2008/2/25
今回はピラーニャについて語ろう。
何度も何度も聞かれるから。
過去、幾多の文献に記載されていながら、やっぱり日本人にはどうもこの水中に棲むこの小さな切り裂きジャックのことを理解できないようである。
Q:ピラーニャいっぱいの河に入って泳いだり釣りしたりして大丈夫なんですか?
A:はい。大概、大丈夫です。
こうとしか言いようがない。
まず日本人がアマゾンといえば連想されるこの魚。
まったく感覚がわからないらしい。無理もない、環境が違いすぎる。
海外釣行ってね、妄想が膨らみ過ぎて実際行くと魚影の濃さってのはショボい場合が多い。
大体日本から簡単に楽にすぐ行けるところにパラダイスなんてない。
しかし、AMAZONはいろんな事で想像を遥かに上回ってくれる。
その代表ピラーニャ。
俺がわかりやすく端的に
ピラーニャの習性について小学生でもわかるくらい簡単に説明してあげましょう。
まずは60cmのオーソドックスな水槽を想い浮かべよう。
その中にピラーニャと同じカラシン科のネオンテトラを30匹入れるとする、
そしてそこにエサを落してみる。
すると、エサは水面から落ちて行き、中層でパクパクとエサを食べる。
そこにネオンテトラを500匹入れたとしたらどうなるだろう。
エサを落とした瞬間、ワラワラッと集まり水面でパニックになってエサに群がるのが観察できるはずだ。
奪いあいなのでより多く食べ、下にエサが落ちない。アクアリウムや養殖のテクニックのひとつだ。
それと同じ感じなんだ。
そのパニクッた状態に落ちれば多分TV番組みたいな白骨化されるまで食いつくされるだろう。ピラーニャは音、波動、明滅に敏感に反応する。いや、アマゾンのフィッシュイーター全般に言えることだ。
ルアーフィッシングという物をすごく理解しやすい場所なのだ。
日本で釣りの相場とは静かーに静かにというのがすべてにおいて基本だが
ここでは今までつちかった常識がすべて破壊されることであろう。
(前回のジョアンのエサの投げ込み方をよく見てみよう。)
話を戻すと、
要はピラーニャは“高密度のパニック状態”に気をつければいいのだ。
ピラーニャは生命力が強く、水から上げても長時間死ににくい。ブラックピラニアなんか大型タイプになると相当な時間生きてる。
そして、グウグウキュウキュウと言いながら歯をカシャカシャさせて船底を跳び回る。
油断してたら一発でこうなる。(ちょっと肉が隆起してきて良くない状態。俺じゃない。)

だから俺は逃がす以外の食べたりエサに使うピラーニャはフィッシュペンチで顎を逆に開き破壊する。
これが最も確実に安全にすばやく対処できる方法だ。
扱い方を間違わなければそれほど危険ではない。
故に油断して原住民でもたまに怪我をするのだ。
しかし、このアラグアイアは種類もピラーニャ・カジューとかピラーニャ・ベルメーリョと呼ばれる小さいが赤くて肉厚で最も危険なタイプが群棲し、その危険性が俺の知っている限りでは最も高い河でもある・・。
次回それをもまじえたアロワナ釣りのお話しです。

〈Pygocentrus nattereri〉
しかし発色はスバラシイ・・。やっぱいいわ。
何度も何度も聞かれるから。
過去、幾多の文献に記載されていながら、やっぱり日本人にはどうもこの水中に棲むこの小さな切り裂きジャックのことを理解できないようである。
Q:ピラーニャいっぱいの河に入って泳いだり釣りしたりして大丈夫なんですか?
A:はい。大概、大丈夫です。
こうとしか言いようがない。
まず日本人がアマゾンといえば連想されるこの魚。
まったく感覚がわからないらしい。無理もない、環境が違いすぎる。
海外釣行ってね、妄想が膨らみ過ぎて実際行くと魚影の濃さってのはショボい場合が多い。
大体日本から簡単に楽にすぐ行けるところにパラダイスなんてない。
しかし、AMAZONはいろんな事で想像を遥かに上回ってくれる。
その代表ピラーニャ。
俺がわかりやすく端的に
ピラーニャの習性について小学生でもわかるくらい簡単に説明してあげましょう。
まずは60cmのオーソドックスな水槽を想い浮かべよう。
その中にピラーニャと同じカラシン科のネオンテトラを30匹入れるとする、
そしてそこにエサを落してみる。
すると、エサは水面から落ちて行き、中層でパクパクとエサを食べる。
そこにネオンテトラを500匹入れたとしたらどうなるだろう。
エサを落とした瞬間、ワラワラッと集まり水面でパニックになってエサに群がるのが観察できるはずだ。
奪いあいなのでより多く食べ、下にエサが落ちない。アクアリウムや養殖のテクニックのひとつだ。
それと同じ感じなんだ。
そのパニクッた状態に落ちれば多分TV番組みたいな白骨化されるまで食いつくされるだろう。ピラーニャは音、波動、明滅に敏感に反応する。いや、アマゾンのフィッシュイーター全般に言えることだ。
ルアーフィッシングという物をすごく理解しやすい場所なのだ。
日本で釣りの相場とは静かーに静かにというのがすべてにおいて基本だが
ここでは今までつちかった常識がすべて破壊されることであろう。
(前回のジョアンのエサの投げ込み方をよく見てみよう。)
話を戻すと、
要はピラーニャは“高密度のパニック状態”に気をつければいいのだ。
ピラーニャは生命力が強く、水から上げても長時間死ににくい。ブラックピラニアなんか大型タイプになると相当な時間生きてる。
そして、グウグウキュウキュウと言いながら歯をカシャカシャさせて船底を跳び回る。
油断してたら一発でこうなる。(ちょっと肉が隆起してきて良くない状態。俺じゃない。)

だから俺は逃がす以外の食べたりエサに使うピラーニャはフィッシュペンチで顎を逆に開き破壊する。
これが最も確実に安全にすばやく対処できる方法だ。
扱い方を間違わなければそれほど危険ではない。
故に油断して原住民でもたまに怪我をするのだ。
しかし、このアラグアイアは種類もピラーニャ・カジューとかピラーニャ・ベルメーリョと呼ばれる小さいが赤くて肉厚で最も危険なタイプが群棲し、その危険性が俺の知っている限りでは最も高い河でもある・・。
次回それをもまじえたアロワナ釣りのお話しです。

〈Pygocentrus nattereri〉
しかし発色はスバラシイ・・。やっぱいいわ。
投稿者:TERU