2012/3/14

2190:音響調整  

 今現在我が家の1階のリスニングルームにおけるスピーカーの周囲には、何もない空間が確保されている。なにもない空間といってもリスニングルーム自体の広さが8畳と狭いので、広々とした空間があるわけではない。

 1年ほど前まではセンターラック設置であったので、二つのスピーカーの間にはオーディオ機器が収まったラックがあった。

 そのラックをリスニングポイントの右側に移動することによって、二つのスピーカーの間には何もない空間が確保できた。

 どうやら、このセッティング変更は良かったようである。なんとなく響きがすっきりと伸びやかになったような気がするのである。

 「二つのスピーカーの間には何もないほうがいい・・・」という方もいれば、「スピーカーの間に何かあっても、大した影響はない・・・」という方もいる。

 私感では、何もないほうが良いような気がしていた。しかし、ここ数日「そうとばかりも言えないのでは・・・」という気がしているのである。

 もちろん巨大なテレビがスピーカーの間に鎮座していたりすると、それはきっと音場を乱す大きな要因になるような気がする。そういったものではなく、スピーカー間の貴重な空間を上手く活性化するようなものを設置すれば、何もないよりも良い効果がうまれることもあり、調整手法の一つとして活用できるのではと思っているのである。

 以前オルフィ邸にお邪魔した時、スピーカーの間にはバイオリンが置いてあった。これにより音に良い変化があったとのことであった。しかも、安物のバイオリンよりも、高価なバイオリンを置いたときのほうが、その効果がより上質になるとのこと・・・スピーカーの間には神聖な空間が存在し、その空間を大事にすれば、聴こえてくる音には良い影響が出るのかもしれない。けっして何もないことが一番というわけではないのでは・・・という気がしている。

 オーディオ用の反射板には様々な製品が出ている。非常に高価なものもあり、一つが20万円といったオーディオ機器なみの価格のものもある。

 最近オーディオ雑誌をにぎわしていたのは、日東紡音響エンジニアリングのSYLVANであろう。丸い棒状の木が不規則に並んだような音響調整パネルである。

 非常に高価であるが、多くのオーディオファイルから支持されている。「でも、これって自分で作れないのかな・・・」という気がしないでもない。が、きっとそこには、木の材質も含め、その設置間隔等優れたノウハウが詰まっているのであろう。ホームセンターで材料を集めて似たようなものを作っても、同様な優れた効果はなかなか得ることができないはずである。

 音響調整パネルに大枚をはたく気になれない私としては、いくつかのものを試してみた。一番安価なのが観葉植物。いつかオーディオ雑誌でスピーカーの周りに観葉植物を置くと良いと言った記事を読んだ記憶がある。

 さらに、小さな飾り台を置いてその上に花を入れた一輪挿しを置いてみたりもした。それぞれ変化はあるが、「まあ、こんなものかな・・・それほど変わるというほどでもないような・・・」ぱっと表情が変わるような変化ではなかった。

 しかし、とあるものを飾り台に置いたとき、「あれ、これって良いかも・・・良いな・・・響きが良い方向に向かうような・・・確かに違う・・・」という感想を抱いた。

 素材は細く裂いた竹であろうか、あるいは他の植物のようである。完全に乾燥させた植物素材の細い茎状のものが上に向かて少し開くように数多く束ねてある。空気を清浄化するというふれこみで、妻が玄関用に購入したものである。

 スリッパ置きの上に置いてあった花瓶が震災の時割れたので、割れないものをということで購入したようである。本当に空気を浄化するのかは怪しいところであるが、スピーカーの間に置くと良い効果があるようなので、しばらく使ってみよう。妻は数千円したと言っていたので、オーディオ用の音響調整パネルよりもはるかに安価である。



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