2018/12/30

4674:ペアリング  

 現代はスピードの時代である。モノの流れも速い。27日にインターネットで真空管販売業者に発注したMullard EL34が、30日の今日届いた。

 早速開封してみた。そして、その細長い真空管を手に取ってしげしげと眺めた。「Mullard」のプリントはやや消えかかっていたが、判読は十分にできた。

 そしてロット記号も光の当て加減を上手く調整すると読み取れた。「Xf2 B6F4」と読み取れた。最初の「Xf2」はEL34の第2世代のモデルであることを示す。

 「B」はBlackburn工場で製造されたことを、そして「6」は1956年製であること、「F」は6月、「4」は第4週をあらわしているので、「B6F4」は、英国Blackburn工場で1956年6月の第4週に製造されたことを表している。

 1956年であるので62年前に作られた製品である。わが家のリスニングルームの主であるTannoy GRFもモニターシルバーが搭載されたオリジナルモデルであるので、ちょうどその時期に製造販売されたはずである。

 その小さな真空管は、62年という時の流れを経て、私の手元に届いたのである。少々感慨深いものがある。

 早速、1台のMarantz Model2に装着されている2本のElectro-Harmonix製のEL34を外した。そして、今回新たにペアを組むことになったMullard製のEL34の2本に取り換えた。

 この新たなペアの特性がマッチしているかは不明であるが、ほぼ同じ時代に同じ工場で製造されたものであるので問題はないであろう。Model2には2本の出力管のバランスを取る回路があるので、マッチングに神経質になる必要はないとのことである。

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 2台のMarantz Model2は3台のGTラックの左右に分かれ、その下段に納まった。電源を入れると、オレンジ色のほのかな明りが真空管に灯った。

 「代打」としてしばらくの期間活躍してくれた6L6 PPアンプは、Tannoy GRFの間の床に移動して休息をとってもらうことになった。

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