姫路と播州赤穂はとても近いのです。旅行の行き先を決めていたとき、姫路に行くのは決まってたんだけど、播州赤穂に近いのを発見し、ルートに入れました。
私も夫も忠臣蔵の話が大好き!私と忠臣蔵との出会いは昭和60年に日本テレビで放映された「忠臣蔵」(里見浩太郎主演)です。ただ、中学の時に見たような気もするので、再放送かもしれません。それから忠臣蔵のビデオをかりて色々観たり、テレビでやると観たりしました。一番好きな忠臣蔵はやっぱり片岡知恵蔵の忠臣蔵です。すぁあいこうです。好きな場面は垣見五郎兵衛の場面です。浪士が垣見五郎兵衛一行と偽って江戸に出てくるのですが、同じ宿に本物の垣見五郎兵衛一行が来てしまう。本物の垣見は相手が赤穂浪士と知って、自分の方が偽者だ、といい、浪士は周りに正体がばれずに済むという話です。私は、この場面は仲代達也主演の時のが一番好きです。垣見役は中村梅之助です。中村梅之助がすきなんです。
播州赤穂駅に着くと、四十七士の絵がいっぱい描いてあったりして「ここかぁ」という感じです。
赤穂城までの道のりは、江戸時代っぽいつくりの商店街になっていて、楽しげです。
赤穂城跡は、やぐらが残っていたり、門が再建されていたりします。本丸跡は、間取りが再現されています。かなり広大な敷地が確保されていて、これから色々再建していくみたいです。
大石内蔵助の屋敷の門、も、残っていました。この門が、映画などで有名な早馬に乗った使者が叩く門ですね。なんだか感激です。
江戸からの使者が息継ぎした井戸もありました。この辺一体に、浪士の家跡なども散らばっていて、今は民家だったり、全く残っていなくて石碑だけだったり、様々なようなんですが、時間があるかたは探してみてもいいかもしれませんね。
そして、この近くで特に見所といえば大石内蔵助を祭った大石神社と、赤穂藩の菩提寺花岳寺です。


大石神社入り口。四十七士の等身大像が両脇にずらっと並ぶ姿は圧巻!!

私が討ち入りするとこんな感じ。

これは大石内蔵助が討ち入りで使用した采配と呼子笛!

大石内蔵助の書いた物。大石内蔵助の雅号は「可笑」と言って、書や画など沢山残ってます。討ち入り直後には
あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
という句も残していて、雅号と徹底しているなぁ。と思います。

討ち入り人形??
その他四十七士全員の像も見応えありました。大石神社のは、昭和の彫刻家が、47人集まって、それぞれ一人ひとり彫った物がありました。それぞれのエピソードや普段の姿もあって、想像が膨らみます。
花岳寺にも四十七士像があって、こちらは江戸時代に作られたものです。
出雲からずっと暑くて、東京とは比べられないくらい(多分)日差しが強くて、しかも日焼け止めが肌に合わなかったせいか日に当たったところがただれました。顔もはれました。ぶつぶつがいっぱい出来ました。そしてひりひり痛い。日が当たると刺すようにイタイ。ので、長袖、つばのある帽子、顔は目の部分を残して手ぬぐいを巻き、目にはサングラス、首にもタオルを巻き、露出ゼロを目指した装備になりました。
エジプトとかで、日差しが強すぎるので厚い布をすっぽりかぶる服を着ている、という話、「えーなんで暑いのに厚着するの?」と無邪気に思っていたものですが、納得しました。

夜姫路につきました。
姫路では東横イン姫路駅新幹線南口に泊まりました。
ここはすっごいきれいでビックリ!しかもすっごい安い!部屋広い!朝食無料でおにぎり食べ放題。コインランドリーもあるし、しかも、カードを作ると女性は5泊すると1泊無料になるんですと。ホントに凄いと思った。私はカード作ってないけど。

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