2008/4/27

772:あの空をおぼえている  

 ゴールデンウィークである。昨日の土曜日は休日出勤となってしまったが、今日はしっかり家族サービス。家族を連れて映画館へ、観た映画は妻のリクエストで「あの空をおぼえている」。

 親子4人と愛犬の絵に描いたような幸せな暮らしが突然ふりかかった交通事故をきっかけに深い悲しみに沈んでしまう。重すぎる苦しみを背負わされた家族が時間の経過とともにゆっくりと再生へと向かい懸命に生きていく姿を描いた「感動作」である。

 この手の映画、実はあまり好きでない。いかにも的な演出が鼻につくことが多いのである。確かにこの映画もそういった要素はあった。竹野内 豊と水野美紀が夫婦役で出てくるのであるが、あまりにも現実離れした美男・美女夫婦。そしてその家や内装、そして出演者の服装にいたるまで、まさに「絵に描いたような」という表現をしたくなるような感じなのである。

 ディテイルに関しては、表層的な整いのよさのみに終始する都会的なセンスでまとめられていて多少げんなりしてしまうところがある。そういったところには、ついつい斜に構えてしまうのであるが、物語自体は引き込まれずにはいられないテーマである。

 子を持つ親にとっては、涙無しには見終わることができない映画であることは確かである。「子供と動物ものには勝てないな〜」といった感じでついつい涙腺全開といったところ。家族で観にいくと、観にいった後数時間は家族がもの凄く仲良くなる。

 家族がいるということ、そして出来が多少悪くても家族とともに生活できる幸せを、しみじみ感じることができる。

 映画として優れているか?と問われれば、「?」ではあるが、観てよかったか?と問われれば、大きくうなずかざる得ない。少なくともCGだらけのジェットコースター映画を観るよりは、観た後に何かしら残るという意味で良い映画であった。

 映画のエンディングを飾る平井堅の主題歌「いつか離れる日が来ても」は、最後まで聴きいってしまった。この曲は映画と同様、印象的な余韻を残す。良い詩である・・・



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