2018/2/22

4363:HRS-130  

 我が家のリスニングルームに最新鋭のハイエンドオーディオ機器が並んでいたのは、10年ほど前のことである。

 その当時はGermanphysiksのHRS-120という少し変わったスピーカーを使っていた。これは、多少のマイナーチェンジを受けたようであるが、現在でも本国ドイツでは販売されているようである。

 HRS-120はエンクロージャーの上部に特徴的な形状のDDDユニットが取り付けられていて、エンクロージャーの底面には下向きに20cmのウーファーが装着されている。

 360度無指向性が特徴のスピーカーは、コンサートホールのホール感が出やすく、空間表現が得意なスピーカーであった。

 そのHRS-120を使っていた期間は4年ほどであったであろうか・・・その後ヴィンテージオーディオの分野に足を踏み入れてしまい、現在ではTANNOY GRFが我が家のリスニングルームの主として生息するようになっている。

 時折HRS-120のことは懐かしく思い出す。リスニングルームには60年以上前に製造されたTANNOY GRFが鎮座していて、現行モデルでもあるハイエンドスピーカーのHRS-120が懐かしい存在という、時間の流れを逆流するような状況なのである。

 そのHRS-120のことを改めて思い出すような連絡が先週入った。それは「GRFのある部屋」さんからのものであった。

 「今、我が家にHRS-130があるんですけど、聴きにきませんか・・・?」というものであった。「HRS-130・・・?」と一瞬いぶかったが、「以前使われてたHRS-120のウーファーを30cmにしたものです・・・」との説明に納得した。

 インターネットでGermanphysiksのサイトを調べてみると確かにHRS-130という製品名が載っていた。その横にはHRS-120の製品名もあった。

 HRS-130はHRS-120を一回り太くした形状をしている。DDDユニットは私が使っていた10年前は銀色のチタン製のものであったが、現在はカーボン製のものになっているようであった。

 画像検索するとオーディオショウでのHRS-130の展示写真があった。その写真を眺めながら「懐かしいなこの感じ・・・HRS-120を思い出すな・・・」と心の中で感慨が漏れた。

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 「もしも今でもHRS-120を使っているとしたら、リスニングルームに流れる音はどんな様相であろうか・・・駆動するアンプはどんなものを使っているだろうか・・・」

 そんなことをふと思った。とりあえず、時間をどうにかひねり出してHRS-120の兄貴分であるHRS-130の音を聴いてみたくなった。



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