所に保護してある旨を届け、近所の人の手も借りるなどして、飼い主を探したのだが、ついに飼い主は見つからずじまい。

そのままでは「遺失物」としての扱いであり、センターに送られて処分されてしまうことになるため、義母宅で引き取って育てることになった(義母宅といっても、ウチは二世帯住宅なので、犬がいるのは同じ敷地の中)。

おとなしくもの静かではあるものの、あまり人に関心を示さなかったり、ちょっとしたことでもおびえる傾向があることなどから、捨て犬として過ごしていた期間があるのだろうと思われた。

とんでもない脱走癖があったり、散歩の途中でダレて動かなくなったりで、当初はなかなかてこずらせる面もあったが、最近は結構性格に明るさが出てきたようで、ウチの子供たちにもじゃれつくようになった(以前は義母以外の人間にはあまり心を許していない感じだった)。

自分は犬とは距離を置いたつきあい方をしていたのだが、最近、何回か散歩に連れて行き、一緒に思いっきり走ったりすることで、犬と暮らす楽しさに目覚めつつある。

↓よその犬にどんなに吠えられてもまったく動じないマイペース犬「すず」の物静かな横顔。クリックすると元のサイズで表示します
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2009/9/8  1:24

キアゲハ  いきもの

家庭菜園のニンジンの葉っぱにキアゲハの幼虫がたくさんついている。
ニンジンのことを大切にするのならば、駆除(=捕殺)しなくてはならない。
これが毛虫やナメクジなら、何のためらいもなく駆除できるのだが、チョウの幼虫となると、なぜかかわいらしく思えてしまい、駆除することができない。

1本に1匹、もれなくついていますという感じです…。
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というか、むしろ「頑張ってチョウチョになれよ!」と応援したいという気持ちになってしまう。
我ながら勝手なもんだなぁと思う。

蝶 (新装版山溪フィールドブックス)
蝶 (新装版山溪フィールドブックス)
↑この表紙の写真が「キアゲハ」です(多分)。
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2009/4/29  18:58

めずらしき幼虫  いきもの

この間、ウチが借りている畑の隣の区画があいたため、そこの区画も借りるということになった。
面積としては、これまでの約3倍というところだろうか。
今日、義理父の力も借りて、だいたい耕してみたが、腰が痛くなりそう。
やはり、広くなった分、こういう作業での疲労度もこの間までの比ではない。
耕している最中、お目にかかるのはミミズやハサミムシ、ダンゴムシなどの、ごくありふれたムシたち。
たまにコガネムシ・カナブン系の幼虫や「ガ」のサナギなども出てくるが、もう慣れているので驚きはない。
しかし、今日出くわしたヤツには驚いた。
コイツ↓である。
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セミの幼虫だ。

手に乗せていたら、成虫と同じく、おしっこをされてしまった。
で、手を掘り始めようとする。
ちょっと痛かった…が、何だかそれもうれしかったりして。
動いているセミの幼虫を見たのは生まれて初めて。
結構感動してしまった。
写真を撮った後は、木の根元に掘った穴に戻ってもらった。
無事、成虫になってくれますように。
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2009/2/3  21:52

スズメが減っている  いきもの

5〜6年前あたりだろうか。
カミさんと「最近、スズメあんまり見ないね」というような会話をした記憶がある。
その後も、折にふれその話題は出てきていたのだが、この1〜2年は明らかに「ほとんど見かけない」という状況になっていた。
で、今日見たニュースがコレ↓

国内のスズメの生息数が1800万羽にとどまることが、立教大理学部の三上修・特別研究員の調査で分かった。餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少などにより、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる。スズメの生息数を全国レベルで推計した調査は初めて(毎日jpの記事より)。

最近20年で80%減…。

かなりインパクトのある数字だが、確かにそんな感じはする。
うーん、なんでこんなに減ってしまったのだろうか。
都市化の進展なんて、ここ最近の話じゃないだろうに。
今、都市部で見かける鳥といったらカラスもしくはハトという感じになっている。
閑静な住宅街を散歩したりすると、季節によってはスズメよりもメジロをみかけることのほうが多いようにも思うし。
とても身近な存在だった鳥が、いつの間にか激減していて、対策を立てようとしている最中に絶滅なんていう例(リョコウバトトキ)もないわけじゃあないからなぁ…。
10年後にはスズメが希少な保護鳥になり、動物園でしか見ることのできない存在になっている…なんてことにはなってほしくない。
いったいどういう対策が有効なんだろう?

スズメの大研究 (ノンフィクション未知へのとびらシリーズ)
スズメの大研究 (ノンフィクション未知へのとびらシリーズ)

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2008/8/31  16:43

ハラビロカマキリ  いきもの

この夏、畑に植えたミニトマトとナスは大豊作。

お隣さんにおすそ分けしたり、長男の友達の家族を招いて草むしり&収穫をしたりしつつ、やたらに食べた。

あとは枝豆とオクラ、黄色いピーマンも少々。

残念ながら、失敗に終わってしまったものもあり、トウモロコシは初期にヤングコーンが収穫できただけ(その後は見事に虫に食われました)。

で、ミニトマトの収穫はほぼ終了したので、今日は畑から株を抜く作業をした。

ゴミ袋に入るように細かく枝を折ってゆく。

すると、あざやかな黄緑色をしたカマキリが姿を現した。

ハラビロだ。

反射的に手でつかまえて観察。

すると、カミさんが「ここにもいるよ」という。

ゴミ袋のふちにもう1匹、ひとまわり小さめのハラビロがいた。

こちらはあいている左手でつかまえた。

畑の隣の自宅で宿題をしている長男に見せてやろうと思い、両手にカマキリを持ちながら、長男を呼びに行った。

長男にバケツをとってきてもらい、とりあえずそこに2匹を投入。

虫嫌いの長男は「やだ!やだ!」と、ビビりまくるばかりで、お話にならない。

バケツを持たせるとへっぴり腰になり、ほとんど涙目状態。

なので、2匹を入れたバケツはすぐに畑に持って帰った。

バケツを地面に置くと、2匹は脱出すべく、バケツのふちに登ってくる。

1、2分経った頃だろうか、ふと見ると、バケツのふちの上で、大きなほうが小さなほうに背後からじりじりと忍び寄っている。

「ん…狙ってるのか!?」

交尾か…はたまた捕食か?

この体格の違いだと、交尾って感じじゃないな…でも、人間に捕まって、ほんの数分前までじたばたしていたのに、いきなり捕食行動(しかもバケツという人工物の上で)に入るかなぁ?

いろいろな考えが頭を巡った。

で、横にいたカミさんにも声をかけた。

「あれって、狙ってると思う?」

「あぁ…なんかそんな感じするね…やばいよ。離した方がよくない?」

「いやぁ、でもこんな状況でいきなり食ったりするかな?」

「うーん…」

「でも、交尾ではなさそうだよね」

「うん、カマキリはメスの方が大きいっていうし…」

という会話を交わしていたところ、一瞬の早業で大きい方が小さい方を背後から捕食!

「あぁっ!」

カミさんは悲鳴をあげていた。

「捕まっちゃったよ!どうすんの!離してあげなよ!」

といっても、ご存知のように、カマキリは捕まえた瞬間に食べ始めちゃうし、捕まった方もほとんど二つ折りのような状態。

自然界のおきてといってしまえばそれまでなんだけど、あのシチュエーションでの「捕食」は自分にとっても結構ショックだった。

小さい方のカマキリは、俺のせいで食べられてしまったといっていいだろう。

「ごめん…」

と手を合わせたけれど、自分の場合、こんなことは小さい頃からいっぱいあった気がする。

今からどんな善行を積んだとしても、俺が地獄におちるのは間違いないだろうな…なんて考えつつ、カミさんと2人で少し意気消沈しながら、畑仕事を続けた。

でも、ハラビロもあのタイミングで捕食行動に移るとは…よくニワトリとかハトが「3歩歩いたら忘れる」なんて言われたりするけれど、昆虫もそうなんだなぁ…と実感した日曜日の午後でした。

カマキリ観察事典 (自然の観察事典)
カマキリ観察事典 (自然の観察事典)
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