プロチョッパーを手に入れてから、食生活がバラ色です。
今日は、ココナツミルクで煮込んだカレー。
今まではカレーペーストを輸入食材店で買って、それにいろいろスパイスを足していたんです。
でもでも、プロチョッパーがあれば!
カレーペースト一から自分で作れちゃう!!キラキラ!!
それから自分で漬けたキムチ!
CGC(スーパーの安いシリーズ)の100円ビールテイスト飲料!
私はこれをビールと呼んでるけど!!
ルティさんのオーディション受けてから、もう一週間経った。(連絡がこない。)
「灰から灰へ」が終わってからダース経った。(って言う?)
時間はどんどん経っていく。まらいあと加治くんは今頃ニューヨークでラグナーさんのワークショップ受けてる。私はこれまでの疲れを癒してる(ホントは別に疲れてないかもっ。思い出に浸ってるの!!)。二回も海に泳ぎに行ったし、図書館で借りた本もいっぱい読んだし、おいしいごはんいっぱい作ったし、掃除・洗濯もたまってた分ほぼ全て一人でやったし、実家の祖母に面会に老人ホームにも行ってきたし。そしてたった今、物凄い大仕事を一人でやり遂げた!!夜中なのに大声で「イェス!よくやった!!ななえ!!よくやった!!」と、一人で叫んでいたところ。
「灰から灰へ」の最終日、シアターXでワークショップをやっていたルティさんというイスラエルの女性演出家が観に来た。私は彼女の名前を方々から聴いていて、凄い人なんだなぁ、と思っていた。終演後、我らのボス高瀬さんが、「奈々ちゃん、ルティさんが呼んでるよ。」と呼びに来てくれた。ルティさんに紹介されて、「あなた、演技、いいですね!」と言われ、すごく嬉しかった。こんなのはじめて!
今回は、二人芝居を7人で演るという構成だった。「レベッカ」という女性と、「デブリン」という男性、夫婦らしき二人の会話劇だ。
女性は4人なので、一人の人物を4人で演じていることになる。みんなでいろいろ話し合ったり、共感したり、違う点を見つけたり、すごく刺激的な稽古だった。
私は、一人だけ立場が違っていて、ほかの6人は、3組のカップルとして舞台にいるんだけど、私は一人で、現在の、現実の「レベッカ」として、ずっと舞台上手(客席から見て右側)前の椅子に座ってる。たまに喋るけど、後は過去を思い出して、もしくは何かを考えていて?ずーっと黙っている。(黙って後ろの3組のカップルの会話を聞いている。まるで自分の頭の中で起こっていることに耳を傾けているように)
最後の最後に喋る。隔離された椅子のスペースから立ち上がって、段を降りて、3組のカップル達に近づいて、何かを思い出す…。感じる…。そして初めて自分の言葉として語る。
賛否両論で、私個人的にもとても難しかったけど、この役割をやらせてもらえてほんとに良かった。ほんとに感謝します。
この作品に携われて…、スタッフ共演者含め、このメンバーに出会えて、この作品に関われたことを感謝します。
でね、ルティさんに声かけられた後、連絡先を聞かれ、後日連絡があって、ルティさんの来年の公演のオーディションを受けませんかとのこと。私はほんっとうにさいっこうに嬉しかった。
でも、オーディション自体は…。
とても惨めな気持ちだった。
悔しくて恥ずかしかった。
でもそれは、相手に向けられる物ではなくて、自分だ!って途中で解った。
あんなふうにしかできなかった自分が、悔しくて、恥ずかしいんだった。それで惨めに感じたんだった。
とにかく、いい結果が出ますように。本気で祈ってやる。
オーディションの話はこれで終わり!わーい!
さて、価値観は変わっていくもの、変えていくもの!だ!
って、聞いたことがあって(あるところから)。
わたしもずうっとそう思って生きてる。今までもずうっと。きっとこれからも。
最近読んだ面白かった本は、
「メディアに潜む母性愛神話」
です。
女性問題、ジェンダーを取り扱った読み物が最近好きです。
さっき高瀬さんとメールした。
9月後半からまたワークショップが始まる。それで12月には「ブレーメンの自由」という芝居をやる予定。楽しみで、明るい気分。

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