2011/10/26

2051:勝利の女神  

 大山志保の18番セカンドショット・・・ピンまでの距離は141ヤード。1ストローク差でトップを行くポーラクリーマーに追いつくためには、ピンにしっかりと絡めたいところであった。

 しかし、2段グリーンの上の段にはかろうじて着いたが、ピンまでは遠く12メートルほどの距離が残ってしまった。16番、17番ホールのパッティングはあまり良い感触ではなかった。打ち切れていない感じで、すぐにラインからは外れてしまっていた。

 12メートルのバーディパット・・・さすがにプロでもこの距離を沈めるのは難しい。入る確率は10%ほどではないであろうか。私など12メートルのパットであれば、100球打って1,2球入るかどうかといった確率であろう。

 16番、17番のパットの反省からであろうか、この勝負どころの18番の長いバーディーパットはしっかりと打ってきた。勢い良く転がってきたボールはスライスラインを駆け下りてきて、見事カップに吸い込まれた。土壇場で追いついたのである。まさに起死回生の一打であった。

 日曜に行われた女子プロのトーナメント「マスターズGCレディース」の決着は、ポーラ・クリーマーと大山志保のプレーオフにもつれ込んだ。

 プレーオフは、18番で行われる。1ホール目、2ホール目はともに譲らずパー。3ホール目に入った。先に打ったポーラ・クリーマーのティーショットはフェアウェイ左側。次に打った大山志保のドライバ-ショットは右へ飛び出した。

 大山志保は「やっちゃった・・・」という感じの表情で「ファー・・・」と声を出す。ボールは右サイドのOBゾーンぎりぎりのところへ飛び込んだかに見えた。するとそのボールは観戦していたギャラリーの腕に当たって跳ね返りフェアウェイへ戻ってきた。

 これはラッキーである。18番の長いバーディーパットといい、このOB気味のティーショットがフェアウェイに戻ってくるラッキーといい、「勝利の女神」は大山志保に肩入れしているようであった。

 ポーラ・クリーマーのセカンドショットはグリーン脇に、対して大家志保のセカンドショットはピンに絡んできた。十分バーディーがねらえる位置である。

 ポーラ・クリーマーのアプローチは、まずまずのところに寄せた。次は大山志保のバーディーパット・・・「勝利の女神」の微笑が彼女に勇気と自信を与えたのか、このバディーパットをしっかりと沈めて、3年ぶりの優勝を手繰り寄せた。

 久し振りにゴルフの中継を見ていて興奮した。(生放送ではなくVTRであったが・・・)「ドラマチックだ・・・」そう感想を思わず漏らした。 

 やはり、日本人のプレーヤーが優勝してくれると嬉しいもので、気分がスカッとする。「アン・ソンジュが優勝しそうだなと・・・」と思ってしまうと、どうしてもチャンネルを回してしまう。今回は最後までかぶりつきで勝利の行方を見守ることができた。



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