2013/10/24

2779:暗澹  

 私は時折暗澹たる気分に落ち込むことがある。もちろんそれほどシリアスなものではないのであるが、暗澹たる気分であることは確かである。

 今晩も少々暗澹たる気分に浸ることとなった。その原因はQUAD ESL989である。ノイズが再発したのである。片側のスピーカーからは夏の終わりごろからノイズが出るようになった。その背面にある電源スイッチを切って、しばらく経ってから電源を入れると治まるので、「大丈夫かな・・・」と少々楽観視していたのであるが、そのノイズは再発し、しかもよりはっきりと耳につくようになった。

 さらに私の心の暗澹度合いを増す出来事も同時に起こった。以前はノイズが発生していなかったもう一方のスピーカーからもノイズが出始めたのである。

 つまり、両方のスピーカーからノイズが発生したのである。耳を当ててみると、発生源は6つ縦に並んでいるエレメントのうち下から二つ目のものからノイズが発生しているようである。確か、この位置は低音用のエレメントがある場所。低音用のエレメントが弱い、ということは聞いた記憶がある。

 昨年一度片側のスピーカーからノイズが出たので、ロッキーインターナショナルに送って修理した。さらに販売店の言葉を信じるのであれば、購入したのは「エレメントを全て新品に交換済み」のESL989であるはずである。

 それなのに、1年も経たずに再発・・・しかも今度は両方からノイズが出始めた。やはりこれは多少は暗澹たる気分に陥ったとしても仕方のないことである。

 気になるのは修理に要する金額である。さらに修理してもまたそれほどの時間を経ずに再発するのではないか・・・という不安感が拭えないことも精神衛生上良いこととは言えない。

 片方だけでなく両方ということとなれば、修理代もそれなりになるはず。それだけの出費をかけるだけの価値があるのであろうか・・・

 心は千々に乱れるのであった。とりあえず、修理に要する金額を見積もってもらうしかないであろう。

 QUAD ESL989は一旦部屋から移動して廊下に出した。そして、「QUAD ESL989は動作が不安定である。その修理に要する数ケ月の間、代打を頼むことになるかもしれない・・・」という思惑で以前中古を購入しておいたとある小型2ウェイスピーカーを部屋に持ち込んだ。

 新しいものではない。20年ほど前の製品ではないであろうか・・・その専用のスタンドを使って設置すると、良い感じの佇まいである。なにかしら凛とした雰囲気がある。しばらくはこの「小さきもの」とともに時間を過ごしてみよう。



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