2008/4/25

770:音響人生是魔物的悦楽  

 今日は「STEREO 5月号」を買った。そのなかの「音響人生是魔物的悦楽」はいつも楽しみにしている。オーディオに嵌った方の紹介記事で、全ページがカラー。使用機器やリスニングルームの様子などが写真等で紹介されていて、それを見ているだけで音が聴こえるような気がする。

 今月号の「音響人是魔物的悦楽」は神奈川県逗子市にお住まいの今村信隆さんが紹介されていた。そのリスニングルームの数枚の写真にはヴァイタヴォックス CN-191コーナーホーンという素晴らしく威厳に溢れたスピーカーが映っている。

 そのスピーカーを中心として部屋は美しく整然としており、そのなかに設置された家具やオーディオ機器は厳選されたものがそこにあるべくしてあるといった感じで佇んでいる。床や壁そして天井には木が使われいて、スピーカーのエンクロージャーの色に合わせたかのような明るめの茶色で美しく彩られている。

 このスピーカーは通称「クリプシュホーン・リプロデューサー」と呼ばれている往年の銘機で、なかなか上手く鳴ってくれなかったが、新藤ラボラトリーのアンプによってようやく鳴り出したとのことである。

 「新藤ラボラトリーってどんなメーカーなんだろう?」と思い、早速インターネットで検索したら、HPが見つかった。いくつかのプリアンプやパワーアンプを今も製造されているようであった。

 その色は結構鮮やかなグリーンで彩られており、今村邸で使用されているアンプとは意匠がかなり違う。こちらはかなり以前のモデルであるようだ。小さな写真で見るだけであるが、こちらの古いモデルのほうがなんとなくオーラを放っているような気がする。

 アナログプレーヤーはガラードの301を新藤ラボラトリーでチューンナップしたものをお使いで、その積層材キャビネットの色合いも明るい茶色でスピーカーのキャビネットの色と重なる。

 部屋の風合いを見ているだけで、音や音楽が聴こえてきそうである。そしてそのオーディオに対するスタンスが素晴らしい。「音楽は好きだし、機械も大事に思っています。だけど毎日の生活や人生全体から見たら、ほんの一部でしょう。だから、あんまりおおげさに思想をこめるとか、特別なものだという意識はないんです。」・・・いいな〜この言葉・・・

 私もオーディオに対しては、あんまり大上段に構えたり、力んだりすることなく、人生に潤いと喜びをもたらす一要素として取り組み、肩に力を入れたり、眉間に皺を寄せることなく接していきたい。 



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