2018/12/31

4675:変化  

 2018年が終わろうとしている頃になって、ようやくわが家のオーディオシステムのレギュラー陣が揃った。

 Marantz Model7が入院中は、PIONEER C21が代役を果たし、そしてMarantz Model2が修理中の間は、6L6 PPが代役を果たしてくれた。

 オーディオマニアの知人からお借りした代役のアンプ達は、新しい風をリスニングルームにもたらしてくれた。それはそれで楽しい経験であった。

 オーディオマニアは様々である。機器の変更を定期的に繰り返して、音の変化を楽しむということを喜びとしているマニアもいる。

 それはそれで、気持ちが分かる気がするのである。新しいオーディオ機器をリスニングルームに持ち込んで、機器を入れ替える。

 そして、その新しいオーディオ機器がラインナップに加わったシステムの音を初めて聴くときには、どきどきわくわくするものである。

 オーディオを趣味とするようになった最初の頃は、オーディオ機器が定期的に変わった。今となって振り返ってみると懐かし思い出である。

 実は、今でこそ我が家のリスニングルームでは、TannoyやMarantzといったメーカーの1950年代に製造されたオーディオ機器が主要なポジションを占めているが、オーディオを趣味とするようになった最初の頃は、ハイエンドオーディオ機器を所有していた。

 一番最初のスピーカーはAVALON Ascendantであった。AVALONらしい独特のフォルムを有する2ウェイのトールボーイタイプのスピーカーである。

 次に導入したスピーカーはGerman-Physiks HRS-120 CARBONであった。八つの角を持つ円柱のような形状で、上部には銀色の円錐形ユニットが鎮座していた。

 その銀色の円錐形ユニットは「DDDユニット」と命名されていた。360度、無指向性に音を放出する最新の技術が詰め込まれたユニットである。ウーファーは円柱の底に下を向いて付いている。とても特徴的な構造をしている。

 しかし、その後最新鋭のハイエンドオーディオ機器は、ヴィンテージオーディオと呼ばれる古い時代のものに変わっていった。

 そして、現在に至る。スピーカーはTannoy GRFである。オリジナルキャビネットにモニターシルバーが搭載されている。

 モニターシルバーは1953年から1957年までの間に製造されたもので、その後後継機であるモニターレッドに変わった。
 
 モニタシルバーはモノラルの時代、モニターレッドはステレオの時代に対応している音作りであると言われている。

 モノラル時代のモニター・シルバーは中域の音の密度が高く、音の質感は両者で大きく違っている。

 ようやく揃ったレギュラー陣でのオーディオシステムを聴きながら、年末とお正月休みのフリーな時間を楽しめるのは良かった。やはり、その音は心落ち着く質感である。

 アンプとスピーカーに関しては今後変更される可能性はない。ORACLEのレコードプレーヤとCDプレーヤーも、二つ揃うとそのデザインが前輪と後輪のように共鳴しあっているので、替えようがない。今後変化を楽しむとなるとケーブルなどのアクセサリー類ぐらいであろうか・・・



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