2022/1/4

5787:Grande Avant Garde  

 大川さんが以前使われていたGershman AcousticsのGrande Avant Gardeは、日本ではほとんど見かけないスピーカーであった。

 大川さんによると、20年以上前にパイオニアインターナショナルというパイオニアの子会社が輸入代理店となって日本にも正式に輸入されていたようである。

 その形状は独特で上に行くに従って細くなっていて、前面バッフルはスラントしていく。見るからに空間表現能力が高そうなデザインであった。

 大川さんがGrande Avant Gardeを購入されたのは25年ほど前とのこと。現在使われているMAGICO A3に買い換えられたのが3年ほど前のことであるので、20年以上Grande Avant Gardeを使い続けられたことになる。

 そのGrande Avant Gardeであるが、現在でも改良が加えられながら製造・販売されている。たまたまCAF 2021の様子を紹介する記事をインターネットで閲覧していたところ、その写真を見つけた。

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 その写真に写っていたGrande Avant Gardeの色はワインレッド。大川さんのお宅にあったものと同じカラーであった。

 「色も同じだし、改良が加えれているはずであるが、外観にはほとんど手を加えられていないように見える・・・」

 「この形状、AVALONなどにも似ているように見えるけれど、よく見ると随分と違う・・・この独特の形状、なんだか妖怪感があるんだよな・・・」

 実は、初めてこのスピーカーを大川さんのリスニングルームで見かけたときにふと連想したのが、「千と千尋の神隠し」に出てくる「カオナシ」であった。

 その写真を見て、改めてその時のことを思い出した。この独特の色合いと形状が今も守られていることが、なんとなく嬉しかった。

 記事を読んでみると、「四半世紀以上前にデビューしたGrande Avant Gardeは、新しいクロスオーバーネットワークを得た。さらにキャビネット内部の設計が見直されて、音響特性が飛躍的に高められた。」と、紹介されていた。

 現在の北米での価格は$15,900とのことである。現在のレートは1ドル・115円であるから、円換算すると180万円ほどになる。可能性は全くないが、どこかの輸入代理店が日本に正式に輸入して販売するとなると、ペアで220万円ほどの値付けになるのであろうか・・・

 現在はそのGrande Avant Gardeから、全てが直線で形成されているキャビネットを持つMAGICO A3にスピーカーが変わった大川さんのリスニングルームに、今日の午後少しの時間お邪魔した。



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