魯山人、偉大な芸術家。
魯山人、美を追求したいろんな方面で有名な人。陶芸とか?グルメとか?
書?文、絵。全て。
これ私のイメージ。
魯山人の名を初めて聞いたのは有頂天と言うバンドの歌詞で。
有頂天、ケラさんの大ファンだった私は、歌詞に出てくるいろんな人やものを調べたり、私も読んでみたり、聞いたりした。
ボルヘスとか、マルクスブラザーズとか、いろいろ。
魯山人も歌詞に出てきた。内容は全然わかんないかんじで。(私には)
だから魯山人の名前があると気にとまるようになっていたけど、上記の
イメージぐらいのとこまでしかまとまんなかった。あと、美食家として
美味しんぼにでてきたけど。なんか難しそう、というイメージ。
魯山人と岡本太郎展をみた。
魯山人の作品をはじめてみた。
はじめに茶碗を見たとき、あっ!って思った。
焼き物って別に興味なくて目に入ってこなかったけど、
魯山人のはあっ!って思った。
まとまってるのかまとまってないのか究極のあやういところでぴたっと照準があってて目が離せない。自由なの?計算なの?うーん、憎いひと!
どれ観ても、そう!こんなのあったらいいよなー!っていううきうきする柄、厚さ。
この器に凄いお金払う人いっぱいいるんだろうなー、気持ちわかる、私もお金あったら出来るだけこの人の器がいいもんなー。
私は椿が大好きだから、魯山人の作品に椿の器があって、うれしかったー。
一番のお気に入り。
椿のバランスって、凄い好み。葉と花の割合とか、色使い。(って、自然の創ったものだけど。それとも交配の賜物?)
あんなにつやつやした緑のはっぱの中に、不定期にあんな濃い色持ってきたら誰だって見入っちゃうよ。赤とか白とかさあ。
咲き具合と言いたたずまいといい、柄といい形といい!
色んな理由から椿をみると恍惚としてしまう。
また今年も椿の季節。時間の経つのが早い。

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