2009/4/29

ここは地理的にもアマゾンというよりはパンタナルに近い。
ブラジルとボリビア国境の河と言うよりは湿地帯だ。
カトウさんの私有地であるので漁師もいなく、誰も魚や鰐を獲ったりはしない。
南米では絶滅寸前と言われている巨大なクロカイマンも無数にいるしここには手付かずの自然が残されている。
ピーコックも小型種のピッタンガもしくはアマレロだが湧くようにいてる。
水の透明度もかなり高く、ルアーにメラメラ後ろから湧いてくる。
ただ、バスと違うのが思いきりの良さだ。
隙あらば後方から若い個体が凄いスピードで追い抜いて飛びついてくる。
日本の釣り師がどれだけAMAZONのピーコに興味があって知識があるのかよくわからんのですが、
ピーコックバスは20種以上はいるが“釣り”で言えば大きく分けて2種。
ほんとうにざっくり大きく分けて大型種グループと小型種グループは釣法も効くルアーも全く違ってくる。
熱帯魚寄りで言えば幼魚期の時の色がテメンかモノかってこと。
地域によっても違う。奥アマゾンなどはアメリカン、ブラジリアンルアーの独壇場だ。日本製で言えば海用だ。怪物具合が違う。
しかし、ここのような透明度が高くて小型種が生息するはぐれアマゾン地域で効くルアーはリアルで小さなミノーやペンシル。
タックルもミディアムライトで日本のバスフィッシングとなんら変わりない。
ピーコックはすこぶる頭と目が良く、下手に引けば2,3投ですぐに見破られてしまう。手付かずの大自然でも一瞬でスレるのだ。
こういう場所では日本製のミノーは秀逸。
何に出会うかわからない世界の釣り旅に自分が必ず忍ばしているリアルカラーのメガバスビジョン110、95とプロップダータ。もちろん針は強化。
これには絶対の自信があったのだが、なぜかカトウさんとセルジオさんはダイワのT.Dペンシルを持っていた。何故?
そこで、釣り勝負。
30分でどれだけ釣れるか。
結果はというと・・。
俺もバコバコ釣り上げるてのだが、明らかにむこうチームのほうがペースが早い。一投ごとに釣ってる感じ。船の上は大狂乱。みんなが同時のトリプルヒットなんてしょっちゅうあった。
楽しすぎたけど、勝負は僅差で負けました。くやしい〜。
ちょうど自分も勘がいいというのかちゃんと持って来ていたのでその後付け替えて釣ってみると、異常に釣れる。
日本のように、チョンチョンチョン、チョチョンのチョンと引けばもう大爆発。このルアーにどんな魔力があるのか肉眼と感触ではわからない。
それががすごいのだ。口の秘密はそんなにデカいのか?と。
あんまり道具のことは書かんのだけどそれぐらいすごかったってこと。
釣りブログって辛いわ。秘密を書かにゃならんからね。
しっかしチームダイワはあなどれませんな〜。ホントに。
それから後、数々の爆釣を経験したので俺の中でT.Dペンシル全サイズは旅の超一軍になっています。
たはっ。
ちょっと弱ってから撮るので少々ヤラせ気味。(笑)
カメラを置き速攻俺も釣る。

カトウさんにキタ♂と俺にキタ♀。
もう入れ食いやわ。(笑)
あいや。またタラちゃん。
もうやめてよ〜。
投稿者:TERU
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