2021/12/8

5760:絶滅危惧種  

 名郷で脚を少し休ませてから、メインのヒルクライムへ向けてスタートした。まずは山伏峠である。山伏峠の上りは約4km。走りなれた峠である。

 その後その向こう側へ少し下ってから正丸峠に向かう道に向かって直角に右折して上り返す。上り返しの距離は約1.5km。

 全体で6kmほどのコースである。私は上り区間においては220ワットから230ワットぐらいの平均パワーでイーブンで走ることが多い。

 スタートして少しの間はゆったりとしたペースで進んだ。談笑しながら走り、ややあってから負荷を「ヒルクライム負荷」に変更した。

 山伏峠はヒルクライムコースとして人気のある場所である。我々以外にもローディーが数名走っていた。

 走りなれた山伏峠を比較的順調にこなしていった。斜度がぐっと上がる難所を2回越えると、山伏峠の上りも終わりが徐々に近づいてくる。

 後半に入るとパワーも220ワットがやっといった出力ではあったが、旧式のエンジンはどうにかこうにか苦し気に回転していた。

 山伏峠の頂上には道の右側にその名が記された道標が立っている。その前を通り過ぎた。道は下りに転じる。

 重力の呪縛から短い間だけ解放される。2度3度とカーブを曲がりながら下っていった。過去においてこの下りでは二人のチームメンバーが落車したことがあるので、あまり無理をせずに、下った。

 500mほど下ってから、正丸峠への上り返しへ向けて右折した。正丸峠の上り返しもイーブンペースで走っていった。

 すると前を走っていたメンバーが一団となっていた。バトルは解消されて和平条約が締結されている状態での走りになっていた。

 「後ろにつけて、脚を休ませよう・・・」と思いながら、走っていきその後ろについた。追いついたところでパワーをすっと下げた。

 苦し気に排気音を発していた旧式のエンジンはその回転数を下げて、排気音も通常のものに変わった。そして、そのまま正丸峠に到着した。

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 「正丸峠」と記された道標の前にLOOK 785 HUEZ RSを立てかけて、スマホで写真を撮った。LOOK 785 HUEZ RSとの付き合いも3年を超えた。今まではおおよそ4年ごとにフレームを変えてきた。「来年の12月にはもしかしたら新しいフレームになっているかもしれないな・・・」そんなことを思った。

 その後、正丸峠の「奥村茶屋」が店の前に今年新たに作ったテラスの前に移動した。昭和の香りが色濃く残るレトロな峠の茶屋と、この真新しいテラス席とは今一つマッチしない気がするが、このテラス席からの景色は今日も魅力的なものであった。

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 今日は車の「走り屋」たちが集合して「奥村茶屋」の2階席で忘年会をしているようであった。トヨタ スープラ、マツダ RX-7、スバル インプレッサWRXなどの走り屋ご用達のスポーツカーが奥村茶屋の周囲に停まっていた。

 昭和の時代には、峠の走り屋を題材とした漫画などの影響もあり、こういった車も結構見かけたが、今となっては「絶滅危惧種」といった感のある車たちであった。



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