10月27日からエクスタシーの稽古が始まった。
風煉ダンスの本番が終わって、働いたり、旦那が怪我したり、映像の仕事が入ったり、友人と久々に会ったり、して、稽古に入った。
演出家高瀬一樹氏の稽古は私にはとっても面白くて、ここんとこ私はずっと上機嫌だ。どんなところに着地するのかまだわからないし、捕まえたい物は日々ハッキリしてくるけど簡単じゃない。それが自分に出来るのかどうかもわからないけど、今は相手を信じるしか他に方法もないし、凄く信じていられるし、全員で探検に出てる、毎日。行き先は、私達がどこを行き先としたいのかは、感じることが出来る。
私の役も、凄く気に入ってる。台本初めて読んだときは、ふ〜ん、と思うくらいだった。いい役だが、特別な感情は湧かなかった。でも稽古始まってからは、毎日新鮮で、とにかく演じていると気持ちがパーッと広がって、なんか凄くシンクロしてしまう。特に凄く感情を表現するとか、凄い見せ場がある、とかじゃないんだけど、体の中を役が気持ちよく通っていく。毎日気分が広がって行くの。こういうこともあるんだなぁと思って。大人になってよかったです。
11月19日、20日が本番です。情事の後の気だるい雰囲気と、懐かしい友人達との再会、ロンドンのアパートの一室で繰り広げられる大人の束の間の青春。11月の公演は、一緒にお酒を飲みながら、ジャズバイオリンの音色に耳を傾けて、秋の夕べを一緒に過しましょう。
これからお知らせしていきますので、皆様どうぞ足をお運び下さい。
シアター・オブジェクト・プロデュース「エクスタシー」
作:マイク・リー演出:高瀬一樹
2008年11月19日(水)19:30〜
20日(木)17:00〜,19:30〜
於:中目黒ライブハウス楽屋(らくや)1ドリンク付き3,000円

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