2015/9/22

3294:乙女湖  

 柳沢峠を塩山まで下った。強烈な風を体に受けながら下っていく。耳には風が猛烈に流れる音しか聞こえない。

 柳沢峠の標高は1472mであった。その標高はみるみる削られていく。標高が下がるに従って気温が上がっていく。

 塩山駅まで下り切った時にはとても暑く感じた。太陽の光は強く、気温は30℃近くあるのではないかと思った。塩山駅の前には武田信玄の座像がある。その眼はぎらっとしていて、前方を睨み付けていた。

 武田信玄像に別れを告げて、いよいよ今日最大のチャレンジとなる「大弛峠」へ向かう道へと進んでいった。

 アプローチは7kmほど・・・上りが始まって30km上るが、その上りの中間地点にある琴川ダムで一旦休憩を入れる。そして峠の頂上を目指す。

 しばしアプローチを進むと、リーダーが「ここから上りです・・・」と告げた。少し上るとマラソン大会のゴール地点に出くわした。学校がゴール地点になっているようであった。この暑さのなかのマラソン大会は大変そうであった。まあ、こちらも大変な状況に足を踏み入れているので、他人ごとではないが・・・

 少し行くと道の両側にブドウ畑が見えてくる。ブドウがちょうどたわわに実っているようであった。斜度はしっかりとある。

 琴川ダムまでの前半部分は平均斜度が7%ほどとのこと。琴川ダムから大弛峠までの後半の平均斜度は5%ほどで、前半の方が斜度はきついようである。

 道はやがて森の中へ・・・ペースは抑えめであるが、脚には否応なく疲労感が蓄積していく。体が重く硬くなっていくように感じられた。

 15kmほど上って、ようやく琴川ダムが見えてきた。琴川ダムは平成2O年に出来た比較的新しいダムである。このダムによって出来た湖の名前は「乙女湖」。ちょっとメルヘンチックである。

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 湖を見ながら小休止した。皆、疲れ切っていた。塩山ではとても暑かったが、標高が1464mと高くなったので、逆に肌寒く感じた。それだけ上ってきた証であろう・・・

 まだ、半分残っている。さらに15kmほど上っていった先に大弛峠はある。琴川ダムと乙女湖を後にして、いよいよ後半へ向かって走り出した。後半部の始まりはきつめの斜度が続く見通しの良い直線であった。まだまだ続く試練をきっぱりと示唆しているような道であった。



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